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と、魔人さんにお返事しつつこんばんはです。
こちらは黒組とは結局まだ会ってないですね。
私に限っては面識すらなく。
へえ……。
[戦闘の直前、ナンパめいた言葉を掛けていた所までは把握していたが、その後も何かしらのやり取りがあったらしい。
そうして相手を導き望む道へ至らせる辺り、彼らしいとは思うのだけれど]
…………。
[少しだけ面白くないような、とはいえ彼女の笑顔を本当に必要としている人は他にいるのだけど。
などと考えながら二人のやりとりを見ていた。
こちらに話し掛けられれば再び笑顔を見せて、名乗りあったりすることだろう*]
そういうリュカは大人になってしまいましたけどね。
[面白くなさそうにみるリュカにこっそりと、からかうようにいうのでした*]
……わるい女?
[真意がわからず訊き返した所に、耳元へ囁くような低い声>>226。
それはつまり、言われるがままの無垢な存在ではなく、あくどい手を使ってでも自らの意志を通す存在になれということで>>226]
そうですね。
国を変えていくつもりなら――それだけの強さも悪さも、身に付けないといけないのですね。
[国にとっても自分自身にとっても、これから先こそが苦難の道程となるのだろう。
それでも、その場に立つ自分こそ、対等だとローランドが認めてくれるなら。
慣れない不敵な笑顔を浮かべて、こう言ってみせるのだ]
そそそ、それは今はいいでしょう。
[表情から何か悟られたらしい>>_122。
からかいの言葉に真っ赤になりつつ、こちらも小声で返すのだった*]
― 里帰り ―
[『神魔の領域』を抜けた後。
神殿へ戻る道ではなく、少し遠回りをして、故郷へ向かう道を辿る。
ごく普通の外套を着込み、天命石も隠しておけば、顔だけで巫女と見抜ける者はそう多くないはずだ]
こっちですよ。
[ローランドと共に行く時、いつも先導するのは彼の方だったが、この時ばかりはリュカの方が先に立った。
山間の細い道を抜けた先、僅かばかりの農地を囲んで民家が立ち並ぶ、小さな村へ辿り着いた。
農作業中の一人が顔を上げ、この地には珍しい旅人の顔を見た後目を円くする]
『あっ……おめぇ、まさか――』
『リュカ!? お前、家出したっきり戻って来なかったって……』
[そこからは小さな村中に報せが行き渡るまであっという間だった。
慌てて飛び出してきたのは記憶より老いた両親で、真っ先にリュカに駆け寄りその身を抱き締めた]
『リュカ、この馬鹿娘。何も言わずいなくなるんじゃないよ』
『戦争だなんだというが、父さんはリュカのことの方が、ずっとずっと心配だったんだぞ』
……ごめんなさい、お父さんお母さん。
何も言わず飛び出して、挨拶もしないままで……。
[事情も聞かずただ案じていたことを告げる両親に、感謝と申し訳なさを抱く。
それから一頻りは、抱き合って泣いていただろう。
少し落ち着いた頃に、『ところで一緒に来たあの人は?』と訊かれて、慌てふためく場面もあったりしつつ]
――それでね。
今日この村に帰って来たのは、お父さんお母さんの顔を見たかったのも当然あるんだけど……。
[今や村中の人々が、広場めいた空き地に集まり、親子や傍らの旅人を眺めている。
その中には幼馴染や村の指導役、出稼ぎ帰りの者や伝承の語り部がいるのを、リュカは見て取っていた。
皆の顔を見回すようにしながら深呼吸し、荷の中から小さな装飾品を取り出し身に付ける。
翡翠をあしらったサークレット]
この地に生まれた者として、この地を護る巫女として。
皆様に助力を願いたいのです。
[旅装を一枚脱げば、薄手の巫女装束が現れる。
地を突く杖は、神殿による特別製]
神魔様に護られし彼の地にて、私は神託を受けました。
――世の停滞を、この国の澱みを祓う役目を課す。
それが叶わずば、この地の加護は失われ、ほどなく滅びの道を辿るでしょう。
[故郷の人々を真っ先に流れへ巻き込む自分は、やはり"わるい女"なのだろう。
けれど傍らに立つその人が、いつでも対等な場にいて、時にはずるい言葉でこちらを困らせて、そうしていつまでも離してくれないのを知っているから]
どうか私と共に、この国を変える力となってください。
巫女という存在がなくとも、確かな在り方を得られるように。
――私こそが、最後の巫女となるように。
[だから恐れることなく口に出来るのだ。
巫女として、そしてリュカとしての願いを*]
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ひとまずやりたいこと詰め込んだらこんな感じに…詰めが甘そうな気がするけど…。
さて、パメラさんに反応しないとですね。
今言うのが一番だと思ったのですよ、可愛いリュカ。
[やきもきしたかもしれないリュカ>>_123をからかうのは、まあ、俺の特権ですしね*]
え、あの……そうでし、たか?
[どうやら彼女は、先の戦闘での術や技を褒めてくれているらしい。
そんな風に真っ向から評価されたことがなかったので、こちらもどぎまぎしたように言葉を途切れさせる]
私は旅をしたり、師匠に教えられたりがあったので……。
[戦える女性と言えばそうなのかもしれないが、少し事情が特殊なのかもと思いその辺りを説明する。
それから思い出したように]
あ、でもすごいと言えば、その師匠に貴女勝ったんでしょう?
私、自分が師匠に勝つ所なんて、一度だって想像したことなかったんですよ!
[自分より彼女の方がずっとすごいというように、興奮した口調で言う。
その時の目の輝きは、訓練に明け暮れていた頃を思い出してか、やや少年めいていたかもしれない*]
罪な人ですねぇ。
[イェンスの突っ込み>>275も、聞こえてはいた。
そうして色んな人を翻弄する彼は、こちらの気持ちもわかった上でこんなこと>>_127を囁いてきて。
それにくすぐられてしまう自分は、やはり完全に術中にあるのだろう*]
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おう……もう時間が……。
素敵な企画をありがとうございました。
今回もバトルに絆にと本当に楽しく、またそれぞれの在り方も眺められて眼福でございました。
S.Kさんには本当にたくさん、申し訳ないくらいお世話になりました。
安易な気持ちで師匠をお願いしたら、まさかここまで濃度の高いものをお出しされるとは思わず。
本当についていくのが必死でした。
でもこの結論は本当にローランドさんなくしてはなかったと思うので。
感謝してもしつくせない思いで一杯です。
他の絡んでくださった方、バトルで手合わせ頂いた方もありがとうございました。
では、またお会いする機会があればよろしくお願いします。
新婚旅行にはちょうどいいだろう?
[自由への道を一緒に歩む愛方へと笑みかけた*]
[長い時の果て。
巫女ではなく、ただ一人を愛し愛されるだけの女となって、彼の人の横に立つ。
取られた手をそっと握り返し]
はい。
今度こそ――どこまでだって、共に行きますよ。
[本当の自由へ繋がる道を**]
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