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[イェンスの左手は度々抜かぬ刀に触れている。
抜けないながらに何かしらの媒体となっているのかもしれない、というのは威力を上げてきたことを受けての予想。
あれが抜かれたなら更に厄介なことになるな、と思考が巡るのは刹那。
それを見越してぶち抜くしかない]
(これ以上の底上げは無理だな)
(動かすのがやっとだ)
[左腕に意識を向け、黒尖晶石を通して動きを確認する。
やはり立て続けに雷撃を受けたためか動きが鈍い]
(修復、時間かかるだろうなぁ)
[そんなことを考えた後、意識をイェンスへと戻した]
さて、どう料理してやろうか。
[意表を突く手がないわけではない。
イェンスに対しての隠し玉はまだあるからだ。
ただ、それをやるには相手の隙を突く必要もある]
こっちが先に捕まる訳にもいかないしな。
[コキリ、と動きの鈍った左手首を鳴らす。
その隙間から銃弾が数発落ちてきた。
もはや射出出来ないただの弾だ]
上手く行くかは分からんが。
[手を尽くすが吉、と銃弾を左手に握り込んだ]
そろそろ終いにしようか。
[構えは先程と同じ、左腕を前に出したもの。
右手にはブレードを握り、切っ先を後ろへと流す形だ。
声をかけ、ヴェルナーはイェンスを注視する*]
そうですね。
では……ここを出た後にでも。
[試練の結末がどうなるかはわからない。
けれど成否はともかく、それをする猶予くらいはあるはずだ。
――それよりももっと先のことは、今は考えないことにして]
─ 『神魔の領域』・川エリア ─
[対峙している彼女から自分たちがどう思われているかは知る由も無い。
それを悠長に問うような無粋をしない代わり、>>175彼女が紡いだその言葉は私の想いと重なるもの。
むしろ]
……そうですね。
私も……いいえ、私は。
あの人のために、この試練を乗り越えたい。
[まっすぐ紡いで頷けば、同じようにまっすぐな頷きが返ってきて]
[考えた末に吐露したこちらの心情を、師は理解してくれたようだった]
悩めるだけ幸運だし……我儘なのはわかっているのですけれどね。
[師の故郷は見捨てられ喪われたのだし、現在の国内にだって親しい者を亡くしたものはいるだろう。
だから救いの手段をと言われればまだ答えは出ないのだけれど。
師はと言えば恨み言も言わずこちらの立場からの考えを言ってくれて、その上で]
一射だけだと思っていたらすぐに後追いっていうのは、結構物騒ですよ。
[>>*111悪いね、と返されたそれに頷いてみせるも、本気で言っているわけでもない。
戦いにおいて手を抜けと頼むような真似はしたくないし、それは互いに礼を欠くというものだ。
私がイェンスと戦ったように、彼女も同じ花の持ち主と戦ったとは知らぬからその消耗も知らぬまま、警戒を続けて。
>>*112幾つもの矢の狙いも読み違えたまま、彼女との距離が開かぬように矢を避け続けていたのだが]
そ……れは……。
[同じだと、神魔に願う必要もないと言う師。
ふっと一瞬心は軽くなるけれど、それでもやはり先の迷いに立ち返る]
簡単に……言わないでください……。
[あえての、という部分を心の奥底では理解しつつも。
撫でられるがまま、そんな言葉を師にぶつけた*]
ぇ……!?
[私の間合いに入るすれすれで大きく羽搏いた翼に、目を瞠る。
橙色の羽根が降った右手に生まれたのは奇妙な剣。
風に乗ってこちら目掛けて翔けてくる姿に、彼女の狙いが距離を開けるでなく接近だったと分かった時にはすでに遅く]
ち…っ
─── Mud set!
[長柄を片手に持ち、咄嗟紡いだ呪が空いた左手に纏わせた泥土が硬く固まる。
それを防具代わりにしようと、黒髪の彼女の右手に光る煌めきの切っ先の行方を見据えた*]
[ 大鹿は、ゆったりとした足取りで森を駈け、馬上の王子と従者を見つけると>>179躊躇いもなく近づいていく。 ]
怪我は、ちゃんと手当した?
