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[ そこで着替えろということのようだったが、主が(悪癖を発揮して)どこかへ消えてしまわないかと案じて、しばしば顔を出して、主がそこにいるか確かめつつ新しい衣装を身につけた。]
整いました。
ありがとうございます。
[ 乾いた衣類はやはり心地がいい。いささか強度に不安はあるが、動きも楽である。
心からの感謝の笑みを主に向けた。]
― パーティ会場 ―
[ 甲板へ出て、音楽に近づくほどに、さまざまな扮装をした人が増えてきた。
海賊やら囚人やらといった反社会的な格好をしている者もあるが、雰囲気は総じて和やかである。
自分もあまり気張らないようにしようと思ったが、目立つのは避けられないようだった。
会場にはプールもあった。
海の上にプールを設けるのは無駄というか錯誤ではないのかと、清貧とを尊ぶ身は思う。
とりあえず、全身鎧を着用してこなくてよかった。さすがに沈んだら終わる。
水着ではしゃぐ娘らから慎ましく視線を外し、主のたっぷりしたフリルリボンの端を、そっと指に巻きつけた。*]
― 船内 ―
なーんか、もうちっと気軽に腹みたせるとこねーんスかね
[フルコースを残さず平らげた後のわりに、という風情でスーツの襟元を緩めた]
[さっきまで
『うちのお嬢の耳に息ふきかけるなんざあのヤロウ!バッドラックとダンスっちまえ!』
と、風と共に去った黒服ーズに憤慨していたが、なんやかんや機嫌をなおした模様]
[バレンタイン。
それは甘美なる宴。
若衆……特に自分のシノギも持たない部屋住みの下っ端にとって、お嬢からのお恵み以外にチョコを入手する機会は絶無である。
普段はジャージ姿で雑務に追われている部屋住みも、この日は一張羅にめかしこんで。
畳の間に整列・正座で、配られる小さな包みをおし頂くスペシャルイベント。
もちろんそこに至るまで一日中──なんなら一ヶ月前くらいからお嬢はコワモテのおっさんやチンピラ達からちやほやされまくることになる。
だってみんな少しでも他のヤツよりも
大きく、
甘く、
特別なチョコをもらいたいのだから*]
ー 船内 ー
ホントにね。
マ○ク食いてえ。
[修学旅行生みたいなことを言いつつ。でもさっきの青いお酒は、澄みきっていて本当に美味しかった。
まだまだ、お酒だけで1食を終えられるほど、年をとっていないけど]
[バッドラックじゃなくてハードラックだよ、なんて無粋な突っ込みをしていたのも昔、さて、これからどこへ向かおうか*]
こんだけデカい船なんだから、どっかにあるんじゃねッスか?バーガー
[適当言っている。
おそらく二人とも船内案内をちゃんと読んでいないバカ珍道中]
探検の続きします?
それとも、疲れたなら休みに戻りましょうか
[ほんというとスーツが着慣れなさすぎて肩凝って来たのと、お嬢の肩の露出が気になって気になって]
( 腕を引かれた、髪を掴まれた、
嗚呼此から人としての"わたし"が死ぬ、
── 等と、愚かにも、モノのくせに、 )
[ "買われる"前の 想起。 ]
[ 相手なんか、誰でも良かった。
誰だって どうせ、わたしは選べないのだから。
だから 誰かの"かわり"になればいい。
望まれるなら 愛を囁かれる相手になればいい。
その腕に 抱かれる者に、
そうすれば きっと、まだ、
"わたし"が望まれていないのなら、其れが、
──── 嗚呼、
あと どれだけ、呪いを重ねれば、 ]
──── ソマリ様は、…恵まれています。
その気に、ならないだけで ゆるされるのだから
[ 皮肉でも 嫌味でも 無かった。
"本当のこと"に対して、
─── "主"が"何"なのかの答えが出ず、
─── "未だ"捨てる気にも
綺麗にする気にもならないことに、
…どうして?が先に出てきて、紅が上がり、
( どうせこのいろだって かわりだ!
