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あの、バルタザールさん。
さっきのことなんだけど…ごめんなさい。
私、あなたに謝らなきゃいけない。
[切り出したのは、彼について誤解していたと気づいたから]
私、あなたはずっと
妹さんの付き合いで来てくれてるだけって思ってたの。
あなたも、妹さんと同じように
私のステージを観に来てくれてるんだって
気付かなくってごめんなさい。
[付き合いで来ているだけだから、楽しんでないと思っていた。
ちゃんと楽しんでくれてたのに、
そんな勘違いをしていたことに対して謝った*]
[順調そうだなあと思ったのも束の間、
はしゃぐ声とは別種の悲鳴が上がる。
見れば、氷の竜のすぐ近くにある屋台が半分以上氷に覆われていた。
何かを焼くための鉄板もびっしりと細かな氷に覆われているようだ]
「しまった、屋台を巻き込んじまった!」
[そんな先輩の声に様々な喧騒が被さる。
少年はというと、先輩に挨拶しようと飛び出す機会を見失ってしまっていた]
今ぼくが向かっても……何の役にも立たないしなあ。
それにしても、すごい。
[氷の竜はウンブラよりずっとずっとデカい。
スケッチをする時も、首が痛くなるくらい見上げたものだ。
盟約関係云々で、先輩以外を乗せることはめったになく、少年も乗ることを認められなかった。
近くで描いてみたかったのだが。残念]
……ウンブラだっていつかすごくなれるさ。
[一方のウンブラはというと、
氷の竜の方を羨ましげに見ていたものだから、
ついそんな言葉をかけたくなるというもの]
― 上空 ―
くっ。
これ以上は厳しそうだな。
大丈夫だ、イシュケ。
無理はしなくていい。
[接近する程一層眩さが強く感じられ、相棒の速度が落ちる。
目標として、あれを直視するのは辛いだろうに青年の意を汲もうとしてくれた相棒を宥めてやる。]
シエル……。
[沢山飛んで、沢山集めるのだと言っていた。
これから何が起きるのか、予想は出来ない。
けれど、あの小さな身体にこれ以上の力が集まるのは危険だ。
青年達に出来る事は限られているが、何が起きても大丈夫なように一定の距離を維持して様子を見守る。*]
― 上空 ―
[ ノアが飛びながら撒いている銀砂は、魔法生物達への誘いかけであると同時に、事態が動いた時のための探査の網の役目も持っている。
...と、いうのは、鬼ごっこを楽しんでいる騎竜自身は、意識してもいないのだが。 ]
ん、動いたか?
[ ミヒャエルとイシュケが高度を上げたのに気付いて>>243青年はノアに口笛の合図を送る。 ]
『……まー、最初から考えてはなかったろうねー』
『恐らくは、動き回って力が蓄積されるのを感じて……そこからの思い付き?』
『いや、思い付きで勝手に親和してくんな、って話なんだけど』
……まあ……うん。
否定はしないし、言いたい事も、わかる、うん。
[そんな少年たちの目の前を、
ひゅーんと何かが横切っていく。
短い手足の生えた丸っこい身体は水晶細工めいている。
その身をはばたかせるのに不釣り合いにも見える短い翼は、蝙蝠に似ているが、
全体的なフォルムは蝙蝠っぽくない。
なおこんな見た目でもちゃんと飛んでいる。魔法生物だからか。
先回りして相棒は飛翔し、
待ち構えるように翼を広げながらばっさばっさと上下に飛ぶ]
むむむ、ならば……ぼくは後ろから行く。
― 中庭・綿菓子屋台 ―
か、可愛い。
[巻き込んだもの>>241を確認して、看板だけで良かったと思うと同時に、描き手への申し訳なさが募った]
うぅ、本当にすみません。
地面はすぐ戻しますので。
[優しい女性騎竜師の声にペコペコと頭を下げる。
ついでに地揺れなどで倒れないくらいしっかり支えてくれるように願って、先程とは逆の術をかけておく]
― 中庭・綿菓子屋台 ―
あ、はい。
色々教わったり、いつもお世話になっているリーゼロッテです。
そういえば、アイリさんも屋台やるんだって。
[ここだったんだ、と涙を拭って息を吐いた]
― 中庭・本部近辺 ―
