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―病院ロビー―
わあ、是非是非。
楽しみです。
[ヴェルザンディのお茶のお誘い>>*1には笑顔になった。
ガラスの向こうの食堂にちらりと視線を送る]
お茶でもお酒でも、お付き合いしますよ。
ふふふ。
[美少年はなかなか美味しかったなあ、なんて思っている。
と、モニターの話になって、現実に引き戻された。
向こうの様子が分かることは嬉しい。嬉しいが]
……ってヴェルザンディさん。
その口ぶりは……。
[「広間のマリエッタさんたちの様子は見てなかったと思う」その発言はつまり、ヴェルザンディは広間で何があったのか、おおよそ察しているということではなかろうか]
……なんだか、それはそれでいたたまれないような気持ちがしますねえ。
[ううう、と呻いて、誰に見られているわけでもないのに、やっぱりスケッチブックで顔を隠していたが、モニターにオズワルドの姿が映ると、ぱっとスケッチブックをおろした。現金なものだ]
あっ、オズワルドさん。
[じーっといつものように銀細工を扱い始める様子を眺めていると、溜息を吐き出してオズワルドは作業の手を止めてしまった]
……あら。
[眉根を寄せるのは当然の事か、と思い、左手を隠す動作を薄茶を細めて見守った。]
彼女も、オズワルドはんの様子見れるから、そこまで心配はせえへんやろ。
ただ、そん傷は、早く治療した方がえぇんとちゃいます?
センセと茶飲む約束しとるみたいやし、もうすぐセンセもアチラに行くみたいやからなぁ……。
[マリエッタの様子を伺う話に対して、アッサリと通信機から聞こえた情報を彼に渡して。
元々同じ被害者仲間なので、通信機を通して得た情報をバラしても問題は無いのだから。]
なんだか、元気がなさそうです。
[心配させないように、笑ってお別れしたのにな、と思う。
そして言われたとおり、ちゃんとおとなしくしているのに]
心配してるんでしょうか。
[む、と唇を曲げる]
それって私、信用されてません?
[約束したのに、退屈に我慢しきれなくなって、迷子になったり迷子になったり迷子になったり、とりあえず無茶をしていると思われているんだろうか。
なにしろそれでなくてもとても鈍感な上に、男性とお付き合いをしたことが今までなかったマリエッタに、男心はわからない。
信用していたって、理屈じゃなく心配なものは心配という心理を理解するには至らず]
むう。
[とても不本意そうな顔をした]
[傷を早く治せと言われれば暫し考えてからぺろっと舐めて]
ん 大丈夫
[これ位の傷なら舐めておけばいいと、Drの手を煩わせる事も無いと頷いて見せて]
静かになる
[大きな雛とDrが居なくなればこちらも静かになるだろう。クレメンスの様子をじっと見つめて]
寂しい
それにしても、何の話をされてるんでしょう。
[大きな音なら拾えるのかもしれないが、詳細な会話までは拾えないらしい。何を話しているのかはわからない。
まさかマリエッタの話題が出ているとは思いもよらず]
カメラも、もうちょっと寄りませんかねえ。
[勝手なことを言った。
なにしろ広間の様子を一望できるようなアングルのカメラが一台だけ。細かいところはわからない]
[オズワルドがペロっと傷を舐める様は、動物の様に思えて仕方がない。
大丈夫、と言う青年の様子を見れば、無理している様子は見られないので、強く勧める事はしない。]
消毒だけはたのんますえ。
[化膿して悪化させるのは忍びないので、それだけでも釘刺したら、どうやらヴェルザンディが居なくなった時の話をしているのだろうか。
寂しい、という事を聞いたなら、煙管を取り出して煙草を吸い始めようと。]
寂しいどすなぁ。
センセのおつまみがしばらく食べれない、となると、ちょっとなぁ。
[取りあえず、寂しい気持ちは素直に肯定するものの、おつまみの事を持ち出し始めた。]
細工師 オズワルドは、失声症 ローレル を投票先に選びました。
そうどすえ、一応こう見えてもスタッフやから。
[マリエッタが驚くのも無理は無い、と理解を示しつつ、彼女が自分を病院のスタッフだと思っている様なので、敢えて指摘はせず病院のスタッフだと思わせるような口振りで返答した。
軍関係も絡んでいる、と教えるのは少々リスクがある、と判断したので、そこに関しては伏せるつもり。]
好いてるオナゴを、危ないトコに連れて行かれれたり、それを防げないっつーのは、男として悔しいと思いますえ?
