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頼りになる恋人とXカップの恋天使を仲間に持てて俺はほんとに恵まれた…!
ヘタレで申し訳なかった…。
オイラ左だったらしいなァ…
/* 本当はもっともっと桃ロールしたかったけど
そんな余裕なかったんだ */
もう少し、もう少しなんだァ ハンス!!
ハンスのことはオイラが絶対に死なせるものかァ
待っててくれ!!
左右論議されてるけど、俺…ロヴィンが言うならどっちでも頑張るぜ…?
/* 中の人は究極の雑食です */
[背後から弾ける様な音。気がつけば反射的に、自分より少しだけ背の小さい恋人の身体を包むように、自らの方へ引き寄せていた。]
[弾丸は…2(2x1)]
1…庇う成功
2…庇う失敗
[ ロヴィンの言葉に目を見開く。何を言ってるんだ、と思った。俺は友を、村を、全てを捨てた。一緒に生きるためにだ。ふらりふらりと確実に近づく影。恋人の傷口を見て一緒に走ることも、自分の力では彼を担いで走ることもできないだろう。一緒に生きられないなら、心に決めていたことがある。 ]
置いて行くなんて、出来るわけがないだろ…。
[ 目を細める。影は近い。今、自分の手元には何も無い。 ]
一緒に生きれないなら…今すぐ俺を食い殺せ!!
[ 心に決めていたことがある。ロヴィンが吊られるそのときは、俺が吊ろう。俺が食い殺されるときはロヴィンに食われたい。 ]
[ 今、自分の手元には、縄が無い。 ]
[ハンスさえ生きてくれていたら、それだけで。
諦めるように目を閉じかけたその時、ハンスの叫びが聞こえた>>@17。]
[分かっていたつもりだった、実際は目をそむけていただけだったことを思い知った。]
―そして一声 高く悲しき鬨の声をあげると、狼は恋人の喉に牙を突き立てた―
いつまでも‥一緒だぜェ!!ハンス!!!
[ 突き抜けるような痛みが走る。声になりきれない息だけが喉を抜けていった。 ]
………っ…。
[ 「愛してる」、音にならなかったそれは、恋人の自らを抱きしめる腕の力が強くなったことから、伝わっただろうと確信した。愛する人に食い殺される。そんな究極の幸せを感じ微笑みながら、目を閉じる。幸せそうな表情を浮かべるその目は、もう二度と開くことは無いだろう。 ]
― 最終日、夜明け前の自室 ―
[ …は浅い眠りから目が覚めた。窓の外に目をやる。空は瑠璃色に輝いていた。もう間もなく、夜は明けるだろう。隣で眠る恋人の顔を覗き見ると、少し苦しそうな表情をしているように思えた。 ]
ごめんな、ツラい思いばっかりさせて…。
[ 愛しい恋人は、仲間を裏切って自分の元に居てくれている。きっとそれはとても苦しいことなんだろうと解ってはいたけれど、それでも尚、自分と共に居ることを選んでくれたことがとても嬉しかった。 ]
[ 明日には、きっと全て終わる。そうしたら、静かになった村を二人で回って、村の最後を目に焼き付けて、少しの荷物をまとめて出て行こう。人と人狼が手を取り合って生きていける……そんな場所を探しに。 ]
ロヴィン…愛してる。俺とずっと一緒に生きてくれ。
[ …は眠る恋人の唇に、そうっと自分のそれを重ね合わせた。人外の証である獣の耳を優しく撫でて、手を握る。そうして…は再び布団へと潜った。夜明けまでもう少し、もう一眠りするのだ。二度とこの手は離さないと、決意を胸に秘めて。 ]
…っ!ロヴィン!!
[ …は愛しい恋人の気配を察知し、光の速さで眼鏡を投げ捨ててロヴィンの元へ駆け寄った。愛しい恋人をこの瞳に映すのに、眼鏡なんてものは邪魔でしかなかった。
…は今までに無い速さでロヴィンの元へたどり着き、そのスピードのまま勢い良く抱きついた。 ]
おかえり、おかえり!!俺すっげぇ待ってた!!
[ 満面の笑みを浮かべるその目には涙が滲んでいる。 ]
/* 生きてるパラレルになってます */
/* マルチエンドでも良いじゃない */
[ようやく戻ってこられたと、少し安堵したら>>@21が聞こえた。
自身の胸が弾むのを感じつつ振り向こうと―]
[身体に感じた衝撃、次いで聞こえてくる声。少しかすれたようなそれに目を向けると頬を伝う涙が見えた。]
ハンス 待たせちまったなァ
それにしてもいったいどうしたんだァ?そんな曇り顔でよォ
怖い夢でも見たんじゃねえだろうなァ!
