情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
だってぼく、いろんなイキモノ混ざってるから。
そいつらの本能っていうのかな、飛んだり走ったりは楽しい。
そう言うこと出来る場所はすき。
こうやって寝転べる場所もすき、きもちいい。
[普段言わない身の上を口にしたのは、相手に無意識の信用があるが故。
己の望みを受け止め、返してくれたツェーザルに対し、獣的な警戒心などは既に溶けてしまっていた。
そうした警戒心のなさがツェーザルにどんな印象を与えたか>>30は知らぬまま**]
さすがに、あそこから急転はきかんか。
[旋回する様子>>*6に、ぽつ、と呟く。
とはいえ、悠長に観察している場合でないのは承知の上。
否、そんな余裕は一瞬で飛んだ、というべきか]
って、そう来るか!
[舞う風刃に臆する様子もなく、最低限の防御で突っ込む──という動きは、さすがに想定の外に過ぎた。
地響きの後の跳躍。>>*7
引くか迎え撃つかの僅かな逡巡は、相手に己が高さまでの到達を赦す事となり]
……っ!
[剣の如く振るわれたランスの側面が身を捉える。
直前にまとった風が衝撃を幾分和らげてはくれたものの、態勢が崩れるのは避けられない。
翼の動きが一瞬止まり、自由落下のように幻燈師は地に落ちる、ものの]
中々……おもしろい、な!
[いきなりの変化やら空への突撃やら。
これまで、お目にかかったあるか、と言われれば、さすがにない]
100年とちょいと生きてるが、こんな相手は見た事ない!
[どこか楽し気に言いつつ、地に着くや後ろに飛びずさって片膝突きの姿勢で弓を構えて引く。
何も番えぬそこから飛び立つのは、真珠色の光の矢。
とはいえ、それは当てるを目的としたものではなく、牽制の射撃。
矢を放った後再度飛びずさった幻燈師は、改めて弓弦を引き、天に向けて矢を放ち]
……散れ!
[それに向けて言の葉ひとつ、放つ。
応じるように、放たれた矢は無数の小さな矢となって、騎士へ向け飛んだ。*]
ええ、勿論――
[此度の相手もまた、座で言えば格上。
しかしそれに臆さぬようにと心中を奮い立たせて。
眼前の相手が宙を舞う中、鱗の鎧を身に纏う]
(魔弾――!)
[僅かに空いた間は、相手の動きを見定めるため。
遠距離攻撃が来ると見るや、蛇竜は可変の武器の形を定める。
左手に顕現したそれは、円形の盾]
――っ!
[連撃の初弾は盾の成立より一瞬早く、その射線を通り抜けた。
鋭い剣型のそれが左肩に突き立った直後、出現した盾に魔弾が激突し始める。
盾そのものは貫通でボロボロになりつつも弾の威力は減じ、鎧にて受け止められる程度のものとなる]
流石に……お強いですわ。
[ただの光ではない、剣の如き力の魔力。
脅威ではあるが、立ち止まってはならぬとばかりに盾を構え直す。
――左手ではなく、右手で、向きは水平よりやや斜め上。
表面の鱗は修復され、さらに縁の骨が枝を作って、さながら棘のような有様となる]
はあっ!
