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[あの郷の中で、ユウはかなりの腕白坊主だった。
路地を駆け回ったり、同年どころか年上の相手と腕試しをしたり。
氷樹を登って高みの見物なんてことも良くやっていて。
あの日も、追いかけっこの鬼から逃げる為に郷の中でもかなり高い氷樹のてっぺんまで登っていったのだが]
あ、しまっ…!
[つる、と滑った足が枝から外れて。
しくじったと思った時には、もう身体がふわりと浮かんだ感じになって。
父との鍛錬中に投げ飛ばされるのと同じだがより強い感覚に、これはまずいと直感した。
この高さから落ちることは初めてだから、せめて急所は守ろうとぎゅっと身を縮めて受ける衝撃を覚悟していたのだけど]
────…っ…?
[受けた衝撃は、思いの外少なかった。
恐る恐る目を開くと、郷の大人たちが駆け寄ってくるのが見えて。
背中から聞こえた声に顔を傾ければ、自分を抱えたまま背中から倒れているメレディスがそこに居て]
兄ちゃん!?
[助けてくれたのだという嬉しさより、見るからに痛そうな彼の心配や申し訳無さの方がよっぽど勝って。
泣きながらごめんと、大丈夫かと問う自分に同じ言葉を返した彼は、>>18記憶を失っても変わっていなかった]
俺は無事だよ。
それより兄ちゃん、動けるか?
確かミリアムさんが治癒魔法士だったよな?
一度戻って手当してもらおうよ。
[打ち身を冷やす位は出来るけれど、それで収まる訳が無いだろうとメレディスに呼びかける。
>>19刺し貫きその場に留めていた『虚空』を失い、落下してきた槍にも目はくれず。
そんな中、>>26吹いた風が声を届けた]
…そっか、他の皆もちゃんと討伐できて……って、試練?
八竜の討伐だけじゃなかったんだ。
[自分達は、引き続き竜の討伐に向かう訳だが。
トーマス達が受ける試練とはどの様なものなのだろうと首を傾げたのと、>>27癒しの力が届いたのはそれ程前後しなかった。
メレディスはともかく、自分の受けたダメージは神子の御陰でほとんど回復出来て]
…こっからじゃ聞こえないかもだけど。
ありがとな、神子さん。
[感謝を紡いだ後、メレディスはどれ位回復出来ただろうか、と案じる視線を彼に戻した**]
そっかぁ!
[まぁ、そりゃそうですよねー。
竜って長命希少種ですし、引きこもり(?)も多いですからねー。]
……ちぇー。
食べれると思ったのになぁ。
[まがまがしい粒子>>223となって消えていく光竜を見ながら、ぶーたれる。]
うん、勝ててよかった!
ん?うん、おっちゃんが作ってくれたのなら、何でもおいしい。
[食事すれば大抵は元気になる教、餌付けされております!]
うん、大丈夫だよー。
オッチャンの方は?
[問われた事>>23に答えながら、こちらからも聞いたのだが、返ってきた答えに]
オッチャンの方が重傷じゃん!
ちゃんと治さないと!
[あばばば、と慌てる様子を見て相棒はどんな反応をしただろうか。]
ん、ご飯食べて、ちゃんと治してね?
[と、口にしたところで、聞こえる聲>>26、>>27と、癒しの力を帯びた風。]
日長石の鍛冶師 シルキーは、電気石の赤鬼 キアラ を投票先に選びました。
─ 『世界軸』上層・天の広間 ─
だ、だい じょう、ぶ……
[咽る合間にかけられた声>>34に、途切れ途切れの声で応える。
擦る手は相変わらず自分よりも低い体温をしていたが、どこか温かくも感じた]
折れては、ない、と思う。
[肋骨や腕に異変は無いかと問うのには、衝撃を受けた部分に手を当て確かめてみる。
触れてみた限りでは骨が折れているような感覚は無い。
皹となると、自分でも流石に分からないが]
無事で良かったよ。
そうだね…手当ては受けた方が良さそうだ。
(”戻す”わけにも行かないしな)
[ユーリエからの提案>>37には是を返すと共に頷いた]
[このやり取りすら懐かしい。
覚えていないのに何故かそう思う。
封じられた記憶の中、あの時はユーリエ ── ユウは今よりも身体が小さく、受け止めた時の衝撃は今よりも少なかった。
雪が積もっていたことも衝撃を減らした要因だったことだろう。
下敷きとなったメレディスも直ぐに動けるくらいで済んだのだが、場所が場所だけに大騒ぎにもなった]
大丈夫だって。
今度は気をつけろよ?