簡単に言えば、「守ってやれん悔しさ」つーもんか。
[その悔しさは十分過ぎる位味わってたので、オズワルドの気持ちは分かるな、と心の中で呟いて。]
[消毒薬は滲みるなぁとか考えて頷く事はせずに、おつまみだなどと言って話を摩り替えるクレメンスに ]
天邪鬼?
[くくっと笑って]
素直 いい
[スタッフという言葉を素直に信じる。疑う理由がないからだ]
そうだったんですか。
それはなんというか、お疲れ様です?
ありがとうございます?
[適切な言葉が思い浮かばず、なんだか疑問形になってしまった]
す、好いてるオナゴって。
……でも、病院は別に危なくないですよ?
[キョドりつつも、説明はやっぱりよくわからない。スタッフなんだからご存知ですよね?と首を傾げる]
むしろ、下手に抵抗した方がよっぽど危ないです。
[ローゼンハイムの部屋を思い出して、遠い目]
天の邪鬼、でっか。
うち、素直に寂しいと言いはりましたが……はて。
[素直に言ってるはずだし、素直に寂しいと思ってるのだが、誤解された様なのでどうしたものか、と首を傾げたが。
天の邪鬼だ、という指摘には、思っていた以上に響いていたのか、ふっと薄茶を反らせてしまう。]
[こくんと頷くと]
天邪鬼
[もう一度繰り返してから]
摩り替え 誤魔化し
[おつまみじゃないよね?とじっとクレメンスを見つめて]
誤魔化し だめ
そらぁ、病院は安全、つーもんは分かりますえ、うちは。
ただ、オズワルドはんがそれを知っているのかどうかは、分からへんどすえ?
[事前に病院は安全だ、という情報を知っている自分は兎も角、オズワルドはそれを知っているとは思えなかったので、その点に関して疑問はあった。]
集会場から病院に連れて行かれる話とちゃいます? それ。
病院に連れて行かれた後、何らかの理由で例のあの人んとこに行かざる得ない事情が出来たら……。
[と、ここまで言って、ふと医者の立場であるヴェルザンディが、医者としてアー何とかの所へ行かざる得ない事になったら、と思ってしまい言葉が一瞬止まってしまった。]
[擦り替えてる、と。誤魔化してる、と。
言葉少ないが、鋭い指摘には、苦笑いをしてしまう事しかできない。
この観察力の高さに白旗を上げざる得ない。]
困った、困ったなぁ……。
確かにセンセが居なくなったら寂しいのはありますえ。
[最早、素直に寂しいと認めるしかないのだが、踏み止まってしまう理由はあるのだから、素直に行動出来ない部分は大きい。
知りたくない事を「知ってしまった」弊害と言えるかも知れない。
ふと、左肩が疼き始め、ついついそこに手を当て擦ってしまう。痛い。]
……ああ、そういえばそうでした。
[クレメンスの言葉>>*4に納得してこっくりと頷く。
確かに、「恋人が出来て結婚対象外になったからお見舞いに行かない」という理屈でアーヴァインの部屋には行かない、という話はしていたが、その理屈で押し通せるかどうかは未知数だった。
病院に到着して、思った以上に病院サイドがこちら寄りだったことに拍子抜けしたくらいだ]
それは心配させちゃいましたねえ……。
[別にマリエッタが悪いという話でもないのだが、なんとなく申し訳ないような気持ちになる]
会えたら、謝りませんと。
[そう呟いて、せめてこれ以上心配させないように、おとなしくしていようと決意を固めた。
まあ、広間の様子が気になって、動けそうにもないのだが]
[なんだかクレメンスがらしくなく、困っているのを見て申し訳無さそうに畏まると]
すまない
[ぺこりと頭を下げた。強張る頬を拳でぐりぐりと擦ってから言葉を選んで]
天邪鬼 後悔
[素直にならないと後悔するよ?とじっと見つめて]
大丈夫 同じ 無い
[みんな違うから、過去と同じにならないよ?大丈夫]
素直 一番
細工師 オズワルドは、医師 ヴェルザンディ を投票先に選びました。
細工師 オズワルドが「時間を進める」を選択しました。
― 中庭→厨房 ―
[気がつけば、もう日が暮れかけていただろうか。
烏龍茶と饅頭セットをバスケットに片付けて、小さくため息を吐く。
怒らせるような事を言ってしまっただろうか。
それとも、心配させてしまっているだろうか、と]
ああ、そうだ。
クレメンスさんに約束したおつまみ、作っておきましょう。
