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見物人達が村を立ち去りました。
さあ、自らの姿を鏡に映してみよう。
そこに映るのはただの村人か、それとも血に飢えた人狼か。
例え人狼でも、多人数で立ち向かえば怖くはない。
問題は、だれが人狼なのかという事だ。
占い師の能力を持つ人間ならば、それを見破れるだろう。
どうやらこの中には、村人が6名、人狼が2名、占い師が1名、霊能者が1名、狂人が1名、狩人が1名いるようだ。
楽天家 ゲルトが「時間を進める」を選択しました。
朝になれば、少しだけ雪は落ち着き、辛うじて人が外を歩ける程度となった。
けれど、またいつ激しい吹雪に襲われるかわからない。
このような状態では、農産物を売る為に外へ出た村人たちが戻ってくることも叶わないだろう。
当面は、残った村人たちだけでの生活を余儀なくされる。
村の決まりの中に、「非常時には、村人は宿屋に集い、場合によっては寝泊まりする」というものがある。
宿屋は小さいながらも村では最も丈夫な建物。
吹雪が完全に去るまでは、と、村人たちは宿屋へ足を向けることになるだろう。
/*
ホワアアアアアアアアアアアアア占い師とれてるううううううううう
ありがとうございますうううううう
正直絶対弾かれると思っていましたむしろ弾いた人いたら申し訳ないがんばるからゆるして
/*
プロローグで早々に独り言使いきってしまってからに、つっこみたくてもつっこめなくてやきもきしたわwwwwwww
シモンさんジムゾンさんはwwwwwwどんだけ私をごろごろさせるつもりですかwwwwwwwもうwwwwwwすきです!!!!!!
あと美しい塗りされるとすごいむずがゆいからwwwwwwwww
いやシスターは美しいものと相場が決まっているけど(?)さりぷるだからね!!!!
/*
シモンさんの秘話誤爆がもうwwwwwリアルタイムでツッコミ入れたかったわwwwwwww
はずかしい死ぬwwwwwwwwwwwwwww
進行中に拾うべきものリスト
・心を置いてしまうわけにはいかない=家族を断ち切る=捨てられたことを認めなければならなくなるから
・過去を詮索しない=自身の過去に触れられたくないから人にも干渉しない
・完璧と聞いて怒った=完璧なのは兄の方で、自分はできそこないだから嫌味にしか聞こえなかった
・獣肉を避ける=能力上のもの。獣肉を取り入れれば、人と魔獣を見分ける力が弱まるとされているから
・これはわたくしの=捨てられたのではなく自分の意思で来たと思うことでフリーデルを保っている
・「好き」に動揺した=家族にすら言われたことがなかったため。複雑な気持ち
・できそこない=能力を上手く使えない
・ジムゾンに手紙のことを知られたくない=何でも見透かすようなこの人に心の中へ入り込まれることが怖いからあまり実家関連の影を見せたくない
・花の項目に反応=自分の名前は花から来ている。その意味を知ってしまって世界が暗くなった
・近くの大病院を知っている=兄の診察の帰りにこの村へ来たから
・メロンパン=中の人の感想そのまま(
/*
思わせぶりな発言バラまいといて無事村人でしたーwwwもう、何なんだよコイツwww
よっし、死亡フラグ頑張るぞ(`・ω・)
/*
占い先は、狼さんが襲撃しやすいように狩人狙い>ゲルトさんですね
ただ、2日目までにフラグを読めない可能性が大きいので、ゲルトさんか数値高めの村人狙いもあります
でも村人狙いでうっかり狼引いちゃうことあるからね、一番無難なのはゲルトさんですね
というわけでゲルトさんに仮セットしましょう
シスター フリーデルは、楽天家 ゲルト を能力(占う)の対象に選びました。
/*
出すつもりだった回想やめて実の両親を出して
縁故強いし兄が遺言するから多分PC目線で全員にcoはしない
発狂するの我慢か……。
/*
きっと今頃皆さん役職への感想を灰に埋めているに違いない
わたしは8割くらい村人だと思っていました
なお村人なら、例の手紙を読んだ後に「自分ができそこないじゃない事を証明するために村を平和にする!自分以外全員殺せば平和!」モードになる予定でした
/*
てかプロローグの時点じゃ役職フラグが全く読めないんですよね
ていうか狼さんいるの???この中に???この平和な村に???
比較的怪しいのはパメラさんかなぁ、後オットーさんも占い師希望でないなら狼は充分ありうる
/*
シモンさんは時々不穏だからなぁ、ていうか中の人予想的に狼臭いなぁ、狂人や狩人も薄くある
ジムゾンさんは多分村人
カタリナさんもほぼ確実に村人以外の役職希望してる、狼あるで
ディーターさんは村側役職希望っぽい、狩人とか
アルビンさんも狩人ありそう戦場行商人的に
ニコラスさんはチップ補正でどんな役職もありそうだけど今回は村人かなぁ
ヤコブさんも現状は村人読み
ヨアヒムさん……ヨアヒムさんは……中の人的に狂人か狼(
これはひどいメタ推理が混ざってますねぇ!
/*
12-11>9>7>5>3>1 12-11>10>8>6>4>2
5縄で、村の流れとして2縄を予約。1GJは起きても大丈夫。最終日は目指すけれども義務ではない筈。オーケー。
ところで武器が鍬しかない。
………何とかなるかな、なるだろう、きっと大丈夫がんばれおれ。
― 夜更けに ―
[濃くなる闇と強くなる吹雪に比例するように、眠っていた何かが目を覚まし始める。
最初はかすかだったそれは、次第に抑えきれないほど大きくなって――]
嗚呼、喉が、渇いた……。
[鋭い牙と爪を持つ獣が、うなるような低い声で囁いた。]
〜設定〜
人間ver
年齢28歳。20年前幼い自分を庇い人狼に殺された兄の姿を見てニコルは精神を病む。兄の服を着て兄の名(ニコラス)を名乗り旅人へ。それ以来一度も家には帰っていない。
五年前信じた人に裏切られ、人を信用出来ない
人狼ver
年齢推定130歳。
父と兄とニコルは共に生まれつきの人狼であり、100年前の事件に関わっている。
兄は村を壊滅させると共に死亡。人間に殺される°ー怖が身体に染み付いているため、誰一人信用せず一人旅を続けている。最早その目的さえ見失い兄を探す≠ニいう建前だけが生きる寄る辺。
五年前人狼である事が旅の同伴者にバレ殺されかけた。
───…嗚呼、その時死んでおけば良かったのに。
― 宿屋内部 ―
[カウンターに置かれた宿帳へ記入し、2-7号室の鍵を手に取る。
こんなに天気が崩れて、家に戻った人たちは大丈夫なのかと、湧きあがる不安を握りつぶすように、金属の欠片を強く握り締めた。**]
/*
この編成は村人の方が少ないんですよね
1/6-1
そして私が一つ持って行っているので、
1/4
役持ちの可能性がやや大
─ 2−1 ─
[ まだ誰もその部屋を使って居なかったならばその部屋の鍵を取って。
誰か使っていたならば別の部屋へ。
ベットにトスンと腰掛けた
…ひどく、疲れた。
雪の中に出て行った女主人の存在はまだ知る事はなく]**
/*
霊能者まっっったくわからん
希望者ゼロももしかして有り得るのか
>>1
狩人フラグですねわかります
と見せかけて霊能アイテムだったりして……
[真白に凍てつく世界に紛れて、雪のように真白な獣が躍り出る。
吹雪に毛並みを靡かせるその姿は見る者全てを圧倒する。
対極に存在するかと思われた、あのパン屋とそいつを結びつける事は困難だった。]
ああ、美しい。僕は、なんて美しいんだ。
天の叫び声も、この僕を祝ってくれるのかい?
[どれだけ待ち焦がれた事だろうか。この日を。
己が真の美貌を手にするこの時を。]
さあ、止まった時計の針を動かそうじゃないか。
[自らを鼓舞するように。
どこに居るかも分からぬ仲間に存在を知らしめるかのように。
長く、透き通った遠吠えを放った。]
ああ、僕は幸せものさ。こんなに愉しい想いをするのはざっと。
/*
女性が全滅する予感しかしませんねぇ!
わたしは占い師なので死んだも同然だし
カタリナさんに生存して欲しいですねぇ
ゲルトさんの運命的にSAN値が心配ですが
[日が沈み、いくら時間が経っただろう。
一人の男が宿に転がり込んできた。
読んで字のごとく、転がり込んできた。]
は、はは、は。
可憐な女神達、どうか僕を暖めてはくれまいか。
[髪はほとんど氷漬け、見るからに命からがらといった様子で宿へと入ると、その場でへたりと座り込んだ。*]
― 断章 ―
お父様、お母様。
――――は、神様にお仕えしとうございます。
そして、にいさまのために、毎日お祈りをしたいのです。
[幼い少女が、成人の男女を前に淡々と告げる光景が浮かんだ。]
― 断章 ―
「ロベール、体は大丈夫?」
「大丈夫だって。ちゃんと定期的に行けばいいんだろ?」
「二人共、帰るのは少し待ってくれ。
寄っていきたい場所があるんだ。」
[大きな病院>>0:404から出てくる、成人の男女と幼い少年と少女の姿が見えた。]
― 朝 ―
…………。
[頭を重そうに抑えながら、起き上がる。
昨晩は窓の音がうるさく、あまり深くは眠れなかった。
窓の外で何かが動いている気がして、視線を移す。]
……ほんとうに、雪が……降っているのね……。
[夜中ほど激しくはないものの、未だ窓はカタカタと鳴り続けている。
いつまた吹雪に包まれるかわからない。
村の決まり>>#1を思い出し、ジムゾンを起こしに行くべく重い体を起こした**]
― 2-6→入口へ ―
[ガタガタと音が鳴って怖い
ベッドに埋もれるように丸くなって寝る、寝ようとしてた]
……こわい。
[宿帳に記入して2-6の部屋を貰っておいたのに寝れなくて
寝れなくて入口に行ってみる]
── 朝 ──
[だからこそ、その光景に言葉を失った。
窓から見えたのは牧場の敷地を覆う一面の白
視線を遠くへ投げれば、気づく
いつも足を運ぶ丘までも塗り替えられていることに。
窓辺に歩み寄るだけで冷気を感じる。
──……これが、雪。
美しいものだと、いつか誰かに聞いた記憶
でも、そこにあるのは自然の脅威だった。]
兄さん……、
[兄妹を置いて街に出なければならない両親は
何度も二人に村の決まりを言い聞かせて行った。
振り返り、そこにいる彼を呼んだ
どう切り出すか考える、その表情は固い。]**
― 回想・村に来て間もないころ ―
ああえっと……常備薬ってのは、お家にいつも備えておいてあるお薬のことだね。
ほら、ちょっとした怪我なんてそう珍しくもないけど、そのたびにいちいちお医者様に行くのも面倒だし、そんな時に傷薬でもおいてあれば便利。
[好奇心の強そうに思える女の子>>0:461。
わからない事をちゃんと聞けるってのことは素直な子なんだろうな、なんてうんうんと頷いて。]
勿論、定期的にも問題ないよ。
毎日必ずお薬飲まなきゃいけない人なんかだと、その方がお互い楽だしね。
って、お友達のお兄ちゃん、か……
しばらくは引っ越しの片づけやらだから別に忙しくもないし、いつでも構わないよ。
その、お友達のお兄さんが嫌じゃなきゃ、僕がそちらのお家に出向いても。
目が悪いなら、外出だって大変だろうしね。
[そうして言葉を切って。]
そういや、森に気をつけて、って?
なんか野生動物でも出るのかい?
[この青年がここに引っ越してきた最大の理由。
この村の森には珍しい薬草が自生してる、って事。
故に、思わずその意味が気になった。そのお友達のお兄ちゃんが、森で怪我をしただの知らずに*。]
― 自宅 ―
……勘弁してくれよ。
[宿からの帰り道。
気温は、春のそれとは思えないほどに下がっていって。
そうして自宅に戻る頃にははらり、肩の上に白いもの。
雪対策なんて何も考えてなかった。
そもそもこのあたりは温暖な気候と聞いていたのだし。
……いや、一つだけ、例外は聞いたことがある。
例の、廃墟と化した時の話。
けど、所詮話半分だし、そもそも100年前だ。
だから雪対策なんて何もない。]
まったく、芽吹いた薬草もこれでは……。
[家にあるもので、雪除けを作りたくとも全部カバーする事はかなわないだろう。
それでも、せめて貴重な薬草だけは、と。
ないよりはマシ程度の、1m四方程度の大きさのものを作って被せた。]
朝には、止むよなぁ?
[薬草園にちょっと出ただけなのに、身体は芯から冷えた。
髪を、服を、白が彩る。
それを覆い払いながら、先に作った薬草酒のお湯割りを飲もうとしたけども。
ああもう冷えてる。
仕方がないと、もう一度薬草酒のお湯割りを作って飲み干してから、寝床に入る。
明日の朝、雪が積もっていないことを*祈りながら*]
/*
誰か相部屋にしちゃえよ!
とか、無責任に思いつつ。
まぁでもそれをやると、襲撃やらで不都合でるかの?
ともあれ、無事村人なのでサクサク死にに行くぞー。
― 夢の中 ―
[じーさんが、泣いている
父さんと母さんが流行病で亡くなったのだ、と
俺に言い聞かせるように囁き
頭を撫でている
宣教に行った先で流行病が流行し
その病気にかかって2人共亡くなった、と
帰ってくるって言ってたじゃないか
嘘つきだ。2人とも嘘つきだ
それに神様はうそつきだ
毎日いい子でお祈りだってしてたのに
――嫌いなピーマンだって、食べるのがんばってたのに
そう思って、不真面目になったから
罰があたったのかな
何時までも続く平和の終わり、なんていう]
― 朝 ―
[窓の外が煩かろうが、雪が降ろうが
すやすや寝ている神父はとても寝つきが良い
唯、本日は少しばかり魘されてはいた
自分を起こしにフリーデルが
教会の部屋を訪れた時には、眉間に皺を寄せて
すやぁと寝ていたの、であるが―――]
……んぁ?リデル、おはよ
どうし―――ぶえっくしゅん!!
[冷え込んだ空気に思わずくしゃみ
ふ、と窓の方を見れば家鳴りと、銀世界である]
なんじゃこりゃ。おい、
そんな季節じゃないぞ今
[まるで――まるであの昔話のようではないか
村の決まり通り、宿屋に向かうことにするかと
腰を上げて、少しばかりの荷物をカバンに入れて
宿屋に向かおうとするだろう
寒いから、防寒対策はしっかりしとこうなと
声をフリーデルに、かけながら*]
― ジムゾンの部屋 ―
神父様、神父様。
寝ている場合ではありませんわ。
[すやっと眠るジムゾンを揺すり起こせば、ようやく目が覚めた様子で>>20
大きなくしゃみが漏れると、驚いたように体を離す。]
本当に……今、春ですわよね……?
[それも、桜の時期はとうに終わっている。
これからむしろ暑くなってくるはずだというのに。]
いつ止むか分かりませんし……
雪の対策が充分でないここでは、何日も過ごせませんわね。
[防寒対策について声をかけられれば、はいと頷くも。
冬物のコートですら、薄手のものしか持っていないわけで。
何枚かコートやストールを重ね着することで間に合わせようとしたか。
傷薬や風邪薬、昨日のパンを含め日持ちのしない食材など、最低限のものを鞄に入れていく。]
…………。
[机の引き出しを開け、封筒をさっと入れる。
少し慌てていたか、うっかりもう一通、開封済みの別の封筒も手に取ってしまっていたことには気付かずに。]
さあ、参りましょうか。
この積もり方なら滑りづらいは思いますが……
歩幅は小さめに、急がず焦らずお気をつけて。
[準備が整えば、銀世界へ足を踏み出そうと。
故郷では雪は珍しいものではないけれど、なにせ15年ぶり。
久々過ぎて歩き方など記憶はおぼろげ。
何事もなく宿屋へ着ければいいのだけれど**]
/*
部屋割り……やってしまった……/(^o^)\
今更MAPの作り直しもできないしひじょーーーーにこまっている
そうか……レジーナPCさんが本参加する前提で作られていたんだこれ……あがががが
ほんまザルやなこいつ!!!
/*
前のMAPの形(2F南側が凸凹になっていたり)を利用して襲撃や護衛をするつもりだった方がいるなら本当にほんっっっっとうに申し訳ない
エピで8発ハリセンを受ける所存です。
/*
過去に4人中3人が狼側役職を希望し弾かれ村側役職へ振られた村へ参加したことがありましたが(狂信者希望→霊能者、狂信者・人狼希望→共有者)、今回はどうなのでしょう
狩人はともかく霊能者希望っぽい人が見当たらないんですよね……おまかせか弾かれで当たってる予感がします
まあわたしもロザリオというフラグアイテムは出したものの、明確な希望役職まではわかりづらい気がするし、霊能者の方もフラグを出してないだけかもですが
[ヤコブが宿屋を訪れたのは夜更けのこと。まともな防寒対策もなく>>0:450隙間風が吹く中、竈の前で一人芋を煮ていた所に、レジーナがわざわざ声を掛けにきたのだ>>0:445>>0:448。
――そうして声を掛けられるまですっかり、そっち>>#1が先だということを忘れていた]
[ありあわせの上着を着て、簡単に荷物を詰める。
まだ暖かい芋も抱えていたから、日が落ちてからの移動にも関わらず、何とか凍らずに>>4辿り付く。すっかり白くなってしまったカンテラを拭い、重くなった上着を暖炉の傍に掛ける]
[例え馴染んだ、目を閉じても辿れるような道であっても、吹雪の中を進むのは自殺行為であったのだと――そう知ったのは、もう少し後だ]*
色々な所に行くけれど
こんなに寒いのは氷の海ぶりだよ
もちろんだよ、また明日ね。
そうだもし良かったら…
[ ふ、と思いついて
海の声が聞こえるんだよと言って
氷の海で見つけた、まるで氷のように透き通って輝く大きな巻貝を渡そうとした
負傷兵の呟きから海に思いを馳せた事は当然知る筈もなく。 ]
パメラは元気だなぁ
俺も見習わないとな
暖かくして、おやすみ。
[ ぶんぶんと手を振る彼女に
微笑みかけて、パメラの向かい側の部屋に入って就寝した ]*
あと五分……とは言いづらい雰囲気だよな
それから寒さ、だよな。春とは何だったのか
[あーさむい。おーさむい。葉桜も凍り付くような
そんな寒さの中、冬も越した後なものだから
雪の対策など当然、彼女のいう通り教会はしていない]
まぁ、降ったものはしゃーないさ
不安にならんように俺らはまぁ、平生でいよう
[準備とはいっても、怪我の治療のための幾つかの医療具
――包帯やら針と糸、やらであるが――
秘蔵のヤコブ作の酒の瓶(5年物)、昨日届けてもらった喉飴
後は日記帳と親の形見の万年筆位で
……ああ忘れてた。聖書も入れとこう、一応
こまごました日用品は宿にあるだろうし
何日か分の服や下着と、防寒着を着こめばもう準備は完了
修道女と共にいざゆかん]
そうさな。リーザやらはよく
はしゃいですっころんでいるのを
冬の間みたもの――おぶあっ!!