[>>244 腕の中で大人しくしている三つ首の犬へ一度視線を向けつつ。
問いへの答え>>245を聞き、ふむ、と小さく唸った]
制限の緩和…。
つまり、ちょっと無茶をしようとしている、というところかな。
[話を聞いての感想は簡潔な言葉として出てきた。
シエルが不安げに尻尾を揺らした姿を思い出す]
シエルに会った時、”アルビン君にあまり心配かけないように”と言ったら、どこか不安そうにしていたんだ。
君と上手く行っていないのかな、と思っていたのだけれど…。
シエルはシエルなりに、君のことを考えているのだね。
あの仔、沢山出したお菓子を一番にあげたいのは君だと言っていたよ。
[聞き出していたことをアルビンへと伝えた]
[ シエルに近づこうとしたらしいミヒャエル達は、どうやら途中で断念したようだった。>>253
ノアの方は、合図に従い、銀砂を撒いた周囲をぐるぐると旋回している。
煌めく砂は、シエルを中心として魔法生物達の周りに細く緩やかな渦を巻き、集まる精霊力を僅かながら均していた。 ]
[バルタザールからどんな答えが返ったか、
この後も同行するか、は置いておいて]
…と。
それじゃ、ちょっと歌ってみようかな。
[話の区切りがついたところで、
こんなことを言い出したのは
お菓子も鬼ごっこしてるつもりとか、という
リーゼロッテの仮定を聞いたのもあって
先ほどクリフと話していた時に浮かんだ手を
試してみようと思ったから]
― 本部→ ―
リーゼロッテもまた後でな。
[とリーゼロッテ>>209とも別れながらも、一応自分は目的の場所があるが、しばらくはヴェルザンディと歩いていくことになりつつ、さっきのこと>>250といわれて首を傾ぐ。
謝罪されたが内容がわからない以上受け取る気はないので、黙って先を聞いて]
付き添いだけなら送った後に会場の外で筋トレでもしているぞ。
[理由はアレだがある意味説得力のある言葉だったかもしれない。
それに言葉にはしないがわざわざダンスまで学ぼうともしない]
いや、実際私は見るべきところが違ったわけなんだし切欠も妹だぞ?
ただ、一体で一つの世界を作っていくというのは楽しくはあった。あのライブにおいて君が主役としたい気持ちもわかった気はしたしな。
[その辺りはやはり別に歌が良いものだとか、声が綺麗だ。とかそういう認識はあるが、趣向は別を向いてしまうことが多いが、少しだけ考えた後。]
[少年が上手いこと追い立てた魔法生物に向かって、
ウンブラが綺麗な声で鳴いた、と思ったら、
魔法生物は揺らめく影のようなものに包み込まれた。
ひゅーんと飛ぶことができなくなった魔法生物を、
背後から慌ててキャッチする。
その時にはもう影が魔法生物を包み込んでいることはなかったが、
かわいらしく目をバツにしたそれは抵抗する様子を見せない]
えっ、 今の黒いのウンブラがやったのか……?
[相棒は得意げにクルルと鳴いた。
かれが見た目と名前の通り、影をあやつれる素質があるらしいとは知ってはいるものの、
実際に見たのははじめてであった]
ならもう一つ聞いていいか?
ヴェルザンディにとって、歌や踊り、ステージに立つというのはどういうものだ?
[純粋に自分に足りないものを拾い上げれるかどうか確認するように聞きながら歩きつつ、目的をもって歩くのは教官の場所であった*]
─ 回想 ─
[幼い頃は兄の後をついて回る子供だった。
彼は大好きな兄と同じ事をしたがった。
見慣れない文字を読もうとしてみたり、兄と同じ長さの木剣を振るおうとしてひっくり返って、べそをかいたり。
兄弟は騎竜師の物語を聞くのが好きで、少し大きくなると王立騎竜師団ごっこに明け暮れた。
少年の家は首都が近く、親戚にも王立騎竜師団に入っている者が何人かいて、彼らは身近な存在だった。]
「ミッヒェルは何になりたい?」
兄さんといっしょに、おうりつきりゅうしだんになる!
「……ごめん、ミッヒェル。それは出来ないんだ。」
[苦笑する兄の言葉に少年はショックを受けた。
当然、兄と一緒だと思っていたからだ。]
どうして?
どうして兄さんはおうりつきりゅうしだんになれないの?
