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― ??? ―
[黒霧に呑まれたアイルリートの意識が覚醒した時。
目の前に広がるのは、全滅の光景]
――――っ!? おい、皆!?
ウェル!なんでここで……
と、トオル!?
[仲間の勇者達が、神殿の騎士達、癒者達。
枝の側にいるはずの仲間達もそこで倒れていた。
アイルリートの知る限りの人達が、全滅している光景に、受け入れられない動揺と共に声を荒げてしまう]
[トオルがやられた?その信じ難い事実に顔が深く蒼褪める自分を制御できない]
なっ……何をしているんだ、トオル……
こんなところで倒れている場合では……ないだろ……
最後までやり通すのが、トオルではないのか……?
僕をひとりにしないとかのたまったのは誰だ……っ
[現実的に何故トオルがここに居るのかと考えるとありえない光景にも関わらず。
受け入れられないその凄烈な光景に声は震えている]
[凄烈なといえば、アイルリートの心を抉る光景に思わず駆け出す]
なっ……何故近づけない!
おい、起きろ!
レントナー! セイジ! ベルティルデ!
誰か…誰か起きないのか!?
[然し倒れ伏す人達の手前で、無色の硝子に遮られた様に身体が進まなくなる。
伸ばす手が動かない。倒れ伏す仲間達の身体も動かない。
目に見える景色が、そこで一気に暗転する]
[次の光景をみたとき、アイルリートの息が詰まるもの。
フラクシヌスが滅んでいく姿がみえた。
フラクシヌスの空まで高く聳える世界樹は黒く干乾びた様に朽ち果てて。
大地の、疾風の、火炎の、流水の、すべての精霊が死に絶えて混沌へ回帰していく世界で。
至る所の人々が魔物や混沌に襲われ死に絶えていく世界の光景。
そしてアイルリートは何も手を出す事もできない。
誰を護る事もできず、ただその光景を見る事だけしか赦されていない]
[その光景は、アイルリートには何を差し引いても許容できる物じゃない。
人を死なせない為に力をつけた。
人を守りたいが為に大地の勇者であろうとした。
そんな自分が、仲間を守る事も人々を助ける事もできず
ただ世界が滅んでいく光景をみせられる。
例えそれが、白昼夢の様な幻覚と理解していても。
その光景は、アイルリートの根幹にある弱い部分を揺さぶる景色だった]
『所詮はそれがヒトの限界だ』
[何処かで妙に聴きなれた声が聞こえた]
『神にヒトは逆らえない
なのにヒトは愚かに神に逆らう』
[それは他でもないアイルリートの声をしていた]
『身の丈をこえてでも
なんでも守ろうと欲張ってしまう』
『すべてのヒトを守るなんて不可能だ』
『仲間と力をあわせるなんて
お前には無理だ』
『盾の後ろを越えて隣や前にくるヒトを
どうして守れるというんだ?』
『お前も覚悟しているだろう?
どこで誰が死んでも不思議ではないと』
『だけどお前ひとりで守り続けた方が
誰も傷つかなくて心は安らぐ』
『誰かといたいのにひとりでいたい』
『ひとりでいなきゃ守れないからひとりでいる』
『仲間が隣にきたら
もう守りきれないかもしれない』
『力が足りなければ誰も守りきれない』
『また皆 両親の様に死んでしまう』
『 だが 僕は違う 』
[その時天井を見上げると
夜空とも呼べない暗い虚空の中で、アイルリートと全く瓜二つの何かが此方を見下ろしていた。
その背に大地のマントを羽織り、彼は何でもひとりでできそうだった。
人々を守る事も、敵をなぎ払う事も、世界を思い通りにする事さえ]
『 僕を崇めろ 僕に委ねろ 』
『 たったひとりで何でも出来る力がある 』
『 "僕"がいままでずっと欲しがってきた力だ 』
『 僕だけが"僕"の望みを叶えてやる事ができる 』
『 "僕"の安息できる居場所は この手をとればある 』
『 失くした人々をとりもどす力も 』
『 どうせ最後にはいなくなってしまうのを知って 』
『 友人でありたいとおもったやつらも 』
『 すべて "僕"の望みどおりにできる 』
『 望みも安息も居場所も すべて"僕"の願うままに… 』
『 さあ 大地の勇者 』
[天上からまるで蜘蛛の糸を齎す様にして
アイルリートへ向けて、アイルリートの姿をした『混沌の王』が、その手を差し延べていた]
…… …… 僕は …… …… ……っ。
[言葉を失くしてその手を見つめて立ち尽くしていた様に見えた
アイルリートは確かに… 笑みを浮かべて]
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うーん、返って混乱させちまうかな?>メモ
描写の権利はミリアムのものだし、変に口出ししない方が良かったかな。
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闇堕ちの危機かと思ったけどアイルリートさんなら大丈夫だろうと思ってました。
そろそろ終わりのターンかな?
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あ、『未来導く光』は、うん。
ちょーどね、そこのとこがかかってたから、つい……ついw
[現在のBGMは企画イメ曲とキャライメ曲の交互りぴーとです]
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ミリアムが寝落ちてないか、ちょっと心配になってきたあるね...まあ、最悪エピにかかっても大丈夫、なのかな?
[魔力を全部使って、放った魔法>>66がウェルシュの魔法>>67によって強まり、トールの魔法>>69によって確実に『混沌の王』へと当たる。
そして。
レオの魔法>>72によって、自分を含む人達や世界樹を守る水の紗幕が張られる。
『混沌の王』はと言えば、大分弱ってはいたけれど、まだそこにあって。]
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あ、色コードは青背景でもちゃんと見えてますね。
良かったー。
大地=中黄
疾風=白緑(翡翠と迷いましたが、緑濃いと青背景に紛れてしまうので)
火炎=紅
流水=瑠璃紺(墓下では空色)
色を決めた理由は――パッションです。
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聖焔の槍に対して、こちらは聖なる氷の槍、ですかね。
最後はこれで来ると思って合わせて下さったのかな。
戦乙女の槍はラスト向けに作ってたんですが、
セイジくんが格好良く止めを刺してくれると思っていたので先出ししてしまったのでした。
まさか、順調だったダイスが狂うとは思いませんでしt
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今の内に埋めとこう。
今回、美人扱いされて、チップ補正って怖いなと思ってました。
異世界の住民っぽくしたかったんでいいのですが。
短縮呪文を使うようになってから、舞踊要素が殆ど消えてしまったのが残念過ぎる。
浄化の泡の魔法のリズムは、禹歩みたいなイメージでした。
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もうじきエピ入りで離れてた皆とも会えるのですね。
無事に走りきれたーと言えるのかな。
至らないところ沢山あったかと思いますが、どうもありがとうございました。
トオルさんとお話し出来なかったの残念。アイルリートさんとこでちょい触れたくらいだ…。
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ばるたくんとちあちゃんが地下に居られるか分からないので
撃破報告受けたものとしてキリつけてしまっていてごめんね。
何かあればあとで補完します。
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