情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
― 都市上空 ―
……ふむ。
[言葉を発する事も、『檻』へ言葉を落とす事もなく。
交差を見続けていた『紡ぎ手』は、小さく息を吐く]
……制したのは、『運命の輪』か。
[地に落ち、倒れ込む『力』の主の姿に>>62に小さく呟いて]
……さて。
選ばれしは、如何なる道か。
[薄く笑みを浮かべて小さく紡ぐ。
緩く動いた霞色の翼から、光が零れて風に散った。*]
― 都市中心部 ―
[左肩に鎌の刃が落ちる。
硬質化されていないその場所に、刃は予想外に深く突き刺さり。
オズワルドの手から、三日月斧が滑り落ちるのが見えた>>61]
オズワルド!
[鎌から抜け落下を始めたオズワルドを、加速を止め翅の動きだけで速度を制御しながら追い掛ける。
意地を示すよう広げられた翼に、こちらも無闇に手を貸すことは出来ず。
やや高い場所から見守るかのように降りていく形となる]
ちょっと、大丈夫……?
[地に足を着いた途端、倒れ込むオズワルド>>62。
揺さ振りかけた手を止めて、せめて深い傷だけは止血をと、服を裂いて脇下を通すような形で左肩に縛り付ける。
それ以上は専門家ではない自分に出来ることもなく。
おろおろと助け求めるように周囲を見た*]
/*
実は結構、鎌の攻撃をどの程度当てるかは躊躇いがあったのですよね。
ラストの描写も斬らずに決着する形を最初書いていたのだけれど、直前の描写と矛盾するので没にしました。
(やや先の行動を含めて描写するとこれが困る)
[『山翡翠』の主張に対するゾフィヤの内心知らぬまま。
くすくすと笑う彼女にどしたのかな、と思いつつ。
翡翠が見つめるのは、それぞれの
………これ以上は動けねぇ。
[観念したように言って、緩やかな動きでこれまで集めたカードを取り出す。
『力』のカードだけは少し離れた場所に落ちていて、取りに行けそうに無かった]
ほらよ。
後一枚は、あっちな。
[カードを差し出しながら、残りの一枚を顎で示す*]
/*
て、プリズン・ブレイク……wwwwww
[ちょっと何か反応したね]
[懐かしいな、いろんな意味で]
[てか、後からヤツが出てくるのを読まれたか(なわきゃーない]
[目を向けた時、二人の最後の一合が交わされた瞬間だったか]
……本当、無茶するね。
見てるこっちが、肝が冷えるよ……
[間一髪、斧をすり抜けていった碧髪を、半目で苦々しげに見て。
安堵込めた溜息吐いた。
それから、深くに鎌が突き刺さった梟の肩に薄ら血の気が引きつつ]
……うっわあ。
[何か一瞬白い物見えた気がする!と引き攣り笑いした。
早くカード渡してこっちに来い、と念じつつ]
/*
うん、バードゲージブレイクフラグ建てつつ
ハンカチフラグ折れたかな。
さて、明日はどうなるか(というか明日も48hなのかな?)
― 都市中心部 ―
う、……うん。
[薄目を開けたオズワルドに窘められ、大人しく頷く。
両腕で起き上がり座り直そうとするのを見れば、手を貸そうとはするが、不要ならば手を引っ込めてただ心配げに見守った]
そ、……っか。
[差し出されたカードの枚数は多く、纏めて受け取れば重みすら感じる気がした。
そして顎で示されたのは、残りの一枚――『力』のカード>>68。
飛ぶ程の距離ではないから、歩いて取りに行き]
確かに受け取ったよ、オズワルド。
……他の人たちの分も一緒に。
[振り返り、先に受け取った分に重ねて示す。
パメラに、ロヴィンに――他、多くの者の願いの籠められたカードが、今、手元にある]
オズワルド。
――あんたはどうして、空を目指したの?
[ふと思い立って訊ねたのはそんなこと。
カードを奪う引き換えには、到底ならないだろうけれど。
せめて、彼の願いの一端でも背負っていきたいと*]
……俺の未来はここには無ぇと思ったからさ。
ここで無為に過ごすだけの未来じゃなく、もっと、色んな可能性を秘めた未来が外にあると、そう思った。
未来や可能性は自ら掴み取るもんだって言った奴が居やがったんでな。
[その切欠になり得るから、カードを手に取り空を目指したのだと。
その意図は恐らく伝わることだろう]
…言っとくが、俺はまだ諦めてねぇぜ。
俺の願いは俺のもんだ。
お前ぇが背負ってく必要は無ぇ。
[己の願いは己のものだ、と。
そう言わんばかりの表情で笑った*]
[ゾフィヤという娘は、ある意味吉兆に愛されている娘だ]
太陽は一度沈んでも再び昇ってくるように
[両親を、故郷を失っては、グレートヒェンに会い]
縁を、幽かな繋がりを紡いで
[望みを失っては、ローレルに教えられ]
いつか、娘自身も太陽を運べるように
[その他幾つもの『偶然』が黒翼を完全な闇に落さない]
[ 戦いの勝敗は、刹那の交差が分ける。
地に降りた梟の羽の主から、蟲鳥と呼ばれる娘がカードを受け取り... ]
諦めぬ者が、また一人、か。
[ 真剣な面持ちで呟いて、ゆるり、と鉤爪の無い右手を握った ]
― 都市中心部 ―
[こちらの問いに、口端持ち上げるオズワルドの表情>>71が見えた]
そう。
[彼の話>>72に耳を傾けた後、ぽつりと呟く]
未来や、可能性……。
あたし、この戦いが始まった時は、そんなこと考えていなかったわ。
[未来に背を向け可能性を閉ざしたことで手にした
導かれた結果が現在だった]
良かった。そう言ってくれて。
[諦めない。
幾度か交わしたその言葉をオズワルドも口にしたことに、自然、笑みが零れ]
――きっと、その分は高く飛べる気がするの。
[見上げるのは、籠に閉ざされた空の向こう*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新