情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[謝らなくていい、謝るのは自分、と紡がれた言葉>>_27に、ここで巡り逢った当初を思い出す]
ああ……あれか。
確かに腹は立ったが、俺も言い返したしな。
お相子だ。
[何も知らない者からすれば、傭兵が願うものなんてたかが知れている。
こうして言葉を交わしたからこそ、無理もないことだ、と思うことが出来た。
己を良く知る片割れだから、と言う贔屓目も勿論あるが、こちらを理解し、素直に謝る相手にこれ以上怒りは沸かない。
空いている手で、妹の頭をぽんぽんと軽く叩いた*]
― 湖畔 ―
[イェンス達が橋を渡り社へと移動していく。
試しに橋へと近付いてみたが、術が施されているらしく、結界らしき壁に阻まれた。
そういえば、その前に湖の島へと渡った者がいた>>61か。
結界に阻まれなかったところを見るに、あれは『神魔』に関係するものなのだろう。
周囲を漂っていた蝶から感じた魔とは異なる気配がした]
…………
[二人が告げる願いは聞こえない。
だが何を願ったかは重要ではなく、興味はどう叶うのかへと向かう。
ただただ社の方を眺めていると、『神魔』が何か>>57をし始めた。
菫青石の光が『神魔』の手に落ち、球形をした色鮮やかな宝物へと変化する。
それが徐々に煌めきを増し、膨れ上がった光は唐突に弾け飛び。
結界内、イェンス達へと降り注いだ。
水晶で出来た社の姿も相まって、それは幻想的な光景を生み出す。
それを見てようやく、ほんの少しの悔しさが生まれ、鋼鉄の手を握り込んだ。
叶えたかった願いを逃した実感が、今になって沸いたのだ]
[けれどそれも長くは続かない。
何故なら、ここへ来た意味はあったのだと、そう思うことが出来たから*]
/*
やぁや。
午後から出かけるのでそれまでには、とだだだーっと書いていく。
パメラもいてら。
イェンスはお帰りかな。
……ふむ。
[伝えられた、もう一人からの願い。>>64
あの辺りのアレか、という当たりをぼんやりとつけつつ、小さく声を漏らした]
別に、構わんさ。
多くの願いを代弁するために来た……なんてぇのも、昔はいたからねぇ。
主自身もそれを望んでるってぇんなら、『珠』はそれに応えるよぉ。
[だから安心して願いな、と笑いかけ。
控える眷属たちにちら、と視線を向けた後、『願いの珠』を顕現させ、力を開放する]
[宝珠に込められているのは、長い年月をかけて蓄積された思い、願い、祈り、渇望などの『求める力』。
ある意味では、百年に一度世界の中枢にて顕現する『虚無』の一部。
それを掬い上げ、願いを叶える力に変換する事で、中枢にかかる負荷を軽減している、というのは。
本当に一部の者、それこそ神魔当人以外では魔人と、世界の中枢たる『世界軸の神子』しか知らぬ事で。
それが、対なる『柱』を喪った己を支えてくれた神子への、心ばかりの返礼であるというのは神魔以外は知る者もない。
もっとも、存在に繋がりのある魔人は、薄らと勘づいてはいるやもしれないが]
[降り注いだ光は、願いを告げた二人、それぞれに触れて。
記憶の回復を願った青年には、そのまま内へと染みとおり。
土地の護りを願った娘の方は、周囲をくるりと一巡りした後、どこかへ向けて飛び去った]
……求めるを与えしは、これにて終いだ。
後は、受け取った主らが先に繋げておいき。
[静かに静かに告げる言葉、それに応じるようにまた、菫青石の煌き帯びた風が吹き抜けて。
同時、社の周囲に巡らされていた者――他者を拒む結界がするり、と解けた。**]
/*
よいせ、と神魔さんの仕事を完了させつつ、ただいまなのだよ。
ここからは神魔さんへの直接突撃もおけになるのだぜ。
さて、こっちもネタ晴らししつつのあれこれを書いてくるか……w
/*
お仕事完了おつおつ。
神魔さんには夜に突撃しにいくよ。
と言っても領域の探索許可願いくらいだけども。
表で聞く予定なくなったから聞いておきたいんだけど、四肢の再生は願いが叶う範疇に入る?
過去への干渉になるのか、治癒の上位互換になるのかの辺りが気になる。
/*
おつありだよー。
四肢の再生は、治癒の上位互換になるかねぇ。
『失ったことを、その原因ごとなかったことにする』だと過去干渉になってNGだけど、『失ったものを新たに得る』なら、OKって感じ。
/*
なるなる。
てことは一応可能にはなる、かな。
原因を無くす形にはしないし。
解答感謝。
そしたら今度は俺が出かけてくるぜー。
また後で**
/*
にゃ、かたかたしてたらヴェルナーもいてらー。
いやしかし、なんだ。
ここで全部開帳しちまえ、ってなったらどえらく長いな、これ……www
空晶石の守り子 パメラは、栞を挟んだ。
/*
あ、アクション失敗した。(
となりつつただいまのこんにちはー。
神魔さんのお返しみたけどイェンスくんの方確認してからロール書こうー。
/*
よしゃ、書き終わった、なげぇ! って思ったらパメラはおかえりだよー。
ほいでは、色々まとめて落とすとするか。
[かわっていない、という言葉。>>62
それが何にかかるのかは未だ記憶の帳の向こう側。
けれどこの場で意を問う事はなく、神魔に水を向けられた彼女が願いを答えるのを聞いた。>>64]
…………。
[そういえば、と思い返すのは、先日失敗した『任務』の事。
集落を制圧した後近隣から隔離せよ、という命。
それが何に基づいてのものか、が理解に落ちた]
(
[かつての革命の英雄の一人であり、現在、国家元首に真っ向から意見できる立場にある数少ない存在である養父。
実の所、件の制圧任務自体は、上からの命だったのが。
制圧完了後は、第5師団関係者以外の立ち入りを絶対に許すな、という密命が養父から出されていた。
特に、元首に近いもの――近衛師団が無茶を言ってくる可能性が高いが、なんとしても突っぱねろ、できる限り早く応援を出すから、と。
そこまで言われていたのだが……まあ、結局は失敗に終わり。
養父はそれを逆手に取って、あの近辺の制圧は第5師団が全責任を持って請け負う、と宣言して他の師団の介入を遮断したらしい。
そこまでする理由は、はっきりとは聞かされていないけれど。
遠からず起こりそうな事態の予想は、青年の内にもあった]
[ふたつの願いを聞いた神魔が宝珠を顕現する。>>57
唱えられる呪に応じて散るのは、菫青石の色の光。
それはふわり、ひらり、とこちらの上に降り注ぎ]
……っ!?
