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―金字塔:下層部―
[基本的には最上部に居る、導師ヤコブこと従弟ヤコブ(弟)
今日は珍しく下層部におり、その辺りのひらの術士がびくついているが全く気にしない。]
…………来たか。
[招いてもない客の気配がした。]
―金字塔:下層部―
やっほー 王様元気〜?
[ヒラヒラと手を振りながら現れたのは金髪の道化師。]
お土産に*クイニーアマン*とか持ってきたけど、おひとつどーお?
[笑顔で差し出した]
―金字塔:下層部―
おい導師殿!!ちょっと困ったことがあるんだが!!
……ってあれ?門番殿、じゃないやゲルト君も居るのか久しぶり
ってなごんでる場合じゃない!
なぁ、緑の猫っていると思うか?
[唐突に2人に話しかけた]
―金字塔:下層部―
失せろ。
[冷ややかに一言告げた。
この辺りに用があった時に限って何故来るのか。]
そこの道化のせいで昼行灯まで入って来たではないか。
[溜め息まじりに背を向けて。]
どこぞの幻獣でも呼びだしたのか?
良かったな、重宝しろ。
[還さないと廃人になるがな、と呟いて距離を取るために移動した。]
― 主国にて・十数年後 ―
『卒業おめでとう』 『実感ないよね』
『写真撮ろうよ!』 『学長話長いのよ』 『明日は』
[緑が鮮やかな木陰を作る。長いローブがひらひらと舞う。
深い青の夏空の下、学位記の筒を手に、私は級友たちと互いの卒業を祝い合っていた。
話は尽きない。今までの思い出、これからの将来]
私?私は領主になるよ。
あ、酷い!もう、だーれも信じてくれないんだから。
[笑い飛ばす級友たちに苦笑する。
人の波に流されるように、皆一緒に敷地の外へ押し出されていく。
ここを歩くのも最後だと思うと、感慨深かった。この日のために仕立てて貰った新しい靴がコツ、コツと小気味いい音を立てる。
最後に振り返り、ロースクールの校舎を仰ぎ見た。
これでやっと私は自らの務めを果たすことができる。
長い時間がかかってしまったが、これから自治領に戻り、領主としての務めに専念するつもりだった]
お、ひっさしぶりだよな
娘ちゃん生まれたって聞いたが元気か?
俺ん所も娘と息子の双子が生まれて……
[と、ゲルトに話していれば
緑の猫に対する見解2つ>>-606>>-607にはっと思いだし]
やっぱあれ幻獣だよな?
いや実は俺の長男が朝起きたら緑の猫を抱いててな
なんだこれって言ったら僕も知らない迷い込んできたって言ってんだが
……じゃあ聞くが
羽生えた馬と角生えた馬と羽生えたトカゲと下半身蛇の女性とか羽生えた蛇とかって普通いないよな?
ベネちゃん皆ちょっと毛色変わった馬とかトカゲとしか見てなくて……
[距離を取ろうとしたのを見れば逃がさんとばかりにずいと前進]
[まだ15歳になった私に、政治、経済、立法が理解できるはずもなく、皆の補佐を受けながら、私は学校へ行き始めた。
それからたくさんの事を覚えて。たくさんの人に出会って。
その分いろんなことを忘れ、多くの人との別れがあった。
先代が何を考えてあんな無謀な勝負をしたのか、今でも分からないけれど、楽しければ何でもよかったのかもしれない。
行政に携わっていたタクマさんや、経済の表も裏も知り尽くしたイングリッドさん、誠実さは随一のガートルードさん。
そんな人々を押しのけて私が領主になったことに関しては、多少の呆れが無いわけではない。
先代がどんな人だったか、とにかくはちゃめちゃな人だったという以外、記憶は薄れてきている。
実際、近くにいたのは僅か1、2年だったから。
けれどあの時、渡されたバトンを確かにつかみたい、と思った。だから十分に時間をかけて、己の手を大きく力強く育てていった。
きっと、先代はそう思わせるだけの何かを持った人だったのだろう]
下手な仕事は出来ないね。
皆の良い所、ちょっとずつ盗ませて貰わなくちゃ。
[長らく会っていない先代に、あの時ダイス次第では領主になるはずだった皆に、そう誓った]
[少し話が逸れてもいいだろうか?
あのころの私に大きな影響を与えた母のことだ。
剛毅で天衣無縫な私の母は数年前に亡くなった。年齢からしても、天命と言える死だったと思う。
亡くなる数日前、私たち家族にこういった。
「従業員募集中の看板は、ずっとそのままにしてほしい」
理由を尋ねると、縁はいなもの、人との出会いは多い方が良い、と笑っていた。
それ以上の理由は教えてくれなかった。それでも私たちは母が大好きで、誰よりも信頼していた。
だから、実家のレストランはここ数十年、人手が足りてようとずっと従業員を募集している。おかげで「レストラン従業員募集中」という名だと勘違いされることが多く、それには少し困っている。
縁はいなもの味なもの。
誰かと出会うことで新たな知恵を得て、誰かと別れては失うことを知る。出会いも別れも、等しく何かを残していく。
それを繰り返して私たちは変わっていく。大人になっていく。
さあ、あの場所へ帰ろうか。
あの時ダイスが結んだ縁で、幼かった私は今の私になった。
続いた縁も途切れた縁も、その糸の切れ端は私の掌に確かに残っているんだ。
遥かな地に思いを馳せて、私は*そっと手を握りしめた*]
/*
潜り待機して頂いてありがとうございます!
正直中3の時の先生とか記憶の底だよね!ということでクラリッサ自身はクレスさんをあまり覚えていませんが、母親はずっと帰りを待っていたようです。
表ログ読めてないので、矛盾回避に時間軸びょーんとぶっとばしました。齟齬が出ていないと嬉しい…っ!
すみません明日に備えて寝ますね。
夜にちょっと挨拶しに顔出せるとはおもいます願います。
企画ページのコメ欄にアドレス埋めさせていただいたので、またお時間のある時にご確認いただければ幸いです!
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