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[絡みつけていた布を解くように長柄の棒を動かし、そのまま杖をつくように地面をとんと叩く]
企みは半分成功。というところですね。
[水を掴むクレステッド>>*38をみながら、腰にさしもどしていた、黒い太陽と塔のオブジェを手に取ると、先ほどの蹴りで浅く切られた傷口に這わすように動かして]
…ま、信頼という意味ではおじさんたちも負けていませんけどね。
[ふふっと笑い、煌めくような血がまとわりついたオブジェを二人の間に投げ捨てるように落とした。
弟子の返事>>*45へとするようにした外周を覆うような熱は急激に、集っていく*]
……謝ることはないさ。
俺だってこのザマだ。
[鏡合わせのような表情を向けたまま、ゾフィヤの謝罪>>+23にゆるく首を横に振る。
勝っていたならともかく、負けた自分がどうしてゾフィヤだけを詰れようか]
[その後、塗り薬が入った容器を投げつけられると、慌てた様子で右手に持っていた左腕を元の場所へと接続した。
直後、受け取りに間に合わなかった容器が胸へと直撃する]
ぐふっ、
[思い切り投げられたそれは、なかなかの痛みを伴った。
落とさないように右手で胸を押さえるように容器を掴む]
乱暴に扱うなよ……。
……ん?
ああ、直るさ。
時間はかかるけどな。
[視線を逸らしての問いかけ>>+24が聞こえれば、苦笑しながら返して。
そう言えば四肢の話をしていなかった、と今更に思う。
ゾフィヤには隠すことではなかったし、四肢を失っていることは気付いているだろうと思ったからだ]
今は休もう。
帰るにしても、体力を戻さなきゃならない。
[そう言って、放り投げていた荷物の傍へと行き座り込む。
そこで左腕の簡易的な修理も行う心算でいた*]
[腕を捕らえた布がそのまま離れていく。>>*48
あの動きを会得できたなら、柔らかい方の鞭も操れるだろうか。
そんな羨望を一瞬覚えるほどの熟達した動きだ。
地面に鮮やかな赤が転がる。
空気がちりつくように熱い。
実際の温度だけではない。
大きな術の力が高まっている気配だ。
それは相手だけではなく ―――]
私たちは、為すとも。
[左手で水の柱に触れながら、右手を大きく空へと振る。
液化した天命石が高く散った。*]
─ 川 ─
[黒髪の彼女の傍を離れ、近寄った彼は意識こそあるもののひどい有様で。
無茶な所は変わっていてくれた方が良かったと言った私の言葉に返された>>60苦笑を見て、胸の中に痛みが生まれる。
3年の記憶の中でも何度もみた顔だ。
けれど彼は、私の知らない12年の間にもっと沢山この表情を浮かべてきたのだろう。
12年。私が知る3年よりはるかに長く、私の知る彼が生きてきた年月よりもまた長いそれ。
義父さんと呼ぶ人がいて、何人も部下がいて、すべきことが出来ていて。
仮に記憶が戻ったとしても、積み上げてきた12年よりも優先されるべきはもう、彼には残ってなくて]
……そうですね。
差し出がましいことを、言いました。
[苦笑に返した表情はすぐに瞳に伏し隠し。
傷の手当を、と話を変えたのだったが]
あれ…あの蝶。
[>>63ひらひらと舞う薄緑の翅から、桜色の鱗粉を振り撒く蝶に気付き、視線で追って。
鱗粉と共に風に乗ってどこからか届く桜の香が鼻をくすぐると共に、肩の痛みとひっそりと感じていた身体の重みが薄れ始めたのに気付くと、ぱちり瞬き]
…やっぱり、神魔の使いかなにか、なんだろうか。
[僅かではあるが確かな変化は、あの蝶が齎したものだろう。
思えばイェンスと引き合わせてくれたのも蝶だったし、姿は見せずとも見られてはいるのだなと思考しつつ]
…ともあれ、助かりました。
ありがとうございます、蝶々さん。
[この先神魔にも会えることがあったらお礼を言わなくてはと、言葉が通じるかはわからないけれどと思いながら薄緑色の蝶へとお礼を言って。
イェンスを見れば、>>69彼も楽になったらしく安堵の表情が見えて、こちらも微かに安堵の息を落とし]
さて、それじゃあ傷の手当に入りましょう。
あちらの女性から頂いたお薬もありますし、包帯を巻いて休めば動けるくらいには回復できるはずです。
ついでに上着の綻びも縫っておきますから、しばらくこれでも掛けておいてくださいね。
[そういって腰に巻いていた一枚布を渡しながら、身体を見せてくださいとばかりにぽんぽん、と膝を叩いた*]
/*
リュカ&ローランド組、絆の花を技に絡めてくるの、いいねえ。
そして合体技はペアバトルの見せ所だよな!
