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─ 『世界軸』中層 ─
[自分のダメージは神子の癒しで回復していたから、休息は必要無く。
>>52メレディスの言葉にも異論は無いと頷いた後、さっきの上層での事を思い返す。
泣きじゃくる自分を叱るでなく、こちらに怪我が無かったことを安堵する顔。
記憶を失っても変わらない、青年の優しさが心苦しいのは話せていない事があるからだ。
あの時自分が抱いたのと同じ位、メレディスの中でもあの約束が大きかったら。
きっと、失われた記憶の中に居る自分を、最も印象づけるものなのに]
…あのさ、兄ちゃん。
─ 『世界軸』中層 ─
俺──…
[目を閉じて瞑想する青年に、躊躇いながらも声をかけたけれど。
続ける言葉を探して、また噤んだ唇の代わり、右手に在る乳白色に視線を落とし]
兄ちゃんに、言ってないことがあるんだ。
[届くか届かないかの声で紡いだ]
[そのまま、メレディスの顔を見ないまま呼びかける]
…兄ちゃんさ、
俺の話し方のこと、言ってたろ。
あの時、俺、ちゃんと答えなかったけど、ほんとは─…
[先の休憩中、彼の部屋で交わした会話を持ち出して告げようとして。
した、けれど]
……ごめん。
この試練が終わるまで、待っててくれないかな。
終わったら、ちゃんと話す、から。
[もう少しだけ、現実を見ないままで居て欲しいと願ってしまった]
[それ以上は言葉を紡がず、彼の方を見ぬままに顔を上げて]
…なんか、おなか空いちゃった。
トーマスさん戻ってきてたら何か作ってくれないかお願いしてみようか。
あんまり疲れてるようだったら悪いけどさ、もしかしたらうちの郷の野菜で料理作ってくれるかもしれないし。
そうだ、氷結水は飲ませてもらった?
あれもうちの方で良く飲むヤツだから、ちょっと懐かしいかもしれないよ。
[努めて明るい声で、トーマスとのやり取り>>5>>7を交えて話をした後、話した通り熱量を確保しようと一旦この場を離れ。
その後、準備が済み次第また光の門から上層へと向かっていった*]
[意識の中で続けたユーリエの話は、『世界軸』へと集まった時に話をした内容のこと。
確認するような声に、「うん」と一言相槌を打ち、続く言葉を待って]
─── 良いよ、ユーリエが話せると思った時で。
[何を話そうとしたのか、気にはなる。
けれど話しにくい、後で話すと言うのであれば、今無理に聞く心算は無かった。
それが自分の記憶に関わるものだとしても、強要はしない]
[ちゃんと話す、と。
そう言ったユーリエを信じているから]
─ 『世界軸』上層 ─
[休憩の時間は長くは取れなかったから、>>118話は試練の終わった後のお楽しみと結ぶことになっただろう。
光の門を通って、先に来た時と同じように移動して『虚空』と対峙した広間で休憩を取り。
それから>>26神子の言っていた通り上へ先へと続いている階段へ足を踏み入れ]
次の八竜は、どんなヤツだろうね。
あんまり飛び回らないヤツだと助かるんだけどな。
[>>82メレディスの言う通り、気配だけでも強大なそれが待ち構えているのが解る。
気を付けてと言われれば、そういや変な蔓が伸びたりしてたもんなと思い返しながら頷いて。
昇りついた先、その広間に足を踏み入れるより先に耳がその音を捉えた]
何だ、これ…何か、金属が擦れるみたいな…
[氷人族の郷では機械類にあまり馴染みが無いから、思い当たる節もなく。
>>129進んだ先、対峙したその姿はやけに異様に見えた]
機の属…あんまり詳しくないんだよな、俺。
クラリッサさんから話聞いときゃ良かった。
[>>130メレディスの言葉に浮かぶのは、やはり同じ柱候補の一人。
対峙するそのものは解らなくても、機械自体の弱点など推測材料が出来たかもと悔やんでも今更だ。
魔法の方が効果的と聞けば、自身の腰紐は巻いたままで胸の緋石に手を当てて。
右手に光る絆石に手を伸ばさないのは、半ば無意識のまま、だったが]
緋色は氷色 氷は雹
[>>131メレディスの声に返事をする代わり、飛んできた咆哮を見据え詠唱を紡ぎ。
目の前、自分を守るその背を見ながら短時間で可能な限りの雪礫を生み出して]
思いのままに 打ち放て!!!
[>>132名を呼ばれたを号として、その全てを無機質な翼へと降り注がせ]
まずは空に逃げない様にしないと…!
