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リリ>途中で困ってうーうー言ってますが、私が戦闘描写下手なだけなので、気にしないで頂けると幸いです。
つーか、拾いそこねとかいっぱいあってごめんねっ!!><。
……最も重要なるは、桜花に触れられるか否か故にな。
必ずしも、戦向きの者が呼べるとは限らぬ。
[内心思われている事は知る由なく、さらり、と返して]
……そうさな。
そなたの語る事は、俺の知らぬ事が多い。
故に、惹かれる部分が多いのは、確かだ。
[返る賛同にこちらも同意を返しつつ。
向けられる言葉に薄く笑んで]
……普段から戦気質を出していては、疲れるのでな。
[何がどう疲れるのか。
それが示されるのは、もう少しだけ先の事。*]
― 戦舞台/上空 ―
ん?
ああ……確かに、そなたには魅了は施しておらぬよ。
[問い返し>>75には、至極あっさり肯定が返った]
……呪に寄りて、心奪われるは不本意であろ?
それに……俺が惹かれているのは、素のままのそなたの心根である故。
それを打ち消すのは面白くないのでな。
[例によってさらりと問題発言を織り込んだ後、魔の意識は下へと向かい]
― 戦舞台 ―
[降りてこないか、と独り言ちている>>72とは知らぬまま、ふわり、雷華とその従華の近くまで舞い降りる。
扇の一閃にて、足場となっていた花弁は周囲に散った]
支度は整ったようだな、雷華。
[呼びかける声は、常と同じく軽いものだが。
紺青に宿る色は、鋭さを帯びていた。*]
― 闇桜の事始め ―
[──それは、幾度前かを数える事も最早叶わぬ遠き刻の事]
[今の世にて『闇桜の領域』と称されるそこは、『銀の桜鬼』と呼ばれる鬼神の領域であった。
領域には、異界より鬼神が連れ攫いし娘が囲われていた。
如月の君、と呼ばれるその娘は自らも鬼神を愛し、その眷属たる桜木を等しく慈しんだ。
鬼神の眷属たる桜木には、ひとつひとつに名が与えられ、その力に従う事が定められていたが。
とある若木が、その理から外れる事となった]
『……まっしろ』
『月の光を受けて、蒼く透き通るよう』
[気紛れが生み出したが如きその若木に揺れていたのは色薄き花。
力弱く、鬼神の目に留まる事のなかった名も無きそれをも如月の君は等しく愛でて]
『名がないの? だから、応えないの?』
『それなら……蒼い月の光の子……蒼月、と呼びましょう』
[邪気なく紡がれし言霊が、後の闇桜に意を宿す事となった]
[名を得た若木は幼子の姿を持って具象し、名づけの主たる如月の君の傍仕えとしての任を鬼神より与えられ。
次なる王華の選の時までは、鬼神の領域にて平穏な時が紡がれていた]
[平穏が喪われしは、王華の選の後。
鬼神の従華として添うた如月の君が命を落とし、寵姫を喪った銀の鬼神もまた散り果てた。
鬼神の眷属たる桜木が枯れ果てる中、唯一残りしが、如月の君より名を賜りし若木。
若木は領域に残る力を己が身に蓄えた後──『譲葉』の地に文字通りの嵐を巻き起こした]
[それは、文字通りの春の嵐。
太刀一振りを携えし若き魔性は、狂気にも似た苛烈さを持って、高見を目指す者たちに挑み、その悉くを打ち破った。
破りし者の血を自らの内に取り込み、そこに宿る力を喰らう様は、狂気の華──『狂い桜』と称されて。
太刀のみを持って
多くの力を取り込みし魔は、やがて強者の一角へと名を連ね──『四君子』が一、『闇桜の魔』の名を得るに至る事となる、が。
『四君子』として、選に臨むその姿からは、かつての狂的な熱は失われ。
月闇の許にて微睡む怠惰なる魔、と。
称されるようになるまで、左程時はかからなかった。*]
[痛みすら凍結し感じない
[四方八方から切り裂く小さな水の刃は、血すら流さずその身を切り裂く。
腕を胸を足を切り裂かれ、躰は無残になり果てながらも動くは、人より変貌した凍った身。
襟元が水刃で裂かれれば、そこに現れたのは、白い徴>>1:222。
柊の花の徴が、鎖骨の下に
[丁度頭上へと持ち上げた瞬間だろうか。
蓮鈴がリーンと鳴り、護花の足元から水が噴き出した。
穂先に感じていた重みは消え、一時水流にて蓮魔の姿は掻き消え、気づいた時には遥か頭上で呼び出した水流を滑るよう移動していた。]
逃すか!
[切り裂かれた傷跡はその侭、最短距離で滑空すれば、
蓮鈴の柔らかき響きの中、言霊が紡がれ氷雪の世界に異郷が現出する。
護花の環境変化の裡より芽生え、咲き乱れる、百花繚乱、
─ 少し前・雷華の領域/浮島の邸宅 ─
[主の零す、気だるげな声に、密かに笑みを零す。
百獣の王たる獣とて、腹がいっぱいであれば日がな一日眠って過ごしたりもするらしい。
この主も、飢えにあてられてない時はそんな調子なのだろうか。
まだ主の事を良く知らぬ男は、そんなことを推測してみたりする。
連れて行かれるまま、主の示す部屋へとたどり着くと、ぐるりと辺りを見回した。
男にとっては、やや珍しい光景がそこには広がる。]
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またくろねこさんらしい過去設定w
つか蔵出しが早いのは...ああ、雷華さんに教えるためか。納得。
このこは知らんわねえ、たぶん。その頃は平和に蓮池でゆらゆらしてたであろう。
[凍った湖面を罅割れさせ、茎を葉を茂らせる。
それは、蓮魔の命水を得て活気づき、或いは化身ともなっていたか。]
凍れる冬を氷華の名の元に!!!