[盾から円盤へ変じたそれを、空中の変彩竜向け投げ付けた*]
[海の子と言葉交わした際を思い返したか、何か納得めいた呟きの後。
正直に言うと、と続けられた男の思考にふむ、と一つ頷き]
明確な利、というと主にはちとピンと来ぬかもしれぬがの。
この場では竜郷において儂がもう得られぬものを与えてくれる。
多少の不愉快があったとしても、それを得られる機会、その権利は中々逃せぬ。
たしかに退屈しのぎもあるが、そこは副産物にすぎぬな。
まぁ、まさか儂の名を渡そうと思える主に喚ばれるとは思うておらなんだが。
[閉じたままの扇でころころと笑う口元を抑え、男の巨躯を見上げたが。
ところで、と付け加えられた問いにきょとんと瞳を丸くした後]
なんじゃ、主。
無骨なばかりではないと思うたが、そのような世辞も知っておるのか。
[扇で軽く男の額をぱしっと叩くことで、返答はうやむやにしておいた]
─ 月の舞台 ─
あぁ、主ならそうじゃろう。
それに、対策された所でやる事は変わらぬしのぅ。
[儀式を経たことで男の戦闘スタイルの把握はしたし、男も竜の戦法がアレだけではないとも察したろう。
つまるところ、見られても問題無いとの認識でお互い完結している。
あとは用意された領域で休むを優先、の前に着物の修復と相成った訳だが]
あぁ、主は知らぬのか。
この身は写し身にすぎぬでの、この着物も身の内よ。
つまり、これで治療は済んだということじゃ。
まぁ、主は服が戻らぬのは不便…じゃろうのぅ。
[>>23主の言葉に、言われずとも好きに貰っていると返事をして。
便利だという言には苦笑を浮かべながら、上はともかく下はのぅ…と言葉を濁した]
─ 個別領域 ─
[用意された空間については何も言う事は無かったものの。
ツッコミ所しか無い主の行動にした問いかけに、返された答えは納得のいく説明ではあったのだが]
…手を空けていたいという理由じゃろうとはわかるがの。
そこに入れるのは止めといてほしかったのぅ…
[直接入っている訳ではないと分かっていても、心情的にどうにもよろしくない。
食べるか?と問われたのには、「…遠慮しておく」と頭を振った後]
まぁ良いわ。
気を取り直して、茶を淹れるとしようかの。
[ぱん、と手を叩くと着物の袖影から茶器一式を取り出して。
扇いだ扇から伸びた枝に芽吹いた一輪を摘み取ると、崩した花弁をポットに入れ蒸し。
もう一輪の花から蜜を落としたカップへと茶を注ぐと、仄かな甘い花の香を湯気に薫らせ]
疲れを癒す茶じゃ。
熱いからあわてて飲むでないぞ。
急がずとも、あれらの試合が始まる前には飲みきれるでの。
[主へとカップを勧めながら、片手でぱちりと扇を閉じた*]
[跳躍しての薙ぎは相手を空から落とすに至る。
だがメルヒオル自身も相手>>*9のように自由落下により着地せざるを得ず、追撃は叶わなかった]
飛べなくても跳べる。
[むしろ飛べるが跳んだ、と言った方が正しいか。
ランスの威力を活かせるのがこのスタイルであるために変化したが、相手は宙を舞う者。
こちらも飛ぶべきか、との逡巡は短い。
何も無き弓から光の矢>>*10が放たれたためだ]
100年…は、若くない?
[余談めいた疑問は自問に近い。
その自問も直ぐに意識から遠退き、放たれた光の矢を迂回するように駆け出す]
[視界の先では天に向け矢を放つヴィンセントの姿。
次は上からか、と予測は出来たものの、その数までは予測の範囲外だった]
───── !
[一矢だったはずの光が上空で枝分かれし、無数の小さな矢となって降り注いでくる。
避け切れない数多の矢に対し、咄嗟に行ったのは体表の変化。
メキメキと音を立て、怪馬の肌も含め、メルヒオルの肌が鱗状に変化して行く。
風に靡いていた尾も太く長い、肉付きのいいものへと変化し、ぶん、と一度空を切った]
ぐぅっ……!
[まるでワニのようなその体表はある程度の硬度を持っていたが、降り注ぐ矢を防ぎきることは出来ない。
ランスで天を突きいくらかは掻き消したものの、多くの矢がメルヒオルの身体に突き立った]
まけ……るかぁっ!
