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あっ……!!
[ 頼れる「盾」であるバルタザールは、一握りの灰になってしまった。
聖将軍は戦える状態ではない。
「剣」であるクレステッドの背を見て、アデルを見た。
野茨公はどのくらいの強さなのだろうか?
少なくとも、あの氷の魔物よりは強いに違いない。
自分とソマリを背に庇ったまま、
クレステッドは戦えるのか……? ]
――いえ。
野茨公の不在をアレクシス殿より聞きました。
ヴィンセント様が野茨公の分も客人をもてなしておられたのでしょう。
謝られる事はありません。
むしろ、何の手伝いも出来ず――…
[謝罪するように頭を下げてからヴィンセントに視線を戻す。
距離は先ほどより近く薔薇の香りが一層深く感じられた。]
……お戻りになられたのですね。
よかった。
[血親から、の言葉に帰還を確信し安堵する。
差し出された薔薇に引き寄せられるように利き手を添えれば
腰へと回る公弟の腕に、また距離が縮まり途惑うように眸が伏せられる。]
[命を捨てた男にはもう、敵は存在しない。
残ったのはただ、生者への――己の心に生きている者たちへの祈りだけだ。]
な、んだ、この程度、かっ・・・?
[腹部に迸る熱い痛み。
だけど、阻止すべく力を集中する。]
よ、計な事はやめてもらおうか。
主が、消えたら闘いを私はうしな、う……。
い、まこの時を楽しもうでは、な、いかっ!!
[走る激痛を無視して手に持った剣を振り切る。
その首を取らんとして――]
[ その質問は……、
教会に居た時ならば、聖書通りのきれいな返答が出来ただろう。
でも、今は。 ]
「くるしみ」から解き放たれる事だと思うわ。
[ 聖書と違う事をいうことを、迷わなかった。 ]
こころや、
からだのくるしみから……。
それがどんな形なのかは、その人によって違うと思う。
……それがひとじゃなくて魔物ならば、
「滅び」も救いのひとつだと思う。
[ とても長く、喋った。 ]
……くそ。
[血親の姿を見て向き合う事になった気持ちに戸惑う。
そう出来るようになったのは、男が死んだからか。
それとも他人には聞こえぬ聲で幼馴染と束の間語らったからか。]
……反抗期かっつーの。26にもなって。
[憎しみのみだと思っていた血親に対する感情は、いつしか別の感情も混じっていて。
――それらを分かつことは不可能で。]
…死ぬな。
死ぬんじゃねぇぞ。
[守る事が出来ないのが悔しい。]
[僕に伝えねば成らぬことが在った。
己の所有物である彼に、戦火以外を渡せなかったこと。
彼を奴隷商より買い上げたときから、
きっといつか、この時が来るだろうと思っていたこと。
彼は紛うことなく。
聖将軍ソマリ・サイキカルの、聖剣であったこと。]
うーむ。
クレスんの敗北を知ってるPL的には、
ここはアデルんと一緒にソマリんを連れて逃げるのがいいけど、
PC視点では、前衛クレスん、後衛アデルん、支援ゆりりんで戦うのがベストだなぁ。
クレスんが逃げろって言ってくれるのがベストだけど。
[幾重にも突き立て斬り重ねた刃は、影を浸食しつくす。]
どうせもう終わりなんだ。最後ぐらいは仲良く……なんて柄じゃないな。
[自分は役に立っていないと、ジークムントが気落ちしている様が伝わってくる。
抱き寄せた腕の中、目を伏せる様は聖女のごとく。
無理に顔をあげさせることはせず、身体を傾けて、その耳朶にふれんばかりに唇を寄せた。]
[貫かれたのはソマリではなく、彼の剣だった。
黒の瞳が見開かれ、そしてそっと伏せられる。]
最期まで違わぬ姿勢に敬意を表します。
[命の灯火が消え行く様子が見えた。
これ以上憎しみの連鎖が生まれぬよう、音を止めた胸元を強く握り締める。]
ちっ。
[主を守ろうという意思は、鎧よりも固く刃を拒む。
一撃を阻まれ、なおも反撃されて、
舌打ちをしながら飛び下がった。
防御に掲げた左腕の鎖鎧がはじけ飛び、
血と共に飛び散る。]
― 一階・外 ―
[左腕を指先まで真紅に染め上げる血は、止まる気配を見せない。
息子に守られたこの身を、自分も守らなければ。
そう思うのに、じくじくと孕む熱は視界を眩ませ、瞼を酷く重くする]
私の血の精髄だ。
…私の死と共に咲いた。
[ギィの声を真似て、ジークムントの耳元に囁く。]
まだ血を厭うているのだろうけれども、
今はそれでは自身の身も守れないだろう。
── せめて、これを。
[霞み白んでいく瞳の奥に、広がるのは――
陽光の下、純白の花が咲き乱れ、蝶が舞う何処か。
お伽噺を聞かせるような、優しい声で紡がれた世界]
もう誰にも、死んで欲しくはないのです。
[誰が為でもなく、己がそう思うから。
声は誰にも届くことなく、意識の世界へ溶けて行く。]
[手ごたえはあった。
放っておいても、あの男は倒れるだろう。
だが、復讐の刃を阻まれた怒りが再度向かう。]
ならば貴様から先に逝け。
それなら文句は無かろう。
[確実にとどめを刺すべく、心臓を狙いすまして再度剣を突き出す。]
是も非もなく。滅しろ
[横薙ぎに振るった刃は、首を斬り落とし、振り上げた刃で胴体を真っ二つにする。
祈りではない十字をきって――自身に絡みついていた因縁を中に入れ込んだ]
[最早喋る事は適わない。
故に再び背中で語る。
自分の振るうのが貴方でよかった。
只一言それだけを。]
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