情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─ 回想・勇者到着から翼毒蛇アタックまで ─
[無事にステファン、星司が通路を通過して到着したのを確認すると、口を閉じる。
音に追われた生き物達が戻ってくるのは暫く時間を置いてからになるだろう。
長く酷使した喉を、けほんと鳴らした後やや霞む声でステファンと星司に挨拶をして]
お二人、とも。
おつかれでは、ない、ですか。
[これから挑む大物相手に疲労が残っていては大変だと、何より先に問いかけたのだが。
こちらを見つけて元気に手を振るステファン>>+20の様子では、休息は取ってきているようだ。
実際バルタザールと言葉を交わすのをみれば、既に準備万端らしい。
二人に任せるばかりでなく、自分も出来ることを全力で頑張ろう。
そう思いながら、バルタザールの指揮の下ステファンと星司のサポートにあたることとなっただろう**]
[待機場で忙しい時間を過ごしている最中、入った通信。]
ニーズヘッグ討伐お疲れ様、ばるたくん。
…、ニーズヘッグが出てくると聞いたときには
本当のところ、どうなることかと思っていたんだけど、
凄い成長ぶりに舌を巻くばかりで…
いや、成長なんて言ったら失礼かな。
もう、彼らはとっくに俺なんかじゃ届かない領域に
手を届かせつつあるような…
[感慨深いような、寂しいような。
そう呟いて、また、続く言葉には
冗句だと理解しているからこそ、気兼ねなく笑った。]
……『世界樹』を蝕むものたちの討伐の完了と、そして、大地と流水の精霊の承認を、確認しました。
[声が響いたのは、各自が落ち着いた頃合いの事。
口調は静かだが、声音はどこか、緊張感を帯びる]
それでは、これより大地のアイルリートと流水のベルティルデは、根の領域への移動を。
そこで、火炎のステファン、疾風の星司らと合流し、待機してください。
大地の徹、流水の玲緒、火炎のミリアム、疾風のウェルシュカーディは、そのまま枝にて待機。
そうする事で、四大の力の均衡を保ちつつ……『次』に備えます。
『次』を退けられるか否か、それに、『世界』の行く末はかかっています。
……皆、十分な休養を取ってください。
そのための時間は……稼ぎます。
[静かに言うのにやや遅れ、現れるのは白い光の渦──枝と根とを繋ぐ路。*]
頼もしい、けど、君の厄介になるのは、
同じ任務の時だけで十分だよ。
それよりも、傍にいる神官騎士や癒者、ちあちゃん、
それに、勇者の子らを任せたよ。
[己はともかく、心配なのは声色に疲労滲むルートヴィヒだ。
バルタザールならば話は別だが、癒者が公開回線に乗せて要たる神官長に身体の心配を向けては徒に士気に影響を出しかねないと、そこは告げずに]
此方も、ちゃんと踏ん張るから。
そっちも大怪我、しないように!
[神殿と根、異なる場所にいる上司と同僚、仲間に向け
一本釘を刺して、通信を閉じた。*]
[水珠と『剣の百合』の魔力――二つの流水の力が空中で衝突すると、魔法は砕けてきらめく欠片となり、二人の少女の上へと降り注ぐ。
そんな幻想的な光景を顧みることもないまま。
得物を手放すと、頭を殴りつけ気絶させてしまったベルティルデに焦燥も露に呼びかけた]
ベル、終わったよ。
……ねえ、目を開けてよ。
[頭を強打しているから、動かすことも出来ない。
動転のあまり、メレディスから預かった魔法信号弾>>346の存在も忘れ、ベルティルデが目を覚ますまでの間、おろおろと狼狽えるばかりで。
――試練を乗り越えたことにさえ、思いは至らない]
[更に後、再度言霊石が明滅した。
タイミングを見るに指令だろうかと、
応答する声も若干の緊張を帯びる。
届いた声には………僅か、沈黙する。]
最凶の厄介者――…とうとう、来ますか。
[ルートヴィヒの素を知る身、
常とは打って変わった彼の口調への驚きはない。]
……承知。
転送の準備、整えておきます。
[神官長の声の中に、幾つもの感情が
複雑に交錯しているような気がして、一瞬躊躇するも。
短い言葉にすべてを篭めるよう、
了承の言葉は簡潔なもの*]
ベル、大丈夫!?
