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「強者を決める戦い」
「望みを掴み取る戦い」
「勝ち続けて掴み取る」
「二人三脚で掴み取る」
「闘いは続くよ」
「まだ始まったばかり」
「激闘に次ぐ激闘」
「見ている方も心が躍る」
「楽しみだね」
「楽しみだね」
**
― 月の舞台 ―
[ツェーザルとのやり取りの後、蛇竜は自らの主へと眼差しを向けた。
こちらが勝利したということは、主もまた同様なのだろう]
……勝てて、良かった。
[安堵に浸っていたい思いはあるけれど、間もなく次なる舞闘の幕が上がることだろう。
対戦相手が舞台上へ姿を見せたなら、そちらへ視線を向けた*]
─ 月の舞台 観客席 ─
うむ、そうさなぁ。
暴力も力の内ではあろうが、ちと無粋が過ぎるものよ。
そんなものを主には揮うてほしくないのぅ。
[男が舞台上の戦いに何を感じているかは言葉にされねば推察する他無いが。
>>2冗談めかした物言いに、竜の胸中を素直に明かし。
9分の講釈に対して落とした感想に返された>>3それには、やはりそうさな、と頷いた後]
長ぅ生きておっても、見聞きせねば知らぬことばかりよ。
やはり主らは面白いのぅ。
[しみじみと呟いた言の葉を最後に、そのまま舞台の決着まで静寂が訪れた。
それを破ったのは、勝者も敗者も、共に力尽した舞台へと向けた拍手の音**]
― 月の舞台 ―
[対峙した騎士とのやり取りの後、改めて周囲を見回す。
同じく勝利した蛇竜の姿>>5に目を細めた後、ばさり、と翼を一つ羽ばたかせ]
さて……さすがに、連戦ってわけにはいかんし、まずは休息の時間をもらいたいところだな。
……疲れを残して全力を出せない、なんてのは、あちらにも申し訳ない。
[決着の後に響いた拍手の音>>6は捉えていた。
対峙したものたち全てに惜しみない礼を送って来た相手に対し、こちらも全力という名の礼を欠きたくはないから。
まず為すべきは休息、そして調子を整える事、というのは自然な思考だった。*]
― 月の舞台 ―
[送られた拍手の音>>6に、はっとしたような顔をする。
今の今まで、自身の舞闘を誰かに"見られる"ものとは意識していなかったのだ。
次なる対戦者の動きを待っていた所、聞こえた羽ばたきの音>>7に意識を引き戻す。
自身も主も当然ながら無傷ではなく、疲弊もある。
そのまま次戦に臨んでは、確かに全力での相対とはいかないだろう]
ええ……そうですわね。
見せる力に不備があってはいけませんわ。
[主の言葉に頷き、一時休息を取ることに同意した*]
― 月の舞台 観客席 ―
[胸の内のすべてを語りはしなかったが、ただ素直に明かされたアデルの言葉>>6には、ああ。頷いて返し]
そうだな。俺からみても、同じ場所に住んでるはずの二人も、不可思議で新鮮なやつに見える。
[それを面白いという捉え方をするほど達観とはしていない...ではある。
佳境ともなれば、口数は減り、そして一つの結末を迎える。死に至る様子はないことだけ確認したりもしつつ。]
……んむ、見事な戦いだ
[拍手をする横で、ぐっと親指を立てた]
俺たちの番は、あちらが準備が整ってからだな。
それまでは……アデルに話し相手でもしてもらおうか。
[だがすぐに戦う。というのは、少々納得がいかぬものがあるわけで]
メルヒオル。そしてメルヒオルの竜よ。歩けるか?
