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アリシア様………!
[ 私に"ハナ"を教えて下さった方。
お名前を一方的に知ってしまったから、
次にお会いした時はしっかりと自己紹介をしようと思っていたのに。
結局そのお名前も愛称だったのだけど。
"じんろう"に、襲われたのですか…?
首元の痣…ありましたっけ…?
………もっと、お話したかったです。 ]
アレクシス様………
[ 名簿でしか見たことがないけれど
この方はどんな方だったのでしょうか。
アリシア様と同じ痣…?
傷はないみたいですね。
……一体、何があったのですか…? ]
マリエッタ様………
[ スノウ様が仰っていた"マリにゃん"様という方は
マリエッタ様の事なのですよね?
ウイルス…だなんて…
この船が無事に目的地まで着いたら、処置していただけるのですよね…? ]
────…アデル様……?!
[ 嘘、どうして…?
アデル様も…"じんろう"に……?
お名前、ご主人様から伺いました。
私はヴィクトリアと申します。
それから……それから………
"ほうこうざい"、今もちゃんと持ってます。
何度もこれに救われました。だからお礼を…言いたかったのに…… ]
…オズ、ワルド、様…………
[ 私をお食事に誘ってくださった方。
目が覚めたら、オズワルド様の血がありました。
あの時、あの場所で
私が眠っている間に何が────?
オズワルド様は"じんろう"ではありませんよね?
私をお食事に誘ってくださったのは、
私を壊すためではありませんよね?
あの時の言葉、お話、全部。
信じていいのですよね…? ]
___…ズキッ
思い出したように身体中が痛む
左肩、右脚、心臓。
身体も心も傷だらけ。
二人を守れなかった後悔、カレルを傷付けた痛み。心は血を流して慟哭する
でも身体と心を引き裂く、荒れ狂う嵐のような痛みは
まるで分厚いガラス越しに遮られたかのようで、この手で触る事すら出来ない
………あぁ、俺死んだんだっけ?
血の海の揺り籠の中で未だ微睡む心には、現実感は感じない
]
[ もうその声は届かない。
ヒタリと彼のコクーンに触れてみる。
あぁ…なんて冷たいんだろう。
膝立ちをして指をからませるように手を合わせ
背筋をピンと伸ばして目を瞑る。
いつしかの物と同じ、>>2:209
魂が救われるようにのおまじない。
長い長い沈黙の後ゆっくりと目を開いたなら
この場を後にしようと。
Nルームから出る時、一度だけ、寂しげに振り返って。
向かうのは、第2エリア。 ]*
[ もうその声は届かない。
ヒタリと彼のコクーンに触れてみる。
あぁ…なんて冷たいんだろう。
膝立ちをして指をからませるように手を合わせ
背筋をピンと伸ばして目を瞑る。
いつしかの物と同じ、>>2:209
魂が救われるようにのおまじない。
長い長い沈黙の後ゆっくりと目を開いたなら
この場を後にしようと。
Nルームから出る時、一度だけ、寂しげに振り返って。
向かうのは、第2エリア。 ]**
――第2エリア・通路――
[空っぽだった。
何も残っていなかった。
いや、それは正確でないのだろう。
やるせない思いや、自己嫌悪や、喪失感や、
そんな負の想いは、心の中にぐるぐると渦巻いたままに。
それでも、この手には、何も残っていなかった。
乗っていたものに気づいても遅く、ただ生きていた頃と同じ、何も乗っていないと認識できる手。
行く場所もない。帰る場所もない。
それはそう、生きていた頃と同じだった。
見ないふりをしていたもの―――“大切”だったもの。
それを見ないふりをしてきたのは、ある意味正しかったのかもしれない。
だって今、ひどい喪失感に襲われているから。
だから“大切”なもの、持たないようにしていたのに、って自嘲気味に。
だけど…それは、らしくなかったのだろうな、と、思った。
あの日―――“親”に捨てられた日、全てを失くしたような心地になって。
それから大切なもの持たないようにしていたけれど、それの裏側では
どこかで“愛”を、求めていたのだと思う。
捨てようとして、捨てきれなかった願い。
結局それは、自身の甘い部分として、残り続けていたのだろう。
全部、間違えてしまっていたのだろうか。
だから、こんな末路を辿ってしまったのだろうか。
それならば、しょうがないことだ。
あの日死ぬはずだったのが、アキレアと、そしてあの人に生かされただけの、
惰性だけの日々だったのだ。]
ーNルームー
[次に目覚めると、そこはNルームであった
ふわふわと天上付近で漂っていたが、どうやらカサンドラが遺体を運んでくれたようだ
天上付近から人事のように眺める自分が身体は、あまりに出血が激しく咄嗟には何処が致命傷かさえ分からない程だ。およそ正視に耐える眺めではなく
思わず自分でも顔を顰めた
そんな身体にぎゅっと抱きつく彼女を見れば>>7]
……なぁ、止めろって
汚れちまうからさ
[へにゃんと眉を下げて
いつか言った言葉を繰り返す
泣きそうな笑みを浮かべてそう言うけど、こちらの声が聞こえる筈など無いし
……自分の凍りついた心が春の陽だまりのような彼女の暖かさに、ゆるゆると溶かされていくような心地良さを感じたから、それ以上言わずに彼女の横にふわりと舞い降りてそっと彼女の淡い栗色の髪を撫でる
]
あはははは…はははっ……
[乾いた笑い。それを聞く生物も、もう傍にはいない。
けれど、ひとつだけ思うことは。
死ぬときにひとりでなかったということ。
こんなこと、思ってはいけないと、わかってはいるのにどうしても。
それが唯一の暖かさ。それだけで、あの日の少女は救われたのだ。
そんな昏い感情を救いとしているなんて、罪悪感が、ひどいけれど。]
…ごめん、なさい……
[ぽつりと、泣き笑いのまま呟いて、ふらりと立ち上がる。
そのままふらふらと、どこかへ向かおうとする。
方向としては、Nルームの方だっただろう。*]
ーNルームー
……なぁ
変なこと言っても良いか?