[泣きながら謝るユウ>>36の頭を撫でて、笑ってそう言ったものだ]
てことで次の鬼はユウな。
[そんなことを言う余裕もあった]
[しかし今回ばかりは硬い地面の上。
強がる、なんてこともしないメレディスは移動の前にしばし地面に座り込んで休息を取る必要があった。
その間に聞こえたのは風に乗る神子の声>>26]
先ずは4体、か。
皆討伐完了出来て何よりだね。
僕らの試練はもう一つの討伐の後、ってとこかな。
[試練の話は覚えていたから、然して驚きはない。
ただ、このタイミングでやるのか、と言う感想は抱いた。
流石に平行して行うとは思っていなかったのだ]
[周囲を巡る風は言葉を伝えた後に癒しの力を振り撒いて消えて行く。
メレディスが受けたダメージを全て癒すことは出来なかったが、一度戻るための体力は回復したようだ]
戻ったら礼を言わないとだな。
大丈夫、動けるよ。
[こちらに視線を向けてくるユーリエ>>39に頷いて、その場に立ってみせる。
危なげなく立つのを見せれば、ユーリエも少しは安心するだろうか]
戻る前にちょっと待ってもらえるかな。
カード拾わないと。
[そうユーリエに断りを入れて、地面に散らばるカードを拾い集める。
枚数だけ確認して、破損具合等は休息する時に確かめることにして]
それじゃ行こう。
[ユーリエを促して一度中層へと*]
紫黄水晶の占師 メレディスは、電気石の赤鬼 キアラ を投票先に選びました。
─ 『世界軸』上層→中層 ─
[昇ってきた階段を下りていく途中、メレディスはふと胸元にある絆石に視線を落とす]
(…そう言えば、これにも呼応する力があるはずなんだけど)
[意識を向けるのを忌避しているため、使おうと思ったことがない。
意識を集中すると、ぐるりとしたものが身体の中を巡るため、本当は相性が悪いのではないかとすら思ってしまう]
(記憶が無いせいなのか何なのか)
[けれど忌避してばかりもいられない。
少しずつでも向き直らなければ。
『柱』候補として『世界軸』に来てからは、そんな意識も芽生え始めていた*]
― 『世界軸』上層・影の広間 ―
ん、お前の腕を磨くのはお前の仕事だな。
[ そこを手伝えない事を残念がっても仕方ない。それが互いの領分というものだろうと割り切って、男はクラリッサの言葉に>>30頷き返す ]
どういうもこういうも、言葉通りだ。自覚あるだろ。
[ 続いた物言いには、ぱたぱた揺れる尻尾を見ながらあっさり返す。結構尻尾の感情表現が判るようになってきたなあ、なんて、思ったのは口にはしない ]
[ そんな戯れめいた会話の内に、届いた声>>26に耳を澄ませ、癒やしの風に触れれば小さく息をつく ]
.........あと四体、か、いちいち道が開くとこを見ると、討伐が終わるまで、あの神子殿が、1人で全てを抑えているのか。
[ それには大きな力が必要だろうし、退けるに至らないということは、負荷も相当にかかっているのだろうと推察して、男は唇を引き結んだ ]
俺達も気合いを入れないと、だな。
[ 急いだ方がいいのは判っている、が、急いてし損じては意味が無い。何より、クラリッサの足や銃には、癒やしの力ではなくきちんとしたメンテナンスが必要な筈だったし、自身にも、地脈の力を補う必要があったから、気合を入れつつも男は急ぎはしなかった。
ちなみに「試練」の方には、全く気が行っていない* ]
─ 『世界軸』中層 ─
[治療と休息のために一度中層へと戻ってきたが、他の者達はどうしていたか。
ミリアムが戻ってきているようなら、討伐の後で申し訳ないと断りを入れて治癒を頼む心算だが、そのまま試練へと向かったようならば神殿の者に治癒を頼むことになる]
神子さん居ないね。
[癒しの礼をと思ったのだが、神子は儀式の間には居ないらしい>>29。
居る間に戻るかも分からなかったため、礼は全てが終わってからにしようと言うことになった]
[メレディスが受けたダメージは治癒により粗方減じられた。
骨も皹などは無く、動くにも支障は無いと判じられた]
カードも修復の必要は無いみたいだ。
もうしばらく休憩したら出発しよう。
[あまり時間はない、と神子も言っていた。
必要最低限の休息をした後に次の討伐へ向かおうとユーリエに伝え、メレディスは瞑想するように一度瞳を閉じた*]
[ 戻る途中に告げられた言葉に、男はきょとんと瞬いた。明らかに、そんな事を言われるとは思ってもいなかった、という顔だ ]
別に格好つけた気は.........