[駆ける足は一時弱まったものの、止めることは無く。
手にしたランスの切先をヴィンセントへ向けて、槍投げのように投げつけた。
ドリルのように回転のかかったランスは風を切るようにしてヴィンセントへと迫るが、途中で失速し床に突き刺さることだろう。
そのランスの後方、減速せずに迫るメルヒオル自身にヴィンセントは気付いただろうか。
いつしか蹄の音は消え、怪馬の足の代わりに皮膜翼を生やしたメルヒオルは、ヴィンセントの眼前で急旋回し、尾部に生やした太く長いワニの尾でヴィンセントの左側面を襲った*]
― 個別領域 ―
そうか?わかった。
[こんなのもあるとアデル>>38に見せて、断られたが、特に気を害することなく、自分はイチゴを食べた。食べ物をだした後はといえば、アデル>>37のようにできているわけではないので体のチェックだ。
あの時のように腕は赤く隆起しているわけではなく元に戻ってるが、わずかに焦げた煤のようなものを払い、少し黒ずんでいる。後ほど洗い落とすか。]
髪や体のどこかに括りつけてもな。落ちてしまうからな。これがないと山籠りも一苦労する。
[現地調達できるところならいいが、できないところもあるので、とても生命線であった。結果大事なところにしまっているのである]
ここでしか得られないもの…か。新たに巡り合ったりするものがあるのなら、確かにそれは大事だが……そうなったのは皇玉というものに座しているからなのか?
[遠慮というものはきっとどこかに置き忘れている...は、その辺りも遠慮なく聞いてしまう。]
…そうか、そいつは光栄だな。
[名を与えられた。というのには、少し驚きはしたが、誇らしげに笑った。]
[ぺしっと扇で叩かれて、首を傾ぐ]
ん?写し身なのだろう?
いや、竜が人化するときは、自分で細部まで作り上げてるのなら違うが、心の内が外に出ているのなら、俺がみたままがアデルなんだろう?
[羽や蔦の一部を焦がしたように、着物を焦がし、そして魔力で治した様子から勝手にそう推察して述べた]
[大きな体も入る椅子に腰かける。
作業を興味のまま見守るため向かい合うのではなく、隣り合うようにしてみていた。
置かれたテーブルの上に、茶器一式。扇より伸びた枝葉から零れる花びらは幻想的ともいえる光景に見える。]
花茶というのは、俺が考えようとする趣味にはないな。
[批判というわけではなく物珍しそうに、お茶を淹れるアデルを見たりは、茶の説明を聞いたりして]
竜郷がどういうところかは知らんが……アデルは、普段はどういう暮らしをしてるんだ?
[そんな疑問と、そしてもう一つふと思っていた疑問があって]
アデル、確認したいことがあるがいいか?
[聞きたいことではなく、確認したいこと。ときいた]
ありがとな。
[ふわりと香る甘い香りの蜜入りの花茶。いただきます。と感謝を告げて]
……やっぱりちょっと冷まさんとだな。
[茶器に触れた。ちゃんと熱かった。]
せっかくの馳走なわけだしな。待ち時間も大事だ。
筋肉も疲労した後は休ませないとやせ細ってしまうのと同じか。
[戦うのを待つというのは、どこかじりじりとした嫌な汗をかくような時間であるが、それを落ち着けてもらうような、そういう心地であった*]
[ 鎧に盾、次々と形を変える生きた武具を纏った海蛇竜は、左肩に届いた魔光にも怯まず、続く連撃を耐え切って見せた。>>*12 ]
お褒め頂き、どーも。
[ 強いとの評には、謙遜のカケラもなく、にっかりと笑って応じ、ばさりと一度羽ばたいてさらに高みへと昇る。 ]
あんたもなかなかのもんだ、ベルティルデ。
『よくぞ受け止め切ったもの。賞賛に値する』
[ 竜の声はひとつ、けれど、その口調が時折違うものになるのを、ベルティルデは気づいたか。 ]
うっわ、痛そう。
[ その間にも、ベルティルデの腕に現れた盾は無数の棘持つ円盤に姿を変える。その形状を見れば目的は明らかで、竜は逃げ場を探すように上空で旋回する。 ]
結構、えぐいよな、あんたの武器っ!
