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[男はニコリと笑うと、一枚の便箋を取り出した。そこには男の筆跡とは違う、少し癖のある文字が並んでいる。]
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正解おめでとう。
元来、「タツ」のオトシゴは求愛の時にハートの形を作るという。まさに、愛情に飢えた、君たちにぴったりのイキモノだろう。
「なます」は「紅白の縁起物」だ。これは幸せの象徴。水引のように彩られた食べ物は、ふたりを祝福してくれるようだろう。
「会いに来て」というメッセージは、恋人同士でよく交わされるね。恋人との赤い糸が見えた君たちに。これから会いに来る彼に。ぴったりの答えかと思ってね。
「あなたについていきます」
これから未来を歩いて行く君たちへ捧げるメッセージだ。
この館を出たら、2人には明るい未来が待っている。もしかすると、何か悲しいことが起こるかもしれない。でも君たちはきっと、お互いがお互いを支えあい、未来へと相手についていく覚悟で、生きていくんだろう。
「ジャスミンの花言葉」でもあるね。
甘くて濃厚な香りは太古から人々を魅了してきた。君たちもここへ来た時に、ジャスミンのお茶を一口含み、心地の良さを味わった人も多いのではないだろうか。
これからの2人に幸あれ。
館の主 ローゼンハイム
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俺の部屋? 本当にこの部屋と大して変わらないよ。
いつ警察に嗅ぎまわられても逃げられるように。
必要最低限のものしか、家には置いていないんだ。
[寺脇を自分の部屋に招待することを想像してみる。
ずっとひとりきりで過ごしていくと思っていた、あの部屋で。
愛しい人と過ごすことを想像したら。それはこの上もない幸せで]
……おいしい。
[堅苦しいタキシードの上着を寺脇に預かってもらって。
しみじみと麦茶を啜るのだ。
外は既に夕暮れで。寺脇が立ち上がり、しゃらんとカーテンを閉める。
すでにあの見合い会場での出来事が遠い昔のように感じた。
ふたりきりで会場を抜け出して。
我ながら、どうしてしまったんだろうと思う]
……トオル?
[寺脇が真剣な顔をして話し始めたものだから。
崩していた足をぴしっと揃えて、居ずまいを正すことにする。
まっすぐに、寺脇の瞳を見つめた。憂いを帯びた色]
……正直、驚いた。トオル、あなたみたいな人でも。
そうやって後ろ暗いことを考えることが、あるのか。
[正直な感想がポロリと口を突いて出た。
―――これから、取り戻そう。一緒に。
そう言って未来を語った、大人びた彼でも。
人並みにこうやって、悩みを抱えていたのか。
なんだ。自分と同じじゃあないか、と。胸を撫で下ろして]
俺は、親も家族もいないから。
トオルの気持ちは良く分からないけれど……。
今まで、家族に隠し事をして過ごしてきたんだろう?
それはつらいことだと思う。
[自分が好意を持つ人に対して、嘘を吐くことの苦しさは。
先程自身が体験したばかりだから、と。
なにも告げぬままに、親を見送った寺脇の心中は。
きっと自分には想像できないものだろうけれど]
……死ぬ?
[物騒な単語に眉を顰めて]
そんなことを、言わないでくれ。
これからを一緒に取り戻そう。そう言ってくれたのはトオルじゃないか。
[トオルの手を、思わずぎゅっと握りしめようとして]
終わりのことなんて、考えたくない。
俺は、今を。トオルと生きていきたいんだ。
[じっとトオルを、見つめた*]
[館の主からのメモを受け取り、黙って読んだ。
俺たちのような存在を集め、その宿命と誰かを愛することとを矛盾なく救おうという、奇特な人物。]
きちんとお礼も言ってなかったっすねぇ…。
イカニモ氏、あざすってあんたのご主人に伝えてほしいっす。
[込められた祝福を知り、ありがたいと思った。
伝言は床下に落ちていったナニに託した。]
/*GM
ジャスミンって初夜の花でもあるしぐっじょぶ()
いやー、すごい!GMすごいわー!!!!!感動した。
>>14ナネッテ>>15ジル
鯛茶漬けも塩ラーメンもいい出汁効いてそうっすねえ。
大人組がふけちまってから俺たち喰ってばっかになってんな。
[うまいからしかたないね。若いからしかたないね。]
もらったっす。
放せって言われても返品しねえっすよ?