[それが自身の内へと染みとおった直後に、強い衝撃が駆け抜けた。>>69
神魔が告げる終了の宣言も遠いまま、その場に膝を突く。
これまではささやかに揺れていただけの記憶の帳が開き、奥に隠されていたものが溢れ出してくる]
[幼い頃の記憶。
生まれた地での思い出。
父の仕事先での出会い。
少女と過ごした時間の出来事と、その時に生じていた無自覚の想い。
そんなものが溢れかえって、それから。
最後の最後に、ずっと閉ざしていたもの――失う前の最後の記憶が、見えて]
……な、ん……。
[刹那、息が止まるような心地がした]
[祖父に命じられ、里から脱出した後。>>1:23
執拗に自分を狙う魔物たちからどうにか逃れ、茂みに身を隠していた時に聞こえた声]
『で、秘剣とその継承者の行方は掴めたのか?』
『……まだか。早く見つけ出せ』
『あれだけの力を、野に放っておくのは惜しい上に、危険だ』
『何としても、我らシュラハトの力とせねば……』
[語られている言葉の意味は、当時は全くわからなかった。
ただ、茂みの奥からそっと覗いた先で言葉交わす人々の姿は、その時は意識にしっかりと焼き付いていた]
[結局、気配隠しもろくにできない10歳の少年が、場慣れした軍人に気づかれずにいる事などできず。
見つかって、慌てて逃げ出して。
追手として放たれた魔獣に、背を深く抉られた。
その時に意識にあったのは、死にたくない、という想い。
死んだら泣かれる、絶対悲しませる。
泣いてる顔なんて見たくない、笑う姿だって滅多に見れないんだから。
まして、自分のせいで泣かれるなんて――好きな子を悲しませるなんて、できるわけない、と。
そんな一念から、途切れそうな生に、必死でしがみついた。
そんな自分に救いを差し伸べてくれたのは――今、
……ホント、かよ。
これ……有り得ねぇ、だろ……。
[片膝ついた状態で、零れ落ちたのは呻くような声。
蘇った記憶の中に見えたもの。
生まれ故郷を奪ったのは、今、自分が『閣下』とよぶその人――シュラハトの国家元首だったという事実。
そして、死の淵から救い上げてくれたのが、上司にして育ての親たる養父。
一見矛盾しているようで、その実、今の自分が知っている内情と照らし合わせれば合点が行く過去の事象。
それは、思っていたよりも少しだけ――きつい、けれど]
……ん、ああ……大丈夫、だ。
[は、とひとつ、息を吐く。
突然膝をついて苦しみだしたから、これはまた不安がらせるな、と。
そんな予想は、今はごく自然にできるから]
……ちょっと、色々一気に来て、反動きてるだけ、だから。
しんぱいしなくても、だいじょーぶだぜ。
……パメラ。
[少しだけ小さくした声で紡ぐのは、ようやく掬い上げられた名前と。
少年の頃と変わらぬ笑み、ひとつ。*]
/*
て、わけで。
ネタ晴らしとやりたかった事、全部まとめてぶっこんだらどえらく長くなった!
……まあ、こんな設定積んでたから、お国を悪の枢軸扱いどうぞ、なんて言えた部分もあるんだけどねー。
空晶石の守り子 パメラは、/*ひぇ…
/*
[返ってきた反応にちょっときょどるくろいねこ]
[とりあえず、土鍋の中で正座待機をする事にした(どうやって]
ありがとう、ございます。
[私のお願いを聞いた神魔から、>>68望んでいるなら応えるから安心して願いなと笑いかけられて。
私は二個もお願いを叶えてもらえることになるのだけど良いのかな、とは思いつつ、叶えてもらえるならと安堵したのも事実で。
お礼を紡いで、願いの珠が弾けて注がれる光に身を委ねたのだが]
ぁ…
[>>69私の周囲をくるり、廻った光がどこか──
目で追えば、私の住む集落の方角へと向かい飛び去っていっていると分かって。
本当に叶えてくれるのだなと安心したのも、ほんの束の間]
イェンスくん!?
[>>72崩れ落ちるように膝を突き、苦悶の表情を浮かべている彼に驚き、慌てて駆け寄る。
触ってもいいのだろうかと思いながらも、その身体を支えずにはいられなくて。
背に手を添えて、ただ苦しむばかりで身動ぎ一つしない彼を見つめていたのだが。
零れ落ちた、>>76呻くような声が、彼に今何が起きているのか垣間見させて。
>>77その瞳、声がこちらに向くまでは、名前を呼ぶことすらできないまま、寄り添うだけでいた、けれど]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新