ヒヨちゃん、ちょっとだけまた廊下で待っていてね。
[リードをつけたままの雛鳥を屋内に促せば、キュイッ!と鳴いてついてくるが。
厨房前で、朝のように厨房の隣の扉にリードを括りつければ、キュー…と寂しそうに見上げられる。
今日は少し時間の掛かるものを作るつもりだったが、その視線に負けた。
……できるだけ短時間で作れるレシピにしよう]
ええと、ししとうに……林檎と大根と柚子もあるわね。
あとは昆布も使えば、3品いけるわ。
[鍋に軽く拭いた昆布と水を入れ火にかけ、沸騰する前に昆布を取り除き、鰹節を投入。
なべ底に沈んだ削り節が浮いてきたら火を消して、布巾で漉してだし汁を用意。
出汁をとった昆布と鰹節は冷めてから細切れにして、醤油・酒・みりん・砂糖と一緒に煮詰めてゴマをふりかけ佃煮に。
皮を剥いた大根と皮付きの林檎をそれぞれいちょう切りにして、塩水に付けてから水気をきり。ボウルに酢、砂糖、だし汁、ゆずの搾り汁を混ぜ、そこに大根と林檎と細切れにした柚子の果皮をくわえて和える。
ししとうは竹串で穴を開けてヘタを取り、フライパンで炒める。そこに、中辛味噌、ごまペースト、酒、濃口醤油を混ぜておいたものを流しいれ、絡めながらさらに炒めて完成]
お出汁をとった昆布と鰹節もムダにできないものね。
[昆布と鰹節の佃煮、林檎と大根の柚子風味なます、シシトウのゴマ味噌炒め、とうい3品を盛り付けた皿をお盆に載せ。
ついでに、ヒヨちゃんのご飯を直径30センチのボウルに山盛りにして。
廊下で待ちわびていたヒヨちゃんと一緒に、広間へ向う]
[頬をぐりぐりしてる青年に、通信機から聞こえる声。
二人とも何も落ち度は無いのだから、謝る必要がないのに、謝っている様子に、コチラが逆に申し訳なく思えてきた。]
いやいや、何も悪い事してへんのやから、謝らなくてえぇんやで。
なーんもやらかしてへんのやから、な?
[天の邪鬼のままだと後悔すると、過去は過去、今とは違うと教えられた気がして他なら無い。
若い人達を教える立場であったことが多く、逆に教えられる事に慣れてなかった自分には、どう対処して良いのか困惑してしまうが、それは不快なものではない。
不快な事があるとすれば、この古傷の痛みだけ。
今日は特に調子が悪いのか、いつもの疼きより強く感じて、肩をぐりぐりと右手で擦りーー。]
一緒にお酒を飲むのも良いわね。
じゃあこっちでおつまみを作ったら、少しそちらに持って行こうかしら。
[お茶でもお酒でも、という言葉に小さく笑っていたが。
広間の様子についてうっかり零したところで、マリエッタの様子が変われば、あらあら…と小首をかしげた]
広間に行こうと思ったけど、お邪魔をしちゃ悪いから中には入らないですぐに厨房に行ったのだけれど。
考えすぎだったかしら?
[恥ずかしがっているらしい声の調子に、さらっとそうバラす。
だがすぐにオズワルドの姿が広間に見えたらしく、声音が明るくなったのを聞いて。
また小さく笑いを零した]
若い子は良いわねー。
[そんな台詞が出てくる時点でもう……]
[なんだかつっぱる頬骨筋をぐりぐりしつつも心配そうにクレメンスを見つめる]
心のまま
[それ以上はお節介だろうと静かにグラスを傾ける]
― →広間 ―
こんばんわ……って、あら。
もう飲み始めてました?
[おつまみとヒヨちゃんのご飯をトレイに乗せ、リードをつけた雛といっしょに広間に顔を出せば、既に酒盛りが始まっていたようだ。
かぽっと左の義手を外すクレメンスを見れば、こてりと首を傾げる]
クレメンスさん、腕の調子が悪くなりました?
[病院に向う前に診る必要があるだろうか、と。
そう思っていたところに、呼びに来た自警団員]
………もう行く時間なの?
[聞けば、今回は自分だけが病院に向う予定だったが、急きょ体調を崩したローレルも一緒に病院へ連れて行くので、車の中でも様子を診て欲しいとのこと]
…………仕方ないわね。
[小さくため息を吐き、病院に持っていく為に小分けにしていたおつまみのタッパと、ヒヨちゃんのご飯を抱えて立ち上がりかけて。
名残惜しそうに、クレメンスへと視線を向けた]
医師 ヴェルザンディが「時間を進める」を選択しました。
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