いきなり発動じゃなくて、準備ロールおくのも丁寧な感じでステキ
@1時間なのも、双方の大技発動させるのはいいタイミングですかねー
[ 地表を濡らしていた水が、草木に吸収されていくところまでは見えなかったが、
巫女が術を行使し、連れ合いに呼びかけるのは把握できた。
師匠という呼称からは、自分たち同様に強い絆が感じられる。
これは、早急に手を打たねばならないか。
無防備なリュカは狙いごろではあったけれど、術に集中する必要があるのは自分も同じだ。
彼女の妨害には入れない。]
[ 潤沢な湖水を練り上げる。
遠くからでも、水面がうねって様子は確認できるだろう。
先ほどの触手など比べ物にならないほどの太さになったところで、
胸のポケットから取り出した泡立つ波目模様の天命石をその中に埋めた。
魔力を行き渡らせた水の縄は双頭の龍の形に変じる。
壱の首は先行してクレステッドの元へ伸びる。
ヴィンセント自身は弐の首に乗り、その後を追った。*]
― 川 ―
[苦笑と共に向けた言葉が、対する彼女に思わせたものには気づけない。>>70
ただ、瞳伏せる仕種がどこか、何か、痛い気がしていて。
こんな時ってどーすりゃいいんだか、なんて思っていた所に飛来した蝶は、ある意味では救い手と言えた]
……神魔の使い……か。
まあ、ありそうな線ではあるよな。
[与えられる癒しの力からして、ただの蝶でないのは明白だから、そんな同意を返して]
あー……はいはい、と。
[手当てを始める、という言葉に、頷きひとつ。>>72
逆らえない、という感覚は一体どこからきているのやら。
恐らくは、見えぬ帳の向こう側なのだろう、とは思うけれどそれはそれとして]
……んじゃ、頼むわ。
[痛みは大分和らいだけれど、傷が完全に塞がるまでは固定しないとまずいから、と。
言われるままに傷を見せるべく上着を脱ぐ。
胸ポケットに入れていたあれこれは、あの戦いの中でも無事だったようで、それに安堵の息が落ちた。
諸肌脱げば、鍛えられた身体のあちこちに新旧大小取り交ぜ様々な傷痕が見て取れる、が。
一際目立つのは恐らく、背に残った歪な爪痕。*]
[急激に集う熱は炎を生みだす。
それは弟子が用意した草花>>*45を燃やし成長させるための力。
周囲に噴きあがった水柱など気がとめぬとでもいように火花がパチパチと音をたてる。
それは弟子の術に自分の力を加える形となれただろう。]
さて、ああもいわれたら格好悪い姿をみせるわけにはいきませんね。
弟子の声>>*53に苦笑を浮かべつつ、覚悟を決めた男を瞳を細めて相対する。]
……ところで、水で火は防げるでしょうが、これはどうですかね。
[足元に集う強烈な熱。そしてクレステッドが放つ強烈な冷気。
互いに交じり合い急激な上昇気流が生まれ出来上がるのは局所的な竜巻。その仕組みを彼は理解できただろうか。
穏やかな声とともに、オブジェを中心に噴火するように現れるのは火炎の竜巻であった*]
─ 川 ─
[>>73瞳を伏せて表情を隠したつもりだったから、そんな私を見る彼の表情がどんなものだったかは見ていなかった。
どうすればいいのかなんて思われていたとも知らず、蝶から与えられた効果に話題はそれて]
神魔の領域、ですものね。
[此処に足を踏み入れるまでは半信半疑…というか、ほぼ疑っていたものだけれど。
胸ポケットにある花と届いた声、同じように花を持つ二人との戦いを経た今はもう疑いの余地も無い。
イェンスからの同意に、自分も頷きを返してから手当を始めようと声をかけ]
[>>74思いのほか素直に応じる様子も、懐かしさを忍ばせるもの。
それは声に出さぬものの、素直に脱がれた上着の下、露わになった身体に在る幾つもの傷を見て息を飲む。
今の戦闘でついた傷の多さもそうだが、あきらかに古傷と分かるものの多さと]
……この、きず。
[背中に残る、大きく歪な爪の痕。
彼が両親たちと住んでいた里が壊滅した理由は、魔物の襲撃と聞いていた。
やはり彼も襲われていたのだろうと──それを乗り越えて、今此処に生きているのだと。
