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『すべてのヒトを守るなんて不可能だ』
『仲間と力をあわせるなんて
お前には無理だ』
『盾の後ろを越えて隣や前にくるヒトを
どうして守れるというんだ?』
『お前も覚悟しているだろう?
どこで誰が死んでも不思議ではないと』
『だけどお前ひとりで守り続けた方が
誰も傷つかなくて心は安らぐ』
『誰かといたいのにひとりでいたい』
『ひとりでいなきゃ守れないからひとりでいる』
『仲間が隣にきたら
もう守りきれないかもしれない』
『力が足りなければ誰も守りきれない』
『また皆 両親の様に死んでしまう』
『 だが 僕は違う 』
[その時天井を見上げると
夜空とも呼べない暗い虚空の中で、アイルリートと全く瓜二つの何かが此方を見下ろしていた。
その背に大地のマントを羽織り、彼は何でもひとりでできそうだった。
人々を守る事も、敵をなぎ払う事も、世界を思い通りにする事さえ]
[三つの力によって、淀んだ魔力の幾分かは相殺させる事が出来た。
けれど巨神が怯む様子はなく、また淀んだ魔力を生み出そうとしてさえいる。
今はアイルリートとセイジから受けた加護の魔法で防げてはいるが――
早く決着を付けねば、と少女は表情を引き締める。]
ステファン!
もう一度二人で同時攻撃を!
[声を張り上げて同時攻撃を仕掛ける要請を投げかけた。]
『 僕を崇めろ 僕に委ねろ 』
『 たったひとりで何でも出来る力がある 』
『 "僕"がいままでずっと欲しがってきた力だ 』
『 僕だけが"僕"の望みを叶えてやる事ができる 』
『 "僕"の安息できる居場所は この手をとればある 』
『 失くした人々をとりもどす力も 』
『 どうせ最後にはいなくなってしまうのを知って 』
『 友人でありたいとおもったやつらも 』
『 すべて "僕"の望みどおりにできる 』
『 望みも安息も居場所も すべて"僕"の願うままに… 』
『 さあ 大地の勇者 』
[天上からまるで蜘蛛の糸を齎す様にして
アイルリートへ向けて、アイルリートの姿をした『混沌の王』が、その手を差し延べていた]
…… …… 僕は …… …… ……っ。
[言葉を失くしてその手を見つめて立ち尽くしていた様に見えた
アイルリートは確かに… 笑みを浮かべて]
[…… ……黒い霧に包まれたアイルリートが見たのは滅びの光景。
仲間が倒れ、世界が滅び、混沌に回帰されていく光景。
何も守れずにただその光景を見せられたアイルリートに声が聞こえた。
混沌の王が、アイルリートのその心に干渉する。
ひとりですべてを守れる力も
世界をのぞむ様に操る魔力も
すべてが思い通りになるその誘いで]
[ 崇めろ 委ねろ
何でも守れる力を手に入れれば
はじめて安らげる居場所はつかめる
そんな混沌の王の誘い、やつの声に。
アイルリートが立ち尽くして長い沈黙の間を挟んだ後に。
くす、と笑みを浮かべた瞬間、黒い霧は霧散する]
/*
うーん、返って混乱させちまうかな?>メモ
描写の権利はミリアムのものだし、変に口出ししない方が良かったかな。
[セイジが>>+168、ベルティルデが>>+174、巨神に攻撃するのと同時。
黒い霧が効力をなしていたのは、唯その程度の時間でしかなかった]
…… …… ……そんなもの……
僕のなかには とっくにあるんだよ ばーか。
[澱みを見せる大地の魔力が、急速に生命を取り戻していく。
罅割れて枯れていく大地が息吹を取り戻す。
疾風が、流水が、火炎が、混沌の王が齎した澱んだ魔力を相殺していく最後に。
生命を溢れる大地の祈りが、最後の四つ目の澱んだ魔力を相殺した。
その癒えていく大地の中央に、アイルリートが穏やかに笑みも浮かべて]
[大地の魔力がアイルリートに激しく収束していく。
拳甲に備わる大地の魔石も、その魔力の残る全てをかき集める様に、大地の力があたりに満ち溢れていく]
大地よ……誇りの中に歌え。
その息吹を鳴らし緑を支える力は強く、硬く、優しく。
生命を育み闇よりすべてを守る……祈りの盾。
[大地が走る、世界樹の根が育ち、守りの障壁が励起する。
先程よりも大きく、精霊達の力により織り成される
すべてを支える大地を起点とする、封印術式が混沌の王を覆いだしていた]
/*
闇堕ちの危機かと思ったけどアイルリートさんなら大丈夫だろうと思ってました。
そろそろ終わりのターンかな?
Yeah!
[ベルティルデからの要請>>+177に短く了承の意を発す。
現身が再び淀んだ魔力を生み出そうとしているなら、それを正しながら攻撃すれば良い]
Flame……!
[詠唱の間にアイルリートが黒い霧を跳ね除け>>+180、大地の魔力を掻き集めていく>>+181。
やがて生み出され行く、大地の封印術式。
同時攻撃を仕掛ける時は、近い]
[世界樹の根が急激に伸び、巨神の足に、腕に絡みつきだした。
大地を支えに成長する世界樹の根は、まるで大地の楔の様に巨神を戒めはじめる]
ステフ! セイジ! ベルティルデ!!
残る魔力を全部つかうから!
後の攻撃は……信じているぞ!!
オルキスの聖樹の元に励起しろ、ガイアの封印!