[なんて言いつつ一歩を踏み出して、
盛大に雪に足を突っ込んで尻もちをついた
……うん、見なかったことにしてくれ
とりあえず無言で起きあがり
経験者の導きに従って
歩幅小さめに急がず焦らず宿屋に向かおうか]
そういや、レジーナの飯も
久しぶりかもしれんなぁ
[フリーデルが来てからは、彼女が主に炊事を担当していたが
じーさんと自分だけの時はよく、
宿屋で出される食事を食べに行っていた
料理?そんなん林檎の皮むきくらいしかできんぞ俺は
だが俺は未だ知らない
レジーナの料理はもう二度と食べられないことを
――フリーデルを連れて宿屋のドアを開けた時、
其処にだれがいたろうか
レジーナの姿は、其処にはない**]
そうですね。
あまり宿屋でお世話になる機会はありませんでしたし……
楽しみですわね。
[他愛のない言葉を交わしながら>>31、慎重に雪道を歩く。
雪用のブーツは持っていないため、じわじわと足が凍えていく。]
……ゆっくり歩いてもいられませんわね。
[足の感覚を失くしては、宿へたどり着く事も困難だ。
第一歩で派手に転んだジムゾンが気にならないでもないけれど、歩くことにも慣れてきた頃だ、少しだけ急ぎ足で進もうとして、
不自然に盛り上がった雪が見えた気がした>>0:448**]
――朝――
[ヤコブが鍵を取った筈の角部屋は鍵が開きっぱなしで、着替えと、果物の瓶詰めが3(3x1)つ、寝台の上に放り出されている]
[当人はというと――厨房に持ち込んだ椅子の上で、居眠りをしていた。傍には凍えた人にと淹れたポット。火の消えた竈には、持ち込んだ芋と宿の塩漬け肉を刻んで入れた、簡素なスープの鍋が乗っかっている。
――抱えていた鍵付きの日記帳が、ことんと床へ落ちた]**
─ 夢 ─
[ 嗚呼またこの夢だ。
そこに映る私≠ヘ無邪気で
兄に甘え未来を疑う事も無かった
兄とちょっとした冒険に出たのは
私の我儘で。
雪を踏みしめながら歩いた裏山では───
こんなの夢に決まっている。
──…私を庇って兄が人狼に殺された
…なんて。震える手にこびり付く赤も雪の中で徐々に冷えてゆく兄の背中も
──全て全て悪い夢なんだから ]*
─ 現在 朝 ─
…またこの夢か。
しっかし寒いなぁ。
[ 外で吹き荒れる吹雪に触発されたからだろう、見た夢に少しの不機嫌さを滲ませて。
窓を開け放てば
夜中程では無いものの
吹雪は未だ収まらないようだ ]
[杖を持たない方の腕をしっかり組んで
白銀を踏みしめ家を離れてゆく最中、一度だけ振り返る。
歩ける内に、外にも出られなくなる前に。
世話も早々に切り上げ、置いていくことになった子たちは羊舎の中。
羊は寒さに強いとは言うけれど──]
いや、今は……
[自分たちのことを考えるべきだろう。
なんでもないと兄に返し、凍える温度の中慎重に歩き出した。
他者の為に危険を省みず飛び出した誰かを
その人生の結末を、わたしたちはまだ、知らない。]*
………なんだろうねえ、これは。
ジムゾンやフリーデルにゃ悪いが、あたしゃ神さまとか天国とか、魂がどうとかいうのはあまり信じちゃいなかった。
ところがどうだ。
今のこのあたしは、どう考えても…………そういうことだろうよ。
ただあたしは、自分の身に起きたそんな信じがたい事実を、自分でも驚くほど自然に受け止めている………。
── 白の中で ──
[兄は杖が要るから、荷物はぼくが持った。
これからのことを考慮した二人分の重さは
心許無い貯蓄だとしても、女の片腕には少し堪える。
転ばぬよう、凍てつかぬよう。
その両者を取るのは難しいものだ。
村の外れから中心を目指す兄妹の足取りは鈍い。]**
/*相方誰なんだろーってどきわくしながら眠りについて。で、さっき確認したときは、縁故的に美味しいという意味で、オットーお前かよ!!!と大爆笑したものでした。
そういや、この村は墓下から赤ログ見えるのよね!
エピになれば丸見えって分かっていても、進行中は全読み状態だと分かると、なんか恥ずかしいわ!(突然のオネエ化。
あまりアレな台詞は避けないと!避けないと!
(第一発言は我ながらちょっとアレよねと思っているならず者)
[初めて聞く仲間の遠吠え>>*1を捕らえた獣の耳がぴくりと動く。
相方が雪のような白い毛並みを持つならば、こちらは鮮血を連想させる真紅の剛毛に包まれていた。]
こっちだ!我はここに!いる!
[宿屋の窓から飛び出し、歓喜に震える遠吠えで応える。我も愉しいと全身全霊で訴えるように。
吹雪が全身を叩きつけても、真の姿を完全に取り戻した獣は、精力に満ち溢れていた。]
今は宿屋に滞在している。
そなたに一刻でも早く会いたいものだ。……初めて遭遇する、唯一の同胞よ。
嗚呼、そうだ。100年……あれから100年は経っているのだな。
[人狼が姿を消していた期間について言及されて>>*2、喉の奥からくぐもった笑い声を漏らした。]
始めよう……血に染まる惨劇を再び。
最初に宴の食卓に招かれる幸運な贄に、誰を選ぼうか?*
― 昨夜 ―
[ようやくいつもの表情を見せてくれたパメラ>>8に胸を撫で下ろした。”大丈夫ね。”と言われて力強く返答する。]
当たり前だ。俺はお前のお兄ちゃん、だからな。
[青い薔薇の送り主は予想通りオットーで。いつもなら俺の目を盗んでけしからん!と憤慨するところだが、妹を笑わせられたから今回は勘弁してやろうと考えている。
それからしばしニコラスとの会話を黙って聞いていたのだが、取り出した巻貝を差し出す様子を見て、何かから解放されたように微笑んだ。]
これは珍しいものを。妹のためにありがとうございます。
[そのあと宣言通り薪を食堂に運ぶ。パメラに2-7号室を選んだと告げ、彼女が隣の2-6号室をとったことを確認した。
部屋では外の寒さを持ち込まないよう、頭まで毛布に包まって眠りについた。*]
― 朝 ―
[吹雪で冷え込んだせいか、いつもより早く目が覚めてしまった。
寒いと不平を鳴らしながら一階へ。まず食堂で暖炉に火をくべてから、温かい飲み物を取りに行くべく厨房に向かう。
椅子の上で居眠りをしているヤコブ>>33に少し苦笑い。起こさないようそっと毛布をかけた。
鍋からはスープの良い匂いが漂っていて、お腹が鳴る。だが人が作ったものを勝手に貰うなんてよくないと食欲を抑え、熱い珈琲と昨夜のパンの残りで朝食を終わらせた。]
そういえば……レジーナさん、もう起きている頃と思ったのに。
[吹雪の中戻ってきていないとは知らずに、支配人部屋のドアをノックする。返事がないと分かった途端、胸の奥でざわりと不安が顔をもたげた。]
最後の方の記憶はあまりない………。
雪が強くなってきた、と思ったときから、一歩先すら見通せない…そんな吹雪になるのに、数度の瞬きも必要としなかった気がするよ。
結局、村の幾人かに声かけするのが精一杯………
ひょっとしたら慌てなくてもみな家のなかで無事に凍えながらも一夜を過ごせたのかもしれない…………
いや、心配だったのはやはりあの人狼ってやつだ。
吹雪と闇夜に紛れて人に近づき、喰らう。人の姿をした狼の化け物。
そんな奴らが本当にいて、吹雪とともに現れるというなら、村の人間を孤立させるわけにはいかなかった。
実際、雪のなかを歩いて、あたしは、暴風に乗ってか、狼の遠吠えを聞いたような気がした。
あれはただの空耳か、化け物ではないただの獣か、それとも……………。
まるで吹雪も人狼の味方して、獲物たちを村なら出さないようにしている……そんなふうにも思えてくるね。
まったく、ふざけた話だよ。
子供のおとぎ話か、怪談の中に迷い混んだようさ。
…………ああ、そうだっけ。
こうしてあたしが死後もゆらゆらと宙を漂って話をしているだけで、もう作り話の世界だったね………。
でもこうして村の様子が見えてしまう以上、おとぎ話だとしても、みなの無事を祈るばかりさ。
ああ神様。
あんた見てるならいい加減なんとかしなよ、ってねえ。
― 宿屋 →
[村の決まり>>#1を思い出して、パメラの分も着替えを取りに行こうと玄関に向かう。幸い小麦粉は十分運んだし、村人全員が避難してきてもしばらく大丈夫だ。
貸し出し用の服を着込んで、いざ外へ。
玄関前の雪に、出て行く足跡>>36と宿屋の中に入らず引き返した足跡>>44を見つけた。それを辿って歩いて、教会の二人と旅人に出会った。]
おはよう。吹雪の中、宿屋まで来るのは大変だったろ。早く建物に入らないと風邪を――。
[そう言いかけたところで、三人が注目する不自然な雪の盛り上がりに気付いた。
嫌な予感に突き動かされるように白い冷たい塊を掻き分け、大声を上げる。]
ジムゾン、ニコラス!ここを掘り起こすのを手伝ってくれ!**
、急ごう。
[ その場に居たものと共に
雪を掘り起こす
永遠に思える数分間の後に
雪の下から覗くピンクの服を見て、
…その下の皮膚の力無い色を見て、
震えが止まらなかった
それはきっと寒さのさいだけでは無かったはずだ ]**
[焦燥の真っ只中でも頭の芯には冷静な自分がいる。女の子たるリーデルには手伝いを頼まず、同性と思い込んでいるニコラスに手伝いを申し込んだのがその証拠だ。
さすが数人がかりだと、雪山を容易く崩せる。昨夜最後に目撃したままの、ピンク色の衣装と眠るような表情の女主人>>47>>50を発見して体が強張った。]
どうして?!レジーナさん、外に出るなと忠告してくれたのに!>>1:448
[悲痛な声をあげて膝から崩れ落ちるのは一瞬。すぐにレジーナをかつぎあげると、自らを鼓舞するように叫んだ。]
宿に戻ろう。お前たちも体を温めるんだ。食堂の暖炉には火が入っている。
[雪の中、氷のように固く冷たい体を運ぶのは、想像以上の重労働。だが支配人室を目指して必死に足を動かす。その途中、重苦しく感じる空気に耐えかねて、場違いな台詞を口走ってしまう。]
あ、そうだニコラス。昨夜パメラにプレゼントくれたのは有難いが、正直色男にたぶらかされるんじゃないかと俺は不安だ。必要以上に妹に近づくなよ、ちゃーんと見張っているからな!**
― ??? ―
[豊穣の村で暮らし始めてからというもの、フリーデルは健康そのもの。
兄は病気になりそうだなんて言ったけれど、とんでもない。
この村へ来てからというもの、病気らしい病気など一つもかかったことはない
けれど。]
[月に一度だけ、ローブの上から左手首を抑えながら、疲れたような顔をして部屋から出てくる日がある。
それは、決まって実家へ手紙を出す日の朝だった*]
― 現在 ―
はい、大丈夫で……
……ニコラスさん!?
[暫く、不自然な盛り上がりを見つめていたけれど、思わぬ人の声に意識が向く>>37]
お久しぶりですわね。
ご無事で何よりです。
[表情を綻ばせながら毛布を受け取る。
ジムゾンはそのまま宿屋の扉を派手に開けたけれど……>>44]
[まさか、ニコラスのその言葉に、再び自身の意識は雪の塊へ。
相当大きなものけれど、薪でも置いてあるのだろうか。]
ディーターさんもいらしていたのですね。
おはようござ……
[>>46慌てたような声に、挨拶は遮られる。
何をそんなに焦っているのか、首を傾ぎながら掘り起こされるソレを見つめた。]
[教会で、怪我人や老いた人間を見送ったこともある。
死者が運び込まれたこともある。
けれど、いずれも“心の準備”ができていた上で目にしていた死。
唐突に目の前に広がったことはなかった。]
…………ッ!?
レジーナさ……
し、しっかり……い、いえ、これは……
死……亡くなって……?
お、お祈り、を……
主よ、いつくしみ深き父よ……
[その場にへたり込み、ぶつぶつと祈りの言葉を唱え始めた**]
[人間というものは、絶望的な予期しないことに
襲われた場合、悲嘆にくれるか、逃避するかと
様々な選択肢がある。得てしてそういう時、は
――周囲がみえなくなりがち、だ]
……馬鹿ディータ。少しくらい待たんかぁ!
リデルも、しっかりせんか
[とりあえず。リデルの方は軽く。レジーナを運ぶディーターには結構強く頭を叩いた。避けられるかもしれないがまぁそれはそれ]
1人で死体運ぶやつがあるか。片側貸せ、俺も運ぶ
んで、リデルは祈るのは宿の中で、だ
雪の中で祈ってたらお前も死ぬぞ
ニコラス、宿の中に誰かいるなら
人手が必要になるだろうし声かけてきてくれ
美意識の塊のオットーとかならできるかもしれんが
正直、女性の化粧直しは野郎の俺にゃ無理だしな
[ディーターの空元気なのだろう、ニコラスへの言葉に関しては突っ込まずに。唯、思うことは1つだけ。前を突っ走んのはいいが
こういう時は1人で抱え込んで何とかしようとすんな。ばぁか*]
/*
教会ズのジムゾンフリーデルとは地上で絡めず……残念。
あと墓下で神様に悪態つきましたすみません。
ジムゾンは気にしなさそう。
…………あ。
[>>58軽く頭を叩かれ、はっとする。
痛みなど感じない程度の強さだったけれど、頭を抑えた。]
も、申し訳ありません……。
[死体。祈るのは宿の中で。
それらの言葉が符合するものは、やはりレジーナの死。
死んだのだ。彼女は。
ジムゾンに諭され、漸く少しずつ冷静に受け入れられるようになったようで、のろのろと立ち上がる。]
お化粧でしたら、わたくしも少しは力になれるかと……。
[ジムゾンやディーターがレジーナを宿の中へ運ぶのなら、自身もついていこうと**]
/*
あ、ちなみに縁故では占い先を選ばない予定です
縁故占いだと狼側に都合の悪い占い先になりがちですので……。
なので、フリーデルの意思では占い先を選べない設定。
え?
パメラ可愛いもん。
優しくしたいじゃないか
[ ディーターの場違いな言葉に
へらへらと笑ってみせる
恐らく重い空気を払おうとしてくれたのだろう、応える軽さもまた空元気
一所に留まらない無責任な旅人の口から出たそれが、妹思いの兄にどう捉えられるかは分からないけれど。 ]
[ジムゾンの攻撃>>58を避けられず、頭に一撃を食らう。男は7(6x2)のダメージを受けた。]
いだっ!何すんだ、馬鹿って言う奴が馬鹿なんだぞ、馬鹿馬鹿。
[子供レベル並の悪態をつきつつも、幼馴染の言動でつっぱしりかけた自分に気付く。昔からいつもこうだった、猪突猛進になりがちな男を、絶妙のタイミングで引き止めてくれたのだ。
そのお礼は心の中だけで呟き、まずはすべきことに目を向ける。]
分かった、任せる。
[素直にレジーナの体を半分ジムゾンに預ける。
ニコラスへの指示は的確で付け加える必要はないと感じ、口を挟まない。その代わり明らかに空元気が見て取れたとはいえ、自分の軽口に付き合ってくれたニコラス>>61へ一言応じた。]
当然だ!パメラは村で、いや世界で一番可愛い!
[普段なら不安定な旅人に妹を任せられるか心配だの、俺と戦って勝てる男でないと認めんだの。ぎゃーぎゃー騒いだだろうが、さすがにこの空気では沈黙せざるを得ない。
皆が宿に向かう様子を確認して、転ばないようにと注意喚起しながら歩き始めた。]
ええ……
大丈夫です、ありがとう。
[ニコラスの声>>62に振り返り頷く。]
でも、お言葉には気を付けないと。
ディーターさん、とても妹思いなんですから。
ゲルトさんと同じくらい。
[>>61先の軽い言葉を思い出し、小声で窘める。
空元気であろうことは性別を知るがゆえ気付けたが、ディーターは妹が絡むと何をするかわからない。最悪ぶっとばされる事だって考えられるし。
そんなちょっと過激な印象を、ディーターには抱いていたりする。]
わたくしも、しっかりしなくては、いけないわね……。
もしかしたら、…………。
[しっかりせんか。しっかりしないと。
皆に合わせて歩きながら、周囲の声を反芻するように、しっかり、と口の中で繰り返した**]
[先ほど挨拶が途中だったフリーデルの提案>>59に感嘆の声を漏らす。]
化粧みたいな細かい作業は、俺にゃ無理だからな。頼りにしてるぞ。
[他に意識が向いていて、ニコラスへの小声>>64は聞き逃したので、懸念には気付かない。だが歩く最中は、一度へたり込んだフリーデルを横目で確認していたので、口の中で繰り返す言葉>>65が読み取れた。]
無理するこたねぇよ。この非常時だ、最初っからきばりすぎると途中でへたばるぜ。
[しっかりと繰り返す真意は理解しきれず、半ば自分にも言い聞かせる台詞を口にした。
その途端、昨日来た手紙のことを思い出す。差出人のタートザッヘ>>0:244、この名前は村の外で聞いたような覚えがあった。
なのにそれがフリーデルの実家の名前とか、定期的に返信がない手紙を書いていたとかとは知らない。男は敬虔な修道女の顔しか見たことがなかったから。
一体誰からの手紙か、不意に好奇心の襲われて、聞いてみようかと修道女をちらりと振り返った。**]
/*
ディーター→>>1金属の欠片がいかにもな狩人フラグアイテム、他に狩人っぽいロールが見えたら占う予定
ニコラス→>>34村側?ただ人狼も狂人もありうるのでなんとも、狂人で占い師の対抗に出てきたら超あついので狂人だったらいいなって勝手に思ってる
ヤコブ→>>33鍵付きの日記帳がフラグアイテム?何かしらの役職は持ってそう。本命狂人、対抗霊能者といったところ
ふむディーターさんもわたしの軽めの占い師アピに気付いたっぽいか>>66
やっぱり狩人さんかなぁ
― 夢・16歳 ―
―― さあ、行きなさい
―― 誰よりも稼ぎなさい
―― 大金持ちになりなさい
―― それがこの世でなによりも、大切なことなのですよ
[雪が一面に積もる日。
荷車と共に、アルビンは初めて戦地へ向かった。
男は何度も同じ言葉を繰り返し、アルビンの背中を、
村から押し出した。]
― 204室 ―
[深く眠っていたようだった。
どさっという音で目が覚める。
どうやらベッドから落ちたらしい。]
うわ、わっ
[触れる床の冷たさに思わず身を起こす。
氷に触れたように、頬が床に張り付いていた。]
[窓から見える景色に仰天し、慌ただしく部屋を飛び出した。
中途半端に履いた木靴が、階段と打ち合って、
やかましい騒音を出していた。]
/*
さて、どうやって三日目の吊られに持ってこう…( ´ ꒳ ` )
帽子落としたら人狼様方拾ってくださるかしら…(殺害現場に落とす的な意味で
うぅーん、はっ!?
[ふと気が付くと、ベッドの上に横たわっていた。
あまり見覚えのない部屋。一体自分はどうしたんだっけか。
ぼんやりとした記憶が戻って来る。吹雪の中、宿に滑り込んだんだっけか。そして浮かぶはパメラの顔。]
ああっ!?
[オットーは絶望のあまり悲しげな叫び声を上げた!」
なんてことだ! こんな悲劇があっていいものか!
せっかくパメラに助けてもらったってのに覚えていないだなんて!
運命ってのはそこまでして僕とパメラを引き裂こうっていうのかい?
[実際には複数人で運んでいた>>69し、当たり前と言えば当たり前なのだが、幸せな頭をしているオットーの事、すっかりパメラ1人に介抱されたと思っているらしい。]
[さめざめとした表情で部屋の扉を開けてみると、そこは脱衣所の入口。
どうやら運び込まれたのは1−1号室だったらしい。一番近い空き室を選んだのだろう。
やがてパメラの姿を認めると、両手を広げてそちらへと駆け寄るのだった。」
ああ、パメラ。君は僕の命の恩人さ。
もはやこの世界で最も美しい薔薇ですら僕の心を表せやしないよ! ちっぽけなものじゃ君への感謝を伝えきれないよ!
[ここまで来ると、軽薄を通り越して懐いているという域である。]
[そしてもしも、自分も手伝ったのだと申し出る男がいようものなら。]
パメラ、ありがとう!
[その言葉を遮って、その現実を絶対に。そう、絶対に認めようとはしなかっただろう。*]
[本当なら、好きなだけ悲嘆に呉れさせてやりたい
だが、この冬に戻ったかの様な聞こうがそれを許さない]
別に謝る必要はないさ、リデル
各自ができることをすればいい
……きっと、心を解くのは
ディーターやらシモンやらの役割だから
[己は。叱咤激励しかできそうにない
何時もそういう役回りで>>63
だからこそ。死者を素直に悼める彼や彼女らに
憧れ、そして彼らは之からもそうであって欲しい
馬鹿という方が馬鹿、な神父は、レジーナを半分背負いながら
今度こそ宿の扉を開けることとなる
とりあえずは支配人の部屋にレジーナを
安置しようと提案するがさて各々どう反応したか
玄関先にでも人がいたなら
ニコラスが事態を伝えようとしたろうか>>62]
全く、そなたの言う通りだ。
[最高の一日>>*5。
仲間の返答に満足した獣は、吹雪をものともせず遠吠えを響かせる。]
心待ちにしている。
こうして直接顔を合わせずとも会話できるのは便利ではあるが、やはりお互いの存在を確認しないと、な。
それと、呼びかけてくれて大変感謝している。
そなたのお陰で、我はより早く目覚めることができた。
[最後に、遭遇する瞬間が楽しみだと感想を残し、獣は宿屋の自室へ姿を消した。*]
……しゃんとしろとは言ったが、無理はしてないか?
