情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[休憩所に向けて進む足取りは軽くない。
当たり前だが、右足を庇う動きになるからだ。
だから、先に行く、というセインの言葉はありがたく、ほっとしながらその翅の煌きを見送って]
……ん?
ああ……ちゃんと治療すりゃ、だいじょーぶだろ。
骨とか筋とかいった感じしてねーし、へーきへーき。
[インターハイに響くのでは、というウェルシュの危惧にはからりと笑う。
傷がどうなっているのかちゃんと見ていないから何とも言えないが、ここで不安を煽るような事はしたくなくて]
おーえん、かぁ……さすがにそれは難しいだろーけど。
っつか、竜巻はヤバい、マジヤバいからっ!
[さすがにそれは競技場が吹っ飛ぶから、と笑って返し]
……ま、直接は無理でもさ。
風にのっけて、おーえんしてくれよ。
……俺の、とーさんやかーさんと同じよーにさ。
[ぽつり、とそんな呟きを漏らしたのは、休憩所に着いた直後。
呟きの意味は説明する事無く、メレディスの招き>>248に、はーい、といいお返事をしながら治療を受けるべくその傍へ。*]
[噛み砕く牙の圧力。
ピシリ――音を立てて、魔法の盾が砕ける、その瞬間。
ベルティルデの聲が飛ぶ]
貫け!『剣の百合』!!
[手槍は長槍へと転じ、神速で繰り出された突きが
「輪をつくるもの」の顎を世界樹へと縫い止める]
聖神神官長 ルートヴィヒは、火炎の御魂 ステファン を能力(襲う)の対象に選びました。
[追い詰めた筈の獲物の反撃に、オヴニルは怒り狂う。
猛る咆哮は衝撃となり、玲緒を打ちつける]
――ぐッ!
[背後に流れる水の気が集うのを感じた。
あと、少しだけ耐え抜けばいい。
巨大蛇に貫く槍を抜かせまいと歯を食いしばり、強く足を踏みしめる。
我に仇なす敵を射抜け!
ヴァッサー・クーゲル!!
[>>290レオが槍を投擲し、オヴニルの身体を縫い止める。
その直後に空色の6(3x3)個の水珠が現れ、唸りを上げならオヴニルに襲い掛かっていった。
圧縮された水珠によって、輪を作るものの身体を穿ち、凍った表皮が砕ける。]
― 待機・休憩所 ―
[治癒が進めば痛みも減り、意識も周囲に向きやすくなる。
自分と同じように治療され、体力の回復に努めるウェルシュとセージ。
そう言えば彼らも自分達と同じ試練を受けたのだ、と思い出した]
ねェねェ。
ウェルシュとセージも試練受けたんだロ?
どんな場所で受けたんダ?
ボクタチのところは、火山の中みたいな場所だったヨー。
[まるで観光でもして来たかのような軽い口調で2人に問う。
精霊の領域なんて滅多に行けるものでは無いという認識はある。
それ故にどんな場所だったのか、とても気になったのだ]
[効果はあるようだ。
けれど、まだ足りない。
オヴニルが躰に走る痛みに尾を激しく揺らしながら暴れるのを視界に収めつつ、少女は次の魔法の準備にかかる。]
― 待機・休憩所 ―
[メレディスの治療を受けるのは、これで何度目だったか。
いずれにしろ、彼の癒者への信頼は高いものだったから、大人しくその治療を受ける。
受けた傷がほの白い光に包まれ、癒えて行くのを感じつつ、ウェルシュとメレディスのやり取りを聞いて]
…………確かにどっちもツンデレっぽいよな。
[とか、ぽそっと呟いていた。
一応小声で、だが]
ん、他はだいじょーぶ。
あんがと、メレディスさん。
[他に痛むところは、という問いに、ふる、と首を横に振る。
礼を言った後は促されるままに休息を。
続けて始まるウェルシュの治療は、やはりというか自分のやった事だけに案ずる色も瞳に覗く。
それでも、それが本気でぶつかった結果だから、悔いる事はなく。
本気でぶつかれたみたいだね、というメレディスの言葉>>269にも肯定の意志を秘めた笑みを浮かべていた]
[なんて、やってる所に戻ってきた火炎の二人。
来るなりのそれぞれの物言いに、思わず笑ってしまったのは許されろ、という所で]
よ、お疲れさん。
[こちらに手を振るステファン>>276に笑いながら手を振った後。
向けられた問いかけ>>293に]
えーっと、空中。
だだっ広い空に、足場が幾つかあるだけの場所だったぜ。
[全力で駆けた空間の事を思い返しつつ、こう答えた。*]
― 『世界樹』の枝 スヴァーグニル ―
[探索を初めてしばらく後、二人は2匹目の大蛇と遭遇することとなる>>153]
素早い敵、か……。
[イメージが固定化されたからか、精霊石の欠片から戦鎚への変化は問題なく行えたが、相性がいいとは言えなさそうな敵に自然表情は険しくなる。
しかしその警戒も、アイリに言われた通り、牙による攻撃に対してのもので。
アイリの後方から、障壁に激突する様>>154を見ながら、先よりもスムーズな対処を心に決める]
[しかしその見通しは甘かったと、すぐに思い知ることとなる]
[尾を構える予備動作。
先の力任せの振り払いとは違う鋭さのようなものを、その動きに感じるも。
アイリに声を掛けるより早く、突き刺す動きの尾が障壁を破壊する>>155]
なっ……壁が壊れた!?