[ しかし逃げると見せて、投げつけられた円盤の軌道を目にした途端、竜は翼を半ば畳んで、駆け上がった上空から、ベルティルデの方へと落ちるように滑空する。 ]
うおっ!!
[ 当然に回転しながら飛来する円盤に、正面から突っ込むことになり、骨の棘に切り裂かれた左腕から二彩の鱗と朱の飛沫が散った。 ]
おおおっ!
[ しかし、竜は止まらず、速度も緩めはしなかった。
先制の一撃から魔力を蓄え直し、今度は両腕を交差した位置から大きく開いて、先よりも更に多くの魔光弾をベルティルデの頭上に降らせる。
己の身の護りを捨てた攻撃は、在る意味、海蛇竜とは対極の戦い方とも言えた* ]
……まあ、真理だな。
[飛べなくても跳べる、という言葉>>*14に、ぽつりと呟く。
その術さえあれば、飛べずとも空には至れる。
今見せられた跳躍は、それを再認識させてくれた。
それは即ち、翼持つという事が絶対的な優位を作らない、という事実の認識でもあるが]
その位じゃないと、なぁ。
[それはそれで、厭うものではない。
むしろ、如何にして切り抜けていくかという思考を積み上げるという意味では、楽しいとさえ思えた。
100年が若いか若くないかの疑問には、それこそ答えが多岐にわたるなあ、なんて思考も過るが、すぐに意識は自身の力を凝らす事に向いて]
[天より落ちる、光の驟雨。
それに対する騎士の策は]
……って、そう来るか!
[自らの体表を変化させて受け止める事。>>*15
足の変化も驚きではあったが、こちらも中々予想を超えている。
それより何より驚かされたのは、決して止まる様子のない事。
それなりの数を身に受けてもなお、対する騎士の挙動は確かなもので。
ランスをこちらに向けた後、投擲する動きに一度後ろに飛びずさって距離を開けるが]
……なに?
[こちらに至る前にランスは地に落ちる。
距離を開けたからというのを含めても唐突なそれに疑問を感じる間は、速度緩めぬ相手の接近を許すもの。
意識戻した時には。幾度目かの変化を終えた騎士の姿は至近にあり]
……そう、くる、か!
[旋回から、叩きつけられる尾の一撃。
直撃はさすがに御免、と風の障壁を張り巡らせた上で、大きくは避けず。
叩きつけられる勢いに乗ってそのまま転がり距離を取った]
……さすがに、これはきつい、が!
[致命には至らない、と言わんばかりに立ち上がり、弓弦を引く。
相次いで放たれる矢は何故か騎士ではなく、その周囲の地を穿って突き刺さった。
突き刺さった矢が淡い真珠色の光を燈すのを見やりつつ、弓弦をかき鳴らす。
そこから再び飛び立った風の刃を騎士へと向かわせつつ、幻燈師は翼を羽ばたかせ、宙へと舞った。**]
[左腕に届いた短剣は、貫通こそしなかったものの、鎧の内の腕までは達していた。
ただしまだ、動かせぬほどではない。利き腕でなかったのも幸いか。
そこまでを自己分析し意識を向けた先、ツェーザルから届いたのは賞賛の声>>*17]
ありがとうございます、
…………?
[声自体は一つなのに、まるで違う人間が話しているかのような、違和感。
ただしそれを自分の中で噛み砕く暇はなく]
……"生きる物"が持つ武器は、見た目も恐ろしいものですわ。
[えぐい、との評価>>*18を受けながら、蛇竜は僅かに口の端を上げる。
蛇竜の司るものは、海、と同時に海の生命。
それらの身を守る術を模したものこそが"生きた武具"の本質であった]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新