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[気のせいだ、と赤くなるサシャ>>197に、「あ、これはぶつけたんだな」と微笑ましく思う。
再会を喜んでくれるのに、こちらも嬉しくなって。]
私もまた会えて嬉しい!
[笑って、彼女の手を取った。
あの時は、と。サシャの視線が怪我をした部分に向いた気がしたが、それに気づかないふりをして。
あの時の言葉を思えば、きっとサシャにも色々な想いがあって。だけど、それを隠して笑ってくれる優しさに少し切なくなる。
いつかお互いのこと、色々と話ができるといいなぁ。]
ううん、ううん。いいんだ。サシャが無事ならそれで良かった。
お腹空いてたの?
じゃあ後でレストラン来て!とっておきのもの作るから。
私も、ずっとサシャに料理食べてもらいたい!
ネオ・カナンに着いても、これからも友達でいてくれると嬉しいな。
[サシャはサシャできっとネオ・カナンでやることがあって。
自分は自分で、この船のレストランで働き続けたいと思っている。中々会えなくなるけれど、これからも友達として仲良くできたらいいなと思う。]
半透明だったけどな?
尽きる様子は無かったし、…ああ。
なんなら煙草だけはあのままでもよかった、な。
[呆れたとばかりに
小言じみた発言がベルの口から飛び出せば>>199
…やっぱり普段の口うるさい後輩の方が塩梅がいいなあ。
と、ダーフィトは話半分に思った。]
そうだな。
一人で行動したことについては、お前の過失だ。後輩。
――…どれだけ、
[言葉を切り、ベルの言葉の続き>>200を聞いて、息を吐く。]
どれだけ、俺が心配してたか。
…見てたんなら…わかっただろ。
[ベルの声は淡々と続くようでいて、
けれど、幾度か淀みを感じることもあった。
その合間に、彼女は何を思っているのだろうと。>>200
考えれば、詰まった箇所から知ることは出来ただろうが。]
もう二度と、一人で無茶するなよ、ベル。…ベルティルデ。
…もしも、また同じようなことが、あったら。
死後の説教だけじゃ済ませねえぞ。後輩。
[微かな一言>>201は聞こえなかったが、
ダーフィトは冗談めかして、告げたのだった。*]
― 全てが終わったあと/Eルーム ―
[自分の死の行く先を見届け(>>7:+133)て、
それからどれ程小さな囁き声に耳を澄ましていただろうか。
生きている間も微かに、時に言葉を交わした赤い世界は
『人狼』の己にとっては居心地の良い場所。
声を掛ける者がいなければ、ずっとそこに思考を留めていただろう。]
[そしてやがて、『人狼』の気配が、聲が聴こえなくなったとき、
己らが『人間』によって”排除”されたのだと悟る。
―――まさか己以外の『仲間たち』は、
両方とも自ら命を絶ったことまでは知らなかったが。
どちらにせよ、遂に静かになった赤い思考の淵際で
小さな、不思議と聴きなじんだ声が語り始める。(>>1)
目を見開けば、白い猫を、滲む視界の端で捉えた。(>>13)]
……確かに、『人間』って残酷ですね。
[誰へともなく零した言葉は、いよいよ誰の耳にも届かない。
目覚め始めた人々の喜びの声にかき消される以前に
"
わざわざ"こちら側"にまで、本当のことを筒抜けに
しなくてもよかったじゃないですか。……と、よいしょっと。
[上半身を起こせば、幽体離脱でもしたかのように
それまで横たわっていた場所に"タイガ"が眠っている。
何も知らないまま、己が何者であるかも気づけないまま
眠り続ける己の本体が少しうらやましくもあった。
そのまま立ち上がればなんてことはない、ここ数日慣れ親しんだ
"死後の姿"だと思い込んでいた、ホログラフでできた肉体だ。]
決めた!
これから、色々な事を知るんだ!
