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ありがとう、ございます。
[私の頼みを了承してくれたディーク>>*63に礼を返す。
それからすぐに彼から視線を外したから、その姿が影へと溶ける瞬間は見なかった。
改めてクレスに向き直り、彼の返答>>+15に瞳を瞬かせる。
無理だというその言葉に私を想う気持ちが含まれていると感じるのは、きっと自惚れじゃない。
微笑み向けられた声>>+16が、何よりの証拠。
もう想われていなくても構わないと思っていた、だからこそ嬉しくて、涙が溢れる]
…解った。約束する。
元より、私の受けた依頼は『舞踏場』の撤去だ。
此処で、貴方の傍に居る訳には、いかない。
[核の宿る位置を聞きだす交換条件>>+17に、頷きを返す。
応じた彼に教えられたその場所>>+18に視線を向けると、左肩から裂けている袖を引き千切って血止めと傷の保護を兼ねてきつく巻きつけ。
右腕に突き立てたままだったアーミーナイフを引き抜こうと柄に手をかけた所で、止まり]
[確かな重量を感じながら、壁に向かって右足を振り切る。
今度は息つく暇もなく撃鉄の起こる音が届いて、先程から何度も狙われている腹、特に足を蹴りだした後で相手に向いている右脇腹を硬化させる。跳弾し跳ね返った弾は、壁に叩きつけられた射手の間近でもう一度硬質な音を立てた]
つぅ。
[右腕狙いの銃弾は、スカートの目くらましに精度を欠いたものか、直撃コースからは僅かに外れ、身を起こすために地面から離れかけていた上腕部を掠める。
じわりと滲んだ血の色はどこか薄く、儚い色をしていた]
[痛みを堪えて身体を起こし振り返れば、壁に寄りかかるような射手が顔を上げたところだった]
ハッ。
[銃を構え切られる前に指先から折り取った爪を五本、投げつけながら地面を蹴る。
銃撃は今度はどこを狙ってくるのか。硬化でしのがずとも出来るだけ動いて避けられるように全身を緊張させながら距離を詰めようと迫った]
クレス。
私は約束を守る。
だから貴方も、約束してくれないか。
どんな形であってもいい。もう居なくならないで。
最期の時には、傍に居させて。
貴方が居なかったら、私はどの道、死んでいると同じだから。
[願いの言葉を向けて、口付ける。
彼の返答を待つ余裕はあったか無かったか。
右から引き抜いたナイフで左腕に埋まる銀を取り出し、壊して]
『舞踏場』の撤去が済んだら、戻ってくるから。
それまで、どうか無事で居て。
[裂いた肌に布を巻きつけ簡単な止血をしてから、護身用に持っていた短機関銃を彼の手に渡す。
自分は地に落としたままだった二挺の銃を拾いあげ、クレスとの約束通りこの場から離れていった*]
─ 『舞踏場』内部 ─
[彼の元を離れ、駆ける。
近く遠く、感じる戦いの気配に今回依頼を受けた仲間達が戦っていると解る。
大丈夫だろうかと案じる思いはあれど、宿主を求め舞う銀の『種』を散らすだけで精一杯の私は補佐になれるか解らない。
足手まといになるかもしれない行動はとれず、ただ胸の内で無事を願いながら目的の根本を目指す*]
[大鎌を放り投げた後、その軌道を追いながら右腕に突き立った矢を無造作に引き抜いた。
紅い色が散る事はなく、舞うのは銀色の粒子]
……あまり長くは、もたない、かな……?
