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[それから、二人に酷い怪我がなさそうなのを確認して。
留めていた息を吐き出した。
それからまた真剣な顔で映像に向き直り。
グレートヒェンと、ローレルの願いの行方を見守った*]
……ううん。
ボクの方こそ。
支えてもらえなかったら、どうなってたかわかんなかったし。
……ありがと、グレートヒェン。
[ありがと、という言葉に込めたのは、支えてくれた事と、称賛への二つの感謝。
それから、ふ、と一つ息を吐き]
……ボク、もう飛べそうにないし。
カード、渡さなきゃ、ね。
…………約束、守れなかったのは、悔しいけど…………やれるだけやった、結果、だし。
[言いつつ、ポケットの中からカードを取り出す。
『月』と『塔』と『世界』、それから『星』。
今までとは違う在り方を開いてくれたそれを手放すのは、少しだけ──こわい、けれど]
……誰かが先に進むための力になれるなら。
飛べないボクが持ってるより、ずっといいもん、ね。
[そう言って、笑う事でこわさを振り切る。
カードがなくても、『
そんな風に思えてもいたから。*]
/*
ギィ寝落ちたかな?(毛布ばさぁ)
そう言えば、衣裳ダイス振り損ねたのでお試しで 宇宙服
うん、ローレル来たら試して貰おう
/*
いた。
>ギィメモ
うむ、今後とも弄られ&ツッコミ役よろしく(キリリ
別に実力行使してもいいんだよ?(ハリセン用意しつつ)
/*
うん、世界観ブレイクしかねないから諸刃だな、これは…
(前、深海の衣裳ランダでボディースーツばかり出た奴が言う)
[落下の瞬間腕に感じたのはしがみつく力>>57。
慣れぬ状態にどきりとするが、振りほどくようなことはせず。
こちらの礼に返る言葉>>58を、相変わらずそっぽを向いたままで聞き頷く]
そう……。
わかった。もらうわ。
[差し出された4枚のカード>>59を受け取る。
彼女の言う約束や、背負っているものまではわからないけれど、視線を戻しひとつひとつの言葉を頷きながら聞いて]
諦めるんじゃないわよ。
[笑顔向けるローレル>>60に、掛けるのはそんな言葉]
そりゃ、こんな機会が何度もあるなんて思わないけど。
でも。
前よりちょっとは高く飛べたのに、そのままにするなんて勿体ないじゃない。
[見上げれば相変わらず堅牢な籠がそこにあり、まだそこに届いてすらいない蟷螂には、甘すぎる言葉かもしれないけれど]
飛んでみせなさいよ。
――もし籠の向こうに辿り着いても、待っててあげるから。
[月と星と太陽、
夢を奪った少女への、餞になるかはわからないけれど*]
…… Domina in velis ad te veniat.
[小さく紡ぐ、祈りの言霊。
『貴女が願いに、届きますように。』と。
応ずるように散る、淡い光を見届けた後。
翡翠はふわり、その場から消え失せた。**]
[受け渡された、カードの行方]
[それはエメラルドの彼女へと引き継がれる]
[意思を、意志を継いで、バトンの様に引き渡されるそれは]
ああ、やっぱり。
飛んで行ってしまうんだね、あなたは。
[飛べ「ぬ」鴉を置いたまま、最後のデュエルへと――**]
― 上空 ―
[それまで彼がどこに居て、何をしていたのかは知らない。
けれど、最初の奪取以降動きの無かったその人物を見つけた後の行動は早かった]
ふん。
[口端を持ち上げ、カードを三日月斧に転じると、無音滑空からの強襲を目論む。
カードに意識を向けていたなら気付いたかも知れないそれ。
奇襲にも近いそれを、相手は辛くも逃れたようだった]
良いところに居た。
カード、貰うぜ。
[一方的な宣は戦いの開始の合図ともなる。
いきなり仕掛けたことに非難が上がったかも知れないが、これが避けられないものであることは相手も理解したことだろう。
彼───ロヴィンは腰に据えた短剣を取り出し、オズワルドに向けて構えを取った]
─── 来いよ。
[これまでの生活を無気力に過ごしていた姿から一転、積極的にカードを集めようとするオズワルドの姿勢をロヴィンはどう見たか。
来い、と言いながらもオズワルドは自らロヴィンへと接近し、右上から袈裟懸けに三日月斧を振るう。
短剣で受け止めたロヴィンはそのまま高度を下げ、三日月斧を受け流すと同時にオズワルドへと斬り込み。
その素早い動きはオズワルドの左脇腹を浅く切り上げていく]
っ、
[その素早さに硬質化は間に合わず、脇腹から紅が僅かに散った。
後方へと抜けたロヴィンを逃がすまいと、小刻みな羽ばたきにより向きを変え、身体の回転と共に三日月斧を横に薙ぐ。
しかし届いたのは切先のみで、ロヴィンの腰辺りを浅く斬るに留まった。
ロヴィンからも詰まったような声が聞こえる]
…逃がすか、よ!