[ほとんど無敵の盾として、絶対の信頼を寄せていた障壁が、一撃で破壊された。
その事実に思わずアイリの言う通り、一歩後退してしまう。
鋭いだけでなく、その尾の先端には、毒すら備わっているようだった]
アイリ、落ち着け……!
[内心の声に思わず口に出して反応するも、眼前で繰り広げられる攻防>>157に、それを聞いている余裕はないと感じられた。
展開までややタイムラグのある障壁は完成するより早く破壊され、動きを阻害するための枝も間に合わない。
それでも彼が退こうとしないのは、こちらに被害を及ばせないようにするため――というのもよくわかっていたから。
攻防に手出しすることすら出来ない自分がもどかしく、戦鎚の柄をきつく握りながら歯噛みする]
[そしてついに、一進一退の攻防を、大蛇の尾の一撃が破る>>158]
アイリ!?
[脇腹を尾針が突き抜けて、僅かな赤が空中に散る。
アイリの顔色はみるみる内に悪くなり、ついにその場に膝を突く]
くそ……!
[追撃だけはさせてはならぬと、咄嗟にアイリの前方へ飛び出すけれど。
頭上高く構えられた尾針に、対処する術はまだ見えていない]
僕僕言ってんじゃねえ。
失敗したのは俺も同じだ。
[アイリの口癖を咎めたのは、この時ばかりは気に食わないからではなかった。
敵の戦法をもっと早くに見抜けたなら、あるいは魔法を展開するための時間稼ぎを自分が担えたなら。
彼の代わりとはいかないまでも、出来ることは自分にだって多くあったはずだ。
悔しさに顔を歪めた所に、アイリが告げた指示は]
――出来ねえよ。
[自分はいいから先にというアイリへ、きっぱりと拒否の意志を告げる]
その状態から逃げ切れる保証なんてないのに、置いていける訳ないだろうが。
[歩くことすらままならない様子、無理に動けば余計に毒が回ることにもなるだろう。
アイリの計算を信じて最善手を取れるほど、冷徹な頭も持ち合わせてはいなかった]
[先に交わした魔法に関する会話を思い出す]
空気……。
[目に見えぬけれど、確かにあると感じられるもの。
確かに地の魔力への印象は、徹にとってそれに近しいものだった。
暑ければ手団扇で煽ぐように、空気を操る術もまたある訳だが]
うん。無理だなそれは。
[しかし詠唱だの操作だのと、複雑に動かすイメージは、やはり全く湧かないのだった]
[そんな男が告げた、特待生であるという事実に]
なんだよその反応は!?
[二度聞き返された挙句、盛大に乾いた笑みを浮かべられた]
いや、特待生っつっても私立だし、そこまで滅茶苦茶頭いい訳じゃねーけどな?
[それこそスポーツ目当てでもなければ、私立より公立の人気が高い地域。
地区全体で見た成績で言えば、中の上程度といったところか]
ほら、好きなことのためなら努力も苦にならないって言うだろ。
甲子園に行くためなら、勉強くらいなんてことないぜ。
[と言って、中学の部活引退後急激に成績を上げた徹を見て、両親と教師が盛大に溜息ついたのは余談である]
― 『世界樹』の枝 スヴァーグニル ―
――うおおおっ!
[動けぬアイリ>>249向け、必殺の刺突が繰り出される。
そこに割り込むようにして振るった戦鎚は、狙い通り尾を横から打って、その軌道をアイリから大きく逸らす。
一瞬安堵の表情を浮かべるも、それは敵の狙いが見え見えだったがためのまぐれ当たり。
横合いから飛び出した標的を認識し、スヴァーグニルは鋭い尾をこちらへ向ける]
そうだ……俺が相手だ!
[背中から聞こえる声>>250を無視して、大蛇の前に立ち塞がる。
再び鋭く突き出された尾を、戦鎚で弾こうと試みるけれど]
いってぇ!
[左腕を僅かに掠める針。
出血があるかないかの傷口から、消毒液の数十倍くらいの激痛が走る。
しかもそれは肌を侵しながら、じわり、と広がりつつあった]
――いや、アイリ、回復はいい!
まずは自分を優先してくれ!
