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[物理的な連撃から魔法の連撃へ。
それを狙っての3連撃は下方から現身を捉え、両腕と背を貫く。
一時ならば動きを止められるものだったが、流石は神と称されるもの。
両腕の溶岩錐は一拍の後に腕を振り回すことで崩され、残る背も4枚翼を羽ばたくことで風化を見るに至った]
ヘヘッ。
[けれどそれだけの隙さえあれば十分。
更に次>>+88が続く。
長杖を根から引き抜きながら、次の手の集中に入った]
[吹き飛ばされるセージ>>+90に、ア!と思ったが、すぐさま跳ね起きる様子>>+91に安堵する。
さっきはアイルリートも吹き飛ばされていた>>+69。
攻撃を受けて尚、即反撃し得る頑健さ。
攻撃が効いているのか不安にもなってくるが、諦めは沸いてこない]
OK、アイルー!
[指示を飛ばすアイルリート>>+96に是を返し、ステファンは右手で握った長杖を高々と掲げた]
もう一度…!
Mental concentration……
bird……rear……blast……
[集中しながら宙に描く五芒星の陣。
先程は1つだったけれど、今回は前よりも2周り程小さいサイズで描き、それを複数作り為した。
いくつ描いたかなんて数えていられない。
アイルリートからの合図がかかるまで延々描き続け]
Yeah!!
Plural burn phoenix!!
[そうして齎された合図>>+98に、描いた陣を一気に柄頭でなぞり上げた。
陣1つ1つから生み出される不死鳥の大きさはやはり先程よりも2周り程小さい。
けれど数を増やしたために、連撃による威力は倍以上に跳ね上がる]
[大地の封目掛け、風の連撃が、氷の刃が、焔の鳥が殺到する。
封に囚われた現身はどうしていたか、それを確認する前に、一つの影が目の前を過ぎった]
────レオ?
[銀の鎧を纏い、槍を握り締めた戦乙女>>+114。
その面差しに覚えあるものを感じ、思わず呟く。
戦乙女が大地の封へと翔け、一撃を繰り出すまで具に見遣り]
[そんな感動を声に出したのも束の間。
大地の封が割れ、アイルリートから忠告>>+117が飛ぶ]
!?
Shed………ゥワ!!
[少しでも威力を削ごうと、炎の障壁を立ち上げようとするが間に合わない。
距離がある分、前衛たるアイルリート達より受ける威力は幾分減じるだろうが、それでも身を裂く衝撃波にベルティルデ共々>>+116吹き飛ばされた]
[体勢を整えろと言う声>>+122が聞こえる。
けれど吹き飛ばされた身体を直ぐに動かすことは出来ず。
現身の接近を許すことになるかと思われた]
[けれど]
[現身とステファン達の間に滑り込む影>>+123。
ぽつりと零される声>>+124にその正体を知る]
アイルー、thanks!
[必死に攻撃を防ぎ、現身を引き寄せようとする姿に感謝を一つ。
アイルリートが護る後ろで立ち上がり、再び長杖を握った]
ベルティ、動ける?
[立ち上がれそうになければ手を貸す心算でベルティルデに声をかける]
[重なる手>>+135を支え、ベルティルデと共にアイルリートが相対する現身を見る]
ウン、もう少しだと思う。
ベルティ行けル?
合わせるヨ。
[声を返しながら、ふわり舞う風の力>>+128も感じ取った。
この4人が集まって不可能なことなどあるものか。
ここより遥か上空、枝の方でも皆が奮闘しているはずだ。
魔法の発動の連続で消耗は激しい。
けれど逆に力が漲る、そんな感じがした**]
同時に、ウン、やってみよう!
水と火は確かに相性良くないケド、打ち消すばかりの相性じゃあないカラ。
きっと上手く良くヨ!
[対消滅も多い属性だが、火は水を変化させることも出来る。
氷から水へ、水から蒸気へ]
氷が溶けたら、そこから更に水で連撃出来たりシナイ?
[不意に思いついたことを口にしつつ、同時魔法を放った後は離脱することに同意し、ベルティルデの案>>+140を実行するために左右へと分かれた]
[セージがかけてくれた加護のお陰で身が軽い。
いつもより速く、長く跳躍し、ベルティルデと正対する、現身の左側へと陣取った]
Mental concentration……
[集中しながら自分を含めた4人の配置を見る。
現身の前方には大地のアイルリート。
後方には疾風のセージ。
右方には流水のベルティルデ。
左方には火炎のステファン。
それぞれが相対する属性、その配置には覚えがあった]
フフ、四神みたいダ。
[ゲームでも良く見かける神を引き合いに出し、楽しげに笑った。
厳密な配置は若干違うのだが、下方視点でならその配置も副う]
ナラ、やっぱりアレかナ。
[放つ魔法は直ぐに決まった。
集中と共に長杖を右手に持ち、高く掲げる]
bird……many……blast……
[宙に陣を描く傍ら、現身越しに反対側に居るベルティルデと目が合った>>+143。
微笑んでくれる様子にこちらも笑みを返す。
左右から感じる大地と疾風の力。
正面から伝わる流水の力。
そこに己の火炎の力を重ねた]
Plural burn phoenix!!