お前を見てると、昔俺にもお前みたいに愛らしく笑う娘が居たことを思い出すよ
だからだろうなぁ
今もその娘がいたらこんな感じだったかなって思うんだ
[父親のように感じていたと話すカサンドラに>>9ポツポツと語りかける
娘は何故か恋天使の能力を持って産まれなかった。それでも大事な可愛い娘として深く愛していた。
…あの日の事を思い出す。
家に帰ると娘が忽然と姿を消していた。
狂ったように方々を探しても、他の恋天使は「攫われたか何処かで迷子になったんだろう」
なんて言って全く相手にしてくれなかった。
あろう事か「どうせ能力の無い娘なんだから良いじゃないか」なんて宣うもんだからカッとなって殴り合いの喧嘩になって、しばらく謹慎食らったっけ。
殴り合いの喧嘩をしながら、薄ら笑いを浮かべる相手の顔を見て悟ったんだ
恋天使の能力を持っていなかったから、どこかに捨てられてしまったんだろう
娘は生後間もなかった。清らかなあどけない顔で微笑む彼女にちなんで、フリージアの刺繍が施された青いハンカチ。彼女のお気に入りで、いつも大切に握りしめていたっけ。
どれだけ探そうと手掛かりは全く掴めず、生後間もない娘が一人で生きていけるはずもなく。
……今は思い出の中でだけ微笑む娘だ。
娘の事は恋天使である事情抜きには話せなかったけど…
今なら大丈夫だよな?
]
[ル・ウルタールという女性の地位の低い星に生まれて。
貴族の家の跡取りであり、
後に第一位王位継承者となった双子の兄を、
ずっと――…守らなくては、と思っていた。
両親は何故、王位を継げない妹の方が生き残ったのかと、
悲嘆に暮れた。周囲の人はみんな、
死んだのが妹の方で幸いだったと胸をなでおろした。
“わたし”自身も、大切な兄ではなく、代わりに
“わたし”が人狼病で死ねばよかったのにと思っていた>>0:264
ロウや他の人ではなく、自分が殺されそうになってよかったと>>45
本心から安堵できてしまったのは。
おそらくは、そんな無意識の現れだったろうか。]
[微笑み>>45に返って来た、ローの
冷たいような一言のあと、ひどく真剣にも耳に響く言葉>>52に、
驚いて空色の瞳を瞠った。]
―――…っ。……“絶望”?
[ああ、そうか……と、やっと理解する。
兄を失った時の…そして、ロウを失うかもしれないと怯えた時>>2:303の“わたし”が感じた、
心臓が鋭い爪で抉られるような恐怖を。
底なしの暗闇に飲み込まれそうな喪失と絶望を。
永遠に消えないかもしれない血混じりの慟哭の幻聴を。
“わたし”が死んだかもしれないと思った時の、
彼も感じたのだろうか、と。
“わたし”が死んでいたら、相手に何をするかわからない”>>51
彼の言葉は、けして大げさではなく。
大事さの裏返し故なのか、と。
ロウにもしものことがあったら、“わたし”も
そう しかねないかもしれないように。]
[兄亡きあとの“サーラ”は、誰にも必要とされなかったから。
“わたし”を望んでくれる人は、もういないから。
この先の、王位という孤独の約束されている一生>>3:286でも
冷え切った諦念と共に、そう覚悟していたのに――…。]
……分かった、わ。ごめんなさい。
“わたし”を、大事に思ってくれて――…ありがとう。
[そんな風に、喪失に“絶望”するほど、
自分が傷を負った方がいいと思えるほど、
大事だと言ってもらったら…。
じんわりと胸奥に広がるぬくもりに似た、嬉しさと切なさに。
金色の双眸を映す空色が揺れて、滲みかける。
堪えようとして、微笑んだ。]
―回想/Nルームー
……わたしも、あなたにずっと逢いたかったわ。
よく、ソールに揶揄われたくらいに。
今のわたしには、そんな資格はもうない筈なのに、それでも…
あなたに逢いたいと、願わずにいられなかった。
[ずっと逢いたかったと言ってくれたロウ>>4:167に、
泣き濡れた空色を瞠る。
もう一度“サーラ”と名を呼んでくれた彼の腕に、抱き寄せて貰えば。
どきりと心臓が高鳴るのを感じて、
微かに頬が熱を帯びるのを感じながらも。
その ぬくもりと力強さに、心のどこかが安らぐようで。
ゆっくりと身体のこわばりを解いて、やわらかに身を委ねた。]
[もしもこの先、
どんな
あなたがくれた“しあわせ”を、胸に懐いた“愛おしさ”を。
後悔することだけは、ないだろう。
“あなた”と、出逢わなければ よかったとだけは。
―――…けして、思えないだろう。]
・
[兄について語った時の彼と、
兄の死について語る時の彼の様子の乖離に
違和感を感じつつも>>4:172>>3:291.
その時はローの説明>>3:246に一先ずは頷いて。]
……ええ、分かっている。
分かっているわ……。
人狼になった人間の心を守るためには、
殺さなければ、助けられないって……
[ソールの時によくわかっていることではあったが、
改めてローの口から言われると、>>4:173.
心臓を鋭い爪先で抉られる様な、哀しみと喪失の痛みを感じて。
握りしめた手>>3:292に、心配そうな視線を感じれば、
大丈夫よ、と首を横に振った。
兄の死を語る時と同様、淡々としたような口調に
微かな懸念を感じながらも。]
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