ちゃんと、食事もした方がいいよ。でないと、負けてしまうからね。
[ 誰に、とも、何に、とも、説明せず、一方的に言葉を投げた魔人を、二人はどう捉えたか?何れにせよ、愉しげな涼しい顔は、崩れる事はないのだけれど。* ]
― 湖畔 ―
ああ、楽しく生きているうちは、生きながらにして朽ち果てたような精神にならずにすむ。それに中庸を生きたいならばそれぐらいがちょうどいいものだしね。
[自分なりに心掛けているということだ。]
あとはきりはなせない義理や人情とどう付き合っていくかというものだね。
それを踏みつけにしては、いずれ手痛いしっぺ返しをうけることになる。
[それは人を形成している国にもいえること。今は勢いがある国だろうが、歴史を誇る国だろうが、結局行き着くのはそこなのだ。とは修練者の持論である。]
― 湖畔 ―
[娘さんと気づいて驚いている弟子>>173と、不慣れな照れをみせる狐っこ>>180]
ああ、ずいぶん気に入ったようだしね。良い食べっぷりというのは見ていて気持ちいいものさ。
[手際よく風呂敷にまとめていくのを見守って]
うん、焼き加減、時間、そして高らかなポーズ。
全て整ったミーネ君には免許皆伝を授けよう。
[無事に文化伝承は伝わったようだ。
といっても免許なんてもののはない、口から出まかせであった*]
― 湖畔 ―
[立ち上がって二人に向けた顔は、それまでの人懐こいものとは少し違う、淡い微笑を湛えていた。
掴みどころが消えたようにも感じられるかもしれない。……背の風呂敷がなかったなら、多分]
じゃあ、もう行かなきゃ。
とっても楽しかったのよ。ありがとう!
[それから、少しだけ迷ったあと]
頑張ってね。
[一言告げると足元を蹴り、呼び寄せた風に乗って。
湖上で大きく一度手を振ると、彼方へと去って行くのだった*]
[ 美味しいお肉の焼き方、という、言葉に、くす、と小さな笑い声が漏れる。 ]
そうだね。姉さまが、食べたいと言えば、構わないんじゃないかな?
[ 決めるのは神魔の意思次第、と、あっさり告げる。 ]
[『紅雷』に手を触れつつ、天命石に意識を集中する。
二つに宿る力を重ね合わせ、それを自身の属と共鳴させることで、一段上の術や技を使う事ができる、のだが]
ちっと、きついかな……。
[立て続けに斬られたダメージが、結構馬鹿にならない。
これは結構負荷がかかるな、と思いつつ意識を対する紫黒へ向ける]
[あちらの構えは、先と同じく左腕を前に出したもの。>>*116
刃の切っ先が後ろに流されているのは、動きの布石か、と思いつつ]
……そーだな。
このまま延々やり合ってるのもなんだし……そろそろ、終わるか。
[軽い口調で言いつつ、『龍爪』を一度、鞘に納める。
二刀を近くに置く事で互いに共鳴させるためのもの、というのは。
当然の如く、口にはしないまま。
代わりにひとつ、深呼吸して気を均す。*]
狼に乗っていたのですか?!
[ クレステッドが平然と語る経験に驚く。>>177
随分と野性味のある暮らしだったらしい。
とはいえ、彼の着ているものは上質だったし、獣臭さは感じないから、実態は狼の姿をまとった半妖などかもしれない。
それはそれで問題がある気もしたが、彼の伸びやかな素直さを目の当たりにすれば、悪いことではないと感じられた。
人の世の穢れを帯びることのない御子だ。]
[ 次なる試練を告げる声に、ふと考え込む。
あと幾たび、戦いがあるのか。
どんな願いをもつ者が、神魔の領域へ踏み入れることを認められたのだろう?