[空に逃げられたら面倒だから、と。
先の『虚空』と同じ迷惑はもうかけたくないという気持ちも含んだ呟きを落とした**]
/*
お昼のあれそれ終わったからログ見に来たらオズワルドの人も相変わらずカッコ良いのであった…
怪我したがりも相変わらずだなとも思った訳ですがこれは此処にいる皆割とそうですよね(
そういえばオズワルドさんが兄ちゃんに占い頼んでたことはどう考えてもクラリッサさんだよねってニヨニヨして見てたんですが、考えてみたら俺も他人事じゃないんだよなぁ。
場所とか他種族との混血とかで減少傾向にある一族だから女は子供産むのが必須になってるだろうし、言い伝えの氷女だったら尚のこと子孫残すのが義務とか言われてそうだし。
柱の役目が終わったら郷で婿さん用意されてるとか普通に有りそうだ。
…想像するだけでも嫌だなぁ。
/*
独り言落としてたら丁度兄ちゃんが!
待たせててごめんよ。
今からお返事書くからね、兄ちゃん!(こっちで言っても見えません
紅玉髄の氷女 ユーリエは、電気石の赤鬼 キアラ を投票先に選びました。
─ 『世界軸』上層・機の広間 ─
[>>149こちらを守るために前に出ていたメレディスからの声で、足元に視線を落とす]
…うわ、えげつな。
あの口も早くどうにかしないと駄目だな。
[幾つか散らばる、細く鋭い金属片をあの咆哮が放ってきているのだと知れば、その厄介さに顔を顰め。
けれどまずは耳障りな音を立てて羽搏こうとする翼を狙い、唱えた呪が生み出した無数の雪礫を打ち付ける。
けれど>>150『破壊』がそれを甘んじて受ける訳が無く、望んだ程のダメージを与えられないことに不甲斐なさを覚えながらも手は止めず。
何か無いか、と考える中、ふと前にあった背が動いた]
[>>151隣から聞こえた問は、正直に言えば難しい事。
氷雪を生み、操る事は確かに出来る。
けれど、これ程の巨体を抑え込める力があるとは、言えるかどうか]
[だけど]
あぁ、俺に任せて。
[答えに迷い無く頷いたのは、メレディスに応えたくて。
そんな自分の想いに呼応するように、右手の石がじわりと熱を持った]
[頼んだという言葉を残して『破壊』に向かい飛んでいくその背を見ながら、首から提げた緋石に右手を伸ばす]
…頼む。
俺に、兄ちゃんを─…
大事な人を守る力を、貸してくれ。
[緋石には何度となく頼ってきたけれど、絆石には今まで一度も願った事が無い。
罪悪感と、八つ当たりと、複雑な感情が自分の中でまだ整理出来ていなかったから。
でも、今は。自分だけの力じゃ、きっと越えられないから]
緋色を包む 白の輝き
照らす全てを 凍り尽せ!
[願いを込めた呪を解き放ち、天色にそぐわぬ無機質な翼に氷を広げていく。
先に放った雪礫が媒介となって、翼全てを覆い凍らす事は出来たが『破壊』の動きを抑える為には呪を保ち続けなければならず。
>>152メレディスに爪や尾が及びそうになっても動くことも出来ず、ただ案じ見つめるしかなかった**]
/*
俺の兄ちゃんがかっこよくてずるい!
と、ログ読んで真っ先に思ったことを落としつつ。
我ながらバカぽいこと言うとらんで早くお返しせんとな…
しかし本当兄ちゃんかっこいい。
何という俺得なんだろう。
─ 『世界軸』上層・機の広間 ─
[自分の返答を受け、前へ飛び出すメレディスの背を見送る。
自分の術が発動するまでにも、発動した後も。
>>165『破壊』の尾が、爪が、咆哮が容赦なくメレディスに襲い掛かるのも、ただ見ているだけしかできなくて。
何度も、何度も詠唱を、呪を止めてしまいそうになるのを耐えたのは]
(兄ちゃんは、俺を信じてくれたんだ)
[『破壊』へと向かっていったメレディスが、頼むと言い置いて行ったから。
自分が出来ると信じてくれるその背中が、どれだけ傷つくのが見えたって]
(── 俺が兄ちゃんを信じなくて、どうするんだ!)
[強く想う心に呼応する様に、乳白色の輝きが更に増して。
>>171メレディスの跳躍は、まるでそれに応えるようなタイミングだった。
そのまま『破壊』が咆哮と共に靄に溶けていく最期の一瞬まで、呪を保ち続けて]
…やったな、兄ちゃん!!
[>>174空中に一人残る、青年に向かい笑顔で手を振った後]
俺は大丈夫。
出る前ミリアムさんに回復して貰えなかったらやばかったかもだけど。
…それより兄ちゃん。
そっから降りてこれるのか?
