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確かに、全てを捧げた。
しかし……これは。
[死は怖くないと言えば嘘になる。
永遠に失われるものではないのだとすれば、それはそれで
ジェフロイと共に存在し続ける事が出来る。
しかしそれは当然許される考えでは無かった。>>221
では、如何にか進行を食い止める手立てがあるのなら。
或いは魔王が治癒の法を知っていないか、その知恵を
借りる事は出来ないかと思考を巡らせる。]
……魔王、なら。
何かしらの知恵を借りられはしないか。
若しくは、他の悪魔達にこの現象を知る者はいないか。
[ジェフロイの腕の中、頭を摺り寄せながら
思い付いたものを片っ端から挙げてみる事にする。*]
はは―――、充ちる、時が、くるような口ぶり、だ。
―――― まさか。
[己が彼に飢え続けるように、彼も飢餓を持つのだ。
魂を寄り添い合わせた束縛が、生半可なもので在る筈がない。
唇にキスを塗し、舐めるように舌を出す。
彼の何処も彼処もが甘く、蕩けてしまいそう。
本体ばかり狡いと訴えるのは、巡らせていた触手で。
僅かな発光を伴いながら、彼に侍る。
ちゅぷ、と水音を立て、左右の乳嘴に吸い付き、強く啜りたてた。
すっかりと、己を愉しませるための性器に変質していると踏んで。]
− 小部屋 −
[横たわるという経験は少なかったけれど、雲のような柔らかな寝具に包まれて力を抜く。
高熱でフラフラしていたけれど、この赫いひとがついていてくれるから、こわいことはない。
せがむままに語られたのは、小さな天使と魔界におりた天使のおはなし。
ドキドキしながら聞いた。
ふたりが再び出会えたことに、頭を撫でる優しい手の温もりに、誓いの言葉に安堵して目を瞑る。]
ずっと昔から、好きだったよ。
[目を覚ましたら ── 物語の続きは、そこから始まる。*]
―――― は、カレルレン、
[彼を欲し過ぎて、腰が浮いた。
与える浮遊感は一瞬。
まるで獣が久方ぶりの捕食でも行うかのように押し倒す様。
ドサ、と彼を組み敷く赫は。>>214
うっとりとした、恍惚の色に染まっていた。*]
………やってみるもんやなぁ
[色々と失敗した事も多々あったし、なんだったらいっその事傀儡として天使を飼う事になるかもしれないとまで考えていたのにも関わらず。のんびりとした声を出してきた。]
人生が変わる…やったか?
……あー、そうかもしれん
[のうのうと暮らしてきて、楽観的であったつもりだけれども。
天使を飼う。きっと、名目上は飼っている事になるのだろう。けれど、確実に。前の時とは価値観も、視野も、何もかもが――]
―― 人生、変わったわ
[はぁ、と溜息を吐いてはまた遮断してしまう。また今度、ここに居る彼等と話す時があるのならば。互いの惚気でも本人を前にして長く語りたいものだ。]
花嫁には、白が似合う。
[熱に浮かされた口説き文句。
彼の愛を求め、彼に愛を押し付ける。
歪んで狂った塊と化し、下からではなく、上から振り下ろす強靭。
ぐちゅ、と粘膜を一突きするだけで、腹の徴が震えるだろう。
伴侶の帰還だ。彼の体温を引き上げ、欲望をあらわに。
しかし、困ったことに、彼の徴は己にも響く。
貫いただけで、達してそうな快楽が身を駆け、小さく呻いた。]
その制止は聞けない、
―――― 沢山、吐き出しておくれ。
もっと、君に、充ちたい。
[余裕のある振りをしても、切羽詰まった顔は真剣だ。
彼が笑顔を求めていたと理解していても、偽りの顔が作れない。]
……なんで?