[それでも、と。
引く意思を見せる事はなく、笑みを絶やす事もしない。
それは、引くのが惜しい、と思うから。
対峙の先がどんな結果を招くとしても、全力を持ってそれに望みたい、と。
常の猫ならば思う事もないようなものが、片隅に宿ったが故の事]
[大鎌を放り投げる、という選択肢は、どうやら意表を突けたらしかった。
もっとも、奏者自身もその具象と出現を自在に操れる、という特性がなければ選ぶ事はなかった、といえるような手段ではあるのだが]
……一体、いくつ手持ちがあるのだか。
[具象化したハルバード>>*90を見やり、ぽつり、と呟く。
大鎌はディークの身を裂いた後、勢いを失して地に落ちる。
がらん、と無機質な音が響いた]
それだけ受けても、倒れぬとは、ね。
……本当に、これまでとは全く違うな、君は……!
[身を裂かれつつも倒れる事無く>>*90、笑みすら浮かべてこちらとの距離を詰めんとする様子>>*91に、上がる声には称賛の響きが宿る。
全力を持って迎えねば、と。
その思いを更に強めた奏者はひとつ、息を吐き]
……戻れ!
[落ちた真白の大鎌へ向けて右手を延べ、短い声を上げる。
常の状態ならば瞬時に行える消滅と変換だが、生命力を零し続ける状態では、タイムラグも生じてしまう。
それは接近し、一撃与えるには十分すぎる、空白の時。*]
/*
村設定的に赤ログだけ使うべきかなと思いつつ無発言が気になって表で一発言だけしときたかった。
駄目だったらごめんね。
[銃口上げきる直前に視認した、きらりと光るそれへ、彼女は左の銃口を向ける。
正面から向かってくるなら、ましてやこちらが静止した状態なら、狙うなど容易く。
銃弾と爪がぶつかり、澄んだ音が5つ響いて、落ちていく。]
[それと同時、右手の銃口は左腕に向け引き金を引きつ。
右足でぐと地面を踏みしめた。]
/*
おっと、よそ見してたら、一気にログが進んでるら...
ええと...これ、こっそり死んだり消えたりしたら、ヘタレ王決定かも?
まあ、やらんけど。
[「貴人」は初めの問い掛けには答えなかった。
だからこそ、異能を使う隙があったのだけれど。
それを発動する直前、何かを呟くのは聞き取れなかったが]
ちっ、やはりダメか……
[放った小石は狙い通りに飛んだけれど、狙った効果は得られぬまま、不意に拘束に加わる力に一瞬抗おうと。
しかし、両足を封じられては堪えることも出来ず、腕で体を支えることも叶わず。ろくに受け身も取れぬまま地面に転がされた]
……あんなもん、選べるわけ、ないだろ…っ
[綱を引く際、「貴人」が言った言葉に、それでも拒否を示し……
それが、見下ろす視線と出会って、止まる。冷徹な、決定者の、この場を支配する物の瞳。
「貴人」は「自分が選ぶ」と言った。
「嫌いな方を」と言った、その周りに浮かぶ、無数の銀……つまりは。
強く、一度頭を振ってもう一度睨み返す、が、困惑の色は消せたかどうか]
俺は、『そっち』には行く気はないって言ってんだろ!
[声と同時に風を起こし、銀を散らそうと。だけど
この、繭の中、銀が生まれるこの場所では、そんなものは気休めにもならないだろう]
それでこそ、貴女です、よ...シュテラ...
[ こちらの持ちかけた約束に、依頼があるからと、口にするシュテラの生真面目さに、目を細める。
銀の眷属としての本能は、彼女を...ハンターを止めろと疼くけれど、最早それに従うつもりは失せていた ]
[後方で響く音>>*99。
大鎌が地に落ちたことは知れたが、接近するソマリに対して油断はしなかった。
彼にはまだ、銀の粒子がある。
鋭さは無くとも打撃力、こちらの動きを鈍らせる力が残っている]
これでも、場数は踏んでるんで、ね…!
