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― 準備中のとき ―
おお……
[服が蔦やウロコ、あるいは翼のようなものととっていたが。
それは和装から洋装へとも変えることができたようだ。
最初に見ていれば、デコを赤くするようなこともなかったのだろうが、その辺りに特に文句などはなく]
そうだな。あちらも真剣に望んでくれるわけだからな。
[意図を汲んでしっかり休むこともしている潮の香がした竜。
それ以前に戦っていた姿は、見た目とは違い弱々しいような意志がないのだしな。と頷いて、舞台>>19へと連れていった]
服装だけでぱっと印象が変わるな。
雅から―――あー、えっと
[可愛いといったらだめだった。少しだけ悩んで]
……月がでないのも仕方ないというやつか。
[とある意味合いに乗せた感想を口にした]
[そんな風なことを言いながら、時には無骨なエスコートで、時には読めぬ行動をとったり、時にその力と意志を確かめ合ったり、時に雅に茶会を楽しんだり、短い時間で様々な時間をとった。
そしてまた新しい時間が刻まれることになるのは、舞踏開始前のこと]
……雷華。
[相棒の名を呼ぶ。竜眼が熱を帯びたような気がする。好きなように魔力はもっていけとこちらは流れるままに任せてしまうだろう。
窮屈なき、雅な美竜の解放を謳うように、その真名を言霊に乗せる]
一番、雷華らしい。という姿を見たい。
[名を口にしたならば、意気込みなど既に不要。
主、主と言われて、少し不慣れな面はあるから、やはり主従のような命を下すようないいかたはできないでいたが]
…飛びきり、心に残るような、捨て去れないようなものをな。
[そんな一時を、できるだろ?と先にもらった自信に満ちた笑みに返すように、命令ではなく要望をと口にして舞台へと上がる]
/*
あーーーーーーーーーー儂の相棒ほんにのぅほんにのぅ…!!!
ここまで恰好良すぎるのずるぅないか…?
これを越えられるものなんぞ思い浮かばんぞ…
……うん。
[ありがとう、と言われて>>*16、上手く言葉にならず、ただ頷くだけになり。
粒が無くなった手をゆっくりと下ろす。
ふ、と短く息を吐いていると、近くにツェーザルがやってきていた>>+14]
ツェーザル。
[動くにはまだ辛い身。
メルヒオルを抱き上げようとする彼に手を伸ばし、彼の服の一部を握り締めた。
そうしてメルヒオルはツェーザルの手で舞台の外へと運ばれて行く*]
……わかんない。
でも、勝てば、”ぼく”というものの証明になったのかな、って。
[問い返された、願いについては首を横に振ったものの。
己というものについての疑念は以前から残ったまま]
ぼくは、竜を人工的に作ろうとして出来たって、言われてて。
作ったひとにしてみれば、出来損ないの失敗作だったんだ。
それで、捨てられて。
しばらくは継ぎ接ぎの獣の姿のまま彷徨って。
ようやくこの姿になれるようになったんだけど、”ぼく”は何のために生きてるのかが、わからなかった。
それを見つけるためにこの闘いに挑んだってのは、言った通りなんだけど。
[そこまで言って、考えるようにしばらく間が空く]
……ぼくが望んだものは、勝ち負けで得られるものじゃないってことは、何となく、分かってた。
ぼくは、”ぼく”である自信が欲しかったんだと思う。
失敗作と捨てられても、ぼくとして生きていく証明。
─── きみを喚んだことで、それはもう得られてたんだ。
[ツェーザルが、忘れるな、と言ってくれた内容こそが、その証明。
メルヒオルを『
人との交流に問題があったが故に抱いていた願いは、全てを受け入れるように接してくれていたツェーザルが既に叶えてくれていたのだ]
― 月の舞台 ―
[休息を経て、戻った舞台。
やって来た巨躯の姿>>17に、微か、口の端を上げる]
ああ、お陰様でな。
[断ずる言葉に返す口調は軽いものだが。
揺らがぬ紫苑色の瞳は、そこにある意志を端的に物語るか]
ま、その辺りは好き好きだからいいんじゃないかね。
各自の流儀ってものもある。
[その辺りは、召喚前のやり取りやら何やらで察しもついている所。
故に、軽くそう返すに止め]
そこは
[短く告げられた言葉>>18に、返す宣は静かに響く。
戦意の昂りが示す開幕の刻──それに、先んじたのは巨躯の方。
名乗りの後、繰り出されるのは破壊的な上からの一撃]
……やれやれ……。
[ばさり、と音を立てて翼が羽ばたく。
真珠色の煌き帯びた風がふわり、舞って]
[振り下ろしの一撃は、確かに幻燈師を捉えていた。
けれど、返る手応えはない。
伝わるのは恐らく、虚空を拳が切る感触のみ]
さすがにそいつをまともには、喰らえないんでな!