[無意識に避けていた科学とも、これからたくさん接するだろう。そして自分の"狂気"とも。
ただ、知らなければ、良い事も悪い事も分からない…
この船で学んだことだ。
そう決心した彼女の顔はスッキリしたものだった]
[ふらふらと、仮想現実内のシルバー・メリー号の中を歩いてみる。
通り過ぎる人々は現実の現在の様子を投影しているのだろう。
絶対に触れられない、戻ることも絶望的な世界を見せられる。
『人狼』がそれをどう感じるかなど、
『人間』たちは、きっと考慮にいれていないのだ。
ふと、展望ラウンジの外を見やれば
どうやら現実世界では亜空間ワープは既に完了していたらしい。
窓一面に広がる満点の星空に、
ベルティルデと交わした言葉(>>2:349)をふと、思い出して。]
…………本当にすごく、きれいです。
騒動が、終わったら、見ようって思っていたんですよ。
[彼女には届かない感想をつぶやいたときに、
涙が零れた気がして、頬に手をやるが濡れた感触はなかった。
『人間』のいなくなった仮想世界には必要のない幻想だから。]
[しばらくメイン・サロンでそうして、
見ることの叶わなかった景色を眺めていた時、
一点の星が徐々に近づくのをとらえた。
あれがおそらく"ネオ・カナン"なのだろう。
いつかパンフレットで見た姿形が遠くからでも見える。]
[コールドスリープによって眠らされた己たちは、
あの星の防疫隔離センターに運ばれて"その時"まで
ずっと深い眠りにつくのだろうか。
それはつまり、シルバーメリー号の
"ガーディアン・システム"の範囲外に出るということ。]
―展望ラウンジ―
[―――…古き美しき時代。
300年以上前、新米の僻星医療専門の医師として赴任した
惑星ネオ・カナン。
テラ・フォーミングによって碧く変えられる前の、
真っ赤な乾いた大地と7つの小さな月を懐く、獣たちの楽園。
乾ききった風に混じる、独特の甘い樹々の香りを今でもよく覚えてる。
荒野を駆けまわる狼のような赤い眼の宿主の獣たち。
その獣たちと、友好的で穏やかな共生関係にあり
治癒力や延命に、優れた医療効果のあった脳内寄生生物。
乏しい物資の生活で共に苦労し、それでも明るく笑い合い。
ネオ・カナンの未来を、見果てぬ夢のように熱く語り合った、
300年以上前の仲間たち]
[未確認だった風土病で絶滅しかけた、ネオ・カナンの第一次入植者隊。
おりしも母星では他星系との紛争が勃発し、
ろくな医療物資も届かぬ中で、
目の前で苦しみ悶え、時に血を吐いて死にゆく仲間達を、
誰一人救えないままの毎日は、まるで悪夢か地獄絵図のようだった。
ただ――…救いたいだけだった、のにな。
あの時、俺が…危険性や副作用の予測できない、
寄生生物利用の治療なんかに、手を出さなければ…
「人狼」のせいで死ぬ人達も、
彼らを愛し或いは恐怖し、苦しむ人達も。
生まずに済んだかもしれないのに……]
マクワイヤ家のお坊ちゃん、か。
お前に少し似てるのは、だからかねぇ。
[全てが仮想現実の世界の出来事であり、
ダーフィトの死が、宿主の苦しみ悲しむことではなくなった為。
彼に関する封じられた記憶も、
寄生生物の銀色の揺り籠から解き放たれていて。
ふと、何処か”親友”の面影をもつ”相棒”と出会った時を想い出す。
あれはこの船に乗ったばかりの頃だったか。
女性乗員たちのお喋りを小耳に挟んだ。]
[フェリクスの実家であり、提督を排出した名門、
マクワイヤ家の御曹司が、この船に乗っているとか。
婚約者が死亡したから、玉の輿が狙えるとか。
宇宙連邦軍の女性士官たちの玉の輿
情報ネットワークの諜報力は、時に呆れる程すさまじく。
おうおう、いつの時代も女の子はたくましいねぇ…
その熱心さに、半ば感心しつつ、噂を聞き流して。
初めてダーフィトと言葉を交わした時には、
へぇ、これが噂の玉の輿君か…と興味半分で眺めていたが。]
[泣き笑いしながら、ひたすらに、
死という終わりのある生の庭を、駆け抜けていく命たち。
みんな、段々と俺を追い越して、やがて年老いて。
誰もが、俺を置いて先に死んでいく。
ただ一人、姿は変わらぬまま、心だけが年老い疲れ果て、
既に「人間」ではなくなり行く心地がする時。
過去に犯した”原罪”も、血にまみれた両手の罪も。
封じてきた積み重なる古い記憶も。
その間だけは忘れて…何もかも無かったことであるかのように、
飲みかわし、あるいは軽口を叩き合える関係に。
出会い笑いあった人達に…ずっと救われてきたから。]
――epilogue――
[父の土産であり形見である鉱石の欠片を握り締め>>7:+34、シルバー・メリー号は新たなる約束の地ネオ・カナンへと降り立ったのです。
私はまず、父が出向時滞在していた駐屯所を訪れたのです。
運良く当時の駐屯所職員の方と会うことが出来た私は、色々な話を聞くことが出来ました。
大事な会議中なのに居眠りをし、謝るどころか「もういっそ全員で昼寝休憩しようぜ!」と言い幹部と一触即発になったこと。
鉱物採掘のついで、現地の子供と一緒に作業の手伝いをしたこと。
怪我している子供を助け、その母親に本気で惚れられそうになったこと等。]
[写真も数多く見せてもらうことが出来たのです。
会議中、発掘作業中、広大な自然をバックに笑顔で映っているもの等――。
想像以上に多くの写真が現存し、私は何枚か写しを貰えるよう何度も頭を下げ頼み込み、貰えることに成功したのです。
改めて知る父の人徳。
父がこの地と人を愛したからこそ、父もこの地と人に愛されたのでしょう。]
それがトールのいいところだよ!
