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[光が織りなす五芒星の陣の内、騎士の抗う様は感覚として伝わってくる。>>+3
陣を形成するコアが中央に位置する矢である、と悟るのはそう難しくはない事だろう。
故に、そこを突かれるのが先かこちらの力が集うのが先か──そんな、ある種の賭けとなっていた、のだが]
……届いた、かっ!
[ランスの切っ先が矢を捉えるよりも先、放った真珠色が騎士を貫く。>>+4
舞う幻燈の羽根と花弁がその刹那だけ、紅く染まった]
[舞台に落ちた騎士>>+5を追い、自身も舞台へと舞い降りる。
弓弦を一度かき鳴らすと光の羽根と花弁は溶けるように消え失せ、五芒星の陣も解けた]
……生きてる、か?
[見た目の負傷は、普通に考えたなら致死のそれ。
術の行使による消耗と、内側に通ったダメージにやや粗く息をしつつ、投げかけたのはこんな問いかけ。**]
[ 力だけであれば、深手を負っていても競り合える、そう踏んでのゴリ押しは、しかし、海蛇竜の意志と、水を自在に操る術に押し負ける ]
くあっ!!
[ 振り下ろされる剣を受け止めようとした竜の爪は、ぱきん、と音を立てて折れ、肩から胸にかけて、ざくりと袈裟懸けに切り裂かれた。 ]
は…俺も負けたかなかったけど、な…
『見事…と言うしか、ないか』
[ 身を覆っていた二彩の光が薄れ、青年の姿に戻った竜は、そのまま、仰向けに地に落ちて ]
きっつ…いなあ……
[ まさに、満身創痍……それでも、声音は軽かった** ]
[返事はもらえなかったが、その様子から怒ってないはずがないだろう。というのは伝わってくる。]
わかった。
ああ、流石に親しくもない相手にあんなことはしないぞ。
[ついでに、色々疑問を抱かなかった相手にも、である。そして了承も無断ながら一応取ったわけでの行動でもあるが、それをいわないぐらいの分別はあったようだ。
筋道の通った面であればはっきりと応対できるが、こういう細やかな意識を向けるのは不慣れであった。だから忠告には素直に頷いた。]
[番の件については、そうか?とでもいうように首を傾ぐ。
出で立ちも含めて、そうそう縁がなかったともいうし、自らが求めていなかった。ともいえるが]
一緒に戦うといってくれるアデルがいうならば、そうなのだろうな。
……ん?そういえばアデルは番い。という存在はいるのか?
[生活面から、基本は一人暮らしのようなものと思えているが、心配されるような、勇気づけられるような横で疑問が浮かんだので聞いた。
やったことがやったことなので、今更ながら気にしたともいえる]
― 月の舞台 観客席 ―
[気難しそうなメルヒオル。握手をかわしたヴィンセント。
互いの戦いぶりを見ると、何やら事情があるようにも思える。
変形した。とか、その辺りもだが、あそこまで思いっきり戦うだけの理由があるというわけだ。その点だけでも、観戦にきてよかった。]
そうだな、そのほうが俺らしい。
嫉妬して、力を増したのだとしても――それは結局、ただの暴力だったんじゃないか。って、後で悩みそうだ。
[愚直に進む魔族にとっての矜持としていう。らしい。という単語に口元に笑み、冗談めかしていう。]
[舞台へと落ちるまでの間、意識は途絶えていた。
それを呼び覚ましたのは、落下による背への追撃と]
………しん で ない
[舞台へと降り立った者>>*9からの呼びかけ。
声を返すものの、直ぐに起きられるほど負傷は軽くなかった]
かんたん には しなな い
すぐ なお る
[途切れ途切れの声。
その言葉が真実であることは、ヴィンセントの目にも明らかだろう。
深い傷が数多並ぶ中、いくつかの浅い傷が少しずつ治癒を始めていた]
…きみ は、 竜 なの?
つくられ た?
ぼくと おなじ?