[所詮は掠り傷、一戦終えた後の治療でも間に合うと、自分を奮い立たせる。
実際、アイリのように回復する手段はなくとも、地の魔力による肉体強化が、毒の侵入を大きく遅らせてはいた。
とはいえ、二度、三度と繰り返される尾の連撃を、体も武器も重量級の男は捌き切れず。
細かい傷が増え、脂汗と動きの鈍りは、隠せないものとなっていく]
くそ、このままじゃ……。
[焦りと共に大蛇を見据えた時、ひとつ、気付くことがあった。
尾の動きこそ素早いが、その支点――つまり腹に当たる部分は、連撃の間はほぼ動かない]
あそこに、攻撃が届けば――!
[しかし、当然ながら尾の攻撃は、接近を許してなどくれず。
遠距離に攻撃を届かせる手段があればと、思わずにはいられない]
[刺し貫く楔を圧し折ろうと閉ざされる顎門から、
槍を引き抜き構え直す]
――喰らえ!!
[横殴りにオヴニルの顔を殴りつけ、穂先を突き込む。
背後にベルティルデを庇っている為、
巨大な敵との足を止めての殴り合いという、
極めて不利な状況になってしまったが。
れでも怯むことなく、オヴニルの動きを牽制する]
(もう、長くは保たない――でも)
[触れさせないと、ベルティルデに約束したのだ>>285
だから弱音など吐けない]
『思うのならやるがいいぞ』
[そんな時、意識に滑り込むように聞こえた声にはっとする]
ど、どうやって!?
[思わず訊き返すが、もう助言は済んだとばかりに沈黙が返る]
そうだ……魔法!
[イメージがわかないからと、除外していた攻撃手段。
しかし今なら、『何をしたいか』はともかく、『どうしたいか』ははっきりとしている]
うおおおおおっ! 届けっ!!
[詠唱も何もない、曖昧で無茶苦茶なただの願望と共に、戦鎚を地面へ叩き付ける]
[果たして]
[ぼこん、と音が響いたのは、戦鎚が打ったのとは別の場所。
大蛇の腹の辺り、打たれて飛び出したかのような、土の杭が出現していた*]
― 聖神神殿・儀式の間 ―
……む。
[不意に感じた熱に、神官長は閉じていた目を開く。
熱の源は、手にした四つの精霊石の内の二つ]
……火炎と疾風の承認は得られた、か。
一先ず、半分は得られた、と。
[だが、それだけでは足りない。
大地と流水の承認、『四大の勇者』の現臨。
『混沌』の近づく現状、それは急がなくてはならない]
……翼毒蛇対策と……最終的に、『光輝結界』を展開する必要性も高い。
四大揃えて、なんてぇ悠長に構えてるヒマぁ、ねぇな。
先に、火炎と疾風だけでも一人ずつ、根に送るか……。
[小さく呟き、力を凝らす。
それは、枝から根への道を拓くためのもの。*]
……皆、聞こえますか。
[言霊石に意識を向けて、呼びかけるのは任を託した者たち全員]
火炎と疾風の承認を、こちらでも確認しました。
……ですが、同時に最強の厄介者の接近も確認されています。
あの『
覚醒した火炎と疾風の勇者たちに、討伐を託します。
[さらりと告げるのは相変わらずの無茶な振り]
とはいえ、覚醒した全員を送ってしまうわけには行きませんので、各属から一人ずつを選んで送ります。
人選は後程伝えますが、皆は彼らの補佐に努めてください。
[お願いします、と付け加える部分に滲むのは、願う色。**]
― 待機・休憩所 ―
空中!? in the sky!?
[足場はある、とは言え、落ちたらひとたまりもなさそうな場所で試練を受けたとセージは言う>>297。
思わず声がひっくり返ったのも已む無しだ]
oh……こっちもlava flowあったケド、そっちも凄いネ。
[英単語にピンと来なければ溶岩流だと言い換えて、驚きの表情でウェルシュとセージを見た*]
― 休憩所 ―
[ メレディスが星司の治療を優先してくれたのは>>266ウェルシュにとって、実に適切な処置だった。
足の傷も大事無さそうだと判ったおかげで、その後の自分の治療も素直に受ける事が出来る ]
うん、ボクも星司も全力を出したよ。
[ メレディスの呟きに>>269返した声は、それまでに無くきっぱりとしたもの ]
―回想・精霊節まで、彼たちと彼女たち-U―
[廊下を歩いているとミリアムと擦れ違う。
お日様のいろの柔らかそうな癖っ毛が、
弾む足取りにふわりと揺れている。
人懐っこい笑顔と屈託のなさそうな人柄が相俟ってか
初対面時に、ふと『――あの髪に触ってみたい、わしゃわしゃと掻き回してみたい』などと思ってしまったせいで。
彼女と顔を合わせると、つい黄金色の髪へ視線を送ってしまうのだ]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新