[待ち時間はあるわけだが、彼らの個別領域かどこかに運ぶぐらいはしようか。そんな風に声をかけたが、特に必要なければ見送るだろう*]
― 月の舞台 ―
[こちらを振り返った蛇竜の様子に、微か、笑みが過る。>>8
本当に、初めて尽くしなんだなあ、とか考えてほのぼのとしていた、という思考は伏せて]
ああ、そういう事だ。
幸い、騎士殿から治癒のおすそ分けを戴いたから、時間はあまり取らずに済みそうだが。
[見せるのは、先に騎士からもらった紅い粒。
その一つを手渡し、残ったひとつを躊躇いなく飲み下す。
休息のために必要と言うなら一度領域まで戻り、十分に気力と体力、魔力を回復させた後。
幻燈師は再び、舞台へと立つ。*]
― 月の舞台 ―
[主の内面>>11も知らぬまま。
先走ったことへの恥じらいからは全力で目を背けて、差し出されたものへ視線を送る]
メルヒオル様から……ですか?
ありがとうございます。
[主への礼と、騎士の姿が視界の届く範囲にあるなら、そちらへ向け黙礼を一つして。
紅い粒の一つを受け取り、主に倣うように飲み込んだ。
暫しの休息を経て、改めて舞台へ立つことになるだろう*]
─ 月の舞台 観客席 ─
儂と同じ竜たちも、中々面白いしのぅ。
同じ場に喚ばれたのがあの者たちで良かったわ。
あちらで会っていたらまた違う印象となっておったでのぅ。
[座の違いが戦力の差と繋がらぬこの場だからこそ、と。
>>9主に同意を返しながら、舞台の行く末を見守って。
>>7>>8拍手の音が勝者に何を思わせたかまではこちらには分からぬも、自身の経験から拍手がきちんと届いているとは分かっている。
充分な回復と続戦の支度が整うまでどれ程の時間を要するかも]
そうさな。
儂らは充分に休息を得られておるし…
いや、ちと支度をせねばならぬのぅ。
主と話をしながらでも済むことじゃがの。
[しようと思えば今でも出来ることではあるが。
>>10主の言葉に、一旦は個別領域へと戻るが良いか、と首を傾げた。
対戦相手が舞台の上から下りぬままならば、この場で済ませる事となるが]
― しばらく後 ―
[対戦者同士のやり取りを見届けたり、休憩時間をまち、再び彼らが舞台にあがる準備が整う]
征こうか。アデル。
[夜が明ける前に、月明かりのない秘めやかな舞踏へと、既に自然にそうするように手を取ってエスコートした。]
[個別領域に戻ったか、闘いの舞台へと続く道中か。
支度をすると言った通り、竜の身に纏う着物が翠に揺らぐ。
蜃気楼のように重なったシルエットが形を持って、数瞬の間にはっきりとした輪郭をもったのは身体の線がはっきりと見える洋装。
最初からこの衣装であったなら、男に要らぬ怒りを抱かずにも済んだかもしれないが]
この格好はあまり慣れぬ故、出来ればしとうないのじゃが。
見苦しい恰好を見せる訳にはいかぬでのぅ。
[着物と違い、はだけたり着崩れたりする心配が少ない恰好の方が人身であっても存分に戦えるから、という理由]
― 月の舞台 ―
[対戦相手へと歩みより、一定の距離で足を止める]
もう大丈夫のようだな。ヴィンセント。
[その様子を、あるいは意気込みをみてそう断ずるように言う。]
舞踏の相手ともなれば、子洒落た一言でもいえばいいのだろうが、あいにくとそういう言葉は入荷されてないのでな。
[そのむき出しの体や、多少なりとも会話したところから察されてるかもしれないことを口にする。]
俺は……決意をこめて、これに臨む。
[真っ直ぐに、相手を見据える。短く告げるべき言葉を告げ終える。
ヴィンセントからの返事を聞いたりしつつ、戦気が昂っていくのを肌で感じ取る。
そして、戦気が極限まで上り詰めるのが合図というのは互いに察しあえただろうか。]
恨みっこなしだ!
剛健術開祖ヘイハチロウ・D・タチバナ。
征く!
