情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
開け!
[言葉に反応したものか、別の理由か、
閉ざされていた扉がひとりでに開き始める。
大きな門扉が開き切ってしまえば、その先は光だった。
虹色の光が耐えず蠢き渦を巻いている。
この先にシェットラントがいる。
"門"がある。]
― ホートン砦の夜 ―
[これは遠足前の出来事である]
ふにゃふにゃ、もうだめぇ〜
[自分主催の宴会、そしてその後のカード大会で散財しつくした弟の無様の姿を兄、ソマリアードはため息ついて見下ろした。
守護隊長室のベッドは幸いダブルであるが、そこで大の字でよっぱらって寝ている弟。半目になる]
「アラン……、ちゃんと金は持っているのかい?」
そんなぼかぁ宵越しの銭はもたないさぁ〜
ぜぇんぶ、カードですっちゃったぁ〜
[夢見草の香水よりも濃いよっぱらいのアルコール匂い。
これはもう起きないな、とソマリアードはあきらめ顔でため息をついた]
[いやぁ、ちょろいちょろい、と談話室で憩い中の騎士たちは笑う。
ソマリアランはカードではちょろい。何せ本人のよっぱらったときに見せる性格が素直なのである。どこぞのにっこり狸団長とは大違いだ、と]
やあ! リベンジしにやってきたよ!
[だが酒をあおっていると、ご当人がやってきた。
しかもいかにも水を被って全部出してきたという勢いでアルコールの匂いが消えている。ほのかに酸っぱいアレな匂いと、いかにも匂いを消すのに頑張ってきましたという安っぽい香水の匂いがする]
「「「おおー! 鴨が再びやってきたー!」」」
[色めき立つ談話室]
ふっ、さっきとられた分、全部取り返す
[そう気障ったらしく髪を書き上げ意気込むソマリアラン。
そうして、長いカードゲーム大会が始まるのだった――]
…め、だ。
[そのベリアンが、門へ向かって子どものように手を伸ばす。
駄目だ、止めなければ。
声が出ない。伸ばした手の先が揺らめいて定まらない]
……、だ。ベリ、ア………
[彼の服の端を、指先が掴んだと思った。それが最後。
シェットラントは大きく息を吐いた。
それを再び、吸うことはなかった*]
[目眩がする。
もう、どちらが”門”でどちらが”門の影”かすら覚束ない。
歌が聞こえる。
それは──眠たくなるから止めろと言いたかったけれど、]
馬鹿ですね…
[《奈落の書》の代わりにシェットラントを抱いてこの時を迎えるなんて。
目を細めて、笑った。]
[そうして翌朝]
昨日、ものすごくスッたなぁ、どうしたものかなぁ、って思っていたらさあ
どうも酔っ払って覚えていないけれどもしっかり勝ちきって、お金もちゃんと戻ってきているんだよねえ
これが星をも味方につける天才賭博師の才能所以か――
[ソマリアードの部屋で目覚めるなり格好つけるソマリアラン。
一方のアードは、ソファで身じろぎもせずに睡眠していた。二人を区別する手段はかなりあるが、基本的に朝すっきりと起きられないほうがアードである。夢にのめり込みやすいというか]
[時期に朝の朝礼と訓示の時間がある]
えーっと、今日は教本のp265 の教訓をいう…なるほど。
[「文武両道 騎士団の心得」なる古からの指南書を読んで、身支度を整え髪を結わえれば滅多なことではバレはしない。
ソマリアードに扮したソマリアランはそうして、朝だけのお仕事をしたのであった。おしまい]
[シェットラントが最後の息を吐いた、その瞬間。
───キン!と、澄んだ音を立てて、
ヤコブに渡してあった透明な水晶の石に罅が入った。
未だ割れはしないが、
良く見ればじわじわとその皹は先へと進むのが分かるだろう。
青白い門の扉が、応じるようにヤコブらの目前に開かれた。
半日か……精々、もってあと一日。
それが術者失われた今の、残された*期限*]
時系列がふわっとしてたらいいんだが、
オッサンが出発したのは、ベリアンが門に行った後なんだよなあ。
そこから半日ならば、ヤコブ出発した後(ry
っ、はは。あれ、やだな、私。
なんだか、泣いてばっかりだよね。
[目尻を擦る]
ああ、…でも大丈夫かな。
これは、見えないものね。
[仄かに寂しさを滲ませながら、音を零す]
/*
真実はウェルシュのままだと団欒できない(殺したくなっちゃうから)
↓
じゃあ幼児退行させよう!(当初は外見はそのままの予定だったけど書き忘れたから体もちっちゃくなったことにした)
↓
都合悪いw確かに、中の人てきに都合は悪かったわ笑
↓
やばいいい設定うかんだこじつけちゃえ
というあとのせ。というか兄がいる設定ですらその回想する直前にあとのせしt(ry
だってさ、折角のリエヴルチップとの組み合わせだからさ、絡みたいなと。
当初の予定では過去とか誰かとの繋がりとかのない完全な力としての役回りだけやろうと思ってたのにどうしてこうなった。
泣き顔なんて、憶えていて欲しくないもの。
ずっと相手の記憶に遺すなら笑顔がいい。
いっそ笑いあって消えられたら。
その方がいい。
[今、こうしてみんな消えてしまうかもしれない。
だったら、最期は笑顔を浮かべていたい]
…ねぇ、あのね。
私があの時、ベリアンくんに願おうと思っていたこと――…。
叶えたかった願い、それは。
[彼に結局、言い損ねたこと。
内緒話を打ち明けるように、キアラはそっと囁く]
/*
はっ。
ひらいた後のポータルの外見描写も、術者に任せておけばよかったとちと思った。
描写用意してたんならごめんよう。
/*
んん!
共鳴に返してあげたいけどここは……
返さぬ!方が美しい気がするので返さぬ!!!
でもヤコブめーーー ヤコブめ! かわいいやつめ…
オッサンはシュテルンのことを知らない
=シュテルンのする全てのことは、オッサンの予想外である。
これが、未熟で特殊な力を持たないシュテルンが、
オッサンへの切り札になりえる理由である。
そうしてね。
シェットくんと、ベリアンくんと。
手を取り合って、…騎士団で頑張るんだ。
未来の為に。
それが私の叶えたかった――――…夢。
[門が開ききると同時、手元で澄んだ音が鳴った。
違和感を感じて視線をやれば、透明な石に罅が入っている。]
……っ。
、の ばかやろ …。
[―――こういうときの直観は、よく当たる。]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新