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さようなら、オットー。
[これがきっと、最後の囁き。]
お前の意志は、俺が引き継ぐ。
[嗚呼、涙が止まらない……。]
さよなら。
[それだけを口の形だけで伝える。
殺せなかった無念さか、それとも自分の未来を
見通してか、どちらにも取れる笑顔で]
……!? ディーターさん!
逃げっ……
[人狼が獣へと変じる姿を、初めて見た>>299,>>300
そしてその光景を、見たままを、素直に捉え――たかった。]
――――っ……
……また、逢えるわ、きっと。
[ディーターがオットーの頭部を彫像で殴打すれば>>307、逸らすことはないものの一瞬痛々しげに目を細める。
やがて彼の人の命が尽きれば>>309、他の者と同様に死化粧を施そうと。
アルビンの遺体は屋内へ運ばれたのだろうか。そうであれば、彼も一緒に。]
― 少し後のこと ―
……すみません。
少し、部屋でやっておくことがあるので……失礼いたします。
[それは処刑と弔いが終わった頃か。
占いの準備のことかと皆には思われただろうか。
食事もそこそこに、部屋へと戻っていく。]
おやすみなさい。
[また明日、とは言えなかった*]
― 夜 ―
[かちゃり、と戸を開く。鍵は掛けないでおいた。
誰もいないことを確認してから、階段へ向かおうとして――
向かいの部屋の、ドアと床の隙間から、つ、と一通の封筒を差し入れた。
そうして、階段を降りてゆく。
その首には、ロザリオは掛かっていなかった。
手首を切った跡はあるが、止血はしないままに、導かれるように裏口を出た。]
── その時 ──
[開票の場には当然立ち会っていた。
自らの命が絶たれる結果を目に、オットーは語り出す。
黙したまま、それが自分の答えだった。
処刑の時は近い。砂時計が宣告する>>299
それは、オットーが息絶える時刻、ではなく。]
ディーター……!
[白い獣が躍り出るその瞬間。
決断し>>284処刑人となることを選んだ>>296
その彼が、捕らえられる。
武器となるものはその手のナイフ、他には……?
自分の元には何も無かった。
ああ、なんということだ。
人間がまた、人狼に殺されてしまう。
状況を打解する術を見つけられないまま
彼に呼び掛けられれば>>307足は床に根付いたように動かない。]
[自室の机に残されたものは、鮮血滴るロザリオと、父からの手紙>>2:210,>>2:211
ロザリオの先端は、ついぞ占えることのなかった兄の名を指していた。
遺言でも書こうかと思ったけれど、消される可能性の方が高いと、辞めておいた。
それにきっと、兄はすぐにでも真実に辿り着く。残酷な
そして偶然持ってきたもう一通の手紙>>0:120は、そこにはなかった。
最期まで持っていたかったから。
服の中、胸元へ忍ばせていた。]
― 裏口 ―
[さて、オットーの仲間たる人は既にそこにいただろうか。
それとも、後から来ただろうか?
やはり貴方だったのね、と思いつつも。
確証はなかったから、告発はしなかった。
けれど納得したように、にこりと笑った]
ひとつお願いがあるのですが、構いませんか?
……命乞いではありませんので。
その……
胸、とか……脚の付け根、は……
触ったりしないで頂けますか?
[想い人以外には見せたり触らせたくはないという乙女心を、とんでもなく場違いなところで覗かせた。
胸元には大事なものが入っているから、というのもあるが。]
[願いはひどく場違いなものであっただろう。
叶えられても叶えられずとも、彼に背を向けまぶたを閉じて、そのときを待った*]
― あなたへの手紙 ―
“ごめんなさい。
私はあなたの温もりを忘れることができないようです。
あなたがどんなふうに変わってしまっても、
あなたが私を手の温度を忘れてしまっても、
痛みを感じてしまうほどに、
あなたの本当のこころを信じてしまうほどに、
え、おいっ、オットー!?
[その笑顔に視線を向けられたのは一瞬に
なってしまう。
突然動いたオットーに目を見開いた。
彼も、生かそうと必死なのだ。
人間も人狼も、互いに生きようと必死なのに
俺だけが違うのだ。
人を殺す昂揚感だけが俺を生かすのだと
気付いた今、俺は人でも人狼でもない化け物なのだろう]
本当に、俺は……。
[ディーターの為に殺されようとしている彼を見て。
人狼を殺せるなんて羨ましいとさえ、
思ってしまう浅ましい人間だと、止めようと伸ばした手を
それ以上どうすることも出来ずにいた*]
負傷兵 シモンは、パン屋 オットー を投票先に選びました。
[真実に薄っすらと気づきながら
ブラインドをかけてしまう
信じたいという甘い幻想に囚われて
――きっと己はうすうす気づいている。残酷な
それでも。其れを認めたくない甘さもまた
俺は持っていたのだ]
[お前が、止めてくれと言ったその言葉
それは人狼であるからこそ出たものなのか、どうかを
俺は、考えながら打消し、を続ける]
― 深夜 ―
[オットーを弔ったあとどうやってフリーデルを狙うか。考えていた男は、裏口に向かう彼女を偶然目撃した。これは好機とばかりについていく。
外に出たところで追いつき、姿を見せた男へ声をかけたフリーデルへ、暗い笑みを浮かべる。
嗚呼気付かれていたのかと、その表情を見て悟る。焦っていたとはいえ、あんな雑な言い訳を使ったのだから仕方がない。]
なんなりと。
[仲間を奪った憎い占い師、そんな視線を向けないよう努力しながら、極力紳士的に応じる。]
そんなことか。
[欲求は意外だったけれど、年頃の乙女としては当然過ぎて無下に断る気になれない。]
俺だって、年頃の妹がいた。そのくらいお安い御用さ。
[自分は喪った記憶の過去で、人狼騒動を経験している
そのことが、残酷な程多岐な可能性を見出して
自分は、この村を居場所を決めた
彼を信じていたいと思った(願った)
――だからこそ。そのうちの可能性の大部分を封じてしまう
でも仕方ないじゃあないか、人間だもの
結局、持って行ってねぇなぁ、と
部屋の中で酒瓶を明かりにかざせば
琥珀の液体が揺らり、ゆれた*]
[ヨアヒムのときと同じく、左手だけを獣のそれに変えて。鋭い爪で、左胸を背後から一突き。
一瞬で命を刈り取った。
食欲は一応あったのだが、フリーデルの意思を尊重して、それだけで襲撃を終わらせる。*]
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