[前頭姿勢。ゴッと鈍い音を響かせ、一足で最高速に乗り、目指すのは最短であり、右腕を逸らすように振り上げる動作。
そして腕を突き出すのではなく上から振り下ろすに振るう。
ヴィンセントを、あるいはヴィンセントが立っている、その足元を破壊する、そのような破壊的な一撃。
荒々しい舞踏の開幕であった*]
主よ、待たせたな。
支度は済んだぞ。
[唯一変わらぬ形を保つ扇を手に、傍らの主へと顔を傾け。
>>15この場に喚ばれてから何度と差し伸べられた手に、やわりと微笑み返した後]
うむ。
往こうか、
[今までと同じように手を重ね、月の舞台へと足を進めた*]
― 準備中のとき ―
おお……
[服が蔦やウロコ、あるいは翼のようなものととっていたが。
それは和装から洋装へとも変えることができたようだ。
最初に見ていれば、デコを赤くするようなこともなかったのだろうが、その辺りに特に文句などはなく]
そうだな。あちらも真剣に望んでくれるわけだからな。
[意図を汲んでしっかり休むこともしている潮の香がした竜。
それ以前に戦っていた姿は、見た目とは違い弱々しいような意志がないのだしな。と頷いて、舞台>>19へと連れていった]
― 月の舞台 ―
[休息を経て、戻った舞台。
やって来た巨躯の姿>>17に、微か、口の端を上げる]
ああ、お陰様でな。
[断ずる言葉に返す口調は軽いものだが。
揺らがぬ紫苑色の瞳は、そこにある意志を端的に物語るか]
ま、その辺りは好き好きだからいいんじゃないかね。
各自の流儀ってものもある。
[その辺りは、召喚前のやり取りやら何やらで察しもついている所。
故に、軽くそう返すに止め]
そこは
[短く告げられた言葉>>18に、返す宣は静かに響く。
戦意の昂りが示す開幕の刻──それに、先んじたのは巨躯の方。
名乗りの後、繰り出されるのは破壊的な上からの一撃]
……やれやれ……。
[ばさり、と音を立てて翼が羽ばたく。
真珠色の煌き帯びた風がふわり、舞って]
― 月の舞台 ―
[改めての対峙は、一度舞台を降り、十分の準備と休息を経てからのものとなった。
こちらは傷こそ癒えたものの、先と同じ簡素な貫頭衣。
対する翠の竜は、装いを新たにしていた>>16]
それが貴方の"鎧"、なのですか?
[着物よりより動きやすさを重視した服装に、皇玉の本気を思う。
自分はそれに見合うだろうかと、後ろ向きそうになる思考を奮い立たせ]
海蛇のベルティルデ、座は麗玉。
胸をお借りいたします……!
─ →月の舞台 ─
[>>20主から見れば、装束の変容も術のように見えようか。
あちらも真剣に望んでくれるという声に、あぁと頷きを返し]
あの海の子も良き主に喚ばれたようじゃからの。
座の違いなどこの場においては些細なこと。
己の心次第でどうとでもなると、身体で分かっておろう。
[笑って男のエスコートのままに進んだ舞台の上には、既に海蛇の竜の姿はあったか。
己より先か後か、>>23舞台上に在るその姿を見止めると同時、ふわり微笑み]
─ 月の舞台 ─
うむ。
主は人の身で闘うが主の型に見えたでの。
儂もこの姿の方が闘いやすかろうと思うてな。
まぁ、鎧というにはちと薄いがの。
[かちりとした洋装に身を包んだ中で、唯一不釣り合いな扇をぱちりと鳴らす。
相手の名乗りに、含まれた想いの強さを感じ取れば、笑みは更に深まって]
そういえば、名乗るを忘れておったな。
儂は雷鳥竜のアデル。
よしなに、の。
[初めて視線を交わした時には告げた座は言わず、名乗りを上げた*]
─ 回想/準備中 ─
[身支度を整えて、ぱちんと扇を鳴らしたは気持ちの切り替え。
そろそろ月の舞台へと向かおうか、と主からの呼び水に一度うむ、と頷いてから]
のぅ、主や。
儂はずぅっと、この場において座は飾りと言うておったろう。
何故儂がそういうか、主は分かるか?