[其処には激しい攻防があったか。
然し、最後に飛び出たは柊の従華。
乱れ狂う蓮の檻を抜け、左腕は肘辺りで砕け、両の足はそれぞれ、太腿と足首で砕け、それでも止まらぬは護花。]
…は。
[示された場所は、他と比べて随分と居心地がよくしつらえてあるようだ。
本来は誰が座る場所なのだろう、と内心で若干不安に思いつつも、誘われるままそちらへと腰を下ろす。
ふと振り返れば、何やら子供のような表情をした主の眼差しと出会った。]
え…あぁ。
私の…為に。
[予想外の言葉に、やや戸惑いつつ。
どれだけ甘やかされているのか、と眩暈がしそうになる。
…ダメだ。
眩暈なんぞしたら、この主はもっと騒ぎそうだ、と若干何かを学習しつつ。]
とても…心地の良い場所です。
[ありがとうございます、と、素直に礼を述べた。]
こういった建物は、新鮮に感じられます。
[二頭の狼が、後からついてきて部屋へと顔を出すと、仕切りの意味もおのずと知れる。
本当に、獣と共に生きるのが常らしい。
建物自体はもちろん、調度品も材質に至るまで物珍しく感じられる男は、どうにもそわそわしていた。
居心地が悪いのではない。
元々、探究心が強い方なのである。
知らぬ文化に触れ、やや高揚しているらしかった。
そんなことをしている間に、辺りに良い香りが漂えば、主の手ずから淹れらえた茶に気付く。]
あぁ、申し訳ありません…
[恐縮しながらも、差し出されたそれを受け取って。
その瞬間、鼻孔をくすぐった香りに、表情が緩んだことには気づかれただろう。*]
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うむ。
どうにか、バトル前に出す事ができた……!
スイッチ入れる前に、その下地をちゃんと出しておかんとならんからなぁ。
桜花に……相性が良くないと、ってことかしらね。
[力を与えられる者でなければ呼び出しても意味がない。
それを重視している、と言うことなのだろう。
惹かれると言う言葉には、どこかこそばゆいものを感じつつ]
……ずっと気を張り詰めてるようなものなのかしら。
[疲れるとの言葉はそんな風に受け取った*]
― 戦舞台/上空 ―
そりゃそうだけど。
[確かに術で操られるような状態になるのは本意ではない。
ナネッテの性格を看破していることと、更に紡がれる言葉>>82に少し落ち着かない気持ちになった]
(何でこうもさらっと言えるのかしら…)
[人とは駆け引き的なやり取りをすることが多かったナネッテにとって、真直ぐに向けられる感情には戸惑うことも多々ある。
気に入られていることに悪い気はしないが、こうも繰り返されると何とも言えない気持ちになる]
そ、そうなの……。
[そのため蒼月にはそれだけ返し、揺れるのを誤魔化すように、降り行く眼下へと視線を転じた]
― 戦舞台 ―
[降りてくる闇桜の主従>>83をじっと見守る。
主の傍らに立ち、姿勢を正す。]
……。
[しかし、闇桜の魔が主に話しかけている以上、黙ってそこに控えるのみ。
傍らの女性には、ちらりと目をやるが、視線が合えば会釈の一つもしたことだろう*]
来たか、桜の。
[抑えた声が魔神の動向を告げる。>>81
一段と深くなった笑みで、緋色の獣は振り向いた。
上空の足場から降りてきた馴染みの男>>83は、ひらり花弁を撒いて地へ降り立つ。
いつも通り、軽い調子の声。
しかし太刀のように鋭さの紺青が、真直ぐ琥珀を射抜いてくる。]
ふむ。
少しはマシなツラになったな、暇人。
[にんまりと笑うその口元には犬歯。
傍に立つ女性へ視線を移すと、少しだけ表情から獰猛さが消えた。]
調子はどうだ?
退屈は拭えそうかね、その様子だと。
[揶揄する調子で言ってやると、果たして桜の魔神は如何に答えたか。*]
― 戦舞台 ―
[さらりと告げた言葉、それに対する様子>>88に笑み浮かべたのは刹那の事。
地に降りた魔は、優美な仕種で扇を畳み、笑う緋色>>91に一つ、頷き返す]
……ああ。
久しぶりに、『狂い桜』として舞う気になれた故にな。
飽きる暇など、此度は到底持てそうにない、というのもあるが。
[く、と笑う声は微かに熱帯びて]
何せ、飽いたなどと抜かしていては、我が燭たる桜に愛想を尽かされてしまう故。
[冗談めかして告げつつ、傍らに立つ従華>>89へ視線を向けて]
……此度の、俺の対。
『玲桜の燭』と、名付けた。
……よしなに頼むぞ、雷華。
[名を与え、力与えるやり方は既に知られた事か。
手短な紹介の後、小さく名乗りを、と促して。
紺青が滑るは、緋色に従う銀の方。*]
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