[直後、声が響くのは中空から。
視線上げれば翼広げ舞う幻燈師の姿がそこにある。
風で軽減するにしてもこれは限度を超える、との判断から、とっさに幻影の分身を生み出し、自身は可能な限りの高速でその場を離脱して強引な回避を決めていた]
恨みっこなしは望むところ。
ヴィンセント・アドウェナ・アウィス……推して、参る!
[一歩遅れて返す名乗りと共に、左手に握るのは真珠色の長弓。
かき鳴らした弓弦から大きめの風の刃がひとつ飛び立ち、巨躯へ向けて真っ直ぐに飛んだ。*]
― 月の舞台 ―
[改めての対峙は、一度舞台を降り、十分の準備と休息を経てからのものとなった。
こちらは傷こそ癒えたものの、先と同じ簡素な貫頭衣。
対する翠の竜は、装いを新たにしていた>>16]
それが貴方の"鎧"、なのですか?
[着物よりより動きやすさを重視した服装に、皇玉の本気を思う。
自分はそれに見合うだろうかと、後ろ向きそうになる思考を奮い立たせ]
海蛇のベルティルデ、座は麗玉。
胸をお借りいたします……!
[身に纏うは、鱗と骨にて編まれた鎧。
そして右拳を前方に突き出せば、それを中心に左右に伸びる形で、乳白色の棒が出現する。
身の丈を超えるほどの長さまで伸びたその棒の、中心部を両手で握り一回転させれば、両端から水の帯が尾を引いた]
行きます!
[地を蹴り、翠竜へと迫り、突き出すような棒術の一撃。
先端から噴き出す水は、刃へと変じ、得物のリーチを見た目以上に伸ばす*]
― 月の舞台外 ―
[ヴィンセントへと渡した『薬』は無事、彼の竜>>12にも渡った模様。
こちらに黙礼してくる様子を目に留め、柔らかく口端を持ち上げた]
折角の舞台だもん、全力出せるようにしなきゃ。
[その手助けをすることは、勝ち上がった彼らに出来る唯一のことだったから。
素直に出来ぬ応援の代わり、と言ったところだ]
[もう一組からの拍手の音>>6は届いていたが、身体を動かせぬ故に反応する余裕は無かった。
メルヒオル達と入れ代わるかのように舞台に立つ彼ら。
次の闘いで此度の舞闘会の勝者が決まる。
熾烈な戦いが始まるであろうことは、場の雰囲気が物語っていた*]
― 回想/個別領域 ―
[蛇竜にとっては思わぬ形で与えられた、休息の一時。
半人半蛇の姿で小さな海に潜りつつ、思い巡らせていたのは二つのことだった]
[一つは、命運預ける相手として出自を明かしてくれた召喚主のこと。
もう一つは、願いを賭けて戦い破った対戦者のこと]
あの……ヴィンセント……様。
[意を決したように水面へ上がり、小島に手を付いて半身を覗かせる形で言葉を掛けた]
こんな時に、すみません。
……少しだけ、お話させて頂いてもいいですか?
[次なる対戦に響かぬように、とは思いつつも。
蛇竜はぽつ、と口を開く]
大したことでは、ないんです。
ただ……心残りがあるまま最後の戦いに臨むのも、良くないと思って。
[主を煩わせるべきではないのかもしれない。
ただ、信頼の証として語ってくれた相手に、こちらが同じものを十分に返せていなかったのは事実だ]
わたし……はっきりした願いの形があるわけじゃ、ないんです。
ただ、自分の力が怖くて……でも、"ここ"に来れば、何かが掴めるんじゃないかって。
だから、あの力に呼ばれた時、手を伸ばしたんです。
[言葉を吐き切って、大きく息をつく。
空気に晒された肩は、小さく震えていた*]
[俺には俺の、相手には相手の望みがあってこの舞台に立つのだ。
伊達や酔狂でないならば、意志をぶつけ合うに相応しい。
ヴィンセント>>22に対して、敵対というような憎しみのようなものや怒りはない、競争相手ではあるが、一種独特の感覚を共有してるように、無言で笑みが浮かぶ。
だからこそ全力でもあった。
拳は、その実像を捉えたようで空をきり、地響きをたてて舞台を揺らし砕き、石の破片が宙を舞う]
そこか。
[声と気配との二つの情報より上を見上げる。上空より弓でこちらに狙いを定めるヴィンセント>>*20の姿。番えられているものは、ないようで、そこに在る。
幻影であったことに戸惑いのなさとの同様、晒した筋肉により、文字通り空気を筋肉で感じる鋭さによるもの]
剛健術。掌底流し!
[風の刃の速さ、鋭さを読み取ると、足を強く踏みしめ、左手を天へと伸ばして掴み、せめぎ合うような勢いのまま横へと流してしまう。
なお、術といいながら、一切魔力のない術<力づく>ではある]
しかし届けるのが大変だな。
[体がでかかろうが、空には手が届かない。当たり前のことだ。そこに対して落胆などはない]
まあそういう相手には、使わざるをえないな。
[ドンっと音をたて、舞台を改めて揺れ、宙をまった石の破片を両手に掴み、腰を捻ると、振りかぶる。]
剛拳隕石!