[まずは怪我の程度を聞こうとした所で、宙吊り状態のまま動かないのに気付いて問いかけた。
自力で難しいなら、雪を積み上げクッション代わりにしようかと申し出るか**]
─ 回想/『世界軸』中層 ─
[『虚空』を倒し、『破壊』討伐へと向かうまでの休息の間。
>>133同じく八竜討伐を済ませて戻ってきたミリアムを見つけた時は正直安堵した。
>>158治癒を頼むメレディスの隣に居はしたが、ミリアムの手腕は傍から見ていても迷い無くて。
>>159メレディスの様子を見るまでも無く、これでもう大丈夫だと思えたから。
>>134続いてこちらに向いた視線には、大丈夫だと頷きかけたけれど少し躊躇い。
疲労の回復をお願いして、治癒を施してもらい]
ありがとうございます、ミリアムさん。
ミリアムさんこそ討伐から帰ってきた所でお疲れでしょうに、すみません。
私にも回復の手があれば良かったのですが…
[ミリアムの治癒は、彼女の研鑽の結果だと解ってはいるけれど。
彼女もキアラと共に強敵と戦ってきたのにと申し訳なく思いながら彼女に頭を下げた**]
─ 『世界軸』上層・機の広間 ─
[>>182逆さまのままでこちらを気遣うメレディスに、それよりと問いかけて。
>>183自力では降りられないという返答に、こっち気にしてる場合じゃないだろと思ってしまったのは許して欲しい。
多分に兄ちゃんらしくもあるし、気にしてくれるのは嬉しいけれどと思いながら安全な降り方を考えて]
なら、俺がその下に雪を積み上げてくよ。
柔らかいのを重ねてけばクッションに出来るだろ。
[自分に出来る対応を提案して、その通りに雪を生み出す。
『破壊』の翼を覆っていた氷を幾らか雪に変換できたから、呪を唱えるまでも無く充分な量が確保できて。
もふり、雪へと落ちた音が聞こえる方へと自分も近づいていった]
─ 『世界軸』上層・機の広間 ─
お疲れさま。
かっこ良かったよ、兄ちゃん。
[雪の中から出て、逆さまじゃなくなったメレディスに改めて労いの声をかけて。
>>184彼の礼には気にしないでと顔を横に振りかけた所で、続いた問に目を瞬かせた後]
─ 『世界軸』上層・機の広間 ─
穴?
…そうだな、俺とか他のヤツが作った落とし穴には何回か引っ掛かってたと思うけど。
後はー…うちの郷に来るまでに自然に出来た溝とかあるから、そこで嵌ったことはあるかも。
[やんちゃ坊主が揃っていた為に、雪に慣れていないメレディスは良い反応をくれる兄ちゃん、でもあったから。
雪穴には1,2度問わず何回か引っ掛かっていた事を覚えている。
続いて、実際あったかどうかは解らないが推測できる可能性を口にした後]
何か気になることでもあったのか?
[雪の中で記憶に繋がるものがあったのか、と首を傾げた]
─ 『世界軸』上層・機の広間 ─
[その返答はどうだったかはともかく、間近で見るメレディスの身体の傷はやはり目立ち]
兄ちゃん、話はまた後にしてさ。
もう一回下に戻らないか?
多分次は俺達が試練の番だろうし。
怪我の手当して、それに備えないとだろ。
[治癒の手段が無い以上、この場で出来る手当は無い。
一応血止め位は出来ないか、とチュニックの裾を裂いた布を数本、傷ついた腕や足に巻き付けてから移動しようと**]
─ 『世界軸』上層・機の広間 ─
そんな事ないよ。
それを言ったら俺なんか後ろで見てるだけしか出来なかったんだから。
[>>199決まらなかったというメレディスに頭を振って返した後、聞かれた質問に答え。
>>200記憶が戻って来てるのかもというその言葉に良かった、と思うと同時、少しだけ怖い、とも思ってしまった。
それが顔に出たのは、一瞬だったはずだから。
その表情は続けた案じる言葉によるもの、と思ってもらえただろうか]
─ 『世界軸』上層・機の広間 ─
そこまでなんかじゃないよ。
大した事無くても、ほっとくと怖いんだぞ。
服なんか着替えれば良いだけだし、兄ちゃんの方が大事だ。
[>>201チュニックを裂いて巻き付ける手際が悪くないのは、慣れているからだ。
住んでいる土地柄、切り傷からの出血も下手すれば凍ってしまうから。
傷があればまず保護するという郷の習慣は、こんな所で現れた。
もしかしたらメレディスの失くした記憶の中に、同じ言葉を向けた事があったかもしれない。
それから、メレディスの同意も得たことだしとまた階段を降りて中層へと戻っていった*]
/*
猫のしっぽパタパタしてるのは怒ってる証拠ですよねー。
トーマスさんシルキーさんといいクラリッサさんオズワルドさんといいかっこいい人だけじゃなく可愛い人も多いなぁ。
─ 『世界軸』上層・機の広間→中層 ─
そう言ってくれると嬉しいけどさ。
あれが出来たのは、俺だけの力じゃないし。
[>>230メレディスに右手の絆石に視線を落としながら声を返す。
あの時、絆石が応えてくれなかったらきっとあそこまで力を出せなかったから。
そんなことまでメレディスには伝わったかどうか。
続けて彼の傷に対する言葉にムキになってたから、>>231何か思う様子に気付く事も無く。
途中休憩は挟んだものの、中層までは出来る限り急いで戻っていった。
神子からの声と癒しを届ける風>>242は、中層までの道のりの間か中層に届いてからだったか*]
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