[向けられる声に返すのはわらう声。
詰めた距離がハルバードの射程内となった時、己の右後ろへと引いていた穂先を相手の左下から逆袈裟に斬り上げた。
その結果がどんなものであれ、何かしらの手応えがあればそれに逆らわずハルバードを動かし切って。
更に一歩、ソマリへと歩を進めんとする]
[更なる接近を試みるディークの両手にあるのはハルバードではなく、スペードの意匠が刻まれた両刃の双剣*]
[連続音と共に撃ち落とされる爪。
左の銃はそれに使われ、右の銃はこちらの左腕に向いていた。
避けるために右へとステップを切る]
何を?
[相手の重心が動いたのを見るが、次の予測がつかず。
予定のまま、残った距離を縮めようと左足を蹴って飛びかかった。相手の顔、目を狙うつもりで、右人差し指と中指の爪を伸ばし、突き込む為に構える]
[突き出す前に痛みが走った。
先程の一撃を喰らっていたことで筋に負担が掛かっていたか]
クッ。
[顔から狙いが外れそうになる。
横へと薙ぐ動きに変えて、左頬へと向かっていた爪を横に振るった*]
[ そして、アーミーナイフを取り出した彼女に、生死の全てを預けるつもりで目を閉じかけた所で、投げ返された「約束」 ]
それ...は...
[ 正直、生き延びたとしても、彼女の傍に居られるとは思っていなかった。リバーサーは協会の厳しい管理下に置かれるものだったし、それ以外に、自分には危険な不確定要素もある。生涯監禁される公算の方が高いくらいだ。
しかし... ]
判りました。約束しますよ。
二度と...黙って貴女を置いては逝きません。
[ 難しいと判っている約束を、男は敢えて承諾した。恐らくは、その約束が、己の命の楔となる...そう、感じたから ]
グ...アァ...!
[ 核を抉り出される瞬間には、声を堪えきることは出来なかった。己の存在の根源、その一部となっているモノを無理矢理に引き剥がされる、苦痛と絶望的な喪失感...
それでも、何とか、意識を完全に失うには至らなかったのは、融合体となって、まだ半年であった事が、幸いしていたのか、それとも目前にシュテラの姿があったからか ]
は...
[ 短機関銃を手元に置いて、シュテラが離れて行った時には、口のきけるような状態ではなかった。表面上の傷は大きくなくとも、内部では、まさに内蔵がひっくり返るような激しい変化が起こり始めている。
戻ってくる、と告げられた言葉に、僅かに微笑みらしきものを浮かべて頷くのが精一杯で ]
残念。
貴方はもう選べません。
[見下ろす目はやはり冷めきっていた。
相手は尚も抵抗を見せ、周囲に風が巻き起こるが。
片足を上げ、腹の辺りを思い切り踏みつける]
最初に選ばなかった貴方が悪い。
[ぱちり、と指を鳴らす。
周囲を漂う銀色が、倒れる男目掛けて降りて行った。
手を離した瞬間、拘束していた2つの縄は解けるけれど、銀色が彼の元に届くまで片足を退ける心算はなく]
[ハルバードから返る手応え>>*106は狙いよりも軽い。
銀の粒子により防がれるのはそのままに、持ち替えた両刃の双剣は腕をクロスする形で構えられた]
───ふんっ!
[囲う形で迫る真白の刃>>*107。
ソマリの動きからそれは知れれど、ここまで来て避ける選択肢は選べない───選ばない。
両腕を振り下ろしながら後方へと引く動き。
真白の刃と真黒の双剣。
喰らいつくのはどちらが早いか*]
[右の指先が、光るのが見える。
やはり右へとステップ踏んだか、と思いながら。
左腕、防御動作にスムーズに動ける様に身体の前に構える。
狙うのはカウンター。
感覚を研ぎ澄まし、その時を待つ。*]
は...くぅ...!
[ シュテラの姿が視界から遠ざかり、声の聞こえない場所まで離れたかと思われた頃、身を折り曲げて苦悶の声をあげる ]
来る、な
......nein!
[ 辺りを舞う銀の光が、彼の周りに引き寄せられるように集まって、激しい拒絶の意志に、再び散り離れる ]
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