[ベルティルデ>>+144同様、先程と同じ焔の不死鳥──鳳凰とも呼ばれるそれを現身の左側面へと放つ。
相対する位置から放たれる氷刃より数は劣るものの、十分な威力を備えた連撃。
術の完成と共に手筈通りに後方へと大きく飛び、同時攻撃の結果を注視した*]
[疾風の加護に重なる大地の加護>>+161。
二重のブーストアップは現身の攻撃に抗うには足るもの。
それらを身に宿し放った氷火は違わず現身へと届いたのだが]
───これ…ッ!
[言葉が途切れたのは歪んだ魔力>>+162を感じたが故]
させるもんカ!
[長杖を右手で掲げ、柄頭を現身へと突きつける。
輝いた結晶から放たれるのは、現身の下にある黒炎を包まんとする紅炎。
歪んだ魔力をそのままに出来ないと思ったのはステファンも同じ。
アイルリートが黒い霧に飲まれる>>+164のも見えたが、彼がこれしきのことで屈するはずがないと信じ、自分が出来ることを為すべく魔力を放ち続けた]
Yeah!
[ベルティルデからの要請>>+177に短く了承の意を発す。
現身が再び淀んだ魔力を生み出そうとしているなら、それを正しながら攻撃すれば良い]
Flame……!
[詠唱の間にアイルリートが黒い霧を跳ね除け>>+180、大地の魔力を掻き集めていく>>+181。
やがて生み出され行く、大地の封印術式。
同時攻撃を仕掛ける時は、近い]
任せテ!
[アイルリート>>+183とセージ>>+185の声に是を張り上げて。
長杖を両手で握り、柄頭を前方へと傾ける]
Holy, Holy, Holy.
Pierces, Burn out, And connected to the future.
Purification flame lance!
[宣と共に長杖を高く掲げれば、柄頭の結晶が一際大きく煌いた。
流れを正す清らなる風を受け、結晶より具現された巨大な聖焔の槍は更に燃え上がる]
いっけぇぇぇぇぇッ!!!
[高く掲げた長杖を、封に絡められた現身目掛け振り下した。
ベルティルデと合わせ放たれた聖焔の槍が現身の左半身へと襲い掛かる*]
[氷刃と焔槍に貫かれる現身。
封は未だ溶けず、清浄なる風は澱みを散らす。
同時攻撃を終えて尚、動き出すベルティルデ>>+190を見て、ステファンは柄頭の結晶に送る魔力を維持し続けた。
ダメ押しの一手が放たれることを察したが故]
continuation……!
[現身へと突き刺さった聖焔の槍が煌々と燃え上がる]
[現身を挟んで正対するベルティルデが術を紡ぐ中、その身に現れる変化>>+192にステファンは見張った。
白花色のヴェールは神聖さを示すよう。
ベルティルデの美しい髪にその色は良く映えた。
常ならば出る感想は飲み込まれ、固唾を呑んで術の完成を待つ]
[現れたのは先にも見た戦乙女>>+193。
ベルティルデと共に戦う
魔力切れで息が上がる中、神聖の槍が現身の胸へと吸い込まれるのを見た**]
[大気を、大地を揺るがす重低音。
それが止むまでは現身から目が離せなかった。
音が消えるのと、現身が渦に姿を消すのは同時。
緊張の続いていた身体は、その後もしばらく動かずにいた]
…………ッハ、
YHEAAAAAAAAAAAAAH!!!!
Mission completed!!
[両の拳を天へと突き上げ、喜びの声を上げる。
その状態のまま、天を仰ぐようにして後ろへと倒れて行った]
終わったーーーァ。
[疲労は濃いが、達成感が尋常じゃない。
緊張が解けたのもあって、表情はしばらく緩みっぱなしだった]
[他の3人も倒れたりへたり込んだりしてしまっているらしい。
無理もない、それだけのモノを相手にしていたのだ]
ウン、やり切っタ。
皆でチカラを合わせテ。
[セージの声>>+204に確認するように声を返す]
アハハー、今回ばかりはボクもお菓子食べたいヨー。
デモ持ってない!!
[アイリの声>>+201にも笑いながら返していた]
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