[ゆるり目を開ける相棒に安堵して、息を吐いた。
きっと泣きそうな顔をしていたに違いない。
それなのに『強く、なりましたのね。本当に』などと言われ、
眩しそうに見つめられれば、困ったような含羞みを浮かべる。
更に、礼まで言われてしまえば、
慌てて手を振って、ぺこりと頭を下げた]
こっちこそ、ありがとう。
[玲緒は自分が弱いことを言い訳にして、
ベルティルデに依存していた。
――けれど、これからは違う。
相棒の後ろに付いて行くのではなく、肩を並べて歩いていこう。
だから莞爾と微笑む少女へと、晴れやかな心からの笑顔を向けるのだ]
―世界樹:待機場―
[碧色の渦を越えて、待機所へと向かう。
頬には切り傷、最後に使った魔法が響いて足許はおぼつかず。
服は汚れ、特に腕を纏っていた領巾は破れてぼろぼろになってしまっていた。
常の少女では在り得ない姿で、それでもすっきりとした顔で少女の口元は綻んでいる。]
レントナー様、申し訳ありません。
かなり消耗してしまいまして…回復をお願い致しますわ。
[申し訳なさそうに笑いつつ、メレディスに回復魔法を頼む。
物理的ダメージが大きいレオを先に、と言う心算。*]
― 数年前 ―
メル兄さん…
[風駆ける丘の中腹、膝を抱えて、うずくまっていた少年は、かけられた声に、ぱっと顔を上げる>>145
そして懐かしい笑顔を見ると、一瞬泣きそうに顔を歪め、その表情を隠すように、膝に顔を伏せた。
幼い頃から笑顔でいる事の多い、ウェルシュだったが、この頃はそれも少し湿りがちで、特に兄と慕っているメレディスの前では、取り繕うことも出来なかったのだ。
魔法の扱いに行き詰まっている、という話を振られれば、顔を伏せたまま小さく頷いて]
うん…こないだも、失敗して納屋をひとつ吹っ飛ばしちゃって…農家の人に迷惑かけちゃったんだ。
[暴走という形での失敗は、他者にかける迷惑の度合いが大きい。そうでなければ、自分の問題、で済むはずの所、段々と追いつめられた気分になっていくのは、その点に負う所が大きい、とは、両親からメレディスにも伝わっていただろう]
魔術の修行?
[暫しの沈黙の後、告げられた言葉>>147に、今度は驚きの表情で顔を上げる]
そ、か…メル兄さんは、魔法の才能あるものね。
[武術の才能が無い、ではなく、魔法の才が秀でている。そう捉えるだけの前向きさをウェルシュは失っていない。だからこそ、疾風の守護者の血筋として、魔法が進歩せずとも武術だけは、と剣の修行を怠らずに来てもいたのだ。
メレディスが彼なりに悩み、先達の助言や幾多の経験を経て、迷いながらもその道を進もうとしているとは知る由も無かったが、耳にする声音に、諦めや後悔の色は感じ取れなかったが故に、彼の配慮にもまた気付くことは出来ずに、ただその言葉の先を聞く>>149]
茨の道、かあ…
[必ず努力は実る、と、そう言われたことよりも、そこへ至までの茨の道の遠さに、心が沈んでしまうのは、少年の心の幼さの現れだろう。それでも、未来への道は閉ざされていない、と、メレディスがそう伝えようとしてくれていることは良く解ったから]
才能が寝ぼすけってなにさー。
[メレディス流の例えに>>150ぷうとふくれるのは、いつもの顔で。それから、にこりと笑顔を見せる]
ありがとう、メル兄さん。
[どうすればいいのか、先に何かが本当に変わるのか、そんな自信は無かったけれど、自分を「大魔法使いの末裔」ウェルシュではなく、「かでぃ」という愛称で呼んで、弟のような存在として気にかけ、励ましてくれるメレディスの存在が、すでに一つの出逢いであると、心の奥底で感じ取っていた]
[その後、手合わせを申し出られれば、「うん、喜んで!」と、元気に応じ…]
メル兄さんが、神官になるなら、ボクが神殿騎士を目指すのもアリかなあ。そしたら、護ってあげられるよ?