みんながべリアンみたいじゃないよ
そういうところ、好きなら何してもいいって思わない
優しいべリアンだからだよ
[溜息をつく相手に首を傾げそうになった。
好きを押し付けられなかった事が、好かれる理由がなかったからだとして、彼は決して暴力的でも加虐的でもなかった。
ちょっと、えっちで強引だけど。怖がったら傍に居てくれる相手を嫌う理由がない。天使としては失格かもしれないけど。もう受肉してしまったのだから、いいじゃないかと楽観的でもある]
……俺の想いは返せるよ
そういう愛があるかもしれない、けど
それはそれで幸せの形になると思う……、俺の愛はね
べリアンに返したいって形
[自分で言っていて分からなくなりそう。
って少しだけ苦笑した。メレディスは優しくなんかないと思う。優しいとしたら、それはやっぱりべリアンが優しいからだって。堂々巡り。柔らかな心を作っても、彼が優しくなかったら、きっと壊れてしまう。神さまにメレディスは祈ることはできない。
彼があくまであっても神さまに祈っていると知ったら、戸惑ってそれからふにゃって眉を下げるだろう。べリアンもまた変わっていく。何時か変わり過ぎて、メレディスをイラナイと云わないだろうか
彼に限ってそんなことはないのだろうけど
だけど頑張らなきゃって、思う。頑張ってもっと好きになってもらおうって。悪い方向に変わるのではと危ぶんでいるのもしらず。互いにいっぱいいっぱい。けど、いやないっぱいいっぱいではなく*]
[しおしおと垂れる獣耳を愛らしく思うのと同時、
彼女の心情が素直に現れるそれが
少し便利だなと、そんなことを考える]
……心配するなって。
[そもそも病の症状を誤魔化そうとしたのも、
此方を慮ってのこと。
それを思えば叱ったり責めたりする気持には
到底なれない。
この状態を自分に知られたくないと
傍にいたいと思ってくれたのだと、
──その気持ちが何より嬉しくて、
だからこそ、彼女の先程の願いは聞き入れられない。
他の願いであれば、できるかぎり叶えたくはあったのだが]
[感覚が戻った、という事にすら気づかないほど
快感の波に襲われていた。彼の逸物が中で大きくなる。あぁと譫言のように蜜声を響かせ。ぎゅって逸物を握る。ぎゅぎゅ、はぁ。はふ。見上げれば無表情な彼、駄目だったって心配になって
けど]
……ぅ、ぅん、がんばる
…おちんちん、がんばるっ、ぁぁ、ぅ
[がんばらなきゃって声に思う。
こくんこくん、頭を振って泣きそうになって。ぎゅうぎゅう、小さいおちんちんがもう出したいっていう。けど我慢してとお願いを両手でする。開いた足の間、埋まった雄がキモチよくて。
おまんこはびしょぬれだ。
ぴくぴく、足を閉じることもできなくて。彼の声音が褒めてくれるような音を孕むのを心がとくんとくんと喜んだ。がんばる、がんばる]
[彼の何もかもが欲しかった。
彼の眸も、身体も、心も。
眼前に露わに変わった白い指先も。
思わず、生唾が喉を大きく上下させた。
眸の縁は朱く血走り、愛が鬼気迫る。
―――― 彼は自覚が無さ過ぎた。
彼は危機感が足りなさ過ぎた。
そんな声で、そんな顔で、己を擁すればどうなるか。]
え―――……?
[いや、それは確かに必要だが。>>228
それが先なのか、そうなのか。いやまあ部屋の外に出るには
必要不可欠な行動ではあるが?]
あ、あぁ、分かった。
[様々な思考を繰り返してはみたが、結局ジェフロイの
行動に逆らうような真似はしない。
パキリと音を立てて膝まで変えた結晶を見下ろし、まだ大丈夫と抱かれるままに頷くのだ。*]
……ぁ、こうずい……ひい
いいの、そういうもの?、俺のおまんこ、女のこらしい?
