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[気付けば伏せていた天色の瞳。
それが開かれたのは、身体が楽になった頃]
はぁ……さっきより良くなった。
ありがと、ツェーザル。
[頬に朱が走るのは血色が良くなったからなのか、それ以外の理由か。
緩く瞬く天色の瞳には、右目に紅の、左目に碧の差し色のような煌きが宿っていた]
……ツェーザル、うろこの色、変わってる。
[パチリと、僅かに変じた天色の瞳を瞬く。
変化したツェーザルの鱗を不思議そうに、そっと撫でた*]
[ 腕の中、今だけは閉じ込めるように抱き締めたメルヒオルの震える吐息が、竜の熱を受けて溶け解ける。
その柔らかな甘さを、竜の舌は掬い取り、触れた場所から、竜の想いと命も注ぎ込んだ。
やがて、朱に染まった頬を愛しげに見つめた竜の前で、メルヒオルの伏せた瞳が見開かれ、その中に見つけた色に、再び竜は息を呑む。>>_149 ]
お前の瞳にも、俺の色が混ざってるぜ...これで、本当に、おあいこってやつかな。
[ これは契約や術の効果ではないだろう、と、竜には予測がついている。片割れの命の欠片を飲み込んだ時に生じたのと同じ変化が、自分とメルヒオル双方に起こったということだ。
それは即ち、互いの命の一部を交換したと言うに等しい。 ]
これからは、お前の色が俺の色で、俺の色がお前の色でもある...
[ 恐らくはメルヒオルが無垢な存在であり、竜も又、片割れ以外の存在と触れ合うことがなかったからこそ起こった、一種の奇跡。 ]
嬉しいな。
[ けれど理屈も何もなく、竜は今、ただ愛する唯一の存在とより深く繋がった喜びに、子供のような笑みを浮かべた* ]
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ベルティルデ、夏風邪か。残念なのわかるけど、うん、お大事にだ。
[ 撫で撫で撫で撫で ]
/*
>>-348
これでも、まだ村終わるまでに全部は書ききれないっ!ってなってるからねっ!!
― 個別領域 ―
ぼくも?
[瞳にも色が混ざっている>>_156と言われ、煌きの混ざる天色の瞳を瞬く。
互いの色を宿したことが、盟約によるものではないとは知らぬものの、互いのものを分け与えただろうことは理解出来た。
次第に表情は嬉しそうなものへと変化する]
ふふふ。
ツェーザルにぼくがいて、ぼくにツェーザルがいるんだね。
うん、うれしい。
[胸が温かくなるこの気持ちが『うれしい』のだと、ツェーザルの言葉で知る。
それを示すように、ツェーザルの腕の中で彼の胸に擦り寄った*]
― 月の舞台 出立前 ―
[ 三組の竜神と召喚者、それぞれが儀式を終えて、旅立とうとする前に、呼びかけられ、名を問われた竜は>>90にこりと笑って口を開いた。 ]
俺は、ツェーザルって名だ。
対戦できなくて、ちょっと残念だったぜ。あんたとなら、目一杯空を駆け抜けて競えただろうからな。
[ 勝ち負けよりも、その過程を自らの命と自由の証として楽しむのが常の変彩竜は、そんな風に言って、にやりと笑った。 ]
[ そして差し出される血の紅玉には>>91ぱちりと紅の瞳を瞬いてから、メルヒオルの方へと視線を向け、何やら力を込めて、うん、と頷いた。 ]
ありがたく、頂いとく。
えっと...なんかあったら、相談していいか?
[ 何しろ、恐らく竜郷と下界それぞれで世間知らずナンバーワンを争えそうな主と竜である。物知りそうな知人は大変貴重だった。 ]
えーと、俺は不器用だし、なんか作ったりも出来ねーけど、良ければこれ、持ってってくれ。
[ やがて、ベルティルデからも珊瑚の髪飾りを贈られると、メルヒオルの髪に似合いそうだと、喜んで受け取り、お返しとばかりに差し出したのは、今は三彩となった竜の鱗。 ]
俺とメルヒオル二人分の魔力が篭ってるから、お前さん達なら、いざって時に使えるだろ。
[ 例えば夫婦ゲンカした時とか、と、笑顔で言ったのは、冗談だったか、ただの天然だったのか* ]
[ 嬉しいと、胸に身を擦り寄せるメルヒオルを、ぎゅっと抱き締めてから、竜は、はあ、と悩ましげな吐息を吐いた。 ]
お前、本当に可愛すぎだろ。こんなに綺麗で可愛い生き物......外界に出たら、ほんとに危なくて目が離せねえなあ。
[ やっぱりどこかに閉じ込めて人目に触れさせない方が安全なのでは?と、ちらりと頭に過ぎったのは、竜にとっては不可抗力といったところ。* ]
[ そんな迷走じみた悩みには構いなく、やがて旅立ちの時はやってくる。 ]
ははっ!次に会ったら、また俺たちの舞闘会かな?
