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[疑う気持ちは、なかったといえば嘘になる。
信じきることが出来ない―――ただその意味で。
食器を片付け、夜も深まり
ソファの後ろでも、椅子の上でも、壁際ですらない、真ん中にしかれた布団で、膝を抱えて丸くなった]
おやすみ……
[広い場所は怖い。
暗い場所は、ローゼンハイムやレト、ゲルトがいる場所はきっと怖くない。そこに行く兎は――
一羽を思い浮かべて、瞼を下ろした。
抱きしめられれば、肩から力を抜いて
安らかな表情で、眠りについた**]
おやすみ、ゲルト…。
[規則正しい呼吸を聞きながら、ゲルトの欠けた耳をそっと舐める。
再生するワケじゃないけれど、それでも痛みが消えるように、早く傷が治りますようにと祈って。]
[マレンマとローのやり取りをぼんやりと眺める。興が冷めた様で、議論も途絶えてしまった。]
私はそろそろ休みます
悩んでいますが、決めました
[寝る前に身を清めたいと、浴室へ寄った。リヒャルトに昼間作ってもらった衣服が嬉しい。大事にたたんで、ローゼンさんのクローゼットの下の方に隠させてもらった。一枚だけ取り出す。
真っ白い服だ。もっと普通の皆が着ている様な服も着てみたいと思ったが、好意でしてくれたのだろう。
白い色の服ばかり着せられていた。似合うからと言われて。
まるで人形の様で。
お湯を被るとフルフル。毛先から雫がぽとりと落ちた。
頭と身体を洗い終えると少しだけ湯につかり、人が来る前にと早々に後にした。
寝室の端の昨日眠った場所でまるまった**]
白金うさぎ ファミルは、楽師 カスパル を投票先に選びました。
マレンマさんはRPに忠実な村とみた
おおかみさんで村終わらせる様な動きはしない気もするから
次に疑っているカスパルさんにする
[このほらあなの中に、ゲルトを、ローゼンハイムを、
あるいは新しく囓られた仲間達を置いて。
自分だけ光りのある場所へ逃げる事なんて――。
そんな悲しい別れ方は、出来そうにない。]
[文句も言わず、抵抗もせず。
膝を抱えて丸くなるマレンマに、そっと毛布をかけた。
『どこにいようと
誰といようと
……きっと、いつか一人になるんだよ』
それは未来を示唆する言葉なのか、
マレンマの希望だったのか、或いは畏怖だったのか。
わからない。
わからないけれど、今ここに在る温もりが
何を求めているのか…酷く、不安だった]
[だから、その背を胸元へと引き寄せて
背後から、きつく抱き締める。
鼻先へうなじで触れ、彼の温もりを、香りを
焼き付けるように確かめながら、瞼を*閉ざす*]
流民 ロー・シェンは、洞穴暮らしの マレンマ を投票先に選びました。
/*
わりとつられるきしかしない
ってときはいがいといきのこることも はて
ところで>>99これ、がちで
言った記憶がなくてやばい
いってんじゃん
てかまさしくマレンマ(茄子PC)が言いそうなこと
[おそらくは何故「自分が襲われたのか」であろうけれど
ゲルトの小さな呟きを聞く権利は、自分には無かったと
褐色のオオカミは渇いた笑いをひとつ零し
闇の中で瞼を閉ざした。
誰かと床を共にしているはずの自分が
何故、うさぎ達を襲えるのか
自分にさえ、その理由は解らぬまま。
今夜は、ルートヴィヒの作ったホワイトシチューとブレッド。
洞穴へ差し入れたのは果たして何時の事だろう*]
――……こんな事しなくても、みんな仲間なのに…。
[寂しいのなら、ずっとそばにいるのに。]
僕が一緒じゃ、ダメかなぁ…。
[ぽつりと呟くと、眠ったゲルトに寄りかかるように身を寄せて。
ロー・シェンの事を考えながら、瞼を閉じた。**]
[眠りに就いた彼らを見渡して、手元の本に目を落とす。
ローゼン所蔵の薔薇の剪定方法入門を、主不在の薔薇園を損なわないように、と持ってきたものの、内容は頭に入ってこなかった。
窓の外をみやれば、満月が煌々と輝いている。]
綺麗やな…逆に怖いわ。
[兎達は惑い、疲れている。
それでも、不変の月明かりは無慈悲に美しく、森を照らす。
心に念じた一羽、これで終わってほしいと切に願って、再び活字の海へ溺れていった。]
[ぱたり、と本を閉じ、何度か眉間を揉んだ。手にした本は狼の伝承の本――けれど内容は曖昧で、何の手がかりにもなりはしない。
窓の外を見やれば、相変わらず、月明かりが煌々と輝いている。
あの無慈悲な月光を浴びてみたくなって、窓辺に立つ。]
…誰が消えて、誰が悲しむとしても、お天道さんや月には、関わりない、か。
俺達が狼に変じたとして、それだけなんかもしれん。
けど………壊れるかもしれんな。
[兎は草木を愛し、食す生き物で、
狼は血肉を狩り、喰らう生き物ならば、
根本が異なる以上、皆が狼になった時、この愛しい日常が続く確証は無い。]
取りもどさな、あかん。
この日常を――奪られるわけにはいかんのや。
[輝く月を見上げて、白兎はそう、一人つぶやいた。]
― 昼過ぎ ―
[洗濯ものを抱えて探してうろついて居たらファミルに>>43声を掛けられた。丁度、彼の着て来た服を洗っても大丈夫な素材か確認していた時だ。
彼の申し出に目をぱちくり。
しかし次の瞬間には屈託なく笑って返し]
そっか、じゃあ初体験だね。
いいよ、やろう、一緒にやろう。
[デザートの準備に誘った時と変わらぬ態度で返して、じゃあこれはキミの分だね、と彼の服を彼に向かって投げ渡す。
何だか高そうな布に見えた気がするけれど、まぁ、恐らく大丈夫だろう。
彼が「オオカミではないとは信じていない」だけで、あの時と、何が変わった訳でも無い。
彼の名前が判らなかったあの時も、彼の正体が判らない今も、自分にとっては大差無い。
基本的な手順は勿論、問われれば知っている範囲で何でも教えただろう、会話の弾む賑やかな洗濯タイム。
彼がくたびれていないようなら、乾すまでが洗濯です、とか言って乾すのも手伝って貰っただろうと]
[>>44ファミルに眺められながらの作業。
「ずっと」自分が眺めるばかりだったから、何だか不思議な気分だ。
「彼」の手際を見詰める自分もあんな顔をしていたのだろうか?