[先程、凍死したレジーナ>>50を見た時の
ニコラスの震えた様子や、
レジーナを運ぼうとするときに、手を出すのを
自身を顧みてか、しなかったときの悔やんだ様な表情>>60
心配になったのだ。男装し1人で旅している理由も聞いている
だからこそ、余計に。様子を気にかけてしまう
愚痴位なら、後で酒でも飲みながら聞くぞ?とささめく
頭をぽんと撫でることは現在残念ながら
両手がふさがっているためできそうにはないけれど]
― 101号室 ―
[隣室である1-2号室には誰かいたのかもしれない。
確認はできていなかったが、それより人命が優先だ。
極力音を立てないように、
また体の負担を少しでも減らせるように、
オットーを部屋に運びこんだ。]
あ、あのー、もしもし…?
私も一応、お手伝いさせていただいたのですが
[パメラへの愛(?)をささやくオットーに、
遠慮がちに声をかけてみた。
しかしどうやら、
アルビンの姿はまったく目に入っていないらしい。]
(あれ、おかしいな……)
[目に入っていないというより、これは……。
いつもなら、流されるまま傍観していたかもしれないけれど。
……しばし考え、少々強引に、二人の間に割り込んでみる。
パメラの顔は、アルビンの背中で覆い隠された。*]
― 朝・自宅 ―
さいっあく……。
[窓の外の景色をにらむ。
白、白、白。
昨日作った雪除けだって、雪の下で形が拉げてるのが見える。
寒さに弱い品種ならもうダメになっているだろうし、他だって持つかどうか怪しい。
一応は採集後に干した状態の薬草やら、薬やらのストックがあるとはいえ、当面苦労しそうである。]
しかし……これって、非常時、ってヤツになるのかな?
[引っ越した時に教えられた決まり。>>#1
一人でいるよりは心強いし、何よりこの家などよりも宿屋の方がよっぽど暖かいだろうし、そもそもこの家にはもう薪の備蓄なんてほとんどなくなっている。]
……たどり着けるんだろか?
[そんな不安に感じながらも、とりあえず荷物をまとめだす。
これだけ冷えるなら、体調を崩す人間だっているだろう。
宿にも薬箱はあったが、念のために持っていっても困りはしまい。
そうして、しばらく後、家中からかき集めた暖かい服で着ぶくれした青年は、荷物を持って*家を出る*。]
[ジムゾンが心の重荷も半分引き受けてくれたような気がして、足取りは最初よりもずっと軽い。宿屋に到着後、レジーナを支配人室へとの提案>>73へ、首を縦に振った。]
俺もそうしようと考えていた。この大雪では、いつ葬儀を出せるか分かったもんじゃない。自分の部屋なら、レジーナも安心できるだろうし。
……だがその前に。
[ちょっと時間をくれと言い残して、女主人の体を一旦下ろす。
脱衣室から予備のタオルと厨房から温かい珈琲を三人分手早く用意して、配膳用の手押し車に乗せて皆に勧めた。]
すっかり体が冷えただろう、遠慮なく使ってくれ。
[ある意味現実逃避かもしれない、だが思いついたことを片っ端から実行していると気が紛れる。雪を見た経験はあっても、生まれ育った村が一面白に覆われると、まるで見知らぬ土地に突然放り出されたみたいで、戸惑いが隠せない。
寒さが体に染み渡ると同時に、胸の奥からじわじわと何かに侵食されそうで、どうにも落ち着かなかった。]
体調崩したら大変、だからな。
[無理矢理浮かべた笑顔は、どこか不自然で引き攣っていた。*]
……ここで体調を崩されでもしたら、味覚に影響が出るかもしれぬゆえ。
用心しておくに越した話は、ない。
[冷静な口調ながら、獣の声は宴の始まりに胸を踊らしているような、高揚感が含まれていた。]
[親が2人とも派遣先で死んだのは、俺が小さい頃だった
その頃は娘盛りとも言っていいレジーナが
フリーデルがやってくるまで、じーさんとちびに
食べにおいで、と料理をふるまってくれた思い出が、蘇ってくる
慰めはせず。唯、見守ってくれた女主人
その母親の様な優しさが詰まったスープも
もう食べる事、できないんだなぁ。と
でも、今は泣けない
自分は神父で、男で。自分は弱さを見せてはいけない
ぐっと一気に喉に流し込んだら――]
ぶえっ!!!あっづぅ!?
[あつかった。いててて*]
……幼馴染の前で位
無理すんな、ばぁか
[また馬鹿という方が馬鹿って言われちまうんかなぁ
あと、お前も飲んであったまれよ。と
配膳車の3人分のマグカップ
4人分じゃないことに気づいて、一言]
/*
因みに神父はあれです
大丈夫か?とか相手を心配してて
自分の事はまーったくの鈍さなので
今の今まで自分が気を這ってたのに
気づかんかったってやつです
でもそれは人から見れば冷血漢なので
処刑ポジでもいいかなーって。かなーって
− 外へ −
[扉をそっと開けたつもりだが、白い来訪者は
乱暴に蝶番を軋ませ、無遠慮に室内にも
入り込んでくる]
うわっっ。
[向こうの景色が見えるとは言え、ここを歩いて
宿へ向かうのは難儀に思える]
杖か何か必要だな。
[防寒着に嘗て使っていた杖を片手に、
宿でも役立つだろうと愛用の手斧を
腰に挿してゆっくりと歩き出す。
吹雪の中、確かに歩き辛い。
けれど、片目を失い、足を引き摺る事になっても]
あの場所よりは歩きやすい……。
[雪に埋まっているのは死んでしまった兵士たち。
凍った血潮や体が足を取る。
踏み躙る命の路に比べれば、この路は何と歩きやすい事か。
冷たかろう、痛かろう。
転ぶ度に見つけた顔は苦悶や悔しさに満ちていた。
生き延びて逃げる俺を恨めしそうに睨んでいた]
きっとこの白い闇の向こうにも……いるんだろうな。
[呟けど、何も見えない。
戦場で頭のおかしい上の連中が願ったものは
何一つ具現化されなかった。
神も悪魔もあの場にはいなかった。
いたのは──……*]
……どういたしまして。
[一瞬幼馴染から視線を逸らして、あらぬ方向へ顔を向けていたから、歪みそうになった顔>>81は見落とした。
尤も目撃しても、何と声をかけたらいいか迷った結果、沈黙を選んだだろうけど。フリーデルにはしっかりしなくていいと言えても、自分と同じく精一杯気を張っているだろうジムゾンの心を、どうほぐしたらよいのか。全然思いつけないのだ。
男とてレジーナとの思い出はある。
小麦粉を届けるたびに対応する顔と声が浮かんだ。昨日だけでなく、未来永劫変わらぬ毎日が来ると信じていたように、宿屋に行けば女主人に必ず会えると考えていたのに。
どうして、どうしてと答えのない問いを繰り返していると、不意に聞こえてきた声に驚かされる。]
ぶっ。あはははは。
[ジムゾンの失態に遠慮なく大笑いしたら、気が緩んだのか、今まで押し殺していた感情が、苦い後悔が口から漏れる。]
……昨日外に出るレジーナさんを見つけて、無理矢理引き止めていたら、こんなことにはならんかっただろうな。*
無理してるのはお前もだろ?また馬鹿と言われたいのか馬鹿。
[レジーナがかつて幼馴染と祖父に、料理を振舞っていたことはよく覚えている。
その恩人の死と突然の異常気象とが重なれば、誰だって心乱れるに決まっているだろうと、軽口の裏で示した。]
ああ、俺はいらんよ。体あっためるなら酒がいい。
ヤコブ謹製の秘蔵酒、まだ持ってるか?だったら寄こせ、コーヒーのお礼に謹んで受け取ってやる。
[自分を頭数に入れ忘れたうっかりを指摘されて、それを誤魔化すべく、普段より早口で強請りをかけた。*]
こいつはうっかりしていたようであるな。
[目の前には獲物が三人。
それだけを念頭に飲み物を用意したせいだと、獣は自分の頭を叩きながら、この手の失敗は繰り返すまいと自戒した。]
− 宿 −
[雪を漕ぐように歩く。
昨日はパメラに押してもらったが
そこまで遠くは感じられなかった。
今は荷はほとんどないのに、1人なのに。
随分と時間が掛ってしまった。
宿に辿り着いた時には
レジーナの悲劇も悼む皆の様子も知らぬまま。
だがレジーナを呼ぶ前に、異様な雰囲気だけは
何となく感じ取って、何とか閉めた扉の前から
動けずにいた]
おい。 ……誰かいないのか?
[人の気配はすれど、吹雪のせいとは
言い難い圧迫感を感じて声も控えめだ*]
後悔すんなとは言わん。だが
次に同じようなことをしそうな馬鹿がいたら
レジーナにできんかった分、止めてやることは
できるだろうよ。今のお前なら
んで、お前がそうなりそうなら俺が止めてやる
[吐き出しちまえ。後悔も、抱えてるもんも
泣けなくなる前に――なんて思うのは我儘だろうか
自分の分のコーヒーを忘れた野郎に
カバンの中から秘蔵酒1本、渡しておく
珈琲より酒の様がいいだろうし……ただ]
ああ。でも朝っぱらから酒飲んで
パメラにジト目になられちゃあ困るだろうし
”優しい”俺が特性の飴湯を作ってしんぜよう
[ええ。勿論あれです。ヨアヒムの喉飴の白い奴
それをぽっちゃんと湯に入れて溶かして
ささ、どうぞと勧めてみました――
おおディーターよ
これを自分で飲むのも 渡してきた相手に飲ますのも
きみの、自由だ *]
俺は無理してねーし
神父ばかじゃねーもん賢いもん
[と言いつつも。軽口の裏に気遣いを感じたから
言い訳も何処か、ぶすくれ顔もセットにて
我儘ぷーの様な感じになっちまう]
そか。しっかたねーなぁ
5年物のやつ、3本持ってきたうちの1本だ
有難く受け取れ
[普段よりも早口な様子から、
まぁきっと気恥ずかしさでも誤魔化したんだろう
そんな推察と共に、カバンの中から取り出し渡す秘蔵酒
――それからついでに、しんみりした空気を溶かす
とっておきの秘策を思いついたわけで――>>90
さて、受け取るか拒否るか神父に毒見をさせるかは君の自由だ]
[シモンの声は、扉を通していたし控えめだった>>87ので、途切れ途切れに聞こえてきた。
それでも誰が宿屋に到着したかすぐ理解できて、慌てて扉を開ける。]
やっぱりシモンか。早く入れ、体を冷やさないうちにな。
[未だ左足を引き摺る彼を、荷物を運ぶの手伝おうか?と尋ねると同時に、手早く現状を説明する。]
実はレジーナさんが、雪の中に埋まっているところを発見された。残念ながら、もう息はない……。*
[裏口の明かり取りから差し込み、頬を暖める日差しに、意識がゆっくりと引き上げられる。眼を擦ってみれば辺りは馴染んだ台所でない。昨日のことをゆっくりと、思い出す。酷い――雪が、この村に降って、宿からわざわざやってきたレジーナに声を掛けてもらったことを]
[誰かが掛けてくれたらしい毛布が、身じろいだ瞬間肩からずれた]
毛布ありがと、えーと……?
[丁度声が聞こえたから>>82>>86、毛布を羽織ったまま歩き出す。そうして辺りに漂う珈琲の香り、つまりは誰かが厨房へ来た証の品に、きっと掛けてくれたのはそこにいる誰かだろうと声を掛けた]
[けれど、一旦安置された“彼女”の身体>>80か>>、ヤコブと同じく現れたシモン>>87にされた説明>>91か――あるいはそのいずれもによって、言葉は途中で切れてしまう]
── 宿・玄関 ──
[シモンが到着し、ディーターが応対した>>87>>91
そのすぐ後のこと、激しく扉が叩かれた。
駆け込むように兄妹が二人中に飛び込む。
吹き込んで来る凍てつく風に抗って、扉を閉じる力は強くなる。
そうして大きく音を立てた後、兄に被らせたフードを下ろし、身体の雪を払う。
その後に自分にも同じことをして、漸く一息ついて。]
……やあ、おはよう。
酷い目にあったな、本当に。
[誰かと顔を合わせればそう口にした
苦笑しながらの挨拶は疲れた声。
それすらもこの状況では呑気だとは、知る由もなく。
非常時はゲルトを談話室に一番近い1-2号室に
宿が避難場所とされているのと同じく、六年前に村の決まりとして定められた。
何も知らない妹は、話をするよりも先に荷物を抱え直し
まずそこに兄を連れて行こうと足を踏み出す。]*
……そうですね。
[>>66,>>74気を張り過ぎるなと言われたなら、曖昧な返事。
上の空、何か他のことを考えているような。
胸元揺れるロザリオを、きゅっと握った。]
[宿屋へ到着すると、ディーターが一度レジーナを下ろし、足早にどこかへと。
戻って来た彼は、人数分の珈琲とタオルを渡してくれた。
今更になって気が付いたように、雪が融けてびしょびしょになった衣服を見た。]
ありがとうございます……。
[先程彼がこちらを振り返った時は何だろうと思い首を傾げるばかりだったけれど、じんわり手に広がる温かさに疑問は吹き飛ぶ。
ジムゾンがむちゃくちゃ熱がっていたので>>82自分はちびちびと飲むことにした。]
あ。あー……。
[>>90特性の飴湯。
嫌な予感しかしなかったけれど、もう止めても無駄だろうなと判断し、小さく声をあげるに留めた。]
[やがて玄関方面から聞き覚えのある声>>87,>>95,>>96
ジムゾンやディーターが対応していたので、自身は珈琲を用意すべく厨房へ。]
お疲れでしょう。
すぐにタオルもお持ちしますね。
[レジーナの事を説明し終える頃に彼らの元へ現れ、珈琲を差し出した**]
ところで、表が騒がしいようだけれど。
何かあったのかい? まさか僕のファンかい?
[少なくともそれは否定できるでしょうに。
冗談でもなさそうな風である。
無論、レジーナの訃報が舞い込んだからではあるが。
年齢の違いこそあれ、オットーよりも太・・・・・・もとい恰幅の良いレジーナまで犠牲となったのだ。
一歩間違えればオットーが凍てついていてもおかしくなかった訳だが、この男ずいぶんと呑気である。]
[本人は意図してない行動だろうが、お陰で心が軽くなった。半泣きの幼馴染にどんまいと言いつつも、レジーナに対する見解>>88は的確であると感じられる。]
だな、あの人は責任感が強いから。外に出るって誰にも言わなかったのも、きっとそのせいだ。
[どこか遠くを見つめる目でため息をついたあと。ジムゾンの思いがけない台詞>>89に目をぱちくりさせる。
次?次と言ったのか、神父は。
何と答えたら良いか戸惑っているうちに、渡された秘蔵酒。満面の笑みで有難く受け取った直後、シモンの声が聞こえてきたので、ちょっと待てとしばし現状説明タイム>>91。]
あー、悪い待たせた。で?特製の飴湯ってなんだそりゃ。
[昨日ヨアヒムと密談?をした悪代官の企み>>90を知らずに、猫をも殺す好奇心を発揮して首を傾げる。
貰えるもんは病気以外遠慮しないが信念の男は、何も考えず飴湯を一口飲んで絶叫した。]
かっらっ!なんじゃこりゃー!!*
[昨日は一晩、部屋に人が張り付いていたおかげで歩き回る事はできなかった。
だが同胞はすぐ近くに、この宿にいる。
匂いで分かる、気配で分かる。獣の本能がそう教えてくれるのだ。
きっと、姿を見ればその瞬間に理解するだろう。]
[冷たい風は容赦なく体温を奪っていくし、髪の毛なんかはもうぱりぱりに凍ってるし、鼻水をどうにかするだけの気力すら残っていない。
雪道が凍ってないのが幸いではあったが、それでも一歩足を進めるたびに雪に埋もれるから体力がいやでも持っていかれる。]
……。
[無事、辿り着いたのは、既にレジーナの遺体が発見され、支配人室に運び込まれ、あらかた村に残る住人たちが辿り着いた後の事。]
→ 宿 ―
[雪から逃れるように、まさしく玄関に転がり込んだ。
人の、声がする。
それがこんなにほっとするなんて。]
……こ……、ばん……。
[口がうまく回らない。
玄関先でへたり込んだまま、身体にこびりついているかのような雪を払ってからどうにかこうにか立ち上がった。]
[飴湯のせいで涙目を浮かべながらも、新たに登場したヤコブ>>95とカタリナへ、手早く外の様子やレジーナの身に発生した緊急事態について説明する。
なるべくショックを与えないよう、言葉を選んで伝えようとしたが、上手く話せたか自信はなかった。
それから、真っ先に声をかけた負傷兵>>105へと向き直る。]
シモン、悪い。待たせたな。
ジムゾンが言うには、レジーナさんは宿屋にいない人へ避難するよう声をかけるために吹雪の中でかけたのではないか?とこことだ。今はここだ。
[一時的に床へ寝かせている女主人へ振り返りつつ、軽く手を合わせた。*]
[取り敢えずの状況確認は直ぐに済んだ>>101>>107。
避難生活と言われて真っ先に出るのは食糧事情だけども、厨房には小麦粉の麻袋>>0:313が十分あったし、塩漬け肉を含む冬期の貯蔵もまだ残っている様だった]
あとこっちに残ってるの…
[ジムゾン、フリーデル、ディーター、シモン、カタリナ、ゲルト…それに昨日見た面々も指折り数える。他にもまだいるだろうけど、父母も含めて行商に行っている人が多かったから、20人はいないだろう。それなら]
1ヶ月は流石に厳しいだろうけど、
10日程度なら何とかなるんじゃないかな。
それまでに…無事、止んでくれたらいいけど。
[昔みたいなことにならずに。
……100年前のは“おとぎ話”だと切って捨てることは、ヤコブには出来ないけれど、それでも……雪が降ったなら必ず起きる、そういう類のものじゃない、ないはずだ]*
ほんとに賢い奴は自分のこと賢いなんていわねーよ。
[ぶすくれ顔の幼馴染にへへーんと笑いかける。ここだけ見たら、いつものやりとりと変わらない。]
どーもどーも。
こりゃ催促しちまったようで。へへへ。
[5年物の逸品、上手くせしめた喜びでわざと下衆な声を漏らす。
しかしそれを味わうよりも前に、とっておきの秘策にやられた。]
おっ、覚えてやがれ。この借りは必ずかえーす!
[人差し指を突きつけるような勢いで宣言したが、果たして実現するや否や。*]
レジーナさん……。
[目を開けぬその顔を何度も撫でる掌に伝わるのは
冷たさだけで。
自然に俺も目を閉じていた]
それで……他の人は?
残ってる人は無事なのか?
[彼女が助けようとした命。
1つも漏らしてないかと、動ける彼らに確認を。
俺が出来ることが何かあれば、とは言えなくて
唇を自然に噛んでいた*]
賢さを理解してない奴がいるなら主張せねば!!