[ふと、男に向けて切り出したのはそれまで交わした言葉とは脈絡のないもの。
主がどのような顔をみせるか、竜はそれには構わずに言葉を続ける]
この舞台が何故に用意されておるか、それは儂にもあずかり知らぬこと。
じゃがの、幾度と呼ばれた故にこの舞台の在りようは推し量れる。
この月の舞台は、言うなれば一つの『せき』じゃ。
主らの世界と儂らの世界を隔てる関であり、
この場に流れ込むだけの力を持ち、
この場が耐え切れるまでの力しか持たぬ者を通す堰。
本来の力がどれ程であろうと、この場に喚ばれた時点で力の差など有って無いようなものとなる。
それこそ、どれ程川幅が違おうと堰が通すを許す幅しか水が流れぬと同じ様にの。
主は魔術を上手く使えぬと言うておったが、主の身に宿る力は膨大じゃ。
それを使えばいくらでも魔術など使えるだろうに上手く使えぬ、ということは。
おそらくは主の身の内、もしくは主自身が堰となっておるのじゃろう。
[そういうと、男の胸に当てたままだった扇を己の手に戻して]
これを言うて何がどう変わるとは思うておらぬ。
じゃが、ほんの少しだけ頭の片隅に置いておいても邪魔にはなるまい。
…まぁこれは建前じゃがの。
主は儀式の折、儂の力を利用したであろう。
それなのに主自身の力は上手く使えぬなどと言われるが納得いっておらぬだけじゃしのぅ。
[そんな風に笑って言う竜の声音、隠す気もない気位の高さも男はもう馴染んだものか**]
[新月の空のした。
月の舞台に力が踊る]
『さてさて』
『此度はどちらに傾くかな?』
[楽し気な声の後、しゃらん、と鳴るのは微かな鈴の音。*]
― 回想/準備中 ―
ん?そりゃ、偉ぶる気もないため、あるいは召喚者を調子に乗らせじゃないのか?
[舞台に向かう直前のこと。
アデル>>26からの問いに、首を傾げこたえる。
舞踏会初参加者として、さほど考えていなかったことであり、推察>>27を聞いていく]
ほう、言われてみれば強い竜を呼べば、それだけ優位になるというのは意味を考えるならば、ルールとしての公平さは損なわれていると見えるか。
[舞台を整えているものがどのような意図をもっているかまでは知らぬが、制限をかけられて尚。立ち上がれる強者ともいえるものが選ばれた。
篩いにかけられ、そして篩いをかける。そういう仕組みであるともとれば、合点がいく面もあったが――あくまでそれは竜に関してのみと思っていたところで、扇>>28で胸を軽くたたかれる]
ああ、力だけあって使えないな。
声帯はあっても発声するための口がない。のと同じだ。と言われていた。
[生活魔術――その延長の錬金術の一部だけ、というものであったが、アデル>>29からは違う評をもらう。といってもだ。]
…むしろ、堰がかけられたのはアデルのほうではないか?
[一応ああいうように、術を利用する―――というよりも解除して扱う。ということだけはしてきたが、あそこまで上手くいけたのが作用したようなとは思ったが、次の言葉>>30は納得がいくものがあった。主にそのいいように]
では、やはりそういうことで……とはいえそうだな。できぬできぬというのも誇りを穢すということは覚えておこう。
[その辺り、相手を選べ。そういう認識のように思いながら、気位の高い言葉にも慣れたもの、むしろらしいな。と口元を緩めて頷き答えた*]
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