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─── おまえの、その、熱が欲しかった。
[ゆる、と山刀が下がる。
刃はそれ以上振るわれることはなく、鞘の裡へ収まる。
指を唇にあてがい強く吹けば、高い音色が広がっていった。++]
[先は軽く触れるに止めた心の裡。
声として綴られるそれに、困惑と戸惑いが兵の間に広がる。>>170]
……おいおい、狼狽えんなっつーの。
何があってもついてく覚悟決めてたんなら、確り見て、受け止めろって。
[それに対して飛ばすのは、軽い口調の突っ込みひとつ]
[訥々と、だが次第に溢れ出すように語られてゆくオクタヴィアスの
その熱は戦場となったラモーラルの大地にも、静かに伝播してゆくかと思われた。]
ありがとう、 受け取った。
[懐かしささえ覚えて、口元を緩める。]
/*
大変気になるのが、俺の死がまだタヴィとクレスに知られてないってことなんだけど......まさかエピで、追悼喰らう、の?
[ たぶんとてもいたたまれない気が、する ]
[その頃には、民兵たちは兵らに取り囲まれ、碌な抵抗もできなくなっていた。
響き渡る音を耳にして彼らは盟主を見て、互いに顔を見合わせ、武器を足元に置く。
戦闘をやめよ。
我ら目的を得たり。
指笛は、そんな意を伝えていく。++]
[ダーフィトが語っている間は、一言も声を発しなかった。
その間にも。
――それはダーフィトのせいじゃない。
――当時はお前もまだ子供だったんだ、護られてもいいはずだ。
――そもそも、ウェストマールがラモーラルに手出しをしなければ、お前が罪だと思う必要もなかったんだ。
次々と反論の言葉が頭に浮かぶ。
それは目の前の友に罪の意識を持ってほしくないという心の思いだった]
おまえはずっと、周りに流されているだけなんだと思っていた。
15年前は、父親のしたことに巻き込まれ、
今は俺が起こした戦いに引っ張り出され、
人の話を聞いてばっかりで、
おまえ自身の意思じゃなくて戦っているのかと思っていた。
俺と話したいと言うのも、
15年前を悔やんでいた連中が、
手を取れだの協力しあえだのさんざん言ったからだと。
[だが、本当にそう声を掛けるべきなのだろうか。
ダーフィトはそんな言葉を望んでいるわけではないだろう。
ましてやそんな言葉で罪を軽くするとも思えない。
それに自分がもしダーフィトの立場なら。
やはり同じように出来なかったことを悔やむのかもしれない]
お前が何を罪だって思っているのかは理解した。
……罪だって思いをずっと抱えたまま生きてきて、それも敵国の人間である俺とも分け隔てなく接してくれてたんだな。
それ聞いて、お前は強い男だって思うし、尊敬するよ。
[結局告げる言葉は、謝罪でもなく、慰めでもなく、彼に対する賞賛の言葉だ]
それに安心した。
お前がこの20年間を生きてきて、大事な仲間たちと共に歩めたこと。
後悔してないんならそれでいい。
それでも、罪を贖ったんじゃなくて、これからの礎になったって……。
お前がどう思おうが、俺は勝手にそう思うけどな。
[せいせいしている顔を再び曇らせるのは本意ではない。
が、贖うという言い方に少し反発してしまうくらいは許されるだろう]
……そうだ。
お前が用意していた酒……ないのか?
[まだまだ語るべきことがあるのかもしれない。
が、これ以上は素面では持ちそうもない。
色々口にしてしまって照れる気持ちを隠すように]
― どこか ―
[笑み浮かべる相手>>+162へ、挨拶するように手を挙げて]
三つ子の魂 百までッスよ。
死んだからって、人間そうそう変わるものじゃないッス。
[さばさばと応じる姿は、すっかり青の世界に馴染んでいた。]
此処は…、
[ゆっくりと両手を広げる。]
手はもう届かないけれど、
見守ることは、出来るッス。
…見守ることしかできないけれど、
想いに添うことは、出来るッス。
そんな、周りの連中に言われるがまま、
はいはいと頷いているような奴とは、
手を繋ぐことなんかできやしない、とな。
―――けど、やっぱりおまえはおまえだなあ、
オクタヴィアス。
負けず嫌いで頑固者で、
どこまでも一途で一生懸命で、
……あんなにチビだったくせに、おっきくなったよなあ。
ははッ。新しいラモーラルには、
どーんな風が、吹くッスかねえ――…
[きっとそれは街の匂いも草原の匂いも森の匂いもして、
誇り高く、爽やかで豊かになるような…]
[
...礎
[ クロイツの言葉に>>+226少し虚をつかれた顔になる ]
俺は、本当に、そうなれたかな...
[ 遠く、高く、指笛が響く>>172 ]
今の言葉は、おまえ自身の言葉だ。
俺の心に、ちゃんと届く言葉だった。
だから、俺はおまえを信用する。
共に未来を築くに足る相手だと認める。
ああ、そうだな、今は呑もう。
あいつらの未来の光を願って。
[ やがて、どこからか取り出した酒瓶を振って、笑った** ]
/*
地上の落としどころの綺麗さをしみじみ味わいつつの、
駆け込みずさーー、な、見守り!
…そして、おやくそくのみらいルビの回収もな…(
こう、1るがる1みらい(
/*
>>+231クロイツ
うん、実は俺も、お前さんと、チャールズとの対戦は、ちゃんと漢を認め合う好敵手縁故が成立してたよな、とは、思ってた。
互いの意思の相違は明確だ。
けれど、乗り越えていけないものじゃないだろう。
だから、ひとまずはこれで、
―――戦いを、終わりとさせてもらえるか?
[周囲囲む兵の間から進み出て馬を下り、
オクタヴィアスへと右手を差し出した。//]
[矢切れをおこした弓兵には成す術もなく。
>>175緊張の糸は張ったまま、だが命を取り合うような空気は無いまま取り囲まれていた。
それでも盟主の援護をという声がある。
一度離れて様子を見ればという声もあった。
サシャはといえば、語り合う唇を、何とかよもうと目を凝らす。
片目では足りず、両方の目で見るために包帯は外していた。]
[だが一斉に、周りのものが武器を置き始める。
はっとして一人に問うような眼差しを向けると、戦闘を止めろという合図が飛んだらしいと教えられる。
サシャもまた鉈を置き、静かにそれに従った。
終わったことに僅かの安堵と――僅かに胸にあいた穴を感じながら*]
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