[笑いかける様子には、苦笑も柔らかく
今だけは。普段の様なやりとりに心が救われる]
ふふん。どーだ
……少しは気ぃ楽に、なったか
借りが返されるのを首をながーくして待ってるよ
[突きつけられた人差し指に、クックと笑って
だから頼む。未だ避難所に来ぬ面々を
心配してお前迄レジーナの様に
雪の中を探しに行こうとかはしないでくれよ
若しくは探しに行こうとする面々がいたら
止めて呉れよ、幼馴染よ
借りは必ず返すのなら、叶えてくれよと俺は願う*]
…無理、しないでね
[ 小声で囁いて
ぽんぽんと手首の辺りを撫でようとした
いつだって人のため尽くそうとする彼女だから。
私も*Tに居るから
また会えたね、
その喜びも添えて伝えたくて ]*
[ ジムゾンに向かって]
そうだな
ま、こんなのがずっと続くなんて
無いだろうけどな
もう皆宿からは出ないだろうし。
…こんなの続いたら参っちまうよ。
…ほんと、
信頼し合えるって良いな
[ 雪の中に埋まる物言わぬ躰。
繰り返し見る悪夢が目の前チラついて忌々しい。
───…ちょっと弱気になってたんだろうな
後半零れた呟きは半ば無意識のうち ]*
……ありがとう。
私、ちょっと雪が苦手みたい
約束、ね。
[ 小さく囁いてくしゃり微笑んだ
あまりにも陰鬱な。
悪夢の再演を思わせる状況だからこそ。
人を、彼を信用したいと。
久しぶりに自分の事を女性であると認めた瞬間は、少しのぎこちなさを伴った ]*
もしかしたら、あれをやらなければならないかもしれないもの……。
[口の中だけで繰り返したつもりの言葉>>65は、傍にいた彼女にだけは>>114、もしかしたら聞こえていたかもしれない。]
[飛び込んだ宿の中は既に人が多く集まっているらしく
近くにはシモンやディーター、ジムゾンにヤコブの姿>>93も見えただろうか。
他にもいたかもしれないし、自分たちが入った時にも何か会話がされていたかもしれないが、辿り着いた安堵と村の決まりを思い出していたことで全てを認知するには至らない。
一度個室を目指そうとした足はすぐ止まり
村の頼れる男性二人>>101>>107から、説明を受ける。
その間、周りはどうであれ自分は一言も喋らなかった。]
……嘘。
[漸く言葉を発したのはシスターが現れた頃>>102
ありがとう、なんとかそう彼女に礼は伝えられたけれど。
外の状況、これからの話。それらは耳を素通りしていた。
荷物を取り落とし、ディーターが振り返った先>>107へ
朧な足取りで数歩、近寄った。]
[ジムゾンにしてやられたと背後にどろどろの何かを背負って、地底から這い上がるようなうめき声を漏らす。]
空いてる部屋>>92なら、カウンターに置いてある宿帳を見りゃいい。例え記入を忘れていても、鍵がなかったら、その部屋は塞がっている。
[続いてジムゾンの説明を聞くまで、本気で自覚がなかった男はむむぅと眉間に皺を寄せるものの、伝えようとしている意図>>109は理解した。]
分かった。気をつけりゃーいいんだろ。俺が。
[どや顔に対して、しぶしぶ了承する。
カタリナを手伝うなら、そろそろ幼馴染を解放しましょうか、そうしましょう。*]
そっか。 俺も少しばかり苦手だ
俺の両親な。冬の日に宣教に行った先で
―――帰ってこなかったから
[親を見送った時にも
こんな風な雪が降ってたからなぁ、と
とりつけた約束に、くしゃりと笑う
少しのぎこちなさの中で可愛らしい姿を目にしたなら
小さく瞬いて]
……やっぱ、笑った顔の方が可愛いな
[と、ついぽろっと零した言葉が
聞こえないことを祈るしかない神父であった*]
[新たに宿へ辿り着いた者>>106、部屋から出てきた者>>103に合わせ、自身は珈琲と、外から来た者へのタオルの準備に専念する。
状況説明はジムゾンやディーターがしてくれるだろうから。
どうやら、人の流れはヨアヒムで止まったようで。
人の流れが落ち着けば、自身もレジーナのいる処へ。]
[とりあえずは、彼を宿の一室に導いた後
自分も弔いの為にちゃんと神父服を整え
聖書の詞を諳んじる必要があるだろう
2階で着替えて降りてきた頃には最後の1人も到着し]
そろそろ、レジーナを床じゃなく
彼女の部屋に運ばないか?
今来たヨアヒムは暖を取ってもらうにしろ
今は男手が結構、あるしな*
[シモンの問いかけ>>112にはヤコブが返答してくれた>>122。それで合っていると補足するように頷いたあと、その場を離れる。
その代わり、レジーナのところへ向かおうとしたフリーデル>>124へ、ふと思いついたようなさりげない態度で声をかけた。]
そういえばさー、昨日タートザッヘってとこから手紙が届いていたろ?俺その名前、村の外で聞いたような覚えがあるんだよな。
一体どんな用件で手紙が来たんだ?
[好奇心の赴くまま問いかける。届いた手紙はとっくに読んでいるだろうと思い込んで。
気を張りすぎるな、そうアドバイスしたときの、フリーデルの見せた態度>>98も気になっていたし。どうして真面目な彼女が、あんな場面で上の空になっていたのだろう?*]
[背中にヤコブや昨日見た声も聴こえてくる。
これだけ集まって来たのだ]
レジーナさん。
あなたの頑張り……確かに届いてたみたいだ。
[そう思わないと、何もかも無駄にしてしまいそうで。
暫し祈りを捧げた後、立ち上がり歩き出す]
薪は?
昨日補充に補充を重ねたから
しばらく持つと思うが、必要だったら言ってくれ。
あと、空いている部屋はあるか?
乾かしたいんだが。
[そう言って、濡れた外套や荷物を置く場所を求めて
空いている部屋を探そうとするだろう*]
[レジーナの処へ行く途中、かかる声>>127
そういえば先も自分のことを見ていたけれど、何故だったのだろう。
考えていると、思わぬ単語が彼の口から出て、一瞬だけ硬直した。]
……では、差出人が上になっていたのはディーターさんが……。
[これでようやく合点がいった。と同時に、見られていた。
しかも多少は家のことを知っているらしい。]
わたくしの……実家です。
人々への献身や、神様の教えを学ぶために、わたくしは単身この村の教会で暮らしていたのですが……
恐らくは、わたくしを迎えに来るといった内容なのだと思います。
だから……吹雪が去れば、わたくしは、実家へ戻ることになる、かと。
[やましいことは何もない。
そして嘘をついても、後でややこしい事になるだけだ。
なので、“フリーデルとして”正直に述べることにした。
タートザッヘ家がどんな家かまでは、きっと知らないだろうし。]
[周辺の街などで、「おかしな術だか儀式に精通しているらしい」といったうわさ話を聞いていなければ、だけれど。]
── 1-2号室 ──
[友達の兄の言葉を選んだ気遣いには気づけない。
どんな言い方をされたとして、慣れ親しんだ村の人間が一人儚くなったことに変わりはなく
すぐにその哀しい姿を目にするに至ったのだから。
ジムゾンに兄を支えてもらい>>125自分は荷を運び三人で一度場を離れ、部屋へと。
彼はすぐに再び廊下へと出て行った。>>126男衆として、聖職者として、何より村の一員としてやるべきことがあるのだろう。
自分だって、彼やシスター、大人を手伝いに行くべきだ。
分かっている、分かっているけれど。]
……レジーナさん、いい人だったね。
皆の為に、吹雪の中出て行ったんだね。
[口にしたのは兄に語り掛けたというより、心を落ち着かせる為の独り言に近い。
珈琲のカップを両手で握り、座り込んだ床から動けなかった。
自分の部屋は空いているどこかでいい、足りなければこの部屋に兄といればいい。
今はこうしていさせてほしい。]*
[獣も同胞と同じく、宿屋の中に相手の気配を感じ取っていた。だが、今玄関で顔を合わせた誰からも、自分と同種の匂いと気配は感じとれない。
ここで直接顔を見ていない者はあとわずか。
大分候補は絞り込まれた。]
早くそなたの姿を見たいものだ。
[人間の意識の隙間から、獣の意識がゆらゆらと陽炎のように立ち上る。]
/*
うんごめんね
でも状況上宿駆け込みで多角は割と仕方ないことかもしれない
どこ行けばいいか分からないしちょっと様子見するね
…雪は怖いね
確かに手の中にあった大切な物を
簡単に奪ってしまうから。
でもね
良いものも見つけたんだ。
[ フフ、と神父の顔を見て微笑んだ
呟きは風に攫われて届かなかったけれど、信じる人は出来たんだよ ]*
[他の住人であれば、行商なり、出稼ぎなりでいないのは不思議ではないのだけども。
この宿の女主人だけは、昨日だって会ったのに。
それに、どうにも妙な空気が漂ってる気がする。
思わず女主人の所在を問おうとすれば、その訃報を知らされた。]
え……?
[みんなの視線の先。床に横たえられた亡骸。
それを見ても理解が追いついていない。
こんな状態でご遺体を運ぶなんて、出来そうもない。
そもそも、辿り着いたばかりで酷い格好でもあるのだし。]
あ、あぁ……うん、申し訳ないけど……。
[神父の言葉>>126に甘えて、運ぶのは他の男性たちに任せて。
シスターから受け取ったタオル>>124で頭をぬぐいつつ、空いてるであろう一番端の部屋、2-5へ向かう*。]
悪い!床に落ちていたから、誰かの忘れ物かと勘違いして。届けるために、名前確認させてもらった。
[一瞬硬直したフリーデル>>129を見て、宛名を見たことを咎められたのかもと勘違いした男は、先走って謝った。
両手を合わせて頭を下げていると、欲しかった答え>>130が耳に届き、慌てて視線を合わせる。]
実家?フリーデルの?マジか!!
[驚きのあまり女性相手だと言うのに、砕けた口調で驚きの感情をだだ漏らしにしてしまった。
15年も離れて暮らす家族からの手紙、ましてや迎えに来るという内容なら、あんな風に放置するなんて普通考えられない。
あれれおかしいぞ?と首をひねった男は、浮かんだ違和感を正直に口にしてしまった。]
……実家に戻れるかも、って話なのに。なーんか、あんま嬉しそうじゃないな?
[周辺の村で耳にした、タートザッヘ家についての詳しい噂は思い出せないまま。*]
[男が耳にしたのは、酒場で酔った村人が面白おかしく教えてくれた、「奇妙な儀式に精通してるってさ」との噂話だけ。それも、本当かどうか怪しかったので、記憶にあまり留めておらず。
今はまだ、思い出せない。*]
そうだな。雪は――
窓から見る分には綺麗だけど
恐ろしいもんだって、俺も思うよ
……良い物?
[何を見つけたのだろう。この雪原で
唯。裏切られ、信じることを惑うていた君が
男の格好迄して1人兄を探す君が
何でもいい、良いものを見つけたのだと
微笑む姿を見られただけで
――ああよかった、と嬉しくなって
自然に微笑みを浮かべる、己がいた*]
/*
だからカタリナ的にはならず者でも御伽話の王子様と比較する対象になったんだろうね
現代だったらヒーローの一言で終わるけど。
ディーターさん、声が大きいです……!
あの、悪気がなかったことはわかりましたから、声を抑えていただけますか……。
[>>135反応がいちいち大声で、慌てて自身の口元へ人差し指を運ぶ。
誰かに――特にジムゾンに聞かれはしなかっただろうか。
きょろきょろと周囲を確認してから、続く言葉には。]
……そんなことはありません。
嬉しいですわ。
ですが……
[ディーターとの話を終えたなら、レジーナの処へ。
どうやらジムゾンが先に来ていたらしい>>126
自身もレジーナをちゃんと部屋へ運ぼうと言おうとしていたところだった。
レジーナさんをお願いしますと男性陣に彼女を任せ、自身も着替えようと、残っている鍵の中から一番最初に手に触れたものを取った1(3x1)
1.2-3号室 2.2-8号室 3.2-9号室]
わっ、わかった。
[口元に人差し指を当てたフリーデル>>136に釣られる形で、男も自分の口を両手で塞ぎ、ごくりと息を飲み込む。何か秘密めいた空気を感じ取って、周囲をキョロキョロ見渡す様子をじっと見つめた。]
寂しい……。
[フリーデル>>137の台詞をオウム返しする。
弱々しい笑いは、教会等で見かける敬虔な修道女とはイメージが違う気がした。]
そう、だよな。豊穣の村で、15年も過ごしたんだからな。
[”いつか離れると分かっていても、土地にも教会にも慣れ親しんだ人にも、愛着が涌くだろうよ。”
かもしれない、本人があいまいに表現した気持ちを自分が断言するのは何か違う気がして、続きは心の中だけで呟いてから、塞いだ両手を下ろす。]
正直に教えてくれてありがとう。こんな大変なときだけど、少なくとも大雪で考える時間はできたんだ。自分の本当の気持ちと、じっくり向かい合ってみちゃどうだ?
[代わりにお節介めいた忠告をしてから、会話を終わらせた。*]
[ディーターに隠し事はうる無理そうだなと
シスターとの会話が途切れ途切れに聞こえてしまうのを
苦笑で聞こえなかった事にする。
レジーナを運ぶ手伝いを申し出たくても
足の自由が利かない身では邪魔なだけだ]
役に立てなくて悪いな。
部屋借りる。
[何も出来ないなら邪魔にならぬ方がいい。
残るのは2階で、今は階段もきつく感じたが
表情には出さずに階段直ぐの2-8の部屋の鍵を借りた*]
― 2-5 ―
[このまま寝台に倒れ伏したいくらいだけども、着替えなければ冷えて体調を崩すかもしれないし。
それに、きっとあの女主人が綺麗に整えたのだから。
酷い格好で寝そべるのは気が引ける。
ともあれ汚れた服は脱ぎ捨てて、荷物の中から取り出した衣服に着替えて、寝台に腰かける。
自分だってついさっき死にそうな思いをしながら宿にたどり着いたのだ。
自分より年上の女性が、吹雪の中を長時間だなんて自殺行為だろうに。]
……なんだか、なぁ。
ばっかじゃないの……。
[女主人の使命感なんて青年は知らないけども。
それでも、誰かを救うために自分が死んでちゃ、元も子もないだろうに。
特別に仲が良かった訳ではない。所詮は商売相手だ。
けども、薬草酒やハーブティを美味しそうに飲んでくれた、その姿がもう見られないのは少し寂しくて、何とはなしに寝台を撫ぜた。*]
[一息ついてから、男手を欲しているジムゾン>>126に気付いた。]
そうだ、レジーナさんを支配人室に運ばないと。
力仕事は俺に任せろ。
[腕にぐっと力瘤をこさえてみせてから、先ほどと同じようにレジーナの体を担ぎ上げた。
当然お前も手伝ってくれるよな?と視線で訴える。*]
[よくよく見知ったその顔。その顔と目を合わせた瞬間、全てを悟った。
灯台下暗しとはよく言ったものだ。こんなにも近くにいただなんて。
それとも、自分でも気が付かぬうちに予感していたのかも知れない。]
そうか、そうだったんだね!
会えて嬉しいよ。
ディーター
[人には聞こえぬその声。
端から見れば、レジーナの哀れな姿を目にした驚きで何も言えずに口をぱくつかせているように見えただろうが。
今ここで仲間の存在は確かなものとなった。]
ああ、なんてことだ!
どうしてこんな酷い。
[恐る恐る覗き込んだレジーナの顔は、何一つとして温もりを感じられなかった。
あんなに健康的だったのに!
あんなに艶やかだったのに!]
また一人、魅力的な女性が減ってしまった。
こんなに悲しい事があってたまるだろうか!
[相変わらずの大仰な口ぶりだけれども、失ったものの大きさをただただ嘆くのだった。]
[ジムゾンに手を貸そうとした直後、オットーがニコラスにかける声>>143が耳に届く。
あいつ、美人なら遂に男にも見境がなくなったのか!と思い込みで突っ走り、軽く睨んだところで視線が合った。]
……。
オットー、お前も手伝え。
[呆れが頂点に達したせいか?レジーナがこのような状況になった説明をすっ飛ばして、まん丸に見開かれた目に告げた。]
[視線と視線が交錯した瞬間、雷に打たれたように体内を激しい衝撃が走る。]
ふふ、どうやらそなたが我が同輩だったようだ。
こちらこそ。奇異なる遭遇に感謝を捧げよう。
オットー。
[こちらも傍から見れば、男性(と思い込んでいる人物)を口説こうとする幼馴染に呆れているように見えるだろう。
昨夜からずっと明らかにしたかった真実を目の当たりにして、獣は歓喜の声を上げる。*]
ああ、分かったよ。
女性は最期まで美しくなくては、このままマダムを捨て置くのは、僕の美学に反する。
[首を振り、哀しみにくれながらも手を貸す。
レジーナを運ぶ間に一言二言会話を交わし、今この村に起きている事を知っただろうか。]
― 2-3号室 ―
[部屋へ入れば鞄を開き、濡れた修道服を、持ってきた新しいものへ。
入れてきた食糧は、下へ降りる時に厨房へ持っていこう。]
あら?
[かさり、封筒に手を触れたと思えば、出てきたものは二通。
いつか引き出しに入れていたもの>>0:133まで、持ってきてしまっていた。]
……うっかりしていましたね。
[改めてそれを読み返し、ふふ、と笑う。]
――だって、好きと言ってくれたことはなかったんだもの……。
びっくりするに決まっているわ。
[目端に浮かぶものは雫。
拭わないままで、手紙を大事に封筒へ入れた。]
[父からの封筒へ視線を移し、机の上へ。
ディーターは言っていた>>139
自分の気持ちと向き合ってみてはどうだと。
吹雪が止むまで、まだ数日あるだろう。
考えるのなら、ちゃんと手紙も読んでおくべきだ。
封切り用のナイフを折り返しの下に入れ、封を開ける。]
[フリーデルとディーターの会話については
自分は聞くことはなかった
その頃は丁度、部屋で着替えをしていた頃であったから
力仕事は任せろ>>142とばかりに担ぎ上げ
アイコンタクトを受け、此方ももう片側を担ぎ上げようとする]
おーとも、頼りにしてますとも
[当然、手伝いますがな。とはいえ――
その時。あ、不味いな――と>>143
瞬間思ったのは、大声でオットーが
ニコラスの性別の事を宣っていたからで]
オットー、お前も手伝って
[ディーターが呼びかけるのと同時
幼馴染の1人に、自分もまた声を掛けた。丁寧に内容も一緒である
今運んでいる凍れる彼女もまた
彼にとっては麗しき花の1人であるだろうし――守備範囲的に大丈夫なのかはまぁ、きっと知っている筈*]
― 宿内 ―
レ、レジーナさん……
[1-1室を出て、最初に目の当たりにしたもの。
一時でも世話になった女主人の亡骸。
一同に介する面々は、面識のある者とない者と
どことなく憔悴のにじむ空気と、現状を、
遅れながら把握していく。
横たわるレジーナを見つめる表情はは凍りついて、
なにか言おうと思っても、言葉にならなかった。]
[口調は大仰にせよ、オットーが本気でレジーナの死を悼んでいる>>145ことは分かる。そこはそれ、幼馴染としての長い付き合い、腐れ縁の賜物だ。
下手に揶揄するようなことは口にせず、黙ったまま力づけるように、肩を数回叩いた。]
助かった。それじゃ頼んだぞ。
[手を貸してくれるオットー>>147へ、手早くレジーナを発見した事情を説明した。
自分と同時にパン屋へ声をかけたジムゾン>>152にも、行くぞと声をかけたあと、レジーナを運びながら歩き出す。
ニコラスについては、オットーが勘違いしていると思い込んでいるので、神父が不味いと心配する展開にはならないだろう。*]
― 二階廊下 ―
……お父様、お母様……。
[部屋から出てきたばかりのフリーデルは、幽鬼のように虚ろな目をしながら、ぶつぶつと両親を呼んでいた。
一階へ降りる頃には、常の表情へ戻り、呟きも失せていたけれど。
その頃には、レジーナを部屋に運び終えていたか。
化粧を施し祈りを捧げるべく、支配人部屋へと向かう。]
/*
役職どこー、でログ読み返してて。
うん、これはフリーデルが狂人かね?
狂人は某村リベンジの為にやろうかと思ったが、おとなしく村人にしておいて正解だったかもしれん。己のリアルのアレコレ考えると。
オットーはまぁうん、役職希望してそうなロールやったからなぁ。
んで何か引いてそうではある。
で、パメラキリング、どうなるかなぁ?