その傷が語っているように思えて、また、瞳に揺らぐ雫が浮かび]
………生きていてくれて、よかった
[指を添わせて、小さく呟いた声は
彼の耳にまで届いただろうか]
[なんとか、その雫を零すのは耐えながら新しい傷に黒髪の彼女から貰った薬を塗っていく。
幸い全部使いきらぬ前に、全部の傷を塗りきって。
大きな傷には当て布を当ててから包帯で固定までを終えて、身体が冷えぬように腰に巻いていた一枚布を掛け]
上着が繕えるまでは、これを羽織っていてくださいね。
[軽装で来てしまったからウエストポーチしか身につけていないけれど。
この中に裁縫用具も入れておいてよかったと思いながら、イェンスへと声をかけ。
彼の上着を繕い終えてから、自分の手当をするつもりで隣に腰かけた*]
[ざわざわとうごめく気配は背後からやってきた。>>*51
豊かな水の気配も同時に感じ取っていたから、恐れることなく傍らの水柱に飛び込んで体を跳ね上げる。
空中で体をひねって見下ろせば、水の龍が眼下に首を伸ばしていた。]
すごいな、ヴィニー!
[壮観な光景に思わず声を上げ、首の上に降りて背後を振り返った。
散らした天命石の雫は龍に注ぎ、厚い氷の鎧を生やしていく。
巫女が師匠と呼びながらローランドの方へ駆けていく。>>*53
相手の大技が完成する前に仕掛けられるか、と意識を相手へ向けた時、眼前に燃え猛る竜巻が現れた。>>*55]
は。
なんと見事な。
[あれに巻き込まれては無事では済まないだろう。
だが、避けていては彼らに届かない。]
私を呑み込め。
突っ込むぞ。
[龍と、それを操る乳兄弟に告げる。
膨大な水の龍そのものを鎧として、竜巻に飛び込む気だった。
どちらの力と意地が上か、真っ向勝負といこう。*]
でも、でも、
わたしだって、「助けられる」って言ったのに。
何の助けにもなってない……。
[謝ることはない、とヴェルは言う、>>+25
だが気持ちはおさまらなかった。
守られるばかりなのは我慢がならない、ずっとそう思っているのに、
いざ直接そう伝えることはどうしたって難しかった。
自分たちが引き裂かれた日のことを思い出す引鉄となることばだから]
あっ、
[明らかな塗り薬入り容器の胸へのクリーンヒットであった。>>+26
幸いヴェルは容器を落とさないよう頑張ってくれたが]
ご、ごめん、ちょっとつい思い切っちゃって……、
そう、……ちゃんと、なおるんだ。
よかった……。
[確かに、ゾフィヤは兄が四肢を失い、それゆえに機械仕掛けの手足を用いていることには気付いている。>>+27
だが、彼女の感性はあくまでただの人と同じでしかない。
だから治ることに安堵しながら、
さっきの薬容器の投擲のせいで慌てて接続された左腕を、どこか悲しげな瞳で見ていた]
休む、……うん。
[ヴェルの足は放られていた荷物の方へと向かう。>>+28
なんとなくだが、ここへ来る準備はしてたのだろう、と思った。
あとをついていきながら口を開く]
あ、 ……でも、いつかは帰るにしても。
もうすこしこの領域を見て回りたいんだけど、いいかなぁ?
結局、『神魔』が何者なのかもわからないままだし……、
[二人の周りをひらひらと飛ぶ蝶に指先を伸ばしながら]
ここにいる生き物なら何か知ってそうだけど……。
[緩く首を横に振る。
少なくとも蝶とは意思疎通できる可能性をあんまり考えていない様子だ*]
……リュカ
[こちらへとかけよってきたリュカ>>*53を抱き寄せ、外套の中にいれる。
火ネズミの外套は火を畏れさせ寄せ付けない。その中に包み込むためだ。]
さぁて、何ができますかねぇ。
[氷の鎧をまとう竜を見上げる。
もはや駆け引きもなにもない。お互いに着々と駒を進めたものの結集だ。最後は押し切るのみだ。呑気な声とは裏腹に、試練を果たさんとする一つの終局は、互いへと望み通り真っ向勝負>>*57へと移行した*]
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