"そんなのわかりきっている" ) ]
…… わたしは その気にならなくたって
ぜんぶ ゆるされなかった のに、
[ ……今度は舌が回らない。
つっかえたみたいに途中で途切れて、
持ち上がった"誰か"の紅色を 皿へと戻した。
本当に、怒っている訳じゃあ無い、のに。
自我 とも 違うけれど、
……だから、わたし なんて、出すべきじゃあ無いのだ。
フォークを皿が擦って、細い、厭な音。
帰る日、が 重なるものだから 尚更、 ]
[ ……そりゃあ、
まるで"保護"でもされているみたいに、
世話になっているのだから、
帰る先だと 認識はしていて。
( ─── 今、漸く 気付いたけれど、 )
今回だって直ぐ帰ると思っていた故に、
荷物は最低限にも程があって、…… ]
……… そこで ソマリ様に
出て行けって言われたら、
んーありそうだけど、
すぐ見つからないバーガーならいらない。
[バーガー珍道中にはならないバカ珍道中。]
そうだなあ。
疲れてはないんだけど。
ちょっぴりほろ酔いだし、一回お部屋戻ろっか。
[なんとなく、窮屈そうなのは見てて分かるし。*]
[ ──── ひとりなりに生きていく、と、
言ったばかりだったことを、思い出し。
……抑も、よぅく考えなくたって、
そう必死にならなくても良いことだった筈で、
フォークを握りしめていたらしい手を見下ろし、
今度は 自分に、"どうして?"が降りてくる。 ]
…………… 、
なんでも ありません…
[ ……周りの こえ、が 遅れて聞こえた。
声が思ったより響いていなかったことが、
幸いだったと 思う。
"主"に倣って水を飲もうと したけれど、
握っている手を解くのが難しくて
……只 そのまま。 ]
そっシた、お嬢呑んでましたもんね
じゃあ戻りましょー
[やった、とコブシ握り]
そういえば部屋の風呂見ました?すげーでけぇの
家のはモロ和風っスもんね
[ジャグジーつきのバスタブを見てソープみたいと感想を述べた記憶]
もっと君を感じていたいんだけどね。
それこそ食事なんて無視して、君に溺れて。
でも、うっかりと君に噛まれてしまうのは困るな。
[彼女の言葉が遠まわしな拒絶なのだろうと類推して、しつこくするのはやめる。
彼女の中に入っている自分を彼女が意図的に意識させるから、思わず熱い吐息をこぼしてしまう。
彼女が本当に不意に噛んでしまうのなら、言わないで続けさせて油断させるだろう。
このような言い回しで、男を拒否する方法は、どこかエレガントだなと思った]
じゃあ、ディナーに出かけようか。
シャワーを浴びて身支度してかな。
……一緒に入るかい?
[水着どころか全裸で一緒に、という意味であるのは分かるだろう。
もっとも彼女とシャワーを浴びながら何をするというわけでもないのだが。今は。
自分の精液で汚れた彼女を汚れたままにしておくのは可哀想だし、彼女のことだから、主である自分を先にと言い出しそうだからの提案だ。
カサンドラを情人や愛人を通り越して恋人のように扱って面食らうのは、きっと当の本人だろう。
この船の上にはきっと自分らを監視する家の者はいないだろうし。
だからここでくらいはやりたいようにやってもいいだろう。
名残惜し気に彼女を抱きしめ、そして離れようとするが離れたくなくて、彼女の中から自分を引き出すのも骨が折れる。
どんな甘えん坊だと思われることだろう]
そうだ。大広間とプールサイド、どちらに行くかい?
ドレスも水着も両方用意してあるから、どちらにでも行ける。
[どちらの君もきっと素敵だろうね、と彼女の左手を持ち上げると、その薬指に口づけた*]
/*
ああああああああ、あるじぃぃいぃぃぃぃ。
甘い。とてつもなく甘い。
ふぇぇぇぇぇぇんとなる
恋人扱いとかがね…もうね。
カサンドラからしたら、どうしてとしかならないからね。
だからよけいふぇぇぇんって気持ちになる
[拳を握るのを見ると予想は当たっていたようで。]
見た見た。
なんか二人でも全然狭くないくらいの大きさだったね。
[家の風呂は、浴槽こそ改修しているものの……という代物である]
私、もうちょい酔い醒ましてるから、
部屋着いたら先入ってもいいよ。
[とか言ってるうちに着きそうだけど*]
――なっ……
………はい?
[何を言っているのかと、言いたいのに言葉が続かなかった。
それで良いのか…良くない事であるはずなのに…。
多分その顔は解っている。これ以上を自分が否定したこと。そしてそれをくみ取って貰えたのは嬉しいはずなのに、悲しくもあるのは
…なぜ?
そんな疑問が過るから、一緒に入ると問われてまた驚いてしまう。
主と従だったら、背中を流せと言うと思う。
なのに一緒にと言うから、違うものだと思えてしまう。
どうこたえるべきか…なかなか言葉が続かない。
離れたくないと言うような動きに、なぜどうしてと疑問しかわかない。
ここまでの一連の行動を垣間見ると、どうしても勘違いしそうになる。
だけどそれはない。絶対に――そう自分に言い聞かせ]
そうですね。お背中をお流しします。
[やっと絞り出しのは、事務的な答え。
そうするのがいいと思うのに、それをすぐに壊そうとしてくる]
……っ。
そうですね。お坊ちゃんのお付き合い的には、大広間の方がよろしいでしょうが、パートナーとしてでしたら、テーブルマナーが解りませんので
ご迷惑をかけると思います。
それでしたらまだプールの方が宜しいかと…。
[なにと動きが止まってしまう。指が熱い。
どうしてそんな口づけをと…。
しばらく止まっているが、頭を振るとすっと手を引く。
さっと動いてシャワーの用意をすればいいものの、そうすれば飲み込んだものがあふれ出すから、失礼と自分で処理をしてから、シャワーの準備をする。
そしてなに事もなく、シャワーは終わるのであった]
6人くらい詰め込んでもいけそうっスね
[スイートルームが並ぶフロアに、エレベーターが止まる]
いいんすか?あザっス!
風呂ーあちこちカチコチー
[バキボキ関節鳴らしながらお嬢の後ろを歩き始め──]
[白のビキニに、黒いレースのひざ丈ぐらいのビーチドレスを身にまとう。
男の腕をとり]
では、行きましょうか。
[と促すと部屋を後にするのであった*]
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