[ 月の舞台ではないだろうけれど、再び力と技と心をぶつけ合う日もあるだろうか?と、ディーターとメルヒオルの様子に笑い ]
あんたの真なる願いってやつも、叶えたら教えてくれ。
[ ヴィンセントに、そんな願いを投げたのは好奇心だけではなかった。
ここに結ばれた縁、唯一の絆の他にも、紡がれた糸はある。 ]
ああ、行こうか。メルヒオル。
[ 腕に飛びついたメルヒオルの見上げる瞳に宿る紅と碧 ]
『どこまでも』
一緒に...
[ ちゅ、と、優しい口づけを一つ落として、竜は三彩に輝く翼を、大きく天に広げた** ]
う?
[力が込められる腕と間近で零される吐息>>_163に首を傾げる。
可愛いと言われてもピンと来ないのは、それまで言われたことがないため。
可愛いの意味すら分からない。
それ故にツェーザルが頭に過ぎったことに気付くはずもなかった。
より密着した状態にただただ嬉しそうに笑うのみ**]
だーかーらー、お前も自分が人から欲しがられるような存在なんだって自覚しろよ?
[ 全然分かってない様子のメルヒオルに、軽い危機感を覚えた竜は、ぽふぽふと頭を撫でながら、言い聞かせようと試みる。 ]
獣の姿だって、あんな風にいろんな生き物の綺麗で力強い部分を全部持ってて、その上、治癒の力が血に宿ってるとかもうそれ、魔ってより神獣に近いからな?
[ 確か人界の伝承でも、複数の獣の特徴を備えた神獣はいたはずだ。メルヒオルの美しさと純粋さは、既にその域に到達しているだろうと、竜は本気で考えていた。 ]
まあ、誰にも渡さねーけど。
[ 結局、悩んだところで、結論はそこなのだったが* ]
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そういえば、アデルが、このことバトってみたかった的な事をおっしゃってたのを見た気がするんだけど、俺もやってみたかったね、というのが>>104あたりに駄々漏れてるね。
ちなみに実現したら、多分、片割れが昔アデルに会いに行ってるっていう裏設定が開示されてた。
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そういえば、俺たちのとこは家族は二人とも居ない、けど、メルヒオルを作った奴はいるのか。やっぱ魔族なの?
ぼくが?
[ツェーザルの言葉>>_171も、やはりきょとんとするだけ]
だれかに欲しがられても、ぼくはツェーザルの傍から離れないもん。
他のだれでもない。
ツェーザルがいいの!
[契約したからだけではない、傍にいる時の心地良さや、触れられて灯る心の温かさ。
言葉として追いつかない感情は既にメルヒオルの中で育っている]
神獣かぁ。
ぼく魔族って言ってるけど、良く分かんないからとりあえず魔族、って言ってるだけなんだよね。
[造られたもの故に己を知らぬ。
魔界で過ごしていたから、ひとまず魔族と名乗っていたに過ぎなかった]
ぼく本当は神獣なのかな。
[性質が近いというだけであって実際は神獣ではないのだが、己を示すには魔族よりも当て嵌まるような気もした]
[そんなことを言ったものの]
んー………ま、いいや。
ぼくはぼくだもん。
[魔族であろうが神獣であろうが、自分であることに変わりはないから、と。
明確に区分することは敢えて放棄したのだった*]
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>>-375
だよなー。俺は、ちょっと一発ぶん殴りたい気持ちはあるけど、メルヒオルが会いたくないなら、やっぱ放置か。
― いつか ―
[ 美しく晴れ渡る空の下、三彩の鱗と翼を持つ竜神が、共に旅してきた唯一の伴侶と呼ぶべき者の手をとって、そっと恭しく口付ける ]
俺の命と心の全てを、お前に捧げる。
空の果て、地の限り、時の流れの果つる末までも...
俺と共に生き、共に空を駆けてくれ。
そして、どうか、お前の全てを俺に...
[ 竜が腕に抱える花束を手渡せば、返るのは微笑みか抱擁か。
いずれにせよ、竜はその身を掻き抱き ]
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正式な、プロポーズだけは、やっとくねっ!
というわけで、お疲れ様でした。
みなさまとても眼福で幸せでした。
メルヒオル一緒になってくれてありがとう!可愛かった!可愛かった!
愛してるよーっ!!
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