[まさか自身も恋人を噛み殺す、そんな夢を見たことは顔には出さないように気を付けながら―それでも無意識に声には強がりが漏れていたのかもしれないが。]
[ …は嬉しそうに微笑みながら、目の前にいる恋人が本物かどうか、確かめるように背中、肩、首、獣の耳、と順番に少し震えた手を這わせる。 ]
ロヴィンだ…!怖い夢…怖いけど幸せな夢を見た…。
[ 愛しい恋人に自身が食われて、その腕の中、最期を迎える……そんな夢。 ]
…でもやっぱり、こうやってロヴィンに触れられることのほうが、俺は幸せだ。
[ ロヴィンの肩に顔をうずめ、大きく息を吸った。愛しい獣のにおい。落ち着くにおいだ。夢の中でも感じたあふれる想いに、胸が張り裂けそうだった。 ]
なぁ…、ロヴィン、愛してる。
ちゅーしても、い?
[ …はロヴィンの頬に手を当て、自らの頬を流れる涙をぬぐうことも忘れて、眉を寄せた切なそうな表情で問いかけた ]
[柔らかで温かい恋人の手を、その体温を感じながら
やはりあれは夢だったのだと自身をなだめる。]
[本当は自分のことを、恐れているのではないのか。
夢の中でノトカーに言われた>>-205"人と狼はいつか分かり合えるはず"その言葉を誰よりも信じ切れていないのはロヴィン自身だったのだろう。
ハンス、オイラは…オイラに……
[その手は背中を、肩を、首を、そして獣である証をなぞる。
心音が早くなるのを感じる、分かり合えてもそれは一体いつなのか。その時が来るまで自身の本能―獣としての欲望―を抑えられるのだろうか。]
[しばらくして、『なぁ…』という問いかけが聞こえた。
目をやると>>@23ハンスの涙が、そして何か戸惑うような顔が見えた。]
……オイラで―
[言いかけて理解した。不安だったのは自分だけでは無かったことを。]
いや オイラからも言わせてくれェ
ハンス 愛してる
ちゅー…するぜェ
…ロヴィン。
[ …は嬉しそうに目を細める。そうしてそっと恋人の唇へ自身のそれを重ね合わせた。相手の意識がある状態でははじめての、>>@20本当は二度目のキスは涙で濡れていて、少ししょっぱい味がした。
唇を離して、互いの額と鼻とを重ねて目を合わせる。至近距離にいる愛しい人。暖かい体温と吐息。確かに感じる、相手の胸の鼓動。生きていることが、とても嬉しかった。 ]
なぁ、やっぱり今度、大きなベッドを買いに行こう。
ずぅっと俺と一緒に生きてくれ、ロヴィン。
俺たちは男同士で、さらに俺は人間で、ロヴィンは人狼だけど…俺たちならきっと、うまくやれるって、大丈夫だって、俺は自信を持って言えるんだ。
ロヴィンがどうしても我慢できないってときが来たら、俺を食べてくれ。
…ちょっとだけ、な。齧られるくらいなら俺、全然平気だから!
…ハンス
[目を閉じて、ハンスの唇の感触を感じる。とても恥ずかしくそれでいて嬉しい、ハンスのことをなぜだか少し分かったような気がして、はにかむ。]
オイラ絶対ぜったいハンスと一緒にいる ずうっとだァ!
寝るのも起きるのも いつか死んでしまうその日まで
オイラはハンスと一緒にいたい!!
そうだなァ 大きなベッドが欲しいなァ
でも少しだけ窮屈な方が ハンスとくっつけて嬉しいなァ…なんてよォ!!
[ロヴィンにとってはじめてのキスは、誓いのキスとなった。
誰にも祝福されないのかもしれない、それでも。
この笑顔を、この温もりを。手放したくない、そう思えた。]
ん、じゃあセミダブルくらいにしとくか…。
[ …は>>@26の言葉に照れながらも、頷く。 ]
今日はまだ狭いけど、俺の布団で一緒に寝よう。
[ …は愛しい恋人の手を取り歩き出す。 ]
明日晴れたら、買い物に出かけよう。ベッドも、おそろいの色々なものも、いっぱい買うんだ。
そんでもって荷物を運び終わったら、夜に誰も居ない教会にこっそり忍び込もうぜ。
誰に祝われなくてもいい、神様に見てもらわなくってもいい。
俺たちの、俺たちだけの誓いを結ぶんだ。永遠の誓いを。
[ その顔はとても晴れやかで、足取りも軽かった。今ならなんでもできる…!そんな気分だった。
恋人達は仲むつまじく寄り添いながら、同じ部屋へと消え去っていった。** ]
― 自室 ―
[ …はふらふらと部屋へ入っていった。もうまぶたがくっついてしまいそうだ。部屋へ入ってすぐ、先に布団で眠っていた恋人が目に入った。 ]
…ただいま。
[ 眠るロヴィンの額にキスを落とし、ふらふらとしたまま着替えに行った。寝巻きへと着替え終えて、布団へともぐりこもうとして気がつく。 ]
あ、ノトカーの部屋からタオルケット回収すんの忘れてた。
[ まぁ、明日でいいだろう。回収したら洗濯しなきゃなぁ……。そう思いつつ、…は布団へともぐりこみ、愛しい恋人を抱きしめる。暖かな体温を感じて、…は穏やかな眠りへと誘われて行った。 ]
-fin-
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