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[赤い蛇はさらに大きさを縮め、小蛇となって天使の足元に這い寄る。
そのままするすると体を登って、翼の間に落ち着いた。
ちらと舌を出して翼の温もりを味わい、身体を擦り付ける。]
[彼女の細い指1本に、全てを支配されている気がした。脚は自然に開いていて、彼女に全てを晒していた。]
あっ、きもちい、あっ、
[こんなことしてもらえるならずっと彼女の所有物でもいい、そんな思いさえ過る。]
もっ、かしゃんどらの、ものにっ、なるぅ…!
だから、もっとぉ…
しばらくはこのまま行こう。
……行きたい。
[昔のように思念を通わせて告げる。
幸せに浸っている気持ちも、たぶん伝わるだろう。]
[彼は自分の言ったことがわかっているのだろうか?けれど、それが嬉しくてつい照れてしまう。]
も、もう…。そんなこと言ってもなんにも出ないんだからね?
[照れながら菊の花から指を引き抜く。そして、彼を仰向けに寝返りさせる。]
にゃぁぁぁあっ!
[彼女の指が奥から引き抜かれれば、叫ぶような嬌声をあげて躰を弓なりにしてのけ反る。
そして、彼女にゴロンと仰向けにさせられる。]
かさんどらぁ…
[彼女の温もりを感じたくて、腕を伸ばす。]
………いいのか?
僕は…、お前の意思に関係なく無理矢理契約したのに。
[もちろん、相手が対等な関係を望んでいることは先のやり取りでわかっていた。それでも。
怪しげな道具まで使って少女を繋ぎ止めようとした自分のそばに、まだいてくれるのかと思えば知らず小さな笑みが浮かんでいた。
忘れてほしい、そんな言葉に首を振り]
駄目だ。僕は…お前に側にいてほしい。首輪がなくなった今、それでも契約して側にいてくれるのなら……。
いや、契約、してくれ…シュテラ…。
[気だるい体で相手を見つめ告げる。命令でなく、懇願という形で告げるのはもしかしたらはじめてのことかもしれない。
魔力が溢れていると聞けば、納得。それでも、少女の回復はまだ済んでおらず、自分のそれを分け与えることもできない。
自らを包む風を維持することで、回復を妨げているのだろうと思えば自己嫌悪で表情は苦いものとなった。]
「 頃合いであろう。
まずは満足。勢子どもを呼び戻せい。
深淵に戻り、狩った獲物を並べて狂宴を開くといたそう。 」
[魔王の声を受けて、地を這うような銅鑼の音が響き渡る。]
いや…お前はお前が最善だと思う選択をしたんたろう。
それに…僕だけが助かっても意味はない。だから、それでいい。
[相手が姿なき声から何を言われたかはわからない。だがそれはきっと、自分に囁かれたあの甘言と同じようなものなのだろう、と。そうであるならば、助けると言った言葉も本当であるかどうかすら怪しいのだ。きっと、少女の選択は正しかった。
そう信じ、告げていた。]
ふふっ、可愛いんだから…。
[腕を伸ばす彼にそっと触れる。そして、下着をずらし既に濡れぼそったところへ彼を誘う]
…名前で呼んでください。
貴方はもう、私の僕ではないのですから。
[花が綻ぶ、柔らかな笑み。
従わせる力は失った、けれど互いに結んだ絆は決して解けることはない。
そう、信じられるからこその催促。]
帰ったら、一緒にお父様を説得しなければなりません。
…覚悟はできていますか?
[ふと、右手の薬指に嵌めたままだった紅玉石の指輪を見る。
躊躇いなくそれを外し、ポケットへ入れた。
箱ごと送り返して、婚約破棄を伝えなければいけない。]
私には、生きるべき道と。
共に生きるべき方がいるのです、と―…
[皆まで言わずとも、長年の付き合いである程度は察してくれるだろうことを期待して。
今日、今、死ぬことは一切考えず、想定にも入れていない。
二人が新たに築く未来を見据え、一人と一匹は飛び続けた―*]
[彼女の責めで既にはち切れんばかりにいきり立ったものは、ぬるりと彼女の蜜壺に沈んでいく。]
ああっ、カサンドラのなか、きもちいっ
[腰を揺らして必死にその快楽を貪ろうとする。]
[側にいて欲しい。そんな事を言われたのは、ましてや懇願の形で乞われたのは初めての事だった。目を見開き、微かに震えーーそれでも。
首を横に振る姿がある]
いいえ、できません。
貴方は人間で、私は魔族。
私、思い知らされたんです。貴方が、どんなに大切か。そして、どんなにーー執着してしまっているか。
シェットラント様は人間で、いつか、誰かを…人間を愛するでしょう?
家庭を作り、その幸せを守ろうとするでしょう?