一応、薬殺出来るようには考えてはいるけども。
ディーターさん、神父さん
オットーさんは、実は病み上がりなもので
よければ私がお供しますが……
[ぴったりと息の合った集中砲火>>146>>152に、
さすがに憐れみの気持ちがわいてきて。
思わず口を挟んでしまった。]
[レジーナの弔いに、
二次災害防止のためぬれた宿内の掃除。
避難しきれていない者の確認は……村人に任せた方がいいだろう。
カタリナの姿は見当たらないが、
1-2室内から不明瞭ながら声は確認できていたはず。
朝からの騒動で、皆ろくな食事も摂れていないのではないか。
やらなければならないことは、たくさんある。*]
さっきは、その、ありがとな。
気が楽になった。お前の言う通り。
[言いそびれた感謝を、レジーナを運ぶ隙にこっそり伝える。]
お前も借りを返すのを待ってろよ。
[お前が心配しているように、勝手に外に出て遭難なんかしないと。
他に外へ出ようとする人がいたら、必ず止めると。
幼馴染が自分へ向ける願いは受け止めたとの想いを込めて。]
だから、俺が無茶しそーになったら、ジムゾンが止めてくれ。必ず、だぞ。
[真剣な口調で懇願した。*]
[状況説明はディーターに任せるとして>>154
不味い展開にはならなさそうでひとまずはほっとし
いざ、オットーも巻き込み運ぼうとしたその時に]
……誰?
[良ければ自分が、と申し出てくれた男手
でも俺、知らない。誰だこの人>>157後、オットーが病み上がり?]
オットー。昨日あんなに元気だったのに
お前一帯”何”したんだ……
はしゃいで雪の中にでも突っ込んだか?
ええい病み上がりならそう言え
[普通にしていて風邪ひいたとかはないと思う
ほら、馬鹿風邪ひかないっていうしという、幼馴染に酷い認識をしつつ、オットーには休め休め。と言いながら、緑の服を着こんだ青年の言葉に甘えたほうがよかろ、と手招き*]
……そっか。なら、いい
[こっそりと伝えられた言葉に、
己は安心したように笑みを零した]
信じてるし、待ってる
――必ず止めてやるからさ
[だから、安心してお前はお前のまま
真っすぐに生きてくれ。
後ろを振り返る事を時々忘れそうになるなら
己が袖引いて、呼びかけるから
安心しとけと、懇願請け負うて
――真剣な口調に、真剣な眼差しと共にそう返した*]
[オットーに注目していたせいで、アルビン>>157に反応するのが遅れた。]
病み上がり?オットー、何したんだ。
[図らずもジムゾン>>158と同じ感想が口から漏れると、そういやアルビンとは初遭遇だったなと気付いた。]
ジムゾン、こちらは豊穣の村へ来たばかりの商人でアルビン。
アルビン、こちらは村にある教会の神父でジムゾン。俺の幼馴染だ。
[オットーへ休めと言うジムゾンへうんうんと同意の頷きを返しつつ、男は二人の紹介をした。
改めて自己紹介するかもしれないので、なるべく手早く簡潔に。*]
[どれくらい時間が経ったか、兄とも幾つか言葉を交わした後
目元を拭い、顔を上げればシスターが淹れてくれた珈琲に漸く口をつける。
すぐに飲めず少し冷めてしまったが、凍えた身体には有り難いくらい温かい。
そうしながら混乱した記憶から時間を掛けて思い出す。
レジーナさんの話ではなく、この状況に関するディーターとジムゾンの説明を。
そして、一つの結論に至った。
──わたしたちは彼女の遺体も埋葬出来ないまま
この宿で雪が落ち着く日を、待たなければならない。]
兄さん、兄さんはどうする?
ぼくは……とりあえず、食べ物を厨房に。
[勿論、休んでいてくれて構わないが
この宿の中であれば、歩き回るのも問題は無い。
荷物から自分の着替えと食べ物だけ分けたのならば
兄とは一度別れ、1-2号室を出れば廊下へ
カウンターの前を通り、談話室から厨房へと。
遺体は横たわっていた場所にはもう無かった。
彼女が運ばれる程度の時間が経過している。]
── 厨房 ──
[食糧の量を確認しつつ、持ち込んだ分をそこに加える。
経験の無い吹雪がいつまで続くかは知れない。
けれどきっと、村に残る人数を思ってもひとまずは持つだろう。
そして、使われたカップを洗い終わった後
すぐには立ち去らず、静かに視線を巡らせる
宿の中では、この場所が一番馴染みがあった。]
……レジーナさん
[だけど、いつでも隣にはあなたがいた。
わたしは家庭の味ではなく、あなたの味を教えてほしかった。
……あなたのように強い女性になりたかった。
彼女は最期までわたしの慕う彼女のままだった。]
[アルビンの事をディーターから聞けば]
今紹介されたジムゾンだ
……ほぅ、商人か
こんな吹雪でもなきゃ、この村の特産物でも紹介して
村を売り込んだところなんだがな
[既にディーターがプレゼン済とは知らないまま
そんなことを言いつつ>>159
よいしょとレジーナを背負って彼女の部屋へと運ぼうか
化粧道具等は彼女の物を使えばいい
あと。必要なものと言えば――……]
この寒さだから要らないとは思うが
一応、匂い袋か香のようなものがあれば欲しいのだが
金なら俺が出すから
[吹雪が長く続いた時の為に、念のため
レジーナも日が経って死臭などさせたくないだろう
――そう、思ったからであった*]
まさか。そなた、昨夜雪の中で我を呼んだ際に、何か病気に罹患したのではあるまいな?
[商人から仕入れたばかりの新情報より推測される同胞の状態に、呆れつつも心配そうな声をかける。]
これから我らは人間たちを相手に、一芝居打たねばならぬのだぞ。
あまり無理をするでない。油断すれば、あっという間に足元をすくわれる。
気をつけよ。
まだ最初の犠牲者を誰にするかすら決めてない。今のうちにゆっくり休んでおくといい。
[言い聞かせるように、なるべく優しく注意喚起する。*]
[運ぼうと手までかけたところで止める声。
病み上がりだなんて大袈裟な。
いや、決して大袈裟ではないのだが、どうにもこのパン屋事態を軽く考えてしまう節があるようだ。]
ノープロブレム。
それに、はしゃいで雪の中に突っ込むだなんて失礼だなぁ。
僕はただ、氷の妖精達と戯れていただけさ。
[それをはしゃいでいたと呼ぶ事を、オットーはまだ知らない。
困惑したようにディーターのほうをちらりと見やったが、結局押し切られて任せる事となるのだった。
そして]
という訳で可憐な君。一緒にお茶でも。
[この期に及んでまだニコラスをナンパするのだった。全くもってぶれないらしい。]
[そんなことをしても何も意味はないのに
何度も室内を見渡し、背後を振り向き、彼女を探す。
彼女はいない、いる筈も無い。
彼女の亡骸は、きっと今は支配人室だろう。
何かに縋りたくて、手の中のものを握りしめる。
それは来る途中確認した、最後に残る2-9の鍵。]**
一般的にオットー、お前の状況を人は”はしゃいだ”と表現する。
[何故か困惑したように男を見た幼馴染>>163へきっぱりすっぱり断言する。
尚もニコラスをナンパしようとする態度に呆れて、肩をすくめそうになったとき。
ジムゾン謹製・ヨアヒムの作ったとびきりクる薄荷の飴湯>>90>>109がまだ手元にあったことを思い出した。]
オットー、お前はこれを飲め。喉がすーすーして美味しいぞ。
[実際飲むか飲まないかは本人の意思次第。
ジムゾン>>164が気付いたかどうか、アルビンとの会話とオットー病み上がりの顛末を黙って聞きながら、支配人室に向かった。*]
− 2-8号室 −
[荷物と言っても包帯や薬が多い。
外套を着ていても、顔の包帯は濡れてしまったから
交換しないといけない。
最初は難しかったが、今では1人であっと言う間に
巻き直せる]
……久しぶりに死人を見たな。
[部屋に備え付けている鏡の中の俺の表情は
恐ろしいほど無表情のままだ。
確かにレジーナの死を悼む気持ちはあるのに。
溜息を吐きながら解いた包帯の下。
鏡の中の俺の左目を、右目がじっと見つめていた]
[オットー本人からと、アルビンの証言により
”病”の顛末を知った時には、ディーターと同じ反応をしたもんだ]
はしゃいで倒れて……
お前、20代だろうに、何童心に還ってんだ
[思わず真顔になったが、まぁ
ディーターが例のアレを薦めているもんだから
それ以上は何も言わずにおきましょうかね。ええ
とりあえずレジーナを支配人室へと運べば
常は不真面目ではあるものの、きちんと神父らしく
懐から聖書を取り出し、鎮魂の為の言の葉を諳んじる
せめて。せめて安らかにと願ってやまない
母の様に、親を亡くした小さなガキを
見守ってくれていた人に手向ける聲は
静かに支配人室に響いたことだろう*]
/*
シモンさんも占い候補になったな
霊騙りを出すつもりなら悪手になっちゃうけど……
狩人わからん
ディーターさんなのかなぁ
何も、何も映さないのにな。
[呟きを聞く者はこの部屋にはいない。
そこに空洞があればまだ良かった。
石でも無花果でも、なんだってよい。
今俺の左の眼窩に収まったものでなければ]
これが……俺の罪か。
[戦場で死ぬことも、役にも立てなかった者の罰。
泪すら、右目からしか零れなかった**]
ディーター。
君は、口調が変わるんだね。面白いよ。
やっぱり、飽きないなぁ。
[さもおかしそうに、くつりと笑う。
これだ、これを待っていた。]
まさか。この僕は雪と共に産まれ、雪と共に生き、雪と共に死ぬ白狼さ。
吹雪は親であり、兄弟であり、親友なんだ。
僕がかかる病だなんて、愛慕という永遠に治らない病くらいなものだから。
[まさか、と彼は笑う。
そしてはしゃぐのは、当然であると。]
それに、君も知っているだろう?
僕はこれまでだって、一度も体を壊した事がないじゃないか。
[流行病や風土病は定期的に村を苦しめてはいたけれど、オットーがそれに悩まされる事はなかった。
馬鹿は風邪をひかない。
そんな便利な言葉で笑われてはいたけれども。全ての事に、理由はある。自分は、人間の病がうつるような体質ではないから。]
一芝居? 何を言っているのさ。
この僕はこれまでだって数え切れないほどの年月の間、ある時は別人になってでも生きながらえてきたんだ。
[それはいつものオットーと同じ。
何も考えてはおらず、謎の自信だけで歩いているような生き物だが。]
パーフェクトな僕のパーフェクトさを誰もが知る時が来た。
ただ、それだけなんだからね。
さあ、ショーの始まりさ。
[その瞳にだけ、妖しい色が浮かぶのだった。]
[いつもの着崩した服装ならば混乱したことだろうが、今のジムゾンは聖服をきちんと着こなしている。
こんな時だが生真面目に帽子を取って頭を下げる。]
ぬかりなく、特産物ならディーターさんに
ご紹介に預かっておりますよ
[にこっと笑顔で、誇らしげにうなずく。
リクエストには腕を組み、しばし考え>>162]
えー
残念ながら売るものは持っておりませんでして
備蓄してあるでしょう石鹸を使えば、多少の効果はあるかと思いますが
ご遺体を運び終えたら脱衣室を探しておきます
[落とさないように、細心の注意を払いながら、
レジーナを持ち上げて支配人室へ。
讃美歌も知らぬ行商人には、厳かな儀式は>>168、重く心に響いていた。*]
/*
シモンはね、うん、そうだろうね。
この村で二番目に強いfortune四天王かつ襲撃された相手との強縁故持ちとしては彼に食べられなければ
― 支配人室 ―
[目的の場所へ着いた頃には、既に鎮魂の言の葉が聴こえてきて>>168
なるべく音を立てぬよう、中へと入る。
見知らぬ人を目にすれば>>170、小さく頭を下げて。
ジムゾンの聲を静かに聞いていた。]
[おや、流石ディーターであると
既にプレゼン済なのを知ればそう思った>>170
誇らしげにうなずく姿に。こんな天気でなければ
もっと村の良い所を
案内できたんですけどね、と苦笑する
後、ヤコブの作った酒お勧め。あれは美味しい]
ああ、成程……この村には
商品購入の為に訪れたか既に売った後
と、言った所ですか
……では、お手数でなければお願いします
俺は之から少しばかり、簡易ですが
レジーナの弔いをしますので
[石鹸の香り。自分とじーさんが腹を空かせて
宿にやってきた時はいつも厨房に立っている姿を思い出す
その時に石鹸の香りがふんわりしたっけなぁ、と]
[リデルがやってきたのには気づかず――
レジーナとの優しい思い出を回想しながら
唯、最後まで他人思いだった彼女の為に
鎮魂の詩をささげていた**]
なんてクールな味わいなんだ!
まるで朝を告げるニワトリ達の鳴き声のように爽やかじゃないか!
こんなものは、初めて味わったよ。
[やっぱりダメである。
この男に、もはや常識は通用しない。
それは強がりでも、冗談でもない。素なのだ。]
嗚呼、言われてみれば口調、な。
確かに、こちらの意識へ集中すると、自然とこうなってしまうようだ。
[面白いと称する同胞>>*14へ、同じようにくつくつ笑いながら応じる。
だが病気に関する見解を聞くと、ほうと興味深そうに耳を傾けた。]
思い返せば、その通りだったな。これは我がうっかりしていたようだ。
病にかからぬ>>*15ならば好都合。雪の申し子たる人狼よ、そなたの力を早く存分に見たいものだ。
[楽しげに細められた目は、興味深い台詞を捉えて、更に輝きを増す。]
数え切れないほどの年月?そのような話は初めて聞くな。
ならば、そなたは歴戦の猛者、ということか。ならば、初めてこのような状況下に置かれる我に色々教えて欲しいものだ。
[いつものオットーと同じだと、すぐに理解できたが、これから長く深いになるのだしと、尊重するような言葉を選んでかける。]
うむ、パーフェクトなそなたを是非見せてくれ。そして、共にショーを盛り上げよう。
[自信満々な様子に対して、満足げに口元へ微笑を浮かべた。*]
/*
この人人狼に食べられても再生しそうじゃない?
なんか美しい運命の女神が与えた試練に僕は打ち勝って彼女の寵愛を得たんだとか言いながら起き上がるんじゃない?
アルビン、オットーはこれがいつも通りなのよ。
[アルビンにそう声かけて]
どういたしまして。
オットー、心配したんだからね?
でも、ちゃんとお礼を言わないのはかっこ悪いと思うわ?
[一応オットーに言ってみたけど意味はあったのかどうか]
[ジムゾンが暗誦を終えれば、レジーナの化粧道具を手にして。
彼女へ化粧直しをしようとするけれど、他の女性陣も来たのであれば、自分より縁の深い彼女たちがするべきだと、道具を渡しただろう。
レジーナの料理が楽しみだ、と雪の中で談笑していたことが、遥か昔のことのようだ。
自分も料理の味を思い出せるくらい、もっと足を運べばよかった――
そう、考えていた“はず”だ。
フリーデルが、いつも通りのフリーデルのままだったなら**]
[反省の様子がさっぱり見えないオットー>>173へ、駄目だこりゃと口を固く閉ざす。
しかも、男が一口であれほどひーひー言わされた飴湯を、一口で全部飲んでしまった>>176。]
あーあー、そんな一気に。無茶しやがって。
[自分が勧めた癖に、どうなることかと背中を震わせる幼馴染へあわあわと視線を送っていたが。
その感想>>178に思い切り脱力した。]
お前は本当にいい奴だよ。
[しみじみとした口調で言い残し、レジーナを支配人室へ運んだ>>166。
室内では二人のやり取りを黙って聞いていただけだったが、ジムゾンが聖書を取り出すと、静かに目を閉じた。**]
/*
シモン:霊能者>>167
フリーデル:占い師
ジムゾン:
オットー:
カタリナ:
パメラ:村人
ディーター:狩人?
アルビン:
ニコラス:
ヤコブ:狂人?
ヨアヒム:
ええー狼どこだよ……
ジムゾンさんニコラスさんが狼だったらわたしはしぬぞ色んな意味で
[朝まで寝れてなかったからこれはちょっと目にくまできてるかも
でも困ってる人いたらいけないよね
そう思ってうつらうつらしたまま二人の後を追った]
お前なら、必ず止めるって……言ってくれると思った。良かった。
[幼馴染がレジーナのために鎮魂の詩を捧げる直前、信頼を込めて囁きかける。
男は薄々気付き始めている、己の性格と性(さが)に。
そして幼馴染は自分以上にそれに精通していることも。]
俺は、俺らしく生きようとするだけで、生きようとしただけで、必ず何かにぶつかってしまう。そんな男だ。
ジムゾンは、今までそんな俺を知らないうちに引き止めてくれていたんだな。やっと気付いた。
もう遅いかもしれないけれど、今になって真実を知れた。
[安心しろと懇願を請け負う声に、何だか泣きそうになって。
すんと鼻を鳴らして寸前でこらえると、レジーナの鎮魂へ意識を集中させた。*]
/*
どうするっかなぁーーーわりと真面目にシモンさん占い考えてる
まあ村側の役職持ちだし占ってもいいかなっていうのはある
もともと襲撃されづらい役職の上に吊ることもしづらくなるけど、まあRP村の霊能者は生き残るものだし(
2-2になるならライン戦になるだろうし、まあいいかなぁとかおもっちゃうのです
/*
なお占い師に対抗が出るものとして考えてる
1-1だとかなり狼さんがきついので狩人占いが安定な気はするけど
狩人わかんにゃいの……
あと狼っぽい人がいないどうしよう
犬か狼が2匹、ね。
[ゲルトが光を失ったあの日に森で起こった事を。思い出しかけているとでも?
すれ違いざま、キッと睨み付けるのだった。]
[レジーナを安置する>>126ことについては、ディーターが主導してくれるという>>142。オットーとアルビンも顔を出し、にわかに人数の増えていた玄関だが、次第にそれぞれが今やるべき事を見つけだし、動き出した>>138>>154>>157>>158。
若干一名、斜め上の方向に行っているが>>163……まあ静養という意味では良いのだろう。はしゃいでいても>>166]
[運び手は足りているようだからと、思考を巡らせる。
外の確認>>133も重要だが――先程来たばかりの村人は身体を冷やしただろうから、食べ物と風呂を用意してからでも、遅くはない筈だ]
――厨房→――
[顔を出した先には、カタリナの姿があった>>165。
そしてヤコブが起きたときよりも、厨房にはものが増えていた>>161。どれも日持ちしそうな品々で>>39期間の読めない避難生活には有難いものだし、食事に幅が増えるだろう]
カタリナ、食料持って来てくれたのか。
有難う。 ……、
[思わず漏れた一言。
それがどうにも妙に聞こえて、気付けば苦笑が滲んでいた]
[ここの主はヤコブじゃない。
ここの主はレジーナであり、手伝いをするパメラであり>>0:351、料理を習うカタリナだった>>0:147。ヤコブはたまたま、成り行きで昨夜を過ごしただけだ]
[それなのに、主の死に向かい合った今、自分の言葉が厨房の責任を負った者の台詞みたいに聞こえてしまって。そんなつもりはなかったのに]
/*
おや?これは……(ガタッ
女の子なんだかんだそこそこいるのに、フラグらしいフラグが見えないからねえ!
ニヨニヨしたいんじゃぁ^〜
― ?・支配人室 ―
……
[レジーナの弔いは滞りなく終わったはず。
彼女以外誰もいない支配人室で、アルビンは一人。
脱衣室からなるべく香料の強いものを選んで、
眠るレジーナの横にいくつか置いた。
薄い桃色に着色されたそれを選んだのは、
彼女の着ていた服の色に、なるべく紛れさせるため。
あたたかな料理。
レジーナが食べる者を思い、作ってくれていた厨房にも、
同じにおいがするだろうか。]
[雪にさらされていたはずの顔は、
きれいに化粧が施されていた。]
お世話になったのに、なんのお礼もできないままでした
[それだけぽつりと、つぶやく。
懐から、すり切れた布袋を取出し、中身を一つ抜き取る。
白い紙の札。直線が重なり合い、異質な形が描かれている。
なんと書いてあるのかアルビンは知らない。
彼の父が、命より大切にしていたものだ。
ご利益があるんだと言っていたから、そっと、
桃色の石鹸の下にもぐりこませた。
自分なりの弔いは、これでもう終わり。*]
シスター フリーデルは、行商人 アルビン を能力(占う)の対象に選びました。
/*
オットーに反応しないでゲルトの声だけ聞いてるけど本当に同じシーンなのだろうか
そこに帰り際のオットーいるのだろうか
これ触れるのかなり難しいな
本当は聞かないと困るんだけどやめたほうがいいかな
ありがとう、君がいてくれて良かった。
[そう言い残し、厨房を後にした
この状況で、深まる苦笑を拭う言葉は見つけられない。
一人分ではない量のスープを作ってくれたことに
向けてくれた気遣いに、素直な気持ちを述べて
皆の為になっていると伝えたかっただけだ。]**
[それを理解すればその場に固まった
ああ、なんで早く気付かなかったんだろう]
レジーナ。
[名前を呼んで暫く固まる
二年前にお母さんが死んだ時もあたいはこうやって固まったんだ
理解したくなくて、でも動かなくてはダメで]
[ くい、オットーの襟元を軽く掴み耳元に口を寄せる]
私を¥翌セと認めてくれるのは嬉しいけど、それを話すのは二人きりの時だけにしてくれないかな
…だめ?