[ 無い、か、と、考えると若干怪しい気がして、反駁は途切れた。疲れや弱味を他者に見せてはいけない、というのは、皇龍の座を継ぐ者として、100年の間に身に付いた習い性ではあるけれど ]
......龍族は血が濃すぎてな、今は外からの血も入れているが、結構な割合で虚弱な仔や、肉体に欠損が在る者が産まれる。
[ 唐突に、今は術をかけなおして普通の眼球に見える左目の方を指差して、話し始めた内部事情は、クラリッサの義体を褒めた理由の一端でもあると判るだろうか ]
俺の母親は人間だったが、なかなかの女傑でな。産まれたばかりの俺の目に、自分の手で天命石を嵌め込んで、その力を使って皇龍に相応しく生きろと、教え込んだ。
だが、元々、龍眼が片方無いというのは、龍にとっては結構な致命傷だ。過分に力を使うと、それなりの反動が来る。
だいぶ、疲れるしな。
[ そんな風に打ち明けて、小さく肩をすくめた ]
正直、俺は、誰かにつらい、と言った事が無い。だから、お前にしてみれば、当てにされてないと思えるのかもしれないが...そうじゃない。
お前がいるから、今はただ耐えてるわけじゃなく、こんなのはつらいうちに入らないと思えるんだ。
だが、今度から、万全でない時は、ちゃんとそう言うようには気をつけるから。
[ だから勘弁しろ、と、言うコエは素直な響きを帯びていた** ]
─ 『世界軸』上層・天の広間 ─
[>>43堪えながらではあれ、大丈夫、折れてはないと思うと返る声に少しほっとする。
最も、二人分の負荷をかけて身体を打ち付けたのだから全く無事な訳は無い。
>>44手当をという提案に頷きが返ったのを見て、自分もうんと頷き返し]
でも、動ける様になるまでまだ暫くかかるよな。
じゃあその間に…
[何か出来ることは無いか、と問うよりも神子の声が耳に届く方が早かった]
試練って、もっと後にするのかと思ってたよ。
何するんだろうね。
[>>46メレディスの言葉に続けた疑問は、ここで答えは出ないもの。
メレディスに問うというよりも、思ったことをただ口にしただけで。
>>47次いで届いた癒しの力の御陰でメレディスも動ける様になったと聞けば、そちらに意識は移って]
あ、俺も腰紐拾わないと!
[カードを拾うというメレディスに続いて、自分も槍の触媒に用いた腰紐の回収に向かう。
既に術は解けて、くたりとへたった腰紐を拾い上げると、そのままメレディスのカード拾いも手伝って。
拾い忘れも無いのを確認すると、中層へと戻っていった**]
まあこいつらは虚無とかいうやつらだからな。竜の形をとってるだけでステーキじゃなかったってことだな。
[ドラゴンステーキなどといったが本当の竜に失礼かもしれない。まあ虚無も竜も機会なんてそうないものだ。とあきらめる
なんでもおいしいといってくれるシルキー>>40に顔をほころばせる]
なーに、お主が無事ならそれでいいことだ。わしはちゃんと飯を食うから大丈夫だ
[慌てるシルキー>>41に、痛みはあれど笑って見せた。
さあ、帰ろうか。などともと来た道に視線を移した時、風が運ぶ声>>26 >>27が聞こえた。
そういえば皎然という光竜だったか。などと今更のように思いつつ、店?の客?無事に終わったようだとほっとする]
[周囲をめぐる風が体の痛みをいやしてくれる。]
どうやら思った以上に忙しないようだな。
[あるいは切羽詰まっているのか。腕をぐるぐると回して体の調子を確かめるが]
うむ…これは問題だな。
皆無事に達成できたようだし、傷も癒えた。試練には迎えるのに問題はないのだが…こう…なぁ
[しょんぼりした表情のシルキー>>42と顔を見合わせる]
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