……っ、うん、うん
えらい …っ、もっとほめて…、べリアンのおちんちん、で
俺のこと、褒めて
[褒められた。褒められた、と頬が赤くなる。
中をずぼずぼと太い部分で擦り上げられ、もうナカは大洪水だ。感じてしまって、びくびくで、溜まらないの。こうして手でおちんちんを我慢していれば余計彼の熱源を意識してしまう。
感度のよい場所に当たってはねて。
奥でぎゅっと締め付けた。彼の我慢してが、他の意味。彼の御汁を我慢してって意味だったなんてそんなの分からない。分からないし、我慢できない気がする。やだって泣くような。
今は―――、うん。我慢している。
従順なのは彼が褒めてくれるからという割合も大きい。後、彼が悦んでくれるから。無表情を装っているけど、彼の熱は正直だ。それに、なんだか、変な気分になるんだ。我慢していると、とても
背徳の喜びを、メレディスも感じ。
えっちな恋人に褒められる事を、喜んでいた]
[これは?と
彼女の四肢に絡まる蔦に、不安げに青い瞳を揺らす。
細い見た目よりもずっと、頑丈なそれに
ほっと胸を撫で下ろすのが見えた]
…内緒だ。
[地上の村で彼女を捕らえたあの魔術。
あれを応用したものである、とまでは
素直に説明できるのだが]
──…この蔦は、術者の心情を
ある意味鏡のように映し出すものでな。
[ちら、と一瞬僅かに視線を逸らして]
…お前を遠くにやりたくないんだよ。
[そう、ぽつりと呟けばそのまま衣服を脱がせ、
これから行おうとしていることへの説明。
あまり要領を得た説明は出来ていなかったと思う。
だけど、身体のほうはきちんと受け入れる準備を
整えてくれたようで。
拘束された身体を委ねられる。
自分を信じてくれるその様が、いじらしくて堪らない。
薔薇に口づければ、そのまま流れるように
茂みの奥へと唇を滑らせるだろう]
…――っ、ぁぁ、あぅ!!!!
もう、いいっ、ぁぁ!!!っべりあんっ
[ちゅっと唇にキスされただけでも
ぎゅって内側がしまった。もうトロトロの其処は軽く何度か達したようで。彼の手が撫でてくれたのなら、おちんちんを持っていた手が緩む。もういいのって舌を絡める彼の吸い付きにぺろぺろ甘え。
一際大きく、翼をはためかせ。
彼とともに、――白を吐いた。きゅううっと内側が鳴く。彼の白を呑む子宮が開く。雄の、大好きな人の、精を溜め込んで種を付けたいと喘ぎ。彼の腹にぷしゃぁっと白を吐き出した。]
……ぁぁ、ぅ、ひぃ
やぁ、おちんちん、ばかになるぅ……
[手で触れられ、達したばかりのそこを、触れて遊ばれたらひいひい泣いてしまう。ぷしゅぷしゅと淫花が鳴って液体を零す。彼の逸物と縁の間から何度と零して。絶頂を迎えた陰茎が、彼の掌にちょろっと残滓を零すだろう。どうしよう、どうしようって。
鈴口があいたまま、閉じない感覚]
……うん、大丈夫。ありがとう、べり…あん
[はふって息を切らせ。
きょろりと少しばかり周りをみた。此処は最初に居た部屋と違う気がする。けど、シーツはまたびしょびしょになってしまっていて。顔を、口を片手で隠す。まっか、まっかで
汚れちゃった……ってぼそり。すごく恥ずかしい。ので
喉乾いたってごまかした*]
ぅ、―――カレル、レン、
[堪えようとしても無駄だった。
抗うことなど出来なかった。
彼を軽く穿っただけで、感極まるように奥で熱が爆ぜた。
どくどくと内壁に注がれる男の胤。
濃密で、彼を変え、己を変える程の情熱の証。
一度解き放ったと云うのに、質量は衰えず。
切れる息を噛んで、身体が早々に動く。]
もっと、もっとだ。
強くだけ、私だけに溺れろ。
[己が彼に溺れるように、堕ちたように。
擁する腕に懐きながら上体を撓らせ、深い場所まで熱杭が刺さる。
みしみしと彼の身体を軋ませる欲情は、途方もない。]
[ぎしり、と黒い蔓が軋む感覚がある。
下肢のあいだからではよく見えないが
どうやら彼女の手足が褥の上で跳ねているようだ。
時折喘ぐ吐息と共に、制止を訴える声が聞こえるが]
(汚くはないさ。
それに、セレスの蜜はこんなにも濃くて、甘い)
[触れ合う肌から、此方の意思を直接彼女に伝える。
塩味の中に混じる花の蜜にも似た甘味。
ねっとりとした艶のあるそれは
本物の花の蜜のよう。
偽りのない意志をそのまま隠すことなく伝えて。
再び彼女の蜜を誘う作戦に専念する。
じゅるり、と音を立てて蜜壺から唇を離せば
蜜に濡れた狐の尾が、彼女のあいだから
ひょこりと現れていた。
つい悪戯心にその尾を擽るように撫でてから]
―――― い、
[間近に視る蒼。
遠い空の色ではない。
己の傍らを、未来永劫飾る彼の色。]
いと、お、し、ぃ……、
[意味も分からぬまま、心を勝手に声が汲み上げた。]
/*
まにあった!!!べリアンすきだよおお
と言ってきづく、アブノーマルなこと全然やってない
なんて健全…
触手?スライム?虫?なにそれおいしいの状態。これは純愛……すき。紳士すぎてやばい、ずるい、すきーー
[溺れるように彼の唇を奪い、貪り。
百の触手も彼に群がった。
果てない強欲を持つ怪物が、
欲っするものは、彼だけだった。*]
こっちのほうもいるか?
