情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
何をしてるっすか?
こっちっす。
[よからぬ事を吹き込まれた。
そう感じるのは例え優れた聴覚が備わっていなくとも、自明であった。
やりようはいくらでもある。
あの者がそういつまでも態度を保っていられるとは思えない。
それよりも気になるのは。]
ああ、ああああ!
思い出したっす!
[何かが喉につっかえていた。それが何なのか、今分かった。
先の軍人? に既視感を受けたのは決して勘違いではなかったのだ。]
さっきのあいつ!
この間盗聴器から聞こえてきた声>>0:258と同じじゃねえっすか!
軍に手懐けられたガルーって!
[ちょっと待てよ?
あいつは軍人だと名乗っていたけれど、どういう事っすか?
こちらもこちらで、あらぬ方向へと思考を巡らせるのだった。]
とにかく、早く船長達へ伝えに行かないと。
[それは金馬の一員として?
それとも。
入れ違いに気が付いて引き返すまでには、もう暫く。]
あ、危ないっす!
[慌てて船長を追い掛けてきてから>>289幾秒か。
銃口を向けた危うい男を認め、自らも横に並び立った。
出てきてはいけない、当の人物。張り詰めた空気。
にわかに呼吸が乱れる。]
そんなものを向けて、どうするつもりっすか?
降ろしてくださいっす。
[穏便には、いかないだろうな。心の中でため息。
これまでの自分であれば、逃げ出していたはず。それでも今はそうはいかない事情があったから。
大元を断つために、この船に乗り込んだのだから。]
もし自分がガルーなら、銃弾を避けられたのは偶然じゃねえっすよ。ここで何をするか分からねえっすよ。
それでも撃てるってなら、やってみろっす。
[震えの入った声で言ったって、説得力は全く無い。
だが、知っているだろうか。
肉食獣を操るには、常に術者が主だと思わせる事が必要だということを。
獣は強者を獲物としてみることはないが、己より弱者であると判別すれば獲物とみることを。]
[船長の耳元で囁く。傍目には、単なる人と人との相談。
声に混じって響く獣の唸りを除けば。]
こいつ、何者か分からねえっすけど。
欲しい・・・・・・
[例えそれが、さらなる窮地へと追い込もうとも。]
【金馬】通信士 ハーランは、挙動不審な乗客 ベネディクト を能力(襲う)の対象に選びました。
船長。
そうっすね。そうかも、知れない。
けれども。
[自分は知らなくてはいけないから。
その言葉は、飲み込む。]
無理はしてないっす。
けれども、これ以上怯えているだけなら。今度は自分が飲み込まれるに決まってるっすよ。
[喰われるのは、自分自身だろう。
ずっと己の中に飼い続けていた、その何かに。]
一つ、聞いてもいいっすか。
[微かな震えは、間違い無くハーランのもので。
沸騰しそうになる獣の心を押さえ込み。]
2人は、どっちが喋っているっすか。自分自身を、ガルーだと、思っているっすか。
[それが運命の分かれ目となるだろう。]
[とうの昔に追い付かれていた。本当は、分かっていたんだ。
いつかこうなってしまう事も。
久方振りに覚醒したのはつかの間、再び微睡みの中へと。]
そうっすか、それなら。
自分はもう、こ都合の良い話っすよ。
・・・・・・。
[軍人、というのはスノウによると嘘らしい。
しばらく睨み合った後は、冷めたような表情で見つめる。
彼の事情など、自分は知るはずもない。
銃弾は避けることができても、この壁は避ける事ができないだろう。いつか再び自分の前へと立ちはだかる。
皮肉にも、彼の考えは相手とよく似ていて。]
あくまで、あんたは敵っすか。
[これまでとは全く違った威圧をもって。]
あいつが本気で狙っていたかどうかだなんて、分からないっすけれども。
[小さく笑う。]
至近距離の球を避けたのは、本当っす。
[途中からは歩いて向かった。
見失わないように追う必要は無い。銀羊がどれほど大規模な船であろうと、所詮は船の中。
匂いを辿れば、いつかは追いつける。]
そんなに急いで逃げなくてもいいじゃないっすかー。
船長は取引するつもりみたいっすよー?
[何とも間の抜けた声で問いかける。
一歩一歩、武器保管庫へと歩を進めるその足音は。
やがては獣のものへと変化していく。]
[通路の灯に照らされて浮かび上がる影。
ガルーだなんて、大層なものじゃない。
見る人が見れば、ただの小汚い野良犬と思われるかも知れない。
毛並みの艶は見る影もなく、その体は痩せ細って。
彼をガルーたらしめるのは、今や言葉を発する事ができるという事実のみ。]
そこにいるのでしょう? 出てきてくださいっすよ。
[ハーランとしてよりも、やや曇った声で呼ぶ。
隠れん坊に、興味は無い。]
おおっと。
[この体は思いの外軽い。閃光にあえなく宙へ浮く。
真に望む体躯とは雲泥の差だ。
それでも決して悪い事だけじゃない。
撃ち込まれた先から、爆風によって移動する事ができたのだから。]
同じ事を繰り返してちゃ、世話ないっす。
[先に消化器をぶちまけられた時と同じように、間合いを詰める。
それでも、晴れるまでの間に詰め切れなかった分、嗅覚を断たれた意味はあったか。
煙が収まった時、互いの姿は正面に。]
[しばらく答えなかった。
はい、とはとても言い切れなかったから。
ようやく絞り出した言葉は]
頑張っては、みるっす。
[にわかに付けられる切り傷。
毛皮という遊びがなければ、致命傷にもなりかねない。
機械の限界は誰よりも知っている。
武器を持ち替える隙を突けば、攻撃はできるだろう。]
動物をいじめるのは、感心しないっす!
