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すいません…途中からリアル事情で顔出せていなかったオクタヴィアです。
ログ中途半端なところでぶったぎってすいません。
皆さんのRPのうまさに感嘆していました。
言い忘れておりましたが村建て様には見物人として入れて頂いたことに感謝を。
ご迷惑おかけしてすいません。
じゃあログ読んできますね。
途中までしか読めていないのでわくわく。
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エピにすら満足に顔出せていないオクタヴィアです。
なんとかログ読みきって時間が取れたので、エピログ書こうかな、と思って来ました。
スノウさんは様々なアドバイスありがとうございます。
次にRP村に参加する時には参考にさせていただきますね。
他の皆様も、暖かく受け入れて頂いてありがとうございます。
ー夢の中ー
[目の前で、人狼の爪が乗員の男性の体を裂く。
そして、その人狼もまた、私の体をすり抜けて入ってきた、乗員の医師らしき男性に撃たれ、視界がー否、世界が赤く染まる。
気がつけば、私の体はあの赤い部屋から離れて、船内をさ迷っていた。
この地獄を見届けること、それが私に出来る唯一の未だ生きるものへの手向け、そう信じて。
途中で誰かに会うこともあっただろうか。
様々な悲劇を見た。
ノトカーと呼ばれていた青年は、かつて隣に立つものを守るために振るった武器を、その隣に立つものに向けることとなった。
あの悲劇の中でも明るさを失うことのなかった、料理人の彼女も、赤い死に溺れて最期を迎えた。
あくまで皆を守ろうとして、友と共に人狼と対峙した青年は、守ろうとした人にその命を奪われた。]
[人狼らしき人たちにも、その悲劇の毒牙はかかる。
姿の変わらぬ執事、ハダリーは自ら亜空間へと旅立った。
青年を手に掛けたバイオリン奏者の男性も、その後を追うかのように亜空間へと消えていく。
それは彼らの、人間としての意地だったのだろうか。
…そこまで考えたところで、唐突な眠けに襲われる。
この長い間、久しく感じていなかった感覚。
疑問に思う間もなく、私は眠りに落ちる。
…そして、凶夢は、終わりを告げる。]
何、これ…。
コールドスリープ装置の、中?
[一瞬、否、かなりの時間、状況を把握出来ずうろたえる。
ようやく落ち着いたのは、スノウを呼び出すことを思いつき、その説明を聞いてからだった。]
…ふうん、なるほど。
AR技術も進化してるねぇ。そんなことが出来るとは。
[感想を漏らし、立ち上がる。
科学の世界は余りに広がり、その一翼を担う者でもその全てを知るわけではない。
だが、あの舟の中での出来事は知っている。
例え世界が作りものでも、あの舟の中で見た皆の感情は、作りものではないだろう。]
[部屋の中にまだ誰かがいれば、互いに無事を喜び合うだろう。
そして、スノウから聞いた、ガルーの感染者の搬送先を、頭の中で呟く。
ネオ・カナン防疫隔離センター。
そして、これから私が、様々な分野の人が集まる研究団の一員として研究を進めていく場所。
研究テーマは、「人狼」を含む様々な難病の治療法、予防法。
ガルーの感染者たちが眠る前で、私は語り掛ける。]
ごめんなさい。
私達の手は、少し届かなかった。
人狼を、「不治の病」のままにしていた。
そのせいで、仮想の世界とは言え、あなた方に業を背負わせてしまった。
本当にごめんなさい。
だから私は、その償いをしたい。あなた方を、もう一度日のあたるところへ出してあげたい。
そして、こんな惨劇が二度と起こらないようにしたい。
そのために、私は、これからの時を過ごすよ。
きっと、長い時間がかかると思う。
この身に残された時間を全て使っても、足りないかもしれない。
けれど、私は挑むよ。
あなた方をこの世界に帰すために。
あの暗い世界の記憶が、あなた方の最期の記憶にならないように。
[ふと窓を見る。
亜空間の暗黒は既に跡形もなく消えて、燦然たる星空が広がる。
夜空の星に手が届くようになっても、星に込められた人間の思いは未だ変わらず。
誓いの言葉は、星空が相応しい。]
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