[武器の変更のために距離を取り始めたロヴィンを追い、彼の右側から弧を描くように旋回して接近を試み。
換装が完了した後にロヴィンの頭上から両手で握った三日月斧を真直ぐ振り下ろした。
同時、彼の換装した武器──棘付の金属棍が同じように振り下ろされ、鍔迫り合いの様相を呈した]
[ギチギチと、三日月斧の刃と金属棍の棘が互いに圧力をかけ、折れんばかりの音が鳴る。
互いに引かぬ均衡。
それは見計らったようなタイミングで互いが互いの武器を弾き上げる行動で崩れた。
押し合う力で互いの距離が少し開く]
ぅらあ!
[直後、オズワルドは三日月斧の柄の先端を握り、跳ね上がった位置から強引に得物を振り下ろした。
その刃はリーチの差により距離を詰めようとしたロヴィンの左肩へと食い込む。
更に体勢を崩そうと、振り下ろした三日月斧を振り抜かんと力を込めたが、それよりも早くロヴィンが下へと下がり刃から逃れて行った]
[負傷しながらも鋭い視線のままのロヴィン。
それを見返し、オズワルドは呼吸を整えた。
次いで、仕掛けてきたのは下方へと下がっていたロヴィンの方。
負傷しながらも力強い羽ばたきは瞬く間に距離を詰めて。
眼前まで迫った棘棍棒を三日月斧の柄で受け止めると、顔の近くで熱が弾けた]
──── っ!!
[思わず眼を瞑り、力任せに相手を押し返す。
三日月斧を振り抜くと、ロヴィンの気配は僅かに離れて行った。
偶然か、故意か。
オズワルドには図れないが、結果、一時的に視力を失う。
瞳を開けど、しばらくは靄がかかって視認が困難となっていた]
…やってくれる。
[ロヴィンの影すら捉えられない。
ぎり、と奥歯を噛み締めると、オズワルドは瞳を閉じて意識を集中し始めた]
[こうなってしまえば頼りになるのは音ばかり。
視力に頼っていた感覚を全て耳へと集中させ、オズワルドはロヴィンの音を捉えようとした。
その間にもロヴィンは再び換装し、オズワルドへと攻撃を繰り出してくる。
彼が発する僅かな音、それを頼りに身体を左右に揺らし、致命傷を避けて。
音を拾うことに慣れてくると、三日月斧を両手で握り、いくつかの斬り付けを弾き返すようになった]
─── 見えたぜ。
[音により浮かび上がるロヴィンの動き。
脳裏に動きをトレースすれば、位置や狙いなどもだんだんと見えてくる。
口端を持ち上げると、オズワルドは次々と斬撃を繰り出し、ロヴィンに休む暇を与えなかった。
それを繰り返し、相手の上体が開いたと知るや遠慮なく胴に真一文字を叩き込む]
[斬るというよりは叩くに近い重さ。
紅は滲めど斬り痕は浅く、内臓に衝撃を与えるような一撃だった]
……終いだ。
[短い宣と共に地面へ叩き付けんとするように翼を羽ばたかせ、地面間際まで急直下させてから三日月斧を振り抜く。
背を打ち付けさせれば、ロヴィンの身体が震えるように跳ねた]
── は、
死にやしねぇ…とは祈っとくぜ。
[知れず上がっていた息を吐き、三日月斧をカードへと戻す。
地面にはロヴィンから零れ落ちた二枚のカード。
漸く回復してきた瞳で意識を落としたらしいロヴィンを一瞥してから、それらのカードを拾い上げた。
一拍の後、ロヴィンの身体が粒子となって掻き消え行く]
[こちらの言葉に頷きが返る>>65。
それは自身にとっても、心に支えをまた一つ得たように感じられ]
じゃ。
また"後で"、ね。
[やさしい祈りと淡い光を受け取って。
消え行く翡翠へ掛ける言葉はごく軽く。
その未来の示す時間は、あえて口にしないまま*]
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