情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[唇と舌とで、薄く流れる血を堪能した後、傷ついた手を彼の胸に当てる。
互いの血を混ぜ合わせながら、胸の上に赤を捺した。]
次は、おまえ自身の身体で私をもてなしておくれ。
まずは、全て脱いでもらおうか。
[間近に顔を覗き込みながら、鷹揚に要求する。*]
おや
お前も、死ねば済むと思っているの
[重なる問いに首を傾げた。
ちょうど肩で鴉がしたのと似た仕草]
何故。いけない?宴はまだ途中だもの
まだ主菜をいただいていないのだよ
[するり、子の髪を梳いて]
坊や?
弟はやはりあの家の下にはいないよう
私たちは不思議な魔法を使えるの。だから坊やの可愛い子はとうに解放されてある
何も痛いこともなく空で遊んでいるよ
[子供の耳元に柔く囁きながら、騎士を見た*]
──逢いたい?お前の弟に
『グッ!? う……何を……!?
ぎゃあああああああああああああああああ!!』
[その肩にむしゃぶりつく。奪われていた体力が、瞬く間に身体に満ちていく。
叫び声と同時に
最期に正気に戻ったらしい言葉も男から出てきたが、今やそんなことはどうでもよかった]
ああ……
[事切れた男の身体を横にどけると、ゆっくりと立ち上がる。
男達の生命の素が水音を立てて足を伝うが、まったく気にもならない]
(――足りない。
まだまだこんなものでは足りない)
[渇きは一時的に満たされたが、渇望の心はまだ収まらない。
幸い、終わったと見ると次の男が先ほどの様子などまるでわかっていないようにゆらりとこちらへやってくる]
もっと……もっと下さるの?
[全身に活力が満ちているような高揚感。その高揚のままに、寄ってきた男を逆にこちらから押し倒して剛直を受け入れる。
男の限界は、もう今の自分なら感覚で理解できる。男を上り詰めさせる術も、今の自分には分かっていた。
そして果てようとした男の首筋に――]
『ガァ!? あ、うわああああああああああああああああああ!!』
[白磁の牙を押し付けて、彼の生命を啜っていく。心臓の鼓動が跳ね、奪われ冷え切った身体が満たされていく]
/*
ここでじっとしててもエピまで出来ることなさそうなので
こっちルートにしちゃいました
薔薇は肩書き変えられないのがくやしいね
― 道 ―
[広場を出て、歩いていた。
双子と戦っていた戦士が出て行った方、追いかけてるつもりだったけど見失ったのかな]
…あの子
[うーむむ。見覚えある顔だったと思うんだけど。それも最近じゃない、かなり昔]
ふう、うう
[すごく蝙蝠が飛んでいる。
胸のところにつけたブローチを片手で探った。きっと大丈夫、大丈夫なはず。
説明を聞く限りなんというか、夜明け前までに結局死ぬ呪いのアイテムって感じだったけど。
それでも襲われにくくなるっていうならありがたい話。
ありがとう、じゃあさようならなんて、街を襲ってる吸血鬼相手に間抜けな挨拶で逃げ出したのだった*]
[街を移動する間に剣を置いてきたままな事には気付いたが、すぐに取りに戻るつもりはなかった。
朝がきたらゆっくりと取りに戻ればよい。]
…まぁ、仕方ない。
[ローブの下に身に着けているものはスティレットと旅の途中ロープ替わりに使用することもある鞭のみ。
剣くらいなら盾と合わせてその辺で拾えるかもしれないと。]
[ 跳ね除けようという行為とは裏腹に、シェットラントの耳は彼の紡ぐ言葉を聞き流すことはない。
支配に慣れた、鷹揚でよく通る声だ。]
別の 楽しみ…、
[ これまで、シェットラントは魔物と対峙したことはない。
だから二次的な情報ではあったが、今回の乱の主体である吸血鬼というのは人の生血を、それも処女・童貞を好んで啜るということくらいは聞き知っている。
その伝でいうならば、シェットラントも獲物に相応しいわけだ。
姫が嫁ぐまで、自分自身も純潔を保って務めようと決めているだけのことで、これまで意識もしなかったけれど。]
[さて、どこへ行こうかと思案する。
教会で出会った聖女はどうなったのだろうと思い出し、教会へ行ってみようかとも思ったが、陥落したらしい城がどうなっているのかも気になっている。]
[ 人ならざる力で押さえ込まれてしまえば、彼が傷口の血を舐めとるのを阻止することはできない。
血を吸われること自体は罪ではないと思う。
浅い傷が溢した血はそれほどの量ではなかった。
むしろ、吸い付ける唇の感触の方が強烈で、意識をもっていかれそうになる。]
それくらいにしておかないと──、 んっ
[ 失血によって体力を失い、動けなくなってしまっては護衛失格だ。
服を脱げという命令に、律儀に反論する。]
全身から血を吸われるわけにはいかない。
護衛としての務めを全うさせてほしい。
*
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新