[ 小声で囁いた
この村の皆を信じてないとは言ってない。
ただ長い間男として振舞ったのだ。
今更女に戻るには月日が経ち過ぎていた ]*
ふふ、信用されてるなぁ俺
[囁きに少しばかり笑みを零す
彼の気性を、長年付き合ってきた己が知るように
彼もまた、自分の気性も知るのであろう]
ぶつかればいいさ。時には壊して
時には、回り道をして
でも、踏み外しそうなときには
必ず引き留めてみせるから
気づかんでも、良かったんだけどなぁ
[だって恥ずかしいじゃん。といって
読み始めた聖書の文言、彼の鼻をすする音が聞こえたなら
聲に紛れる様にと少しばかり早く諳んじました]
[聖書を閉じた後、フリーデルがレジーナの
死化粧をするというのなら>>181
自分はそのまま部屋を辞そうか
部屋にでも帰ろう、としたときに――>>#3]
犬か狼?
ここいらで犬飼ってたのって
ゲルトの家位だったろう
[それも数年前に墓の下だけれど
不思議なことを言うなぁと首を傾げつつ
置きっぱなしの荷物でも整理しようと
自分の部屋に向かおうとして、聞こえた言葉に>>198
思わず、彼女の兄の名を呼んで、止めてもらおうとしただろう
少し止んだとはいえこの吹雪の中1人で出ていく、など無謀だし
――とはいえパメラが1人でないと泣けないと
己は知らなかった、ものだから*]
ah oh
そんない怖い顔をしないでおくれよ。
君には笑顔が一番似合うのだからさ。
[言われれば、言う事は聞くのだけれども。
そんな少し前の出来事。]
パメラさん。
どうぞ。
綺麗にお化粧してあげてくださいな。
[女性>>198が部屋へ来たなら、化粧道具を渡す。
使い方がよくわからないようなら、軽くレクチャーしたり、手伝ったりもして。
綺麗に化粧を施されたレジーナへ、もう一度だけ短い祈りを。]
[その後、パメラが帰宅しようとしていることは知らないままに別れ、厨房へと立ち寄り、鞄に入れてきた食糧を足しておく。
パンは今日食べてしまった方がいいだろう。
後で調理しておこうか。他にするという人がいるなら任せるけれど。
自身も含め、風呂で体を温めた方がいい人は少なくないだろう。
風呂の様子を見に浴室へ向かおうとしたときに。
ふいに聞こえてきた言葉>>#3]
犬……狼?
ゲルトさんのお家の、ではなく……?
[数度瞬く。
その言葉だけでは、意味までに気付くことは叶わぬけれど。
100年前にもこの村を襲ったという猛吹雪。
そして、その際に起こったという――]
…………。
大丈夫。大丈夫。
今度こそ、私はきっとちゃんとやれるわ。
大丈夫……。
私は、――――――なんかいない……。
[胸元のロザリオをきつく握りしめながら、浴室へと足を進めた**]
[弔いが終わって、女性陣の手でレジーナの化粧治し>>181>>198が行われる頃、やっと目に入った、パメラの目の下に隈ができている>>183と。
アルビンの説明>>164によると、パメラもオットーの介抱をしたのだから、睡眠不足なのだろうと容易に推測できた。
”無理せずに寝ろ。”と声をかけようとしたところで、パメラが家に戻る>>198と言い出した。やはり年頃の女の子としては着替えがないのは気になるだろう。
男の名前を呼ぶジムゾン>>202に声をかけられ、分かったと軽く頷いた。]
パメラ、宿の2件隣の肉屋が母方のじーさんの家だ。今は誰もいないが倉庫は鍵がかかってないから、お前の着替えとか簡単なものを借りてくるといい。
この大雪の中水車小屋まで戻るのは危ないし、荷車も使えない。一気に必要なものを運ぶのは無理だ。俺は一晩くらい着替えがなくても大丈夫、足りないものはお兄ちゃんに任せて。
[妹がレジーナのために、自分のために、思い切り悲しみに暮れる空間を得られるように、なるべく危険が少ない折衷案を提案する。
それから気を使ってくれたジムゾンにだけ聞こえるよう、パメラの事情……一人にならないと泣けないことを説明した。]
[”犬だか狼だかが二匹。”>>#3
突然そんなことを言い出したゲルトへ、誰にも気付かれないよう不穏な視線を向ける。
大部分の人間にとって、恐らくはいつもの寝言と解釈されそうな台詞、しかし豊穣の村には100年前に起きた惨劇の噂と資料が残っている。
しかも宿屋にいる多くの村人が聞いてしまった、いつ誰がそれを本気にして、人狼は実在していると騒ぎ出すか分かったものじゃない。
そして男は、この宿に人狼が二人存在することを知っていた。その身を持って――。]
(どうやら最初の犠牲者は、ゲルトが相応しい。こやつは見えない分勘が働くようである。放置していると後々我々に危険を及ぼすに相違あるまい。)
[鋭い爪をむき出しにしそうになるのをかろうじて抑えながら、男は胸の中だけで物騒な計画を呟く。]
(此の件に関して、早々に仲間と意思疎通を図るとしよう。
100年ぶりに開催される、我々の華麗なる宴を邪魔されたくないので、な。)
[楽しみに待つがいい。
男は幼馴染の金髪に向かって、容赦なく牙を剥こうとしていた。**]
[それからしばらく後、一階へと。
流石に腹が減っているし、温かいものが欲しい。
昨日届けたハーブティがあるならそれでも入れようなんて考えていれば。聞こえる声>>#3]
ふーん……?
どっかの飼い犬が逃げ込んでるだけならいいけど。
[狼だったら?
いや、ないない、なんて。
100年前のお話を思い出してしまったけども、思考から振り払う。]
ところでゲルト。
傷薬は持ってきてるかい?
後、冷えると痛みがうずく、なんて事もあるかもしれない。
その時は痛み止めで少しはマシになるだろう。
どっちも持ってきてるから声を掛けてくれれば。
……宿にも常備薬がある筈けど、どの程度あるかわかんないしね。
/*
ディーターさん狼把握
狩人と思って占い候補に入れてたわ……
なら狩人はアルビンさんかな
このままセットしておこう
/*
ふむ、ディーター狼ね。
そんでパメラが初回吊、と。
こう、色々盛り上がりそうな組み合わせだよねぇw
そんでシモンが霊か。
霊:シモン
狼:ディーター・?
狂:シスター
占:?
狩:?
/*
ニコ素村くさい。
アルビンの札はなんかあるかもだし、ないかもだ。シモンがいなければ霊と思ってたかも。
シモンは死人言うてるし、まぁ占いはないでしょ。
えー、オットーが占か狩かなぁ?狼は……なんかディーターの相方に嵌らない気がする。
[すれ違いざまゲルトを睨みつけたオットー>>*19へ話しかける。]
あの楽天家、余計なことを言ってくれたものだな?
そこで一つ提案があるのだが、最初の犠牲者はあやつを選ばないか?今は人狼が二人いると言っているだけであるが、いつ誰が本気にするか分からぬ。宴を始める前に騒ぎが広まったら都合が悪かろう。
おまけに、今後我々に都合が悪い情報を嗅ぎつけるかもしれぬのでな。用心のためにも。
[宴の前菜はこれでどうだ?と楽しげに相談する。*]
[そうして、くるりと見回す。
見知らぬ人は二人。
(とはいっても昨日ちらりと見かけはしたけども。)
あとは見知った顔ばかり。
ヤコブの作ってくれたスープ>>33があると聞けば早速温めて頂く。
冷え切っていた全身に届くような温もりが、今は非常にありがたい。
平らげたなら、昨日届けたばかりのハーブティを探し出して淹れる。
その場にいる人にも「少しは気分が落ち着くよ。」と声を掛けて振る舞った。
この状況、きっと怖いのは誰かがパニックを起こす事。
そんなのがきっかけで騒ぎになるなんて、昔住んでた町では珍しくもなかった。
ああ、もしかしたら100年前のお話だって、誰かがパニックを起こした結果惨劇が起きたのかもなんて。
そんなことを考えながら、青年は食堂の窓の外*ぼんやり眺めてた*。]
― 食堂 ―
── 厨房→ ──
[二階へ向かおうとした途中
部屋から出て来ていたらしい兄>>#3の姿
まるでいつものような様子で、彼が口にしたのは]
え…………?
[困惑するような、狼狽えるような声が漏れる。
何を言っているのかと言葉を挟む
普段のようなことが、その時出来なかった。
この村に牧畜犬を飼っている家は、うちくらいだった筈。
死んだあの子が魂になって自分たちを見守っている
そんな解釈が出来れば素敵だろう、心強いだろう。
── では、もう一匹は何?
野犬が紛れ込んだ?締め切った建物で人間に気づかれず?
鳴き声なんて聞いていない、誰もそんな話はしていない。]
[さて、これから何をしようかと周囲を見渡す。
漂ってきたハーブティの良い匂い>>212がして、食堂へ向かうと、ヨアヒムが声をかけてきた。]
これはどうもありがとさん。
[受け取りながら笑顔を見せた。
パメラが薬について尋ねたことがあるので、ヨアヒムについては知っていた。この2年の間に、傷薬には何度もお世話になっている。
特に半年前旅に出た先の山で、飛び出してきた狼にひっかかれた左手の傷は重く。ヨアヒムの薬がなければ化膿する危険があったから、料金を渡す際丁寧に感謝した。]
それにしても、この大雪で皆大変だな。
[温かいハーブティを一口飲んで、こりゃホッとする味だとため息を吐いた。]
宿屋に珍しく二人も客がいるってのに、当分足止めになるし。
そういえば、金髪の青年―ニコラスって名前だけど―が5年前に村に来たときは、まだヨアヒムはここにいなかったっけ。
黒髪のアルビンは昨日初めて村に来た商人だそうだ。今後お前のように村に馴染めるといいな、楽しみだ。
[薬師のお陰で、ピンと張っていた緊張の糸が緩んだような気がする。
雑談を振ったときには、普段と変わらぬ笑顔を浮かべられていた。*]
/*これまでの村側役職予想。
占い師:フリーデル、霊能者:シモン、狩人:アルビン
当たっているといーな、全員に接触できているし。
── 支配人室 ──
[時間は掛けずに着替えを終えて、再び一階へ
向かったのはレジーナの部屋だった場所、支配人室
その時、遺体の傍に何かあったかもしれないが。
それが香りを放つ見慣れたものなら誰かの厚意と考え気には留めないし、“それ以外”には気づくことは無い。
自分以外の女性が、或いは二人が行ったのか。
蒼白だった顔は化粧により、まるで眠っているだけのように変わっていた。]
ごめんなさい。
[断わりを入れ、少しだけ頭を持ち上げさせてもらう
彼女の首に通したのは、実母が遺し、譲り受けたロザリオ。
教会に通う時にいつも付けていたもの。
小さなものだから荷物に入れて持って来ていた。
非常事態の心の支えに、そんな理由だったのだけれど。]
[レジーナの豊かな金髪を再び整え、床に跪き手を組む。
祈りを捧げるのは、自分の為だ。
あの頃は、彼の身にこれ以上の苦難が降り掛からないように。
そうしながらも、懺悔していたのだ。
この時も彼女の安らぎを願いながら、それは変わらなかった。
もう一度、厨房にいた時と同じように部屋を見渡し
密やかに眉を下げ、立ち去った。]
[そうして、話題は二人の客人の話に。]
ああ、前にも来られた方なのかぁ……だったら見知った顔がいる分まだいいかも、だけども。
商人さんは……
まぁでも、旅に出るならある程度のハプニングは慣れてるかな。
[そうしてくすと笑う。
馴染んでると他の人には見えてるのか、と。
勿論、そう見えるように努力して*ふるまってるのだけども*。]
そうだね。
ついでに、いい取引先になってくれれば、嬉しいかな。
/*
シモン:霊能者>>167
フリーデル:占い師
ジムゾン:
オットー:
カタリナ:
パメラ:村人
ディーター:人狼>>208
アルビン:狩人?>>192
ニコラス:
ヤコブ:狂人?
ヨアヒム:
オットーさんも薄く狼あるかな?>>184
ニコラスさんは村人>狼>狩人
ヨアヒムさんも今のところは村人っぽい
ディーターさん狼はおいしい
是非わたしを襲撃してほしいゾ〜
まったく、自分の死に顔を自分で拝むことになるなんてね。
我ながら浮かばれないよ。
こうなっちゃあ、あたしの身のことはもうどうでもいいけど、残してきた村のみなには、そりゃあ、すまないねって、思うよ。
カタリナなんかは寂しがってるはず。
なに、家族の間柄じゃない。ただの宿を営むおばはんと羊飼いの娘ってだけさ。すぐに寂しさも紛れるよ……。
ほんと、宿の主人が真っ先にその宿をほっぽらかして逝っちゃうなんて、なにしてるんだか………。
まあ、なんとかみなにはそこで雪を凌いでくれればと思うよ。
そして……集まった面々で、どうにか人狼の奴らから身を守ってほしい。
頼むから、へんな諍いは起こすんじゃないよ……。
人狼はいる。
ゲルトも何か察してるみたいだね。
とにかく、人間どおしで争いはじめたら人狼の思う壺だよ……いいね…………。
[浴室を軽く清掃すれば、食堂を兼ねた談話室へ立ち寄る。
そこにはまだ、ディーターとヨアヒム、他にも客人の姿があったか。]
身体が充分温まっていない人もいらっしゃるでしょう。
お風呂の準備ができましたので、外から来られた方を優先で入ってくださいな。
後で、わたくしも頂きますので……。
ここへいらっしゃらない方へは、お手数ですが伝えておいていただけると助かりますわ。
[それだけ告げて、ぱたぱたと談話室を後にする。]
― 廊下 ―
さて……
あれをするには、全員の名前を確認しておかなければならないわね……。
[誰にも聞こえぬよう、小さく呟いて歩き出す。
するべきことは、見知らぬ客人>>193の名の把握。
今、どこにいるのだろうか。
誰かとすれ違えば、「深緑の帽子に黒髪の男性」の居場所を訊こうと。
なぜそんなことを訊くのかと尋ねられたなら、「ご挨拶がまだでしたので」と応えるだろう。]
ヨアヒムが言う通り>>220、ここは温暖な気候が売りの一つだ。何せ――。
[”雪が降ったのは100年前が最後だって聞いている。”
つい迂闊な台詞を漏らしそうになって、慌てて口をつぐむ。前回の騒動を連想させる単語は慎まなければ。
宿屋に集まった人間は現時点では全て敵と考えている。
万が一協力してくれる人物がいたら自分達にとって有益であるが、協力させることに成功する可能性が見出せないうちは慎重に行動すべきだと。]
何せ、俺も豊穣の村で雪を見るのは生まれて初めてだ。
[そこで慌てて当たり障りのない言い回しで誤魔化し、ヨアヒムへ全くその通りと頷いた。]
俺の親父は隣村に出ている最中だ。この雪では当分戻れない。もし俺がそんな状況になったら、残したパメラが心配でいてもたってもいられないに決まってる。
寂しがり屋の妹を置いて、何をしているんだ!ってな。
[お兄ちゃんの存在は特別と言われて、そっかな?とデレデレしつつも、酷く緊張していた。]
[二人の来訪者について言及するヨアヒム>>221に、まあなと相槌を打つ。]
大丈夫だ、既に抜かりなくヨアヒムの薬は宣伝しておいた。
[大雪で薬草がダメージを受けたとは知らずに、アルビンは注文を沢山取ってきてくれそうだぞと励ます。]
ハーブティありがとう。あまりに寒さが我慢しきれなくて、酒飲みそうだったから助かった。これでパメラに叱られずに済む。またあとでな。
[ストレートな本音を漏らしてヨアヒムとの会話を終わらせ、椅子から立ち上がった直後、フリーデルが現れた。]
風呂?>>222
そりゃいい考えだ。フリーデルが準備してくれて助かった、ありがとう。
了解、誰かに会ったら伝えておく。任せておけ。
[例によって安請け合いした男は、重要な注意点をすっかり忘れていた。
露店風呂はともかく、内湯はひとつしかない。つまり男女共有、混浴になっているのである。
つまり”どきっ☆豊穣の村湯煙何とか事件〜(断言は避けるが色々)ポロリがあるかもよ?!”が発生しかねない。
ハーブティで温まった男は、鼻歌を歌いながら食堂を後にした。**]
人狼、か。
そりゃいてもおかしくないだろうな。
[あの時点で、誰も人狼の話題を口に上げなかった。
知っている者も当然いただろうが、御伽噺ですませているか
それとも白を切っているかどっちかだ。
俺があれ以上言わなかったのは、そのままだからだ。
犬や狼に見えるものはいないが。
人狼はいないとは言っていない]
戦場にいた奴らも、人狼だったのかな。
[血に染まった戦場は人が人を殺し、
怪我や疫病で倒れた者は足手まといとして殺された。
いや、骸となっても……。
そこまで思い出すと過去を振り切るように頭を振った。
俺が生き延びれたのは、単に運が良かっただけ。
仲間を見捨てて、あいつらが飢えていなくて、
まだ怪我をしたのが片足と片目だっただけだ]
[敵に背を向けるとは何事かと
怒鳴る上官にすら背を向けた。
あそこから生きて帰れたのは奇跡だったはずだ。
だが、生き延びて戻って来たはずの場所は地獄だった]
どうして俺は生きているんだろう。
[既に帰る故郷も、待っている人も、守りたいものもない。
それなのに、生きたい、死にたくないと言う
思いだけが戦場から俺を帰還させたんだ]
[ゲルトが不穏を口にした>>#3直前、
声をかけてきたのはオットーで>>184]
[かけられた言葉に一瞬、ぽかんとしたけれど、
“そちらこそ”と笑顔で返す。
パメラからの言葉>>180とは、また別にして。
アルビンに対するふるまいに、なにかしら思うことがあったのだろうか。
しかし“いつも通り”>>180のオットーを、アルビンは存外好ましく思う。
女性を大切に思うのは貴族の嗜み、独自の理屈でそう勝手に納得していた。]
ちょ、ちょっと、
転ばないで下さいよ!
[華麗なスキップで去っていくパン屋に苦笑しながら、再度余計なおせっかいを投げかける。
入口の掃除が今すぐ必要だと行動に出るのは、そのすぐ後。*]
/*
そういえばみなさんメモにて【○○CO!】ってしないんですねえ。
ちょっと楽しみにしてました。
リデルは占いCOの前振りですよね……?
― 廊下 ―
あ、貴方は……
お疲れ様です。
レジーナさんを運ぶのを手伝ってくださった……のですよね?
ありがとうございます。
[捜し人は、割とあっさり見つかった>>232
帽子を取る彼へ、此方も深く頭を下げる。
見たところ、ニコラスと同じように旅人か。
と考えていると、自己紹介があった。]
アルビンさん、ですね。
[反芻するように名を唱え。]
わたくしはフリーデルです。
見ての通り、この村のシスターです。
外の天候があの通りゆえ、お仕事に支障が出てしまうかもしれませんけれど……
できる限りの支援は致しますので、困りごとがありましたらお申しつけくださいませ。
[きっと彼に合わせた明るい声で返せているはずだ。
胸元のロザリオが淡く光を放ったことに本人も気付くことなく、今一度頭を下げてから、自身の部屋へ向かうべく階段へ**]
/*
占い予告しちまったあああ
賽は投げた!
