[ 傷だらけになり、苦痛に悶えていただろうに。
そんな様子を微塵も感じさせない、優しく清らかな魂。
その先にそっと手を伸ばしてみると
普段と変わらぬ温かさが、確実に存在していた。
彼の魂が、心が。
彼が生きた証が、消えず残っていた証拠。
──そして、この先も。]
……こんな姿になってまで、
他人のことばかり気にするだなんて>>4:390。
本当に……君はずっと変わらないね?
何回死んだら自分を大事にするんだい?
[ 悲しいはずなのに自然と笑顔が浮かんで来た。
悲しい顔をしてたら、また言われそうだからね。]