[いくつかの問いかけ。
何かを確かめるようなそれは、相手に何を思わせただろう**]
俺は生きてきて、花茶というのを楽しむ時間はなかった。
それと同じことがアデルにもある。というのも、不思議ではないだろうしな。
[互いに、世界だけではなく、生きかたがそもそも違う。
強い力を得るために生きてきた時間。という共通項はあっても、それぐらいだ。
それに、9分にわたって語った文化、だってどこまで通じているのかわからないものだ。
ただ生きてきた年月を考えてば、相手が目上であり経験も豊富だろう。そんなのでも与えられるものが魔力意外にあるというのは、良いことだと思えた。
熱のこもった説明を終えて。アデル>>1とともに舞台のフィナーレを見遣るころ、その瞬間は互いに無言であったか。**]
「強者を決める戦い」
「望みを掴み取る戦い」
「勝ち続けて掴み取る」
「二人三脚で掴み取る」
「闘いは続くよ」
「まだ始まったばかり」
「激闘に次ぐ激闘」
「見ている方も心が躍る」
「楽しみだね」
「楽しみだね」
**
[一つの舞踏が終わった時のこと]
全力が出せる舞台。か。
どうだ……『 』……
[受け取った名を、ここで口にするわけにはいかない。だから口にはしない。
ただ竜眼を通して、念で彼女へとそのニュアンスを伝えるのみで]
……アデルは、アデルのままでいられそうか?
[思うままに振るえない力、抑制。そこから解放された時のことだ。
真名を授かったのは自分だけと聞くし、互いにやり口は考えども出し惜しみするような性質でもないだろう。]
……いっておくが、信頼してないわけじゃないぞ。
[枷が外れたからといって、どうこうなるほど相棒が弱いやつだとは思っていない。]
ただな。何かあっても受け止めるやつがここにいる。それだけは忘れるなってとこだけな。
[道に添うようしてくれるのならば、自らこそが標となる自覚をもつために、と。言葉にして、アデルへと笑みかけた*]
[手中の剣に返る、竜の爪が折れる感触。
そしてそのまま押し切る形で、鱗剣は変彩竜を袈裟懸けに切り裂いた>>+6]
…………っ!
[詰めていた息を吐く。
その眼前で、人の身に変じた竜が地に落ちた>>+7]
……勝った……の……?
[虚脱したように膝を着く。
鱗剣も円盤も力を失ったかのように灰燼と化し、蛇竜もまた人の身のみが残っていた]
[負けたくなかった、と、倒れ際に呟いた変彩竜へ伏し目を向ける。
その思いは互いに同じ。
なれば揺らぎを見せるのも、かえって失礼というものだろう]
ええと、無事……ではありませんよね……。
[そろり、と立ち上がりつつ。
天仰ぐ姿勢の変彩竜へと手を伸べる。
起き上がるなり移動するなりなら、手を貸す心算で]
貴方も、見事でしたわ。
それに、眩しくて……何より、美しかったですもの。
[海底から見上げても見えぬ光を、彼の者は見せてくれた。
それに何よりの感謝を述べた後]
― 月の舞台 ―
[ツェーザルとのやり取りの後、蛇竜は自らの主へと眼差しを向けた。
こちらが勝利したということは、主もまた同様なのだろう]
……勝てて、良かった。
[安堵に浸っていたい思いはあるけれど、間もなく次なる舞闘の幕が上がることだろう。
対戦相手が舞台上へ姿を見せたなら、そちらへ視線を向けた*]
親しい相手でも時と場合によるからの?
儂とて主が何をするつもりか分かっておったら最初から断っておったわ。
[ぺしぺしぺしぺし。
男の返答は扇を止めるにはまだ至らず。
男の分別がなかったら更に加速しただろうが、幸い言われなかったのでそれは避けられた。
竜自身も一応は了承を返した結果だと自覚もしているので、この程度の仕返しで済んでいるともいう話だが]
儂にも番いは居らぬよ。
軽々しく種を増やす訳にもいかぬ身じゃからのぅ。
というか、居ったら主は今頃消し炭じゃ。
[寿命の面からも、竜郷の在り様からも己が番う要は無かったからだが。
番いがあれば流石に許せぬ行為であったと告げるは、更に男の気がかりとなっただろうか]
─ 月の舞台 観客席 ─
うむ、そうさなぁ。
暴力も力の内ではあろうが、ちと無粋が過ぎるものよ。
そんなものを主には揮うてほしくないのぅ。
[男が舞台上の戦いに何を感じているかは言葉にされねば推察する他無いが。
>>2冗談めかした物言いに、竜の胸中を素直に明かし。
9分の講釈に対して落とした感想に返された>>3それには、やはりそうさな、と頷いた後]
長ぅ生きておっても、見聞きせねば知らぬことばかりよ。
やはり主らは面白いのぅ。
[しみじみと呟いた言の葉を最後に、そのまま舞台の決着まで静寂が訪れた。
それを破ったのは、勝者も敗者も、共に力尽した舞台へと向けた拍手の音**]
[舞台の決着がついたということは、闘う相手が決まったということ。
儂の相手は海の子か、と解した思考に男の念が入り込む]
うむ?