もし占い先としてまずかったら頑張ってフォローするょ。。。
狩人さんか、そうでなければ村人だと思うんですが
なにしろさりぷるのアンテナだからなぁ……
/*
あー普通に占い師だった!
シスターごめんなさい!だってなんか不穏で!
アルビンさんなんか変なの持ってる普通の人なのね!
/*
個人的には、初回に占いたいのは
狩人(襲撃がしやすくなる)>狂人(無駄占いができる)>霊能者(どのみち生き残りやすい役職なのでアリ)>ゲルト(完全に無駄占いにできるけど若干面白味には欠ける)
なんですよね。
ゲルトさん占いはPLさん次第でおいしくなるけど、わたしには無理だ……
とっくの昔に、嗅ぎ付けられていたのさ。
以前に彼には見られてしまった事があってね。
[彼が光を失ったあの日、何が起こったのか。
自分だって大いに関係しているのだから。
記憶を失ってはいたようだが。]
パーフェクトであるこの僕に、無様な失敗などあってはいけないんだよ。
そうさ。彼の存在そのものが、この僕を否定するんだ。
[曲がった信念、折れない信念。
言葉がじわりと熱を帯びる。瞳に緋色が浮かぶ。]
僕はゲルトとたったの2人で1階にいる。
君の部屋も階段に近い。
まるでお膳立てされたかのようじゃないか。
僕たちは、運命の女神に愛されているのさ。
[ずっとチャンスを伺っていた。
それは、今夜なのだと。確信めいたものを持って。]
運命の女神は後ろ髪が無いんだ。今夜を逃す手はないよ。
ああ、美しい。僕は美しい。
こんなに美しいのに、狭い森の中に押し込められるだなんて。
勿体ない、勿体なさすぎるよ。
[部屋の入口に鍵をかけ、ひっそりと獣に身をやつすと、鏡の中の己の姿に見ほれる。
冗談のようでしかない欲望は、やがて冗談では済まなくなる。]
― 2-3号室 ―
ひとつ、一定の範囲内でしか効果はない。
ひとつ、範囲内にいる全員の名を把握しておくべし。
偽名も可。
その人物と認識できる名があれば良し。
ひとつ、一日につき――――者はひとりだけ……。
[大き目の紙に、この宿にいる自分以外の生きている全員の名を、少しずつ離して記していく。
書き終わった11人分の名は、ちょうど円を描くように記されていた。]
これでいいわ……。
一日の終わりに、始めましょう。
[紙を畳んで机の端へ置いておき。
フリーデルは、部屋を後にした**]
[オットーは既にゲルトを最初の犠牲者として考えていたようだ>>*21。さすが目の付け所が鋭いと口笛を鳴らす。]
序盤の大きなイベントで我々の意見が同じとは、実に喜ばしい。
誉めてもらえて大変嬉しく思う。
[以前の会話を思い出して思わずくすりと笑ってしまった。]
[しかしとっくの昔に嗅ぎつけられていた>>*22、という剣呑な告白に対しては眉を潜めてしまう。]
なるほど、それは大変危険だな。
ゲルトをこのまま生かしておくのは、罠を放置するようなもの。我々の身に危険が及ぶ前に、とっとと撤去してしまうに限る。
[いつどのような状況で、何が起きて正体がばれたのか。オットーが詳細を口にしなかったので、それ以上追求せずにいた。ともあれ、ゲルトの命を狙う理由があると分かれば、今はそれだけで十分だ。]
ふふ、そうだな。
パーフェクトな我々に相応しい、パーフェクトな騒動を人間たちの目の前で起こそうではないか。
そのためには、あらゆる失敗の種は事前に刈っておくに限る。
[熱を帯びる相方の言葉に釣られて、獣も次第に気分を高揚させるのだった。]
[指摘されて初めて、オットーと自分の部屋の配置が好都合なものであることに気付いた。
これはまたとない好機であると確信する。]
おまけに外は吹雪で、人間たちは村の外へ出られず。なおかつ村の外の邪魔者は入れず。まるで天候まで我々の味方をしているかのようだ。
運命の女神に愛されている>>*23……なんて良い響きなのだろう!
[目の前にオットーがいたら、両手を取ってぶんぶん上下に振らんばかりの勢いでうっとり囁いた。]
詳しい相談はまたのちほど。今夜が楽しみでならぬ。
[その言葉を最後に、獣は笑いながら一旦去っていった。**]
[意外にも、ディーターが出したのは折衷案だった>>207
妹命の彼ならば、止めるものだとばかり、思っていたが――
自分にのみ聞こえる声量で説明されたことでああ、と納得する
1人でも視界が滲むことはあれ涙が零れない己ではあるが
レジーナと確かパメラは親しかった、と思い至り
1人で泣く時間も矢張り、気持ちの整理のためには必要だろう]
外は少しマシだが
未だふぶいているから。気を付けて
[君に何かあったらお兄さんが生きた心地がしないだろうし
なんて、少しばかり明るさを作った声で紡いだなら
彼女が出かけるならそれを見送ることにしようか
ああ、雪は嫌いだ
――だいきらい、だ
雪の中、外へと出ていく2人の背
春になったらかえってくるっていったのに
うそつき*]
/*
対抗が出たとしても、ディーターさんには占い師のヒントを渡してあるからわたしを真占いと見抜いて襲撃する理由は作れるんですよね
あとはアルビンさんが狼でないことを祈る……
/*
もう一人の狼がわからないのが不安要素だけど、そこまで甘えられんからなぁ
アルビンさんは人間……だよね?
狼に予告してしまって赤ログが慌てふためいていたらどうしましょ……
「占ったら不味いのであれば仰ってください」とも言えないしなぁ……
/*
シモンさん占いにすればよかったかな〜〜〜
確実に村側能力者だし、占ったところであまり狼側の損にはならないと思うからなぁ
対抗出すつもりがなければだけど
─ 回想 : 信頼 ─
[ 幼き日。
人を疑う事を知らぬ少女は
知らない人についていき兄に連れ戻される事5(6x1)回
その度
世の中には悪いオオカミが沢山居るんだからな?
……口を酸っぱくして
兄に忠告されていた。
でも私はきょとんと首傾げ。
兄が何を言ってるか分からなかった。 ]
[ 信じては裏切られ。
力の弱い存在である事実は
私にとって捨て去りたいものに他ならなかった
五年前。
心を許した…許してしまった相手は。
──奴隷商だった
[ ……今では心から信じられる人はそれ程多くはない
もし何か事が起こったなら
優しい、優しいこの村の人に対してさえ
疑いの眼差しを向けるのだろうね ]
[ それは、そう。
何か起こった時に旅人が疑われても仕方がない事を示している
──人を信じない者を、信じる人は居ないのだから……] *
/*
思ったより近くなったから、少し心の距離離しておかないとね…(辛い
三日目には死ぬから、まぁ役職COしても良いよね…?
さっきは兄がすまなかったね。
あの人は寝てばかりで、たまに変なことを言う。
[許してやってくれ、と
スープ皿の枚数を確認しつつ、何気なく口にする。
聞いていない、或いは何のことか忘れた者がいるのなら説明はするが
その話題はそう重要なこととは思えず、すぐに打ち切って。]
ここにいるのは何人だったかな?
[順番に顔を思い出しつつ問い掛ければ
誰か答えてくれただろうか。]*
─ 少し前 ─
さっすが、話が分かる!
じゃ、よろしくね!
[ 語尾に星(キラッ
が付きそうな勢いでウインクし微笑んだ
怖い顔に見えたらアレだ
元からそういう顔なんだよ旅人は
怒ってなど無いし
世の中には鋭い人も居るんだな、と感心する位だから ]*
[食堂には大勢人が集まっている
やはりこの天気でもあるし、馴染みの顔も多いのだ
それに不安もあるだろうから誰かと喋りたいのだろう
……と、思う
だが、その喧噪のなかに今
入っても、常の様に笑える気がしないので
食堂に入るのを躊躇し、結局
人がいないであろう今がチャンスだとばかりに
風呂に入ることにした
どうも、誰かが入れてくれたようで
直ぐに入れてはぁー……体あったまるわぁ
――が。ビバノンノン、入って気づいたんだが]
……風呂。1つしかなくね?これ
[今は露天風呂は自殺行為だし
『今男が入ってます』の看板ってこの宿屋には確かなかったよな
……泊まったことないから気づかんかったわーうっかり]
まぁいいや。あったまったらはよ出よう
[それまではのんびりまったりいい湯だなーとしておきましょう
あがったらあるかな、コーヒー牛乳*]
[目覚めた直後に食べたパンだけでは足らず、厨房へ行って何かねだろうと。食堂を出かけたところで、ニコラス>>247とすれ違った。]
お疲れ。大丈夫、食堂では特に手伝ってもらうことはないぞ。
……それより、朝から一仕事して腹が減ったんじゃないか?俺はこれから食堂を覗いてみる。食事が欲しいなら遠慮することはない、必要なら何か持ってこよう。どうする?
[ニコラスとヨアヒムの返答を聞いてから、カタリナが食器を用意している厨房>>249へ移動する。
そこにいたメンバー・ヤコブやカタリナ、オットー(他にも誰かいるならその人にも)に挨拶したあと。「フリーデルが風呂の準備してくれたって>>222」と伝えた。]
俺は気にしなくていい、セルフで用意するから。こんなときこそ、お互い助け合わないと、だろ?
[そう言いながら、温めたスープ>>33を盛った。
ニコラスが欲しいと答えていたら配膳するし。ヨアヒムがお代わりを欲するなら一緒に持っていく。]
元気なのが、僕の良いところなのだからね。こんな時だから笑わなきゃ。
さあ、君も笑おうじゃないか。
きっとマダムも、それを望んでいるはずだよ。
[それを自分で言うかねという点はさておき、彼なりの気持ちを伝えたつもりなのだ。]
変なこと?
ああ、ビューティーなワンちゃんがこの宿に2匹いるって話だね。
[いや、そんな話ではなかった。
たまにどころか常に変なことを言うパン屋だったが。]
見えないはずの彼の瞳にも、何かが映っているのかもね。
[と小さく笑う。
言われてみれば、ずいぶんと少ない。
確か部屋がちょうど埋まっていたから、12人だっけか。
そんな言葉を返すのだった。]
この美味しいスープはヤコブが作ってくれたんだとさ。やっぱり体が冷えたあとは、体の中から温かくするに限る。
[ヤコブに感謝しつつ、スープを平らげたあと、再び風呂の伝言>>222を口にする。]
そうそう、フリーデルが宿の風呂を準備してくれたそうだ。
俺は寝る前にゆっくり入ろうと思っているから、良かったらお先にどうぞ。
[いかにも他の人に譲っている、といった体を取っている男には、実は別の思惑があった。
入浴が就寝直前となると、寝落ち防止の見解からも、酒は控えた方がいい。ヤコブの5年もの秘蔵酒をジムゾンから手に入れたばかりなのに勿体無いが、レジーナの死を悼んで落ち込むパメラを見たら、とってもそんな気になれなかった。
この酒は、もう少し先の取って置きにしよう、そうしようと考えている。**]
――厨房――
あはは、今はおれだけだよ。
助かるよオットー。よろしく
[途中からはオットーが顔を出してくれて>>237、鍋の方をバトンタッチ。己は食料品の片付けとチーズの配膳なんかを進めていく。カタリナも持って来てくれた事だし、外に出たらもう少し家から食料を持って来よう、そんな事を考えながら。
シューマッハ家の小麦粉と、カタリナ宅のチーズに干し肉。うちにはもう少し芋があるし、あと酢漬けもそれなりに仕込んである]
オットー、ここでパン焼ける?
[もし焼けるなら、小麦粉を団子作りに使うのは控えめにしておこう]
[――まあしかし、カタリナの再訪>>248によりオットーがいつもの調子を取り戻してしまえば、真面目な確認は中断されてしまったかもしれない]
ああそれと、秘蔵の酒が1本
ディーターのやつに献上してしまったんで
ヤコブお勧めのアレ、あれ持ってきて!
んで今日酒盛りでもしようぜ
[くいくいっ、と飲みのポーズ*]
あいつらは……何を期待しているんだろう。
[悼む泪が止めば、また左目を包帯で覆い隠す。
何も映さないはずなのに、ぎょろりぎょろりと
左目が動いている気がして気持ち悪かった。
身体の包帯は他人に任せたこともあるが、
頭は気持ち悪いだろうから、と断り続けたせいで
誰も見たことは無いだろう]
100年前と同じなら人狼が出てくるのか。
それとも何事もなく吹雪が晴れるのか。
どっちだろうな。
[頭の包帯を巻き直したら、次は身体。
手伝ってくれた者がいたら覚えているだろう
切り傷や火傷と、見える部分とは全く違う皮膚。
癒えたはずだが、境界線の綺麗な皮膚はまるで
他人のようにも見える]
[身体は冷えているが、風呂を勧められても
傷跡を見せるわけにはいかないと、
最後で良いと伝えるだろう]
あ、食事、か。
何か手伝えること、あるかな。
[しかし食事を最後にすると言うのはおかしな話。
漂ってきた美味しそうな匂いが、腹の虫と一緒に
現実に引き戻してくれた。
誰かの家に招待された時以外は、パンと簡単な
スープで済ませているせいか、こんな時でも
旨そうな匂いに心躍るのは薄情な証拠だろう。
それでも生きていくには必要だと部屋を出て
食堂へ降りようとした]
− 2階廊下 −
[部屋を出ればすぐに階段だ。
足の事を考えれば1階が良かったかも知れないが
男子たるものこの程度の階段で
根を上げるわけにはいかない。
手すりを掴めばゆっくりとだが安全に階段を
降りられるのだ。
行動するときは少し早めに動いた方がいいな、と
考えながら扉を開けた向かいの部屋。
そこにシスターの姿を見つけて>239思わず足を止めた]
あ、フリーデル。
君も夕食か?
[レジーナを悼む傍に、シスターの姿も見た気がした。
彼女に声を掛ける事も失念していた事を
思い出して言い淀む]
そ、の……レジーナさん。
残念だった。
君は……大丈夫か?
[何をもって大丈夫なのか俺自身説明は付かないが、
数歩で縮む距離。
悲しんでいないか、苦しんでいないかと、
彼女が許す限り距離を詰めて]
[返答もやっぱり揺るぎなくオットーなのだけれど>>253
彼だって村の一員で、彼女の死に心を痛めているのだ。
らしい言葉で向けられた気遣いに、笑みに含んだ苦さは少し引いた。]
いや、ビューティーとは言ってなかったが
……何かが?
[彼のよく回る口から発せられる発言に訂正を入れるのは慣れているが、続いた内容に手が止まった。
小さく笑う整った顔を見つめ、首を傾ける
「オットーは詩的だな」そう納得し、話はそこで終わった。]
12人。
そうか、少ないな……あれ、
[此処で出会った顔、村に残っている筈の人達
合わせても一人、足りない。レジーナを含めはしないだろう。
そういえば、あれは兄の発言の時か何処かですれ違ったか
気にする余裕が中々持てなかったが、見知らぬ姿を見たような?
──その姿は、どこか見覚えがあったような?]
あなたの心まで凍ってしまわないか、心配で。
[抱きしめなどしない。
ただ不安そうに見上げるだけ]
[どこかでディーターが厨房に顔を出したのなら>>252
風呂のことを伝え聞かされ、分かったと返事をし。]
それはそうだけどね。
君は周りを助けっぱなしなんじゃないか?
非常事態の男手だからといって、自分ばかり働くことは無い。
勿論、皆色々してくれているけれど……あの子が心配することはしないでくれよ。
[配膳する彼の傍でそう語り掛けたのは
真っ直ぐ突き進む性格を昔から知っているからこそ。
見送った後はひとまず自分たち三人の分、オットーとヤコブが準備してくれた食事を器に
冷めてしまってはよくないから。他の食器はすぐに使える場所へ、誰かが欲する時いつでも出せるようにしておいた。]
皆神父様やシスターを頼ると思うけど。
無理はしないで欲しい。
[あなたも人間のはずだと、呟くが彼女には
どう届いただろう]
美味しそうな匂いがしてきたので
食事が出来たんだろう。
手伝えることが無いか聞きに行きつつ
腹に収めに行くつもりだが、あなたは?
[シスターにも食堂への道を誘ったが、
他に優先すべきことがあるようならそれ以上
声を掛けることは無く、ゆっくりと階段を下りていくつもりだ*]
── →食堂 ──
[そして、皿を運び食事を始める為に食堂を訪れたのなら
まさに記憶の隅にあった客人が、
近くで見ればはっきりと分かる数年前の面影で>>247
そこに当たり前のように、いただろう。]
君は……ニコラスなのか?
[仮にそうだと肯定を貰ったとしても
残念ながら再会の喜びは今芽生えない。
百年前と同じ、この村では有り得ない筈の気候
出来ることなら彼にもアルビンにも晴れた村で不自由無く過ごしてもらいたかった。
自分にとっての12人目とのやり取りが終われば、集まる面々に食事はどうするか今一度問い掛け。
欲しい者がいればテーブルに並ぶ量はそれだけ多くなる。]
ディーターが居てくれて
良かったよ
[ 羨望めいた視線と共に
穏やかな笑みを浮かべて言った
…、まぁ
お風呂の話を聞いたら、その表情もほんの少し引き攣るわけだけどな! ]*
えーっやっちゃったのか?
ディーターに酒呑ますと、毎度パメラが悲しそうなんだけどさー…
…んー、まあでも酒盛りもいいのかもな。
こういうときだからこそ、さ。
了解、いーやつ持ってくるよ。
[いーち、にー…倉庫に寝かされた酒たちを思い浮かべ、指を折った手をひらりと振る]*
[今は宿の部屋に置いてきた、鍵付きの日記帳。
雪が降り、真っ先にあの日記帳を出したのは、昔にあれを読んだことがあったから、だ]
[――曾祖父が100年前に痛感した、無力の記憶を記す文字群。
血に塗れた家々へ到底住んでいられず、逃げるように他の地へ向かったというのに、心はこの村へ残されたまま。何が出来たのか、何をすればよかったのか……そんな悔恨をぎっしり詰め込んで封をした、一冊の日記]
[指先から感覚を奪うこれが、形のない不安であって欲しいと思う。
ただ、もしもの事があったときには――この機会が幸運だったと言えるように、しなきゃいけない]
しゃーねーよ。あいつは兄ちゃんで
みんなから頼りにされる奴だけど
酒でも飲んで、唯のディーターになれる時も
必要だろうってことで、さ
勿論、ヤコブもな!
この中でいっちゃん年上だから、
頼られることもあるかもしれんが、無理する位なら
そうなる前に、誰か頼れよ
つまみも宜しく。ヤコブん家の漬けた漬物で
教会に差し入れてくれたので美味しい奴あったじゃん
あれなんだっけなー。あれがいいな
[神父図々しく追加でつまみもリクエストして
その背を見送るのでありました*]
/*
予想としては
ヤコブ→狩人
フリーデル→占
シモン→霊
ディーター→狼
あともう1匹と狂人誰なんだ(まがお)
アルビンかカタリナあたり?おっとっとかもしれない
― 2階廊下 ―
[簡単なものは口にしたが、今日はまだちゃんとした食事を摂っていない。
食事の準備をしに行こうか。
既に進めていれば手伝おう。
考えながら階段へ進もうとすれば、向かいの部屋の扉が開く>>262]
シモンさん……。
ええ、そうですね。
配膳などをお手伝いしようかと。
[大きなことが起こりすぎて、ちゃんと声を掛けてもいなかった。
声を聞いて、少しほっとしたように笑った。]
わたくしは、……
[大丈夫とも、大丈夫ではないとも即座に言えなかった。
大丈夫ではないのだけれど、別の要因が大きくて。
そんなことは彼に言えそうもない。
言い淀んでいると、シモンが距離を詰めてくる。]
…………あの、
……今、は熱いくらいです。
[自分でも何を言っているのかわからない。
ふたつわかることは。
多分まるっきり見当違いな答えだろうということと。
今はこの視線を逸らすことができないということだけ。]
無理は……
……そうですね。
シモンさんも、無理をなさらないで。
[はい、と応えることはできなかった。
今がその、無理をしなければならない時かもしれないのだから。]
わたくしも、厨房の手伝いをしつつ食事を頂くつもりでしたので。
共に参りましょう。
……よろしければ、お手を。
[一人で階段を降りるのはまだ負担が大きいだろうから。
手を貸すつもりで差し出したけれど、断られたならせめて転ばぬようにと傍に付き添いながら食堂へ**]
― 食堂 ―
おう、任せてくれ。どんなときでも食べないと、体力持たないからな。
[ニコラスの希望>>269へにかっと笑って応じる。早速配膳用の手押し車でスープの皿を運び、どうぞと差し出した。
口には出されなかったので気付かなかったけれど、男も”落ち込んだときこそ食べるのが一番”が信条である。
食事が喉を通らないほど気落ちする、その気持ちは分からないでもないが。心が弱っているときに、絶食により体まで弱ったら、回復までに余計時間がかかってしまうと考えているのだ。]
ヤコブはスープが作れて凄いな。
俺も料理全然駄目だけど、ジムゾンも”リンゴの皮むきしかできん”なんて言ってたっけ。
もしこの大雪で村に残されたのが俺たち二人だけだったとしたら……さて、どうなってただろうな?