……その時に笑顔でいられる自信はありません。
今よりもっと時を重ねてしまったら、今よりきっと離れ難くなる。
その時に…貴方の敵になるような事はしたくない。
だから、……いま。
[離れたほうが良いのだと思う。
相手が自身を求めてくれ、とても嬉しいのに。だが、今を逸しては離れる事が出来ないだろう。
ーー狂気はいつでも訪れる。
それを自覚させられた今、頷くことはできなかった]
[王冠のように銀鱗を戴く小さな蛇が翼の間に収まる。
懐かしく心躍る感触。
指を肩越しに回して接吻け代わりに一撫でをしてから、軽やかに地を蹴った。]
ああ、 一緒だ。
[囁きを響かせて翼を広げる。
二人の姿そのものがメッセージである。
闇に迷える魔物も愛を見出してくれればいい。]
んああっ、エリオット…。
[快楽を貪るように腰を揺らすたびに入ってくる彼に甘い吐息を零しながら彼の名を呼ぶ。]
あっ、ダメっ…奥…。
[奥に当たる彼が気持ちよくてこちらからも腰を振る]
かさんどらっ、また、なんか、でちゃうっ
[長い時間責められ続けて、もう限界だった。
途切れ途切れに彼女に告げる。このまま彼女の中に全て吐き出してしまいそうだ。]
[ 結った髪の先端を掠めた切っ先に片方の髪が疎らに散る。
何の表情も讃えないまま拳を振った、一辺倒の唇に歯を立てる。
囁かれた言葉にプツリと赤い血が流れた。
指に確かな手応えを感じる。
嫌な感触。同時に、眼前に眩いばかりの光が差した。
思わず、埋め込んでいた手で相手の服の裾を掴む。]
[ チカチカとする視界に眉を顰めて、唐突に引きずられる感覚に目を見開いた。
倒れこむ肢体につられて片膝をつく。
再び目くらましとは異なる輝きを見る。
その行く先に、顔を上げた。
鮮明になった視界には、此方へと羽を広げるシャンデリアが。]
ー回想ー
[キラキラと輝くシャンデリア。
繊細な音色。]
ルカ、綺麗。
[ダンスホールの二階から見下ろす着飾ったその人は、いつも見ていた人とは別人のように感じる。
……いや、別人なのだ。]
リヒャルト……、リヒャルト…
[ 新たに告げられた名を繰り返す。
確かめるように何度も。]
リヒャルト、あなたのそばに私の場所は残ってる?
私はこのまま、あなたに守られていてもいい?
ねぇ、気付いてるかな。
今のあなたはお姫さまみたいだってこと。
[あなたがお姫さまなら、私は何になればいい?
昨晩言い渡された"使い魔"という言葉が頭を過る。]
そうだね…そうするよ。使い魔の方が私にはお似合いだ。
[手すりに背を向けてずるずるとその場に座り込む。]
王子さまに命を捧げるお姫さまなんて、いないんだから。
[契約の繋がりを空気で感じる。
確かに相手はそこにいる。
私が命を捧げることになる、「リヒャルト」は。
手で顔を覆う。不思議と涙は出なかった。]*
[脚に、胴に、左の手の上に、シャンデリアの微細な装飾が突き刺さる。]
殻を……破らなければ……、
[ ぶつぶつと本で読んだ一説を繰り返す。
そうして、先まで服の裾を掴んでいた相手に向かって。]
殻を破らなければ、雛鳥は生まれずに死んで行く。
[子供の声が混ざった耳障りの悪い二重音が笑った。
…の記憶の中の「ルカ」が笑った]
リヒャルト、殺しなよ。
[薄っすらと笑みを浮かべる唇が、唯一自由な片手が、相手の足を掴もうとする。
決して離さないように。
剣の切っ先を、見据えた。]
[天使の背に乗って空へと高く舞い上がる。
それはすがすがしく心躍る体験だった。
いつ魔物に襲われるかわからないという状況でなければ、もっと楽しめるのだろうけれど。
湯煙立ち込める高さから抜け出せば、視界が広がった。
黒い結界が渓谷全体を覆っているのが見える。
あれを抜けさえすれば、魔物の脅威も減るだろう。]
抜けられるか、やってみよう。
無理でもオレが食い破って穴のひとつくらい開けてやる。
[一緒にいればなんだってできる。
結ばれた絆の強さの分、自分もまた強くなれる気がした。]
さっき、契約し直すといったじゃないか…。
僕は…、初めてお前を見たとき、とても綺麗だと思った。
お前は力を使いきり、倒れてから僕が通りかかったと思っているが、実際は違う。
ほぼ暴走が終わりかけてはいたが、倒れる前に居合わせていた。
風を操り、敵を切り刻む姿は…
汚れていたあのときでさえ、綺麗だと思ったんだ。
あんな風に、道具を使ってでも側にいてほしいと思ったのは初めてだった。
これから先も、たぶんない。
おまえだけだ、シュテラ…。
[元々女は苦手だった。それでも何故か相手を初めて見たときから綺麗だと思い、どうしても側て見ていたいとおもったのだ。
従属に失敗し、今度は自分が切り刻まれることになろうとも本望だとすら思った。
これ以上の想いなど、おそらくない。もしも、まだ側にいたいと少しでも思ってくれるのなら。
今度は自分が従属してもいい。それも本音だった。
それゆえ、拒否されたことに強い胸の痛みを覚え。思わず、目を閉じてしまっていた。]
[いいよ、と言われれば]
んぅっ…んんっ!
[今まで焦らされていた分も全て勢いよく吐き出す。
頭からつま先まで一気に快楽の波が打ち寄せるようだった。ビクビクと身体を震わして、その余韻に浸る。]
カサンドラ…
頼もしい。
[二人で力をあわせて結界を突き破るべく、さらに飛翔の勢いを増した。
信じていると言葉にせずとも伝わる絆の強さ。
蒼穹目指して駆け上る。
暁の星は落ちることなく。]
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