[かっこ悪いところ、とトールは言うけれど。>>198
人のために涙を流すことのできる優しさが、トールの長所なのだと思う。
今だってこうやって、慰めるように頭を撫でてくれているトールは本当に優しいなぁ、と嬉しくなりながら。
後でレストランに来てくれるという言葉に笑って。]
じゃあトールにもとっておきの料理用意しておくから!
絶対来てね!待ってるよ
[大きく手を振って、応える。サシャもベルも来てくれるだろうか。
レストランへ向かう足取りは軽く。ベルと話しながら考えていたケーキも焼かなくちゃ、と心が弾んだ。]
まだやらなくちゃならねぇことがあるなぁ。
フェル、ラーミア、ごめんな。
まだ、暫くは二人のところに行ける資格はねぇや。
[かつての親友と、最初に人狼化しこの手で殺した恋人の名を
呟いて。俺が寄生生物利用の治療なんて危険なもんに
手を出したせいで生みだされた、
「人狼」を生み出す「ガルー」種を根絶するか、
「人狼化」の治療方を確立するまでは……生きる、よ。
人を救いたかった”医師”として、ひとりの人間として。
犯してしまった”原罪”と、殺してしまった人達と…
彼らを愛し或いは恐怖し、苦しんだ人達に対しては…
何の罪滅ぼしにも贖いにもならないのは……分かってるけど。
それでも――生きて、この両手で出来ることを、為そう*]
[10年ぶりの外は刺激が強すぎて、忘れられそうにない。
ネオ・カナンに降り立った時、私は見ず知らずの人に怯えずに居られるだろうか。
それはもう少し時間がかかるだろうけれど。
でも、もう────]
―展望ラウンジ―
[船内のどこかで、ダーフィと出会ったなら。
胸奥の痛みや哀しみは心の奥深くに押し込め、常の表情で]
よう、”相棒”、火ぃ貸してくれや。
酒を奢る約束、忘れてないよな?
[火のない薬草タバコを咥えたまま、
にやりと笑いかけるだろう**]
[次に防疫隔離センター研究所へと向かいました。
シメオンさんやタイガさん、シグルドさんも直に安置されることになる場所――。
今はまだ、実感が沸きません。
運び込まれると、現実を感じるのでしょうか。
同時に、父の遺体もここに安置されているのか知りたかったのですが。
もし現存されていると知れば、私は縋ってでも見ようとしたことでしょう。
現存されていなければ、心の奥にぽっかりと穴が開いたようになることでしょう。
父の場合は既に死亡しているので、そこから保存されているかは私には判りかねなかったのです。
結果、私は父の名を探すことなく、センターを去ったのです。]
― epilogue ―
ふむふむ…
[とある研究所、気分を出すために白衣を纏い、PCに向かってデタラメに見える単語を紡いでいる。その胸には名前と《室長》の文字が書かれた名札がある]
やはり"ペイン デストラクション"は0のままかねぇ
[先日の事件の影響により導入される予定の仮想現実の痛みを抑制するプログラム。実際には導入されていても0…つまり使用していないも同様になっていた]
…もう少し進言してみるかなぁ
[あの試験導入の際、誰しもが少し変化があっただろう]
[…ここにも少し変化があった人が]
ーその後の話ー
[あの騒動から数年
あんな事があっても関係なくシルバーメリー号の警備担当として乗員を務めている
別所の警備がしたいと会社に申請すれば変更可能だが、そうしたいとすら考えなかった
あの騒動は計画の中での事だと聞いたが、現実で同じような事が起こらないとも限らない
そんな時にまた誰かを守る盾となりたい
ただの盾だとまた誰かさん達に小言を言われてしまうから、ちゃんと自分の身も守った上での話
それでもきっと自分の身は二の次で行動してしまうだろうから避けられないかもしれないが死ななければ問題ない]
自分の身を守れなければ人様の命も守れない
……父さんの言葉、今度は忘れないようにしないとな
[守りたいという想いに固執して忘れてしまっていた言葉を改めて胸に刻んで仕事に望んでいる
この先もずっと乗員と乗客を守っていくだろう
それが自分のやるべき事なのだから]
[ちなみに
友人であるノトカーもこの船に残って店を続けていて以前と変わらずの関係でいる
変わった事と言えば、その友人から視線を向けられているとよく感じるようになった事か
それに反応する関係でこちらから彼を見る機会も増えた訳だが…
そこから何かしらの…友情以上の何かに発展したのかどうなのか
それはまた別のお話であった**]
[ネオ・カナンから戻ると、普段通りのシルバー・メリー号での仕事生活が待ち受けていました。
父が居た第一エリア管理部門開発部へ配属される夢のために、私はお仕事を日々失敗しながらも楽しく充実している毎日を送っています。
それに、第一エリア配属になれば。
ずっと見ると宣言した彼を見る機会も、増えることでしょうから。*]
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