[預けた名を、声には出さず呼掛ける男の意図は何なのか。
問うように声を返せば、続けられた問いかけに軽く瞬きを返した後。
補うように続いた声に、緩く口元の弧を笑みの形に描かせて]
案ずるでない、我が主。
この場に喚ばれたこれまでの幾度よりも、此度が一番儂らしくあれる舞台じゃ。
主こそ忘れるでないぞ。
儂が名を預けても構わぬと見初めたは、主が主だからじゃ。
それを見失うでないぞ、ヘイハチロウ。
[ディーターでも、主でもなく。
彼が口にせぬ己の名の代わりのように、男の名を呼んだ**]
[呼びかけに返る声>>+8は、浮かんだ懸念を払拭するもの。
故に、最初に零れ落ちたのは安堵の息だった]
なら、いいが。
……しかし、凄まじい治癒力だな。
[自然治癒の始まっている傷の様子に、零れ落ちたのは純粋な感嘆。
持続力勝負になったら危なかったな、とは率直な感想だった]
ん? ああ……。
[向けられた問いかけ>>+9に、視線は、今は人の形の右手へ落ちる]
純粋な竜じゃあない。
だが、つくられた存在でもない、な。
[つくられた、というのが何を意味するのか。
様々な生物の特性を次々に見せた様子から予測できるのは、キメラ的な合成。
故に、最初に返したのは否定を二つ]
この翼も爪も、命くれた親父殿から引き継いでいる。
[次いで自身の出自を説明しつつ、ばさり、とひとつ、羽ばたいた。*]
[騎士とのやり取りの合間、意識向けるは盟約結びし蛇竜の方]
……お疲れさん。
まずは、最初の壁は越せたな。
[ぽつり、と零れたのは、労いの言葉、ひとつ]
― 月の舞台 ―
[対峙した騎士とのやり取りの後、改めて周囲を見回す。
同じく勝利した蛇竜の姿>>5に目を細めた後、ばさり、と翼を一つ羽ばたかせ]
さて……さすがに、連戦ってわけにはいかんし、まずは休息の時間をもらいたいところだな。
……疲れを残して全力を出せない、なんてのは、あちらにも申し訳ない。
[決着の後に響いた拍手の音>>6は捉えていた。
対峙したものたち全てに惜しみない礼を送って来た相手に対し、こちらも全力という名の礼を欠きたくはないから。
まず為すべきは休息、そして調子を整える事、というのは自然な思考だった。*]
[問いに返るのは否定>>*14。
それを聞き、複雑な想いが綯い交ぜになった息を零した]
召喚師 と、竜 の あいの 子
……そ、か。
本物 なんだね。
[純粋ではないにしろ、ヴィンセントの身に宿るのは紛うことなき竜の腕。
蜥蜴の腕が精々の己の腕を持ち上げ、ぐっと握り込んだ]
─── あげる。
飲めば、治癒が早まる。
[握り込んだ掌を広げ、ヴィンセントの方へと持ち上げる。
掌にあったのは、紅色の小さな粒が2つ。
メルヒオルの血を凝縮して固めたものだ]
つぎ、あるでしょ。
やすまなきゃ。
[勝ち負けのことは口にせず、かと言って、頑張れなどという応援も素直には出来ず。
ただ次の舞闘のことを告げて相手を促す。
メルヒオル自身は、もう少しだけ休めば、観覧席に移動するくらいのことは出来るようになるだろう*]
[その声が届いたのは、変彩竜と言葉交わしていた時であったか]
は、はい。ヴィンセント様も……!
[労いの言葉にそう返す。
動きを付けるなら一礼を向けていたことだろう]
良かった、です。
……前に進むことが出来て。
[最初の壁、ではあるけれど、それでも大きな一歩という実感はあった]
とても、お強いお方でしたから……。
― 月の舞台 ―
[送られた拍手の音>>6に、はっとしたような顔をする。
今の今まで、自身の舞闘を誰かに"見られる"ものとは意識していなかったのだ。
次なる対戦者の動きを待っていた所、聞こえた羽ばたきの音>>7に意識を引き戻す。
自身も主も当然ながら無傷ではなく、疲弊もある。
そのまま次戦に臨んでは、確かに全力での相対とはいかないだろう]
ええ……そうですわね。
見せる力に不備があってはいけませんわ。
[主の言葉に頷き、一時休息を取ることに同意した*]
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