[ぱちん、と指を鳴らせば、
彼女を拘束していた影からさらに蔦が上がってくる。
湧き上がる蔦は彼女の白い肌を這うように進み
その双丘へと上り詰める。
そのままその先端を絡ませ、
彼女の薄桃色の頂をきゅ、と緩急をつけて
胸元を捏ねたり摘まんだりして弄び始めた]
もう少し強いほうがいいときは遠慮なく言えよ。
[細かい調整はまだまだ苦手だが、
そこは彼女の意見も取り入れていくとしよう]
/*
相方は土壇場の無茶ぶりに応えてくれてありがと♡
幸せだな。ふふふふ
ペットかと言われると、また一悶着あってバトルかな (←
[さて、と]
それじゃ、そっちも準備万端のようだし。
[衣服の紐を緩め、脱ぎ始める。
彼女と同じく一糸纏わぬ姿になって
その女の身体に覆い被されば
天使にはない男と女の性差がより伝わったか]
……最初、この身体になったときは
どうしてだろうと思ったさ。
[熱っぽく潤んだ瞳を見つめて。
蔦の軋む音を聞きながら、獣の耳朶を甘く噛む]
あのひとは、シルキーは女になったから
オレも堕ちたら女になるのだろうと
そう思っていたんだがな。
[実際には、リエヴルに拾われ介抱された時点で、
この身体は既に男へと変わり始めていた。
自分の意思でもなければ、他人の意志でもない。
同じ時間を過ごし、同じ天使を愛した。
かけがえのない大切なあのひととは性別までも違う道を
歩むことになってしまった]
セレスが女になったとき、素直に嬉しかったよ。
あの天使を、オレはこの手で
抱きしめることができるんだ、って。
[小さくて華奢な身体を抱きしめる。
自分のそれとは違う、皮下に薄く脂肪ののった
滑らかで白い美しい肌。
その感触と仄かに鼻腔を擽る花の香。
熱を帯びた息を耳朶へと吐き出して。
それ以上の熱をもって滾る雄芯を
蜜に濡れた茂みを掻き分け、女の入口へと宛う]
挿れるぞ。呼吸を楽にしろ。
[彼女の珠のような臀部を持ち上げながら
ゆっくりと狙いを定めるとそのまま
腰を深く、彼女の泉へと沈めた。
絡みつくような女肉に包み込まれる感触に
ほぅ、と深く息を吐いてから]
セレスタイト、大丈夫か?
[一度気遣うように声をかけて
相手の様子を伺ってから、動くぞと
もう一度声をかける。
二度、三度できるだけゆっくりと動いて様子を見たなら
その動きを少しずつ、激しいものへと変えていった]*
/*
いや、本当にね。べリアンね、格好よすぎない
なんでこう、かゆい所に手が届くというか、ぬかりないというか。優しさあふれて人のよさが滲み出て、すき。もうね、ちょろすぎてごめんって思うけど、とても格好よかったですすきです
魔王陛下に……?
あ、ああ…そうだな。聞いてみるとしよう
[そんな事も浮かばないとは、我ながらこの状況に相当
焦っているようだ。
ベッドを離れる間際、客室担当の天使を呼んでシーツを
交換するように告げる。]
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