[手合わせの後に、にこぱと笑って、そんなことを悪気無く告げるのは、子供らしさと言って良かったものかどうか]
― 世界樹の枝の上 ―
(メル兄さんの言ったとおり、だったね…)
[揺蕩う意識の中で、ウェルシュは過去の自分とメレディスに微笑みかける]
(星司と出逢って、みんなを知って…寝ぼすけだったボクも、目が覚めた。だから今度は、ボクがみんなを…メル兄さん達を護るよ…)
[あの日告げた言葉は、ただの子供の戯れ言に聞こえたかもしれないけれど、少年の心の内の大事な願いのひとつ。
大好きで大切な人を護りたい…そんな、単純だけれど、一番強い、心の要となっている]
『ウ、ェ、ル!いいかげんに起きてよ、寝ぼすけっ!!』
わぷっっ!!
[びゅう、と顔に吹き付けた突風に、意識が一気に覚醒する]
セイン〜、もうちょっと優しく…
『優しく起こしてたら、一生寝たままでしょ、ウェルなんて。とっとと皆と合流しないと…』
[そこで、妖精はどこか不安げに辺りを見渡す]
『なんだか、変な感じがするわ…』
[慈しむような水精の声が苦しかった試練の終わりを告げる。
二人共に力を認められたことが、何よりも嬉しかった。
優しい癒しの力を感じ、身を委ねていると
幼い水精たちの歓喜の歌が聞こえた。
指先に触れる熱と瑠璃色の光に驚くうちに
右の人差し指には、水精からの贈り物]
――お揃いだね。
[そう口にして、相棒に嬉しそうに流水紋の指輪を見せた*]
変な感じ、て?
[それが、妖精特有の直感による「次」の敵の存在を感じ取る予知に近いものだったと知ったのは、彼女の忠告に従って、皆の集まる休憩所まで辿り着き、響いた神官長の声>>234>>235を耳にした時のことだった*]
[大丈夫、と返す自分たちに休息を、と願うバルタザールは真剣そのもの、と見えた。
彼と神官長のやり取りは知らぬ身ながら、その様子は競技前のコーチの様子にも似て。
ニーズヘッグ討伐成功に浮かれていた気持ちが、ぴしり、引き締まる]
んでも、『本命』……『本命』、かぁ。
[なんだと思う? なんて、ステファンや風乙女に問いかけながら時間を過ごし。
やがて聞こえた声>>234に、きょとん、と瞬いた]
え? なに、あの二人がこっち来るの?
[根側に来る、と示された二人の名にこてり、と首を傾ぐ。
バルタザール曰くの『本命』に対するため、なのだろう、という予測はすぐについたけれど]
……四大の、均衡。
[大地と流水の二人をこちらに合流させることで、保てる、というもの。
それが大事なものなのは何となく、わかる。
この辺り、言葉でなく、感覚での理解が先に来ていた]
……『次』を退けられるか、否か、に。
世界の……行く末。
[そうだ、と思い出す。
自分たちは、この世界を救うために呼ばれたのだ、と。
ふと、視線が落ちるのは、右手首の腕輪]
……『次』がどんなモンかは、わかんねぇけど。
ここまで来たら、最後までやり遂げねーとな。
[そーだろ? とステファンに同意を求める。
少年の瞳にはやはり、迷いの翳りはない。
ここまで来たら最後まで走りきる──そんな、強い意志が覗くのみで]
さってと、んじゃ、まずはこっちに来る二人、出迎えるか!
[まずは、と意識を向けるのは、こちらに来るという仲間たちを出迎える事。*]
/*
おお時系列迷子。
@ばるたくん通信
↓
Aるぅとサン通信
↓
B流水の女の子2名到着
↓
Cるぅとサン2つ目の通信(最凶くるよ)
↓
Dウェルシュ到着
↓
E全体指令>>234>>235
で、いいのかな。BとCは逆、か?