[落下ではないという点を除けば、言葉通り、隕石のような勢いで、一投。二投。ヴィンセントめがけて、押し投げた*]
─ →月の舞台 ─
[>>20主から見れば、装束の変容も術のように見えようか。
あちらも真剣に望んでくれるという声に、あぁと頷きを返し]
あの海の子も良き主に喚ばれたようじゃからの。
座の違いなどこの場においては些細なこと。
己の心次第でどうとでもなると、身体で分かっておろう。
[笑って男のエスコートのままに進んだ舞台の上には、既に海蛇の竜の姿はあったか。
己より先か後か、>>23舞台上に在るその姿を見止めると同時、ふわり微笑み]
─ 月の舞台 ─
うむ。
主は人の身で闘うが主の型に見えたでの。
儂もこの姿の方が闘いやすかろうと思うてな。
まぁ、鎧というにはちと薄いがの。
[かちりとした洋装に身を包んだ中で、唯一不釣り合いな扇をぱちりと鳴らす。
相手の名乗りに、含まれた想いの強さを感じ取れば、笑みは更に深まって]
そういえば、名乗るを忘れておったな。
儂は雷鳥竜のアデル。
よしなに、の。
[初めて視線を交わした時には告げた座は言わず、名乗りを上げた*]
[対峙する海蛇の竜が纏うは鱗と骨。
あれらは削り取ろうと、竜自身には傷の内にも入るまい。
対して竜が身に纏うは、衣服に見えるだけで己が身の内。
斬られれば血が出ぬにしろ、竜自身の傷となる]
うむ。
共に舞おうぞ。
力を尽くして、な!
[だからこそ、簡単に斬られる訳にはいかず。
突き出された一撃は、水に濡れるを避けようと扇を開きながら受け流そうと動きかけた]
[けれどその水が刃に変じ、更に伸びてきた刃先は完全には避け切れず。
ならば、選択するは応じて受けとめること。
扇の軌道を変え、自身へと伸びる刃先を扇の骨で食い止める]
っ… 傍から見ていても思ったが、
其方、中々に器用じゃのぅ!
[刃先が突き刺す扇から、蔓が棒を伝い絡め捕らんと這い伸びさせた*]
[こちらの回避により、打ち砕かれたのは舞台の床面。
その様子に避けて正解だった……なんて考えていられたのは短い時間の事]
……って、どこまでも豪快だな!
[風の刃を受け流す様子>>*22に、口を突いたのはこんな一言。
術と言ってはいたが、どう見ても物理だろあれ!? なんて思考がぐるりと回るが。
同時に、あれが彼の『らしさ』なのかとも思えば浮かぶのは笑み]
[こちらは空、あちらは地。
その違いを向こうがどう埋めてくるか。
そんな事を考えながら再び弓弦に手を掛けるのと、巨躯が石の破片を掴むのはほぼ同時]
……って、そう来るか!
[剛腕を持って投げつけられた石、二つ。>>*23
とっさに発生させた風の刃により到達直前に打ち砕くものの、砕けた破片は勢い失わず、細かい衝撃が幾つも身を掠めた]
ん、のっ……!
[ひとまずだけは庇いつつ、力を凝らす。
引かれる弓弦に応じるように真珠色の矢が番えられた。
三連続で放たれたそれは、どこまで到達できるか。
そんな事を考えつつ、幻燈師は次の一手のために力を凝らした。*]
[ メルヒオルを抱き上げた竜は、ゆっくりと低空飛行で月の舞台の外へと向かう。観戦していたディーターとアデルの側を掠めるように飛んで、ニッと笑みを浮かべたのは、拍手への返礼のようなものだ。
そうして、どちらも傷だらけの身を休めようと、一度個別領域の草原へと向かう。動ける程に傷が癒えたなら、当然、最後の戦いを観戦するつもりだった。* ]
― 回想/個別領域 ―
……ん。
どうか、したか?
[領域に戻って取った休息の時。
小島に立つ木の枝の上で幹に寄りかかり、のんびりと微睡んでいた所に届いた呼びかけに、紫苑色が瞬く。
どこかぼんやりとした様子は、半ば寝ぼけているため……というのはさておいて]
話をするのは構わんが……どうした、改まって。
[緩く首を傾いだ後、前置きに僅かに眉を寄せて。
綴られる言葉を、黙って聞いた]
願いの形が、ない……か。
[己が力を恐れるが故に、その在り様を求めて召喚に応じた、と。
告げられた言葉に、ふ、と息を吐く]
……己が如何にあるべきか、どう進むべきかの指針がない……って感じか、そりゃ。
[肩震わせる様子に眉寄せて。
投げ返したのは、こんな問いかけ。*]
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