[次の瞬間、大地から競りあがる石槍が、守りの障壁が、巨神を囲みだす。
魔力を湯水の様に扱う風にして、巨神の行動を封じ、仲間達の全力を出させる為にその全霊を傾けだした]
[疾風の一閃は巨神の注意をこちらへと引きつけ、銀の杖が一閃する。
そこに生じた隙を突いて炸裂する水の流れ。>>+174
更に重なる紅炎>>+175に重ねるようにもう一撃、疾風の刃を叩き込み。
上空に逃れた所で、大地の力の高まりを感じた。>>+180]
さっすがぁ……!
[屈する様子もなく、封印術式を編み上げて行く姿>>+181に、にぃ、と笑い]
……おうよ!
[信じている、というアイルリートに一声、返し、風の流れを制する]
力の廻りは、こっちでなんとかすっから!
でかいの頼むぜ、ステファン、ベルティルデ!
[二人の魔力が正しく流れるように。
この自由なる始まりの風であれば、それが叶うはず]
……澱みを、霧を、吹き払って。
未来導く光、呼び込めぇぇぇっ!!!
[言霊紡いで、双剣を高く差し上げる。
翠の光が、輝きを増して風と共に舞い散った]
/*
あ、『未来導く光』は、うん。
ちょーどね、そこのとこがかかってたから、つい……ついw
[現在のBGMは企画イメ曲とキャライメ曲の交互りぴーとです]
任せテ!
[アイルリート>>+183とセージ>>+185の声に是を張り上げて。
長杖を両手で握り、柄頭を前方へと傾ける]
Holy, Holy, Holy.
Pierces, Burn out, And connected to the future.
Purification flame lance!
[宣と共に長杖を高く掲げれば、柄頭の結晶が一際大きく煌いた。
流れを正す清らなる風を受け、結晶より具現された巨大な聖焔の槍は更に燃え上がる]
いっけぇぇぇぇぇッ!!!
[高く掲げた長杖を、封に絡められた現身目掛け振り下した。
ベルティルデと合わせ放たれた聖焔の槍が現身の左半身へと襲い掛かる*]
/*
ミリアムが寝落ちてないか、ちょっと心配になってきたあるね...まあ、最悪エピにかかっても大丈夫、なのかな?
[魔力を全部使って、放った魔法>>66がウェルシュの魔法>>67によって強まり、トールの魔法>>69によって確実に『混沌の王』へと当たる。
そして。
レオの魔法>>72によって、自分を含む人達や世界樹を守る水の紗幕が張られる。
『混沌の王』はと言えば、大分弱ってはいたけれど、まだそこにあって。]
[>>+182ステファンの応じる声を受けて、指を滑らせて扇を開き魔力を集め始める。
そうしている内に>>+180黒い霧が晴れており、アイルリートの姿が現れていた。
信じてはいたものの、幼馴染の、今まで勇者達の支えに徹してきた彼の目に見える無事は少女の心を勇気づけてくれる。
大地の力が作用した事で、急速に淀んだ魔力の浄化が早まっていくのを感じる。
そうして大地の力が守護者の元に集い、地に根を張る世界樹すらも助力して、強固な封印術式が混沌の王の身体を覆いだす。
その力強さは一度破られた障壁の比ではなかった。]
畏まりました!
[>>+183>>+185アイルリートとセイジの声には声を張り上げて応じる。]
蒼き精霊よ、命に恵みをもたらすその力を凍てつく無数の氷刃へと変え
我の前に立ちはだかる敵を切り裂け
フリーレン・シュベルト!
[呼び出した氷刃はセイジの呼び出した風の助力を受け、ステファンの聖焔の槍と共に混沌の王の右半身に突き刺さる。]
…ッ…。
[少女は其処では止まらない。
確実に混沌の王を打ち砕くべく、更に一手を仕掛けるべく。
ふらつきそうになるブーツの足で地面を踏みしめ、扇を掲げて精神を研ぎ澄ませた。]
蒼き魂よ、その荒ぶる力を以て、
悪しき魂を在るべき場所へと誘い給え
[少女は指輪に嵌った藍晶石に意識を向ける。
枝組は――相棒達は今も自分達と同じように現身と戦い続けているのだろうか。
自分達は此処で負けるわけにはいかない。
生命を温かく育む愛しいこの世界を、愛しい人達を。
異界の友人達と新たな縁を結んでくれたこの世界を――絶対に失わせたりなどしない。
その強い意志でもって魔力を縒り、魔法を紡ぐ。]
[大地が混沌の王を戒め、
疾風が巨神の力を散らし、
火炎は流水と共に、混沌の王に更なる傷を加えてくれた。
――もう一歩のところまで来ている。
流水の守護者たる少女は氷刃の魔法を経て、戦いの最中で作ったばかりの魔法を形成する。
いつのまにか、領巾を纏っていないのに白花色のヴェールが少女の身体を包んでいた。
それは氷となった清らな水の気が形成した羽衣。]
勇ましき戦乙女よ、我に世界の敵を打ち砕く力を!
[未だ聖なる焔の槍に苦しむ巨神に向かって凛と響く声で呼び出したのは、槍持つ聖なる乙女――混沌の王とは逆の性質を持った魔法。
力強い力で戒められた巨神の胸に、少女に呼び出された銀の戦乙女が渾身の一撃を加える。
混沌の王の断末魔、大地を揺るがすような重低音が根の領域全体に響き渡った。*]
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