いやでも焦ってる様子ないしB→Cでいいのか。
皆様、お疲れ様でした。
[その場にいた者には笑みを向け、無事を喜んだ。
そうして怪我も癒えて落ち着いた頃合に、>>234神官長の声が響く。
声色からは差し迫った雰囲気が感じられて少女は無意識に息を呑む。
続けられた言葉には顎を引いて頷き]
…ありがとうございます。ヴェルトラオム様。
[時間を稼ぐ、という言葉は気になったが、戦いに赴くのに英気を養うのは必須。
彼の心遣いは無駄にしまいと誓う。]
アイルリート様、宜しくお願い致しますね。
[自分達よりも先に試練を終え、同じ場所へと向かう彼に笑い掛けた。]
……どうしたのだ、ミリアム。
まったく、キミも火炎の勇者というのに相変わらずだな。
[その内回復陣で急速するうちにミリアムが此方へ気を向けてきた。
ふにゃん、とした顔は頼りあるのか頼りないのか、苦笑を誘う]
大丈夫だ、ウェルは悪運には恵まれてる奴であるしな
それに、僕の予測が正しければもうそろそろこの試練も……
[ひとまず元気付けておこうか、とそうぽんぽんと手を伸ばそうとした時。
何処か普段とは違う様子を帯びた、神官長の声が聞こえてきた>>234]
[どうやら、蛇という敵はすべて排除されたらしい。
然しそれで終わりではなく、『次』が最後だと彼はいう、だが]
…… ……ルート……?
[元々、彼との付き合いは大地の守護者、マガーネル当主として、決して付き合いの欠かせない聖神神殿の主、即ち神官長としての彼と邂逅したのが始まり。
随分物怖じみせないで他の権力者と違う、独自の考えとそんな真意を読ませぬ鉄面皮に、反発心だの興味だのが絡み、浅くない相手であるが。
そんな彼の声色は、アイルリートも始めて聞くほど、何かに緊張した様なものだった。
何よりもルートヴィヒは、その『次』とやらを恐ろしい程に警戒している様に感じられたから]
…レオ、頑張りましょうね。
[出立前、少女は相棒に歩み寄り、話し掛ける。
相棒と離れるのは寂しい。
けれど、大樹の根ではステファンやセイジ達が今も役目を果たさんとしているのだ。
我が儘は言わない。]
離れていても、心はきっと繋がっておりますわ。
[示すのは揃いの指輪。
>>245精霊の領域でお揃いだと笑いあった、二人で試練を乗り越えた証だ。]
……ベルティルデと僕が下に行くのか。
[最後に遅れて待機所に表れたベルティルデは
常の彼女なら、何をすればこうなれる!?と思わずアイルリートも瞠目して心配を覚えた程度にはボロボロの体をしていたが>>239]
十分に体勢は整えてから行くとしようか。
それから……
トオル!石を貸してくれ!
[トオルを真正面にみて、その石が指す意味はすぐに伝わるだろう]
[トオルから大地の石を借り受ければ、そこに回復させたばかりの魔力を、術式と共に込める。
石の回りを大地の精霊の力が舞い踊り、魔法が宿されるのを感じる]
回復魔法と障壁魔法。
ひとつずつ込めておく。
よく使い所は考えるのだぞ。
[枝側に残留する四人は、並べて魔法より武戦を得意とする者達ばかりだ。
少しばかり、心配が残らないでもない。だが]
― 世界樹:待機場 ―
[しばらく後、待機場に現れたのは二人の女性。
試練を終えた彼女らもまた幾らかの負傷をしており、癒者の治療を受ける]
[そこに響く、神官長の声>>234]
俺がこっちに残る方、か。
[ミリアムと玲緒、戻って来たならウェルシュへ視線を送り。
それから最後に、アイリの方を見て]
じゃ、また後で、な。
[彼の内心にあるものを知ってしまったが故に、努めて明るくしつつもはっきりと、声を掛ける]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新