情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
.........ほんと有り得ねえ。
[ そうして、数年ぶりにその酒楼を尋ねた彼は、マダムに一つの伝言を託した ]
もしも、あの時のあいつがまた顔を出したら...今度は「男同士」で呑もうって、伝えてくれ。
[ 勿論、つけられた印のせいで、当分同僚達から揶揄われまくったことの落とし前だけは、会えたら拳できっちりつけてやるつもりだったけれど** ]
― サクソー川/橋の南側 ―
『それなら、オクタヴィアス様だって同じだって言ってんだよ』
『あー、ほんとに石頭だなお前らっ……!』
[苛立ち帯びた声と共に、投げ合うのはいつの間にやら威力のない土塊。
異なる存在を信じ、拠り所にするが故の平行線は、そうは終わらぬ様子]
[状況が真逆になっている事に気付く余裕はない。
対しているのは、それだけの余裕を持てるだけの相手じゃないから]
……ち、浅いっ……!
[繰り出した突きの閃が伝える手応えは浅いが。
相手を馬から下ろす事には繋がった。
繰り出される槍の閃、その構えには微か、覚えがあるが。
それがどこで見たかをたどるには至らず]
おうよ……止めてやろうじゃねぇか!
[元より、自分はそのためにあるのだから、と。
懐狙う槍を受け止め、跳ね上げられた動きに逆らわずにくるりと返して、振り下ろされたそれを気合で弾く。
互いに引かぬ──引けぬものを背負った攻防。
打ち合う二振りにが響かす音が大気を震わせる]
信じる、って。
言われちまった以上は、絶対に。
下がれねぇんだよっ!
[攻防の中、槍を身に受けたは幾度か。
それでも銀灰の覇気は衰えず。
懐近く飛びこみ、地に片膝突いた姿勢から、半月の弧を描くように斬り上げの閃を放った。//]
[川の南側はさらなる乱戦の様相を呈していた。
そこへ、浮き橋を渡った兵が順次、繰り出してゆく。
拿捕した舟に馬を乗せて運んだ工作兵が、カークに手綱をとらせた。
指揮官らしく騎乗せよと。
盟主の姿は二つあっても、命令が二つあってはならない。
以降のカークは、周辺を守る兵100ほどに「ついて来い」とだけ命じ、他隊の指揮はディークに従うものとする。]
──我らが生きる道は前にあり。 勇猛なれ!
[馬上に背を伸ばし、差し出されたラモーラルの軍旗を掴むとガツと地を穿った。*]
― 南岸・修道院跡付近 ―
[左手に、重い感触が伝わる。
突き立てた切っ先は、ダーフィトの身体を深く貫いている。
彼の右腕が動き、日差しが一瞬翳った。
このまま斬りつけられれば避けようがない。
衝撃を覚悟して歯を食いしばったが、予期された刃は落ちてこなかった。]
───なにが間違いだったかなんて、分かるものか。
[抱きつくような形で刃突き立てたまま、告げる。]
おまえは、すべきと思ったことをした。
俺も、すべきと思ったことをしている。
それが全てだろう。
だからもう、背負わずともいい。 //
[ 背負わずともいい、というダンクラードの声が、どこか優しく響く。
剣を振り下ろす力がなかったのか、振り下ろす事が出来なかったのかは、彼自身にもわからず... ]
これで、15年前の乱は......本当に、終わる。
........お前達は...、きっと......新しい
[ 必ず見せてあげる、という、オクタヴィアスの声は耳に今も残る ]
(...願わくば...)
― サクソー川・修道院跡側 ―
[川へと落ちた兵達は鎧に動きを制限され、流水に抗うのもままならず流され行く。
そこに投げ込まれる岸からのロープ>>323、そして盾を捨てろという声。
それが誰のものなのかも考えず、言われるままに盾を離し、流れの先にある即席橋へと掴まった。
それにより一息ついた時、彼らからは闘争心が抜け落ちていた。
流されたことにより疲労が蓄積したことも少なからずあろう。
一番大きいのは、戦っていた者に助けられた、と言う事実である*]
西へ、向かえ。
影を追い、援けよ。……行け!!!
[歯の間から搾り出すようにして、傍らの騎兵へと指示を飛ばした。
迷うように視線が返るのも刹那、すぐに短い諾が返る。
幾ら取り纏められるかは分からず、纏めても彼らは北岸を行くしかないだろう。
追撃の可能性も否定は出来ず、けど、これが最後に為し得る指示だった。
橋の中央から北にある歩兵、それに西側から軽歩兵隊を破って合流出来た幾分かの者、そうした兵らはやがて西に向かうだろう。
川の南側、敵中にある者らは投降するか逃げ延びるか。
それは彼らの才覚と相手方の差配によってくるのだろうが。]
[───がらん。と、槍が地面に落ちた。
続いて、男の身体が、どうと地面に倒れ伏す。
微かに震える男の手が、クレステッドへと伸ばされた。
触れること叶えば、──がし。と、手は彼の袖を掴む。
害する意図ではない。ただ、死に臨む者の切迫のみをもって。]
……、… 頼みが、ある、
[はあ。と、大きく苦しげな息が落ちる。
そのひと息ごとに、命が目に見えて削られていく。
息を吸う間合いをまた置き、男は口を開いた。]
ダンクラード様、は、
オクタヴィアス殿と……、会ってみたいと、言われた。
あの、二人を、 … 死なせては、ならぬ。
死なせて、しまえば──…、また、繰り返しに、なる。
……、決着の、のちに、
…─── 対話、を。
あの二人なら、…それも、叶おう……
[以前、オクタヴィアスに砦で伝えそびれたこと。
せめて伝われば良いと思う。
或いはもう、とうに考えているかも知れないけど。
……かの砦で、最後まで対話を望んだ辺境伯の嗣子を思う。]
クロイツどの、に、みとどける、と、
……、あとは、
[お前に、と。音にはならず、目を閉じる。
ダンクラード様、と。男の唇が最後、音なく*紡いだ。*]
ダンクラード様、
[この声に、痛みは乗らない。
これを今ほど感謝したことはない。
穏やかな、───穏やかすぎる声が、名を呼んだ。]
… すみませぬが、儂は先に行きますでな。
[どこへ。とは言わない。
すぐそこへとでも付け足しそうに置いて、微かに笑った。]
マーティンと、酒を、呑まねばなりませんでなあ。
ダンクラード様は、ゆっくりとおいでなされよ。
… あまり早くおいでになったら、叩き返しまするぞ。
[ゆっくりと置いて、言葉を捜した。
ああ、もう時間がない。……なにか。
何かもっと、最後に伝えたいことは。大切なものは。]
/*
ダフィ兄様ーーーー!!
フォスターさんもーーー!!
はぁ、ホント皆カッコイイ…。
そして帰着点どうしようねw
現状だと今のダンには明け渡せない、ってなる気がして(
ダンクラード様とご一緒にいられて、
マーティンと三人で、わいわいと──…
……、…。
… どうか幸せに。幸せに、おなりくだされ。
[それは王として、とかではなく。
もっとささやかな一人の子として]
儂の、ただひとりの───…
[息子。と、音にすることはなかった。
微笑むような気配が揺れるのを最後。
その気配は、ふつと*途絶える*]
[刃交えるさなか、不意に声が響く。]
チャールズ?
[穏やかな声に、言葉に、わずかな不安を覚えて名を呼ぶ。]
/*
まじで、自薦しといて、これはない!と思いつつ...ディークかっこよすぎたんですごめんなさい。
みんな、最終日がんばってね!
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新