すでに願いは半分叶ったようなもの、とクレステッドは告げた。
過分だと畏れ入るものの、彼が喜んでくれるのは何より嬉しい。]
私の当初の願いはと言えば、半分でも叶ってしまったら危ないものでした。
主上に救われて、私の願いは根底から覆りました。
[ 今は、新しい主を支えることこそが生きるすべてだ。]
[ 脱がされていた服に腕を通しがてら、晒しを巻いて、腕と脇腹の傷が広がらないようにしておく。
クレステッドの処置の甲斐あって、出血はもう止まっていた。]
はい、何処までも共に参ります。
[ 颯爽と馬に跨ったクレステッドの露払いをするように、馬の先を歩む。
風に舞う蝶にそれとなく導かれ、また遠く立ち上る炊事の煙を目にして、湖畔へと近づいてゆく。*]
[立場によってはものの見方によっては変わっていく。
自分の立場でいえば、喪われたものであるが、リュカにはリュカの立場があり、グリュングレースにはグリュングレースの立場があるのだ。
そう捉えるようにしているとはいえだ]
おじさんの可愛い弟子に大きな責務を負わせたというのは……腹ただしいことだね。
[そんな普通の願いを我儘といわせてしまうことも、そのような絞り出すような声をあげさせてしまうことも]
そうですね、おじさんは出来るだけ軽く生きていますからね。
リュカ…重いものを背負ってよくここまできましたね。
[簡単にといえば、リュカからみればそうかもしれないし立場という観点からして間違ってもいなかった。
ただ今回のことは一つ切欠になるだろう。
神魔にあえるということも、試練を受けるということも、そしてそれが、他国の部外者にその対象者が大勢いるということも、それがどこまでかは知らないが]
少なくとも今回は見届けることはできますからね。
[前と違って言えるのは試練を一緒に受けるということかな。と、なんとも頼りないものだと内心で苦笑しつつリュカへと伝え、そのまましばらく頭を撫でた後に手を離した*]
うん!
美味しいだけじゃなくて面白かったし。
みぃ、免許皆伝だからね!
[魔人の一番は神魔。それは流石に理解しているつもりで。そして神魔なら食べなくても見てはくれるだろうと思って。お土産作戦は実行されることになった]
― 湖畔 ―
[師の語る信条>>183をじっと聞いている。
生きながら朽ちるという状態に思う所はあるが、変に反応をせず済んだのはここでの出会いを経てのことだろう]
何というか。
……師も10年前はそこそこ若かったと思うのですけど、変わっていないのはすごいですね。
[自分の歳と比較すれば随分と達観していたような。
と、正確な年齢は知らないのだが思っていた]
[義理人情の辺りはかつても聞いたことのあるくだりだったか。
師の持論は理解しつつ、少しだけ苦笑して]
いつかはそうなるものかもしれませんけど。
何年も先のことを考えていられない時もありますよね。
[何を想定しての話かは言わぬままそう呟いた*]
―― 『神魔の領域』・川エリア ――
[それはまっすぐな宣言だった。>>181
彼のために戦うという――まっすぐにして切実な]
なあんだ、やっぱり大切ってことじゃん。
…直接言ってあげればあのひと、よろこぶかもよ。
[ヴェルだったらきっと喜ぶよねぇ、などと思いつつ勝手なことを言ってのける
浮かべる表情は真面目なもの。揶揄う意図はないのだ。
やっぱりワケアリそうだ……と思ったのはさておき]
/*
動くのにいっぱいいっぱいで、素敵な師弟の会話には殆ど触れられていないのですが。後で影響受けたよ的なロールができたらいいなと思います。まる。
指差し確認。結果待ちドキドキ。
こちらこそ、森の歩きかたを教えてもらってありがとう。
[先までの人懐っこさとは違う、半透明な微笑みを浮かべる狐っこ>>185
といっても風呂敷を背負っている姿に愛らしさのほうが勝ってしまうのは致し方ないところですけどね]
良い日々を。
[応援の言葉に返すのは出会った人への祝福を向ける言葉での見送りであった*]
物騒かあ。
「戦いは数だ」っていうこわい師匠の教えがね、あったんだけどね……。
[弟子としてのゾフィヤは師と仰いだ相手の教えにわりと忠実であった。>>*118
能力的にもそれを再現しやすい、という強みを生かした結果でもあったが、もちろん。
閑話休題。
さりとてその教えを脇に追いやる形で手加減するつもりなどないのだが。
それは相手も分かっていることだろう。少ない言葉のやりとりから実直さはうかがえていた]
即席の盾……でも作ったつもり?
[飛翔しつつ、ただでは攻めさせてくれない相手に声をあげる。>>*119
相手の左手の泥土が練り上げられたもの。
飛翔の勢いは極力殺さぬまま、
それの隙間をついて針を相手に突き刺そうとする*]
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