「俺はこの家を継がないといけないからね。」
[兄は少しだけ残念そうに笑った。
トロムリッツ家は長子継承が習わしとなっており、竜と心を通わす力を得た兄が家を継ぐのは自然な流れだった。
きっと少年よりも王立騎竜師団に憧れを持っている兄に何か出来ることはないかと考えた。]
― 中庭・綿菓子屋台 ―
『ありがとー、って、本当に気にすることないんだからね?』
[涙ぐんでいるようにも見える少女>>256を、気遣うように体を屈める。
精霊術の使い手である彼女は、地面を戻した上で更に強固にしてくれたようだ]
『こんなことまでしてもらっちゃって、むしろありがとうね?』
[微笑みながら礼を告げる。
話題がアイリのことに及べば]
『そうそう、騎竜が綿菓子に似てるからって興味を持ってくれたみたいで。
ふふ、あの子自身もひよっこのはずだけど、先輩の顔をすることもあるのねぇ』
[先輩後輩の繋がりは学校の伝統のようなものだから、こちらとしても好ましいものだ。
目を細めながら呟いた後、そうだ、と視線を向け直し]
……すごいじゃないか。
うん。すごいし、ぼくはきみのことをまたひとつ知れた。
それが嬉しいんだ。
[思いを込めてウンブラの頭をたっぷり十秒くらいなでてから、
これからどうしようか考える。
捕まえた魔法生物は肩掛け鞄におさめる気はないし、
いったん本部に預けようかと考える*]
ミヒャエル、イシュケは大丈夫かい?
[ シエルと距離を取ったミヒャエル達に、再び近づき、青年は無事を問う。 ]
ちゃんと引き返したのは、いい判断だったと思うよ。
無理をしないこと、させないことっていうのは、騎竜との信頼を築くためにも大事だから。
[ ローランド教官の受け売りだけどね、と、笑って告げた。* ]
『よかったら、綿菓子を一つ持って行かない?
時間が経つとしぼんできちゃうのよね』
[と、人間用の綿菓子を一つ、サービスで差し出した*]
………
追おうとしないほうが捕まえられるんじゃないか?これ。
[遊ぼうとしていると聞く。あまりそういう感性はないが、追われるから逃げるものだという習性をおもって追わないでみたら、なぜか手の中でウーパールーパー型の魔法生物がおさまる。あるいは追おうという気がなかったからこそ油断しきっていたのかもしれないが真相は知らない。]
…たかいたかーい
[ひくーい声で、ぽーんと魔法生物をお手玉することにしといてあげつつ、ヴェルザンディの歌を聞いたりした>>261のはその後か]
じゃあ、ぼくが兄さんのぶんも、りっぱなおうりつきりゅうしだんになるよ。
[色の瞳を丸くした兄は笑って頭を撫でた。]
「じゃあ、ミッヒェルも卵に選ばれないとな。」
だいじょうぶだよ。ぼくは兄さんのおとうとだもん。
「そうだな。きっとお前も選ばれるよ。その時は俺と一緒に稽古しよう。」
やくそくだよ!
[子供の約束。
けれど、それが志す切欠だった。
故にイシュケと出会った時は本当に嬉しかったのだ。*]
― 中庭・本部近辺 ―
まあ、そんな感じですね。
[簡潔な言葉に、返すのは同意の頷き。
続けて語られた、仔竜の話にひとつ、ふたつと瞬いた]
シエルが……そんな事を?
[お菓子の話の方は、自分の好物がちらちらと混ざっていた辺りから腑に落ちたが。
不安そうにしていた、という話に、視線は空へと向く。
目に入ったのは、仔竜へと近づいていたミヒャエルが距離を開ける姿。>>253
距離を開けられた仔竜が、ほんの少し寂し気な声でぴぃぃ、と鳴いたのは届かなかったけれど]
『アル、どーすんの?』
どーすんのって……やるしか、なくない?
『…………命綱は握っとく』
…………ありがと。
……教官。
[向けられる言葉と、そこに込められる想い。>>259
今は、意地を張っている場合じゃない、とそんな風に思わせてくれる響きがそこにはあって]
……翼を、お借りしてもよろしいでしょうか。
今からノトカーとオルヒデーエを呼んでくると、間に合いそうにないので。
[だから、今はそれに頼ろうと。
求める事を素直に口にした。*]
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