[だがガルーは元が寄生生物。
大型の肉食獣でなければ、一撃は弱い。]
[再び間合いを広げると、語りかける。]
参ったっすね、あんた強いっす。
ねえ、自分は別にあんたを殺さなくてもいいっすよ。
ねえ、落ち着きやしょうよ。
[相手が引く可能性だなんて、1ミリも期待はしていない。
耳は、せわしなく何かを探るようにぴこりと動かす。*]
ま、まだ死亡フラグに轢かれたくはないっす!?
[端から見れば言い訳はきく範囲かも知れないけれども。
いや、泣ける。]
[血の香り。
己を誘うか。
二度とは戻れない、その場所まで。
もうすぐそこまで、1人喰らえば手に入る。]
なら、行くっす。
自分と一緒になって、ね?
[体をぐっと伸ばす。
正面から速さを競うぞと、言うように。
相手の視線を牙へと逸らさせながら、地面に落ちた武器を蹴り飛ばしてやろうって算段だ。
だがそれには及ばない。
相手は背を向けた。]
[そのまま襲い掛かっても良かっただろう。
己の爪で、己の牙で。
だがそのまま後ろ脚で器用にサーベルの柄を蹴り上げた。頸動脈へ向けて、空間を一閃するように。
獣には為せぬ技。]
最後に任せてやっても、構わないさ。
[それは誰に向けた言葉であったか。*]
し、死んじゃったっすか?
[いつの間にか風は止まっていた。
罠かも、だなんて無駄な心配までして。
恐る恐る近付いて前脚の先で突いてみる。
スノウ辺りにやらせれば可愛い仕草なものだが、どうあがいたって血に濡れてしまえば同じにはなれまいよ。]
/*
にゃんにゃん、襲撃役さんお疲れ様です。
ベネディクトさん>>446のスノウを呼び出しての
「クレステッドに… じんろ… はーら…」
の伝言ですが…
どうしましょうか?
伝えた方がハーランさん的によければ、
現れて伝言だけ受け取り、ハーランさんのことには触れません。
伝えない方がよければ、少し遅れて現れたら
もう爆発していた…ともできます。
襲撃の時に伝言やメッセージを残したがる方もいますが
その可否は、襲撃役の人狼さんが決められる範囲が
適切かな…と思っております。
手掛かりを残したい村人さんの気持ちもわかりますが
人狼sにも赤進行の都合もありますしにゃあ…
特に襲撃シーンにスノウを呼び出しての伝言は、
スノウからハーランさん人狼が分かってしまいますので
・・・・・・。
どうして自分はこの人を殺したっすか。
船長からそんな指示は受けてないっす。
[ぼんやりとした表情で呟く。
血にまみれた男を見つめていると、いつしか自分が倒れているような錯覚に陥る。]
あれ? これから何をしようとしていたっけ。
[瞳に映る色彩は褪せ、遠くまでの音を拾い、血の香りはいつも以上に仰々しくて。]
自分、いつからこんなに毛深く。
どうして四つん這いに?
自分って、誰だっけか。
[ガルー
男の遺した言葉が耳を擽る。]
ああ、そうか。
[瞳に獣の瞳孔が浮かび上がると共に、ハーランもまた深い闇底へと落ちていった。
弱みを見せれば、喰らわれるのだから。]
ぐうっ!
[一発目は避けた。
だが彼の俊敏な動きを活かしても、誘発された爆発までは避けきれない。]
や、やばいっす!
[武器保管庫全体を光が包み込む。
破壊された壁面と共に吹き飛ばされ、上も下も分からぬままに打ち付けられる。]
追記:
ウィキにある通り、スノウとラヴィは
村の流れを大きく左右したり、勝敗に関わる言動は
しない決まりですので
ハーランさんが希望すれば、伝えますが
そうでなかったら、基本は誰が人狼とかは
伝えられない感じですにゃね。
/*
秘話の使い方がなかなか分からなかった←
ああ、確かに。スノウが知っている状況だと不味い、というよりも齟齬が出ますよね。
それじゃあ伝えないほうでお願いします。
[すんでの所で意識を保っていたが。
思いの他こっぴどくやられたもの。
痛む体を震わせ、立ち上がると人に姿を変える。
こちらの獲物は喰えなかった。よくある事さ。]
弱いっす。自分は。
[こういうのは似合わない。
歯牙にも掛けられない存在だからこそ、生きていられたのだから。
やがて離れた場所までやってくると、ボロボロになった上着を脱ぎ捨てる。
それは傷つけられた毛皮の証だ。]
/*
了解です。
ハーランさんもお疲れさまでした!
素敵な襲撃ロールを、ありがとうございます(もふもふ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新