[合コンが終わったら、ずっと心配してくれていた友達にナネを紹介しよう。
全てを友達に言うことはできないから、ナネを大切にする。そのことに全てを込めよう。]
ナネ。
[2人の矢印には、もう形も大きさも差がない。]
俺は、傷も抱えて生きるけど。
ありのままを見せる。
これから、ずっとだ。
[薄れた矢印は、俺の中に溶けた。忘れたんじゃないし傷が消えたんでもない。
なんで消えたのかこうだ、と明確な答えもない。
たぶんだけど。
相手に向かう罪悪感のようなものじゃなく、本当の意味で自分に向かう傷にできたからなのかもしれないと。
その様子はナネにも見えたことだろう。]
論より証拠だなあ…。恋天使でよかった。
[今、矢印は、たった一本だ。]
どういたしまして
[床下から微かに声が聞こえた気がした]
/*
初夜の花なんだ!それは知らなかった。
満足していただいたようで何よりでする。
私を、随分と買ってくれていたんだな。
[『あなたみたいな人でも』、と。さながら聖人君子のような扱いの物言いに。ふ、とあきらめたような笑みが浮かんだ。
家族のいないオズと、家族に縛られる自分。
真逆のようで、ひどく似ている]
……そうだね。
[取り戻そうと言った。嘘ではない。まぎれもない真実だ。
だが、生きるものはいつか死ぬことも、真実だ。
眉間にしわを寄せ、じっとこちらを見るオズ]
生きているものが、大事だ。
[先のことは決まってしまっている。きっと、君につらい思いをさせる。
けれど。今、君が目の前にいて、私を見ているということが、大事]
……生きている今が、
返品不可です。リコール対象外です。
[小津さんの矢印が変わる。
小津さんの持っていた気持ちが、変わったんだ。
俺を、見てくれる…俺を貰ってくれる。
傷を抱えて生きるの言葉にうなずく。]
見せてくれる小津さんも…俺の、だから…。
全部。俺の。
[あの日みたあのカップルのように、俺もなれた。
願いがかなった。
嬉しくて、ドキドキは止まらないけれど、笑って、自分からもキスをした。
唇は震えているし、二回目のキスも、触れるだけの短いものだったけれど、変わらず、甘くて、胸が苦しくなる。苦しいのが、嬉しい。]
[オズの手が、…の手に重なる。ぎゅっと力を込めて握りしめられたその上に、ぽたりと滴が落ちた。
自分が、泣いているのだと、気付いた]
……っ
[オズの肩に、額を擦り付けるようにした。
シャツが濡れてしまうと思ったけれど、我慢ができなかった]
……おふくろ。
[一年前、母は、死んだ]
おふくろ。おふくろ。おふくろ。おふくろ。
[木蓮の木は枯れた。父の背は丸くなった]
……母さん……。
[小さな嗚咽が漏れた。
ずっ、と音を立てて、鼻をすすった]
……今度。君の家に行かせてくれ。
そしたら、
[オズの細い肩に額を付けたまま、ぼそぼそと喋る]
……そしたら、一緒に住もう。
[もっと広いところ。
一軒家でもいいかもしれない。
縁側があって、小さな庭があって。
そこには白木蓮を植えよう。
猫も飼おう。布団を並べて寝よう]
私と……家族になってください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
[天井から下がる紐をひっぱった。
イカニモ氏はアツアツの自分汁麺を手にしたままぱっかんt開いた床下に落ちていったことだろう。]
細かすぎてつたわらねぇ選手権乙[合掌]。
[アイリの回答にスゥ……と目を細める。]
興味がなかった?
……君は恋矢を人に射て、何も感じなかったの?
恋矢に刺されることには興味があったんだ。
アイリさんは、人間みたいな考え方をするね。
……オレは、誰かに命令されて恋をするなんて、嫌だよ。
[苦笑を零し、しかし、はっきりと意思を告げる。]
人間は恋矢を射すだけで簡単に恋をする。
恋天使は、そうならないで欲しかった。
[少し物憂げにそう呟けば、繋ぐ手を少しばかり強めて、く、と彼女を引き寄せる。
男女の体では、その力の差は歴然だろう。
有無を言わさぬ力で彼女の身体を引き寄せて、腰を抱き寄せたら彼女の耳元へ]
……簡単に恋矢に騙されて恋をするような女の子には興味はないよ。
[一連のやり取りを見ながら警察への連絡をとる。]
すみません、不審者が。ええ、ええ。
襲われそうになりました。はい。被害届だします。おねがいします。
[ピーポー、サイレンが鳴り響く。
変態は吊られていっただろうか…]
[ナネからのキスに、嬉しくなった。
かわいすぎる。
後ろ頭を捕まえて、ディープキスで返した。
だって俺は、『合コンの先生』なんだろ?]
レッスン1っす。続きは今後ゆっくりと。
ナネが好きっすよ。
[恋が実ることを知る。]
随分話し込んでしまって、すまなかった。
[外は陽が落ちかかっている。狭い倉庫から二人して、出てくる]
大丈夫か、足元気を付けて。
[彼の手を握りながら、館の外へと。
もうじき、外に出てきた参加者と合流するだろう]
……君に出会えて、良かったよ。
[そっと。隣にいる彼の頬にくちづけた]
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