居るならば丁度良いと試着を頼む、サイズはぴったりなようだ。
動いてみて貰っても窮屈なところがなさそうなのを確認して、仕上げに入る。
身に着けるのは一度洗ってからの方が良いのだけれど、今の着替えが無いと彼は言う。
ならばまぁいいか、と仕上がった服はそのまま手渡した。
刺繍だとか飾りだとかの細工は追々勝手に付けたそう。
思った以上に喜んでくれて、なんだか少しだけ、懐かしい記憶に浸る。
「彼」がひとつ仕上げる度に、自分も無邪気にはしゃいだものだ。
「まほうみたい」と告げれば、ほんの少しだけ、照れたように笑っていた。
思い起こす少しだけ古い思い出。今はもう返らない、愛しい時間…
やり遂げて満足すれば、うとうと眠くなってその場で転寝を。
思い出を抱えて眠ったけれど、結局夢にも出て来てくれなかった*]
/*
ねむ。
ルートさんが輝いてらっしゃる
そういや、あれだな。
ガチ配分強すぎたか? きっと昨日の反動。
明日はもう少しロールも頑張ろう……
― 夕食前 ―
[夢現、>>51ふんわり誰かの体温を孕んだ暖かな何かに包まれた事と、背を撫でる優しい掌を感じた。
――あぁ、「彼」じゃない。
自分の身を包んだ布地に鼻を埋めてみても、其処に在るのは自分の匂いと、微かに移る…――誰だっただろう?真白いイメージ…
其の侭記憶を馳せればルートヴィヒが浮かんだだろう、けれど、心の底から一番に望むひとでは無い事だけ知れば、ぺたり耳を伏せて拗ねもぞもぞブランケットに潜り込み、胎児の様に己が身を抱き締めた。
記憶の中にしか居ない「彼」が此処に居る筈も無い事くらい、頭では、ほんとは判っている。
それでも逢いたいと願わずには居られず、現実を思い知る度こうして感情を持て余す。
ブランケットの中に潜り込んでしまえば滲んだ涙は誰にも見えず、丸まって小さく鼻を啜る様は、傍目には、ただ寒かったように見えただろう。*]
― 夕食頃 ―
[夢の中迄話し合う声が聞こえて、いつからか概ね目は覚めていた。
けれど、夢見が不満でなんとなく不貞腐れてぐだぐだ過ごす。みんなの話し合いは話半分に聞いていた。
オオカミならどうするか、なんて飛び交う憶測に、ぽつりと、口を挟んだ]
…大切なひとにさ、嘘を吐かなきゃいけないとするじゃない?
大切なひとに物凄く疑われても、最後まで欺き通す?
それとも、最初に話しちゃう?
…僕なら、最初に話すなぁ。
大切なひとには、嘘偽りなく僕の事、総てを知って欲しいもの。
けれど、みんながそうとは限らないよねー。
[ゲルトが連れ去られたのは、ゲルトに知って欲しかったからじゃないだろうか。
ゲルトを大事に想うからこそ。
…それがファミルを信じない理由。
彼も自分の様に「一番に知って欲しいと願う」んじゃないかなぁ、とか、なんとなくそう思っていたから。
所詮邪推、故に信じていないだけで強く疑っている訳でも無かった]
[ごはん食べようっと、と起き上がって、寝癖の侭にキッチンを漁る。
皆が食器を片付け始める中、一人マイペースに食事を始めた。
そんな最中、聞こえた声。
>>71「いつか、きっと、一人に」?マレンマの言葉を頭の中で繰り返して、苦く笑った。
「いつか」ならば、誰かと居る「今」は、マレンマにとっては、きっと、一人では無いんだろう。
いいね、羨ましいな。
誰といたって僕は、何時でも独りきりだよ。
声には出さずに飲み込んだ。
なんとなく、裏切られた気分になったのは、彼と自分がどこか似ている気がしたなんて勝手な思い込みの所為で、彼には、何の非も無いから。
自分が何時でも独りきりな理由も知っている。
皆が自分を独りにしている訳じゃない、自分で、自ら独りになってるだけなんだと…
…知って居たって変えられない事、変われない事なんて幾つもあると、知っている]
[朝の意気込みもどこへやら、結局一人きりでとった食事も終えて、使った食器を片付け終えて、一息吐く頃には、皆もうすっかり寝静まっていた。
けれど、ねむくない、ねむれない。
…それ以上にねむりたくなかった。
きっと、どうせ、もう一度「彼」が夢にすら出て来てはくれないことを繰り返し思い知るだけな気がしたから。
裁縫道具と余りの布を抱えて、自宅まで置きに帰る夜の散歩道。
独りになることも、暗闇も、自由気儘に単独行動を取って明日疑われるかもしれないことも、生憎と自分には、何も怖くはかった**]
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