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……うん。
君が何故、そうなったのか。
それを知らないままではいたくなかったから、その点では満足、かな。
[一歩、一歩と近寄る姿に、猫がにぃ、と鳴く。
その頭にぽふり、手を置いた]
……あ、そうだ。
できれば、みぃくんは、殺さないでほしいなぁ。
この子は、空虚になったぼくを生かしてくれた、たいせつな同居猫さんだから。
[向ける願いは、やはりどこか、場違いなものだった。*]
あんたさ、バカじゃないの
[死の瀬戸際の人間が口にするには場違いな願いの後、呆れたようにため息をついてそうぼやく
けれどそれよりもむしろ、未だ態度を崩さず村人達の仇の過去を聞いて同情した様子を見せたことへの感情だった。]
そう、じゃあ…………
……死になよ。
[オットーの姿はアルビンの目の前で人狼へと変わった。
飛びかかり、仰向けとなるその身体の上へ獣はのしかかる。]
[青い目をした人狼は唸り声を上げ、最後の犠牲者を見下ろす]
……………。
[しかしいつまでたってもその力を振るうことはない。
そして、瞬きをする間に、……その姿は夢であったかのように人の形へと戻る
狩りへの高揚感も滅ぼされる人への嘲りもない、青年となった男が見せていたような無表情]
……最期に、言っておこうと思って
……最後まで。全力で生きて。
[死は与えるも得るも容易いものだから。
より、得るのが難しい生を貫けと。
短い言葉を言い切るのと、爪が振り下ろされるのはどちらが先か。
裂かれる痛みはいつかと同じ。
ただ、あの時よりも消耗している体は、それに耐える事など叶わない。
猫が忙しなくないているのが聞こえて]
……ごめん、ね。
また、ひとりぼっちに、して。
[そ、と紡いだ短い言葉は如何様に響くか。
それを知る術は、既に断たれて。
意識はふわり、冥き淵へと墜ちて──それっきり。**]
[フランツとコンスタンツェが認識できたところで、この館の主のことも思いだす。あの人の良い主のことだから、もしかしたら魂になってさえ、庭園で花をいつくしんだりしているのかもしれないと、想像する。さて、実際はどうだったのだろうか]
ん?どう、って……――。
[フランツから酷く曖昧な質問を向けられて、答える間を作るべく後ろ頭を掻いた。その時、聞こえたのはオットーが、人狼に噛まれて人狼と化したという話]
……
[赤く赤く染まった身体で、呆然ともう何も応えてはくれないその人を見下ろしていた。どれだけ時が経ったか、やがて上から退き、傍らへ膝をつく。
最期の謝罪は傷を負った彼を支えていたという同居猫へのものだろう…そうでなければいけないのだ。]
俺は、コンスタンツェが真実人狼であったなら、
この先、人間に人狼が関与して起こる悲劇を
僅かでも減らせたなら良かったと思っている。
[コンスタンツェが、どのような人狼であったかは、ジェフロイ視点では見えない。だから、オットーが人狼に噛まれて人狼になったことを苦しんでいたとすれば、未来に同じような苦しみを得るかもしれない者が出る可能性を減らせたことを、もっと端的にいうならば、喰らわれる者や、このような人狼狩りで失われる人の命を僅かでも減らせたとことを良しとすると]
[それは、過去両親を人狼による騒動で亡くし、狩人という道を選んだジェフロイだからこその感想かもしれない。だから]
で、お前はどうなんだ?
[フランツの思うところは違うのだろう。
おそらく、その想いを聞いて欲しいからこそ、自分に問いかけを向けたのではないか?と思い、問いを返した*]
最後まで、ねえ……
[二匹が生きる部屋に掠れた声が響く
“最後まで、全力で生きて”その言葉までは否定し受け入れないことは出来ない。
まるで
バカで偽善者で訳の分からないことを言い遺して……なんで神父になっちゃったんだろうね?
…兄さんみたいなのはさ、大人しく行商人をしてれば良かったんだよ。
[この部屋で命を落とした二人の亡骸を、きちんと横たえ胸の上で手を組ませて整える。
もう謝ることはない、赦されることなど求めてはいないのだから。]
……お前、これからどうしたい?
[それから黒猫へ視線を移す。
その主の願いを叶えるつもりではあったが、生かすとしてもどうしてやればいいのだろう。**]
[問いに返るジェフロイの言葉>>+35。
彼はこうなったことを後悔してはいないらしい。
その言葉だけでは彼の体験等を測ることは出来ないが、一種の達成感のようなものが感じられるように思う。
問い返されれば>>+36、少しだけ惑う様子を見せ]
…俺は───
『にぃ』
[問われた猫は、か細い声で一声、鳴き。
横たえられた同居人の顔に頭をすり寄せた後、問うてきた青年を見上げてもう一度、にぃ、と鳴いて。
ついていく、と。
そう言わんばかりに青年の足元に身を寄せた。**]
[ハイアオの亡骸は人と変わらない。
その正体を知る者はいなくなった、これで……]
……これで、今度こそ
[彼女は、人間として死ねる**]
どうして、相容れない、か。
そりゃ、人狼が人の形をして、人の思考をして、
それで尚且つ人を喰らうから、じゃねぇのかな。
[落胆の色滲むフランツの言葉。
彼がその言葉の裏に滲ませた真意は、多分ジェフロイは拾いきれない]
つーか、まぁ、相容れないのは
人間と人狼だけの話でもねぇだろ。
人間同士でも相容れないものは相容れんさ。
[故に、あっさりそんな風に返した*]
[わたしは視線をオットーらにやったまま、ジェフロイさんとフランツの会話をぼんやり聞いておりました。
ジェフロイさんの言葉>>+35にも、とくに表情を変えることはありません。
だって、聞かれもしなければ、別に答える必要はないわ。わたしの目的なんて。
勝手に言わせておきます。そうでしょう。]
[あっさりと言われたこと>>+39にフランツは苦く笑う]
はは……それもそう、ですね。
…………
人同士なら、まだ、頑張れる気がしたんです。
努力次第で並び立てるんじゃないか、って。
…でも、決定的な違いは、近付きたくても離れていくだけみたいで。
───……悔しいんです。
[表情はそのままに、抱いている想いをぽつりぽつりと吐露した]
人を喰らう人狼に恐怖を抱き、排そうとしてしまう人間の心情は勿論理解出来ます。
誰だって死ぬのは嫌ですからね。
…それでも俺は、彼らに近付きたかった。
仲良くなりたかったんです。
[幼い頃からの願いは今でも変わらない。
喩え、彼らが人とは相容れぬ者であったとしても。
そう本心を露にした時、込み上げる悔しさが頬に雫を零れさせた**]
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