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翠緑の恒星 シュテラが「時間を進める」を選択しました
[身体から体温が奪われる感覚にその傷の深さを知る。]
は、は……。
[ざまぁないと、力ない笑い声が漏れた。
それでも壁に持たれたまま、水晶を見つめる。
アレの核はどこ?
止めを差しに来るなら、きっとそのときが最後のチャンス。
誰かが助けにでもこない限り、死は避けられそうにないから。]
[身体の中心を守る赤銅に阻まれて、もう一度腕を振り払う。
吹き飛んだ射手は起き上がれる様子なく]
ここまで?
[地に近い場所にあった右手を踏みつけた。
それでも銃を離さない射手の首に、冷たく硬い手を掛ける]
沈黙の水晶 ヴェルザンディは、銀の娘 ユーリエ を投票先に選びました。
[腹の上から重さが消えて、「貴人」が離れたのを知る。
だが、もはやそんな事はどうでもよかった。
苦しい、浸食に抗おうとすればするほど、精神が侵されて行くようで。
自我を手放すまいと、それでも耐えようとして、唐突に、気付く
受け入れてしまえば、自分は保っていられる、と。
それは、銀が摩り替えていった感情なのかもしれないが]
[やがて、波が去る。受けていた傷はいつの間にか癒えていた。
ゆるり、開く瞳は琥珀ではなく、金色の]
「はじめまして?」
[そう問いかける『同胞』に、笑みを一つ、落として]
はじめ、まして?
[それだけを、返した*]
[けれどその左手にそれ以上力が籠められることはなく。
その拍動を感じようとするかのように、温もりを取り戻した]
誰にも止められない。
このまま生きろということよね。
[結晶化した右手を左胸に当てて目を閉じる。
核はその真下にあるのだが]
もう諦めて。
[銀の光が吸い寄せられるように集まってきていた]
沈黙の水晶 ヴェルザンディが「時間を進める」を選択しました
―――――っ!!
[踏みにじられる右手、痛みに身体が跳ねる。]
っは……、あ………。
[仰け反る喉元、声を出すのも億劫で、瞳だけで肯定を返す。
首筋に触れた手は、常なら冷たく感じたろうが、体温が落ちていく彼女にはそれすらわからない。
見上げる。
翠眼が水晶の首元を飾るチョーカーを捕らえた。]
[ 最初はヒトを救う為の研究だったのだと聞いた。
異形の脅威から、ヒトを救うために、異形種の研究を始め、いつしかその研究に取り憑かれたのだと。
『天使を造る』と、そう口にし始めた男は、次第に周囲から孤立し、そのことによって更に深みへと嵌っていった。
妄想にすぎなかったその研究が、歪な実をつけたのは、彼の妻が研究中の事故に巻き込まれた挙げ句に異形種に憑かれ、ハンターに狩られて命を落としたことがきっかけだったという ]
[ 妻の身体から取り出された核を元にして、彼は小さな、不完全な異形種もどきを造り出した。そして、それを、幼い息子に融合させようと試み…失敗した ]
[ 失敗したのだ、と思われて、いた ]
『見つけたぞ、クレステッド…』
[ 危険人物として捕われていたはずの男が、どうやって脱け出したかは知れない。けれど息子を見つけ出す事は容易だったろう。彼は、己の血筋の者を支配する力を持つ、異能者だったから。
そして、口にされたその言葉が、まさに支配のキーワードだった。
その言葉は、彼の中に深く眠っていた「種」の力を呼び覚まし、同時にそこに籠められた呪いをも蘇らせた ]
『お前の母を殺した者達に復讐を』
『異形を狩る者達を…滅ぼせ』
― 舞踏場近辺・ビル屋上 ―
…………。
[刻々と、その様相を違えてゆく銀の繭の内。
銀の娘は、何も言わずにそれを見つめる。
己が主の残した言葉、ただ、それに従うために。*]
/*
と言うわけで、目の色を金色にしました。
あと、な、こいつ(融合体ジェフ君)
……【飛ぶよ】?(えええっ
うん、これがジェフ君のまだ発現してない「異能」でした。
念動の発展系、というか、空中浮遊能力やね。
翼生やす気はないけど、それっぽいのあった方がいいかしr
うちの人間キャラ初の、飛ぶ異能者、です。
核除去されても、これは残る、よ?(
/*
『融合体』としては、それまで持っていた能力の強化系と、外見変化は爪が尖る程度、かなぁ。目の色と。
今まで使うのを躊躇していた「異能」を躊躇いなく使う、そんな感じで。
(あの時、も...)
[ 彼は、苦痛の中、半年前を思い出す。埋め込まれた「種」の呪いに、自我を奪われそうになった、あの時...思い出したのは、彼女の事 ]
nein...
[ 触れた手の温もりを、その笑顔を...そう、最初からただそれだけを失いたく無かったが為に ]
[それは、くるり巡る走馬灯。
今この場所で、倒れているのはこのチョーカーをした憑依体。
それが、現実だったのか、幻想だかも彼女には区別がつかない。]
は……
な、ら……祝福の、抱擁……くれない……?
[チョーカーを見つめたまま、掠れた声が途切れ途切れに呟いた。
勿論、それは本心ではない。
あの銀に囚われるくらいなら、自死を望むけども。
けども、その前にしなくちゃいけないことが残ってると。
彼女を生に引き止めているのはその思いだけ。]
銀の娘 ユーリエが「時間を進める」を選択しました
ふ......
[ 震える指先が、彼女が口付けを落としていった唇に触れる ]
シュテ、ラ...Ich liebe Sie ewig
[ 零れ落ちるのは、声無き声** ]
……ええ。
名前を教えていただける?
私は、ヴェルザンディ。
[両腕の結晶化を解き、彼女を迎え入れるように手を伸ばした**]
/*
折角伸びたので、闇に葬ったものも半分サルベージしつつ...あとは正座待機だな。
なんかこう、みんな、思い切り良く死んでしまいそうで、私だけ無事に生きてちゃまずいんじゃないかと思ってきた(
/*
全員コミット入り確認。
2時半コミットでおkですね。
エピ入る前に毎度のことながら一人だけ愛に突っ走りとおしてごめんなさいと謝っておきます。ひっそり。
いい名前……ね……。
あた、しは……。
[伸びてくる手。
もし銀にとらわれなければ、この手は誰かを傷つけることもなく、ジェフロイの手を優しく包んでいたのだろうか?
ぼんやりそんなことを頭の片隅に思う。]
……ガートルード。
[水晶の手が彼女に触れたなら、最後の力を振り絞って、ほんのわずか右手の銃を持ち上げ、引き金を*引いた。*]
[先程まで『敵』だった相手は、こちらへの態度を変えることはなかっただろう。
勢いをつけて起き上がって、体の状態を確認するのは、「人」だった頃と変わらず…或いは、より軽い表情で]
あんま、外見変化しなかったなぁ。
どんな力が付いたかは、ま、追々確かめるさ。
んで、あんたはどうする?
[『同胞』となった「貴人」に問い掛け一つ。
如何様な返事が返ろうと、その場で分かれる旨を告げる]
ん?俺?
まだ「為りたて」だから、さ…ちっとその辺でなんか取り込んでくるわ。
ついでに、まだ居るだろ……俺と一緒に来た奴らが、さ。
[落とす言葉は既に『融合体』としての意識を持ったもの。
「貴人」と離れ、軽く空を見上げ、とん、と地面を蹴る。
ふわり、翼も持たぬその体が浮遊する]
さて、何処に行くかねぇ……
[空中で、酷く楽しげに笑いながら、ゆるりと辺りを見回した**]
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