[たわいもない雑談に花を咲かせていると、思いがけない一言>>270が耳に入って、せっかくのスープを拭きそうになった。]
なっ、何を、突然。
[ごほごほと咳き込み?咳で誤魔化し?慌てて自分の顔の前で左手を振る。]
買いかぶり過ぎだって。非常事態になれば、誰だってこんくらい動けるだろ。
……で、でも。それって誉めてくれてるんだよな?ありがとう。
[でも最終的には素直に受け取って、照れ笑いを浮かべた。
油断していたときに不意打ちを食らった分、正直5年前に”俺が女なら惚れてたかもな?”>>0:161と言われたときより照れくさい。
しかし風呂の伝言をした途端、ニコラスの表情が引き攣ったように見えて首を捻る。5年前訪れたときは、喜んで入っていたような気がしたのに?と。
しかしその違和感も、他の人と話をしているうちにすぐ忘れてしまうのだが。*]
── 食堂・食事の後で ──
[隣り合わせで座る兄の呑気さと違い、落ち着かなくたまに入り口へ視線を向けていたのは
友達、パメラの姿を暫く見ていない気がしたから。
ディーターがいつも通りな以上、何事は無いだろうけれど。]
ヤコブ、気をつけて行って来るんだよ。
ぼくも羊を……、
[ヨアヒムが淹れてくれたというハーブティーを飲んでいた時
ヤコブが、外に出て行った。>>258
大丈夫だと言われれば、自分の立場からは止められない
短く声を掛けるのみで、見送ることになった。
それからすぐ、ずっと気になっていたことを言いかけたのだが
うちはここから遠いだろう、と。兄に止められてしまう。
言いはしないが、女だということもあるのだろう。
……自分の頼りなさを感じる一日だ。]*
部屋の中で只のディーターになるだけならいいんだけど、
量とか諸々、なあ…
[普通の人は、酒を愛好したところであんなこと>>0:188言われない]
…ま、おれも無理しすぎないよう気を付けるよ。
父さん達含め皆結構出てるから、
おれが一番上だろうしなー…
[――気を抜いて良いのは、たぶん、誰かがそばにいるときだけだ。
そういう意味でも少々の酒は良さそうで、“酢漬けは季節もあるから、同じのはないかも”と言い添えながらも、追加の頼みも請け負っていた]*
[食堂へ入ってきたカタリナ>>267へ、左手を上げて合図する。
”先に頂いてるぞ。”と。
彼女はニコラスと挨拶があるようなので、やり取りには口を挟まない。その間、厨房でのやり取り>>265を思い出していた。]
心配してくれるんだな。ありがとう。……でも大丈夫。俺も周りの人に助けて貰ってる。
[女性らしい、細やかな気遣いに感謝しつつ。安心するようにと自らの胸に左手を当ててみせる。]
この大雪がいつ晴れるか分からないからな、自分ばかり働くなという忠告はしっかり覚えておこう。
誰かが病気になって倒れでもしたら、皆の負担が増える。お互い、無理はしないようにしよう。
[カタリナが伝えたいことは理解できている、と頷きながら。
羊飼いは幼少時より、同じ年頃のパメラと仲が良いことは知っていた。友人を心配するためだろう、こうして小言を貰ったことも一度や二度ではない。
それこそ彼女が妹を大事に思ってくれる証だと感じて、実は男は嬉しかった。
二人の挨拶が終わったあと、食事をどうするか問いかけられて、自分は今食べている分で間に合うと返答する。*]
/*
ああぁ〜もう〜〜〜わたしの早とちり〜〜〜!!!!
ということはアルビンさんは多分村人さんか人狼よね
というかむしろ人狼の可能性が高まったのでは……
うーんどうしよう軌道修正を図るべきか
でも予告出しちゃった後だからなぁ;;;;;
……羊が気になるなら俺が見てこようか
吹雪くのが強くなったら、
長期間、不在になりそうだし
教会の鍵かけ確認がてらな
[それとも一緒に行くかい。神父同伴なら
多少は安心かもしれんよと
何処か落ち込んだ様子の少女とその兄に尋ねてみる
とはいえここからは遠いのだから
自分が帰り道にちょっと見てくる、位になりそうかもだが*]
/*
シモン:霊能者>>167
フリーデル:占い師
ジムゾン:
オットー:
カタリナ:
パメラ:村人
ディーター:人狼>>208
アルビン:
ニコラス:狂人?>>244
ヤコブ:狩人>>273
ヨアヒム:
ええ〜……
この5人からだと正直狼率ってアルビン>オットー>ジムゾン>カタリナ=ヨアヒムくらいで考えてるんですけど
まじで軌道修正が必要だぞこれは
[量とか諸々に関しては
多分にこの不良神父に原因があるので
何とも言えない酒飲み友達でありました
よし、それは目をそらそうそうしよう]
……ん。そだなぁ
30代ヤコブだけ、だしな
昔みたいにヤコブ兄って呼んでみようか?
[なんておどけて見せたけれど
……季節によってはあの酢漬けないの?しょんぼり
でもどの酢漬けもおいしいので、
俺はとても帰還を楽しみにしております、ヤコブ様*]
/*
というかな!
読み違えが発覚してから、アルビンさん人狼にしか見えなくなってきたんですよね!!
今更ヤコブさんに切り替えるのも狩人狙いがあからさまでPL的ないやらしさが出ちゃうしなぁ
― 食堂 ―
[空腹にはある程度慣れてはいたが、
気づけばいいにおいに連れられ、
ふらふらと食堂へ入って行った。
すでに食事を始めているディーターと>>282。
ニコラスと呼ばれる人物と>>267
青年の姿もあっただろうか。
嗅ぎ馴染まないハーブの香りに目を瞬かせる。
簡単な挨拶だけ済ませ、食事は部屋で摂ることにした。
準備をしてくれたカタリナや、厨房の面々には申し訳ないが、
部屋で少し考えたいこともあったものだから。
とにかく、他の者はひとまず無事でよかった。
カタリナには食事のお礼を言ってから、食堂を出て行った。*]
/*あれ?もしかして村側役職者って、
占い師:フリーデル
霊能者:シモン
狩人:ヤコブ
なのかもしれんってヤコブ>>273を見て思った。
/*
うーんこれアルビンさん村人なのかな
村人も悪手の部類だと思うけど(パンダにならない限り吊れなくなるから)、初手人狼占いは一番最悪手だよなぁ……
どうしようどうしようどうしよう(対策考えてないクソ占い師
/*フリーデルのメモ見て思い出したので、一言。
最初に念を押すけれども、あくまで俺は個人的にこう思ってますって意見なので、灰に残しておく。
ニコラス>>269、俺の発言を拾ってくれるのは有難いけれど、「物騒な計画」を白ログで回し、メモにも書いたのは、いわゆる”PL視点の役職CO”だから、ロルで反応する必要はありません。
PL視点の役職COって、役職を明言するとまではいかなくとも、できるだけ分かりやすく書かないと、なかなか人に伝わらないし、自分も相手の役職読めない&読み間違えるってしがちなので。
/*
村人さんか……よかった
村役職占えなくて申し訳ないけどこのままいかせていただきますね……
白圧殺したくないし初回襲撃もらうしかないかなぁ
襲撃もらえなければ次はヤコブさん占いで
/*
せめてゲルトさんかシモンさん占いにすればよかった……
個人的にゲルト占いは避けたいし、占っても問題なさそうな狩人占いたい!とか色気を出したのがあかんかった
みんなも早とちりには気を付けような!(血涙)
− 2階廊下 −
[彼女が向かいの部屋で何をしていたのか
知るはずもない。
単純にレジーナの死を悼み、神に祈りを捧げていたのだろうと
勝手に思う事にした。
彼女にとっても初めての吹雪だろう。
冷えていないか、困っていないかと
思わず距離を詰めてしまったが、どうやら大丈夫のようだ]
答えにくい事を聞いてしまったようだな。
悪い。
俺の無理とシスターであるあんたの無理は違う。
心労だってあるだろう。
……嫌な言い方だが、俺は戦場で。
ひどい死にざまを色々経験している。
それにこの手だって。
[安心させようと話しかけた過去だったが、
相応しいものではないと途中で気付いて
開いた自分の手を見つめて拳に変える。
死なんて隣同士だった。
揺らぎはするけど、一時。
少しだけ怖いと思った。
手を差し出してくれたシスターの手が
氷のように冷たくなっても、生暖かい血に塗れても。
俺は平然と見ているのだろうかと]
/*っていうか、村側役職者の予想がさっきので正しいなら、だ。
占い師(フリーデル)のパンドラの箱(多分お前は人狼を探す能力があるとか使えるとか?)を開けるきっかけを与え。
霊能者(シモン)がゴロツキに絡まれそうになったところを助け。
狩人(ヤコブ)と森を駆け回って果物を探した。
のが、全部一人の人狼(=自分)なんて。
縁故盛りすぎじゃね?と思ってしまった。
ありがとうございます。本当に少しの時間でいいので……。
じゃあぼく、用意してきますね
すぐ戻って来ますから、
神父様も厚着したほうがいいですよ。
[二人一緒に立ち上がり、食堂を後に
兄は部屋で寝ると欠伸しながら廊下を歩いていき
妹は階段を上がり、再び着込みに急ぐ。]*
[十分食欲を満たせば、思考は自然と宴へと移行する。
さて今宵のショーは、どんな演出をするべきかと、イベント前日の子供のような気持ちで同胞に呼びかけた。]
さて、オットー。
今宵ゲルトを襲うのは、そなたと我、どちらにするか、そろそろ相談して決めようではないか。
どうする?
[任せてくれるなら、喜んで引き受けるが。
オットーがやりたいと言うならば、お手並み拝見とすぐ譲るつもりでいる。*]
― 雪の思い出 ―
[自分はこの村の生まれではあるが
この村で腰を落ちつけていたじーさんと違って、
両親は宣教も兼ねて、己が小さな頃は
子供も連れだってあちこち布教に出かけていた
とはいえ、それは小さい頃ってもんだから粗覚えちゃいないし
1か月に1度はこの村に帰ってきてた
自分が確か4つの頃くらいまでの噺だ
覚えている事といえば、とある小さな村に自分を預けて
隣の村に神様の仕事をしに行くのだと
親2人ともその村の教会から出てく時であった
その日は雪が降っていた
今自分が住んでいる生まれ故郷でもある、豊穣の村
雪が降ったのは100年前が最後らしい>>225
だから、雪と言えば自分は
”これ”が今日まで唯一の思い出であった]
[必ず帰ってくると父は言った
いい子で神様に祈っていればきっと帰ってくると母は言った
だが、必死に神様に祈っても、2人は帰ってこなかった
その村での”はやり病”で死んだのだと
隣村で唯一生き残った人が教えてくれた
荷馬車に乗せられ、ことこと。と
豊穣の村へとゆく馬車
1か月ぶりにあうじーさんは相変わらずのんびりとしていて
親を亡くしたと知ったレジーナは
じーさんと子供に宿屋で料理をふるまってくれて
――だから雪の事はどんどん忘れていった
その時抱いた寂しさも、何もかも]
[でも。神様は信じなくなったし
神父としての道も決まってしまったことにより
名前も唯のジムゾン、になった
己はこの村で生まれた。この村で生き
この村で死ぬのだ、と自分で思い込んだまま大人になった]
(それでも、声がする
―――小さな子供が。帰ってくるっていったではないか、と
1人になるのを怖がる声が)
(聞かない、ふりをして*)
ああ、そうするか
じゃあ宿のカウンターで待ち合わせだ
[と言って、食堂を後にしよう
自分も防寒具であるコートを着込んで
カタリナがやってきたらともに、外へと向かおうか
――風呂上がりだからおお、風が身に染みる*]
…………。
[>>288シモンの語る過去。
普段のフリーデルであれば聞くことを避けようとするような、暗いものなのに。
黙ってじっと訊いていた。
そうする他に生きる術がなかったのだろう。
だから仕方ない、と言うことはできないし、安易な言葉もかけられない。]
冷たいのは、……私の方だわ……。
[言えそうにない。
手紙を読んだときの悲しみは、より大きかったなんて。
自分の魂を包む、どす黒い考えなんて。]
[言葉をかける代わりに、重ねられた手をきゅっと握る。
するりと外れて足を踏み外すことのないように。
自身の体温を分けようとするように。
けれどきっと、分けられているのは自分の方だ。
あなたの手は、とてもあたたかい。]
[階段を降り切れば、さすがに手は離れただろうか。
シモンへ先回りするように、食堂の扉を開けて、先に中へ入るように導いてから。]
厨房のお手伝いをするつもりだったのですが……遅かったようですね。お役に立てず申し訳ありません。
配膳や片付けなどいたしますので、ゆっくりお食事を摂ってくださいな。
[今配膳等をしている人がいれば、まだ食べていないのだろうと食事を促して。
自身はある程度人の流れが落ち着いてから、獣肉入りのものがあればそれを抜いて、食事を頂くつもり*]
なら、僕が至上の料理を完成させてあげるよ。
[1人残された厨房で、聞こえてきた同胞の声。
パンは明日には焼き上がるだろう。
けれども、主菜が無くては食事ってのは完成しないものだ。]
さーて、僕もそろそろ僕自身の美技に酔いしれたくなったところさ。
狩りは壮大に、鮮やかに、そして美しくなくては、ね?
なんなら、2人でいっても構わないけれど。
[こちらも嬉しそうに語る。
それが肉食獣が最も輝ける時なのだから。]
太陽に隠され続けてきた僕たちは、今ここにスポットライトを浴びるのさ!
よし、完成だよ! 今日も抜群の出来さ!
[随分と長い間熱中していた。時間はそろそろまた日が暮れ始める頃だった。
あとは生地を一晩寝かせるだけ。
一つ伸びをすると、嬉しそうに叫んだ。]
[それから暫くの間は談話室にいた。
その場にいた人々とも会話があったか。]
あまり外を出歩くのは、素敵な発想だとは思わないよ。
[なんて自分の事を完全に棚に上げた事を呟いてみたり。]
大丈夫。
あなたは暖かい。
フリーデル。
俺は……あなたの温もりに触れられて良かった。
これだけは本心だ。
きっと後の俺は出鱈目だけど。
[自嘲は変わらない]
[口を噤んだ>>225ことにも気づかず青年は、うんうん、と頷いて。]
やっぱそうだよね。
僕も、だからこそこの村に来たのに……。
[そうして、ああやはりそうなんだなぁ、なんて。
眉尻が下がってるように見える表情を、少し羨ましく思う。
そうして、宣伝にはありがとう、なんて頭を下げてから。]
ま、そんだけお兄ちゃんの事が心配ってことさ。
[ディーターの緊張も、会話の中にあった誤魔化しも、気付かぬまま。
お代わりを勧められれば>>252首を横に振って。]
僕はもう十分さ。お気遣いありがとうね。
[そうしてしばらく後、ハーブティを飲み干してから、自身の食器くらいは洗おうと立ち上がる*。]
― 食堂 → 厨房
ならばオットーにお任せする。
我は狩ったあとの獲物を分けて貰えれば、それで良い。
[期待していた返答を聞いて、楽しみだと獣が目を細める。]
そなたの美技がどんなものか、是非とも間近で拝見したい。
二人一緒に狩りを行うというのも、非常に魅力的な提案ではあるが。それはもっと手ごわそうな相手に取っておきたいものだ。その方がきっと楽しめるだろう。
それに、目が見えないのに我々の存在を察知したゲルトの感覚を侮ってはまずいと思っておる。むしろ、一人でこっそり部屋に入った方が、気付かれる可能性が低くなるやもしれぬ。
[慎重に自分の意見を述べつつも、狩りが肉食獣の真骨頂なのは間違いない。]
ふふふ……スポットライトを浴びる、か。
そなたの言い回しは、我には思いつけない。とても素晴らしいな。今後も楽しみにしている。*
── →教会への道 ──
[カウンターで待ち合わせたジムゾンと宿を出て
──風呂上がりであった>>297と知れば頼む事を躊躇ったかもしれないが。生憎、それは知らないまま。
彼の言っていたとおりに>>296、先に牧場を訪れた。
羊舎に損傷は無く、中の子らも落ち着いていて
安堵しつつ、出来る限り手早く干し草を多めに餌箱に。
そうして次は彼の用事をと、天候を気にしながら向かう途中。]
あの。神父様、神父様は
あの宿で犬のお化けを見たりは、……
無いですよね。ごめんなさい。
[二人きりになったことで、人の目が気にならず
安心出来る大人の彼に聞いてしまったのだけれど。
何をいきなり言っているのかと自分を恥じた。
兄があの子を見たのではと思ってしまった
そう語れば言い訳になっただろうか。
そんな話をしている内に特徴的な建物が見えた。]*
[兄は確かにお化けを怖がる幼い妹を笑わず、傍にいてくれた
昨日そうしてくれたように、いつも頭を撫でてもらった。
しかし、自身がそういうものを見ると聞いたことは無い。
良くも悪くも素直な人だ、
そんな恐ろしいことを隠しはしないだろう。
やはりただの寝惚けだと改めて考え直した。
──やはり、わたしと彼はどこまでも似ていない兄妹だ。]*
/*
うーんゲルトが見たのは幽霊じゃないぜあいつ霊感無かったぜ確定して良かったものか
でも、ゲルトの力はそういうことじゃないよね?
霊能兄妹なら事前に内通しちゃうしこれでいいよね?
ただいまーなの。
[そうして泣きすぎて眠気が増した状態で食堂に顔を出したけど
誰がいたかしら
ご飯食べる気しないけど食べなきゃ怒られるかな
お風呂入ってもう寝ちゃいたい*]
……どうして……。
[過去形なのか。
どうして、「これだけは」なのか。
どうして、どこまでも自嘲的なのか。
理由もわからないのに、訊けないのに、悲しくなって。
他者の過去へ触れないと決めたことを、きっとこのときほど後悔することはないのだろう。
それでも、ひとつだけ伝えたいことは。]
/*
でもゲルト霊見ても恐ろしいとは言わないよね
見てごらんリナあそこでオットーのお父さんとお母さんが息子の奇行を見つめてるよあははみたいな感じだよね
私は、あなたの暖かさを知っているわ。
[殺めた人のために心を痛めていることを。
一生懸命に字を綴って送ってくれていたことを。
好きと綴りたい相手も、書き残したい女性も自分しかいないと言ってくれたことを。
この先、彼がどう変わろうとも。私だけは知っていると。]
そのことを、どうか忘れないで。
[最後、手を離す前に囁いた。]
― 厨房 ―
…………。
[洗い物をしているフリーデルの両の目は濡れていた。
もし誰かが見て理由を尋ねたのであれば、水が跳ね返っただけですわ、と力なく笑うだろう。]
[ 表情の変化にディーターが違和感を覚えたのは知らないけれど
旅人の中では内心大騒ぎしていた
だって、だって!
五年前は閑古鳥と風呂に入ったんだぜ!?
……おっと失敬
心の声が存外大きくなってしまったようだ。
心の底でレジーナさんに謝りつつ
どきっ☆旅人のポロリするものが(色々な意味で)無い事件ッ!
…は誰も得しない。
というか互いの心臓に悪過ぎるだろ!? ]
[食事中、顔を出したアルビンの挨拶>>286に、”さっきは手伝いお疲れさん、ゆっくり休んでくれ。”と手を振ったり。
羊が気になる様子のカタリナを、ジムゾンが一緒に行くか?と提案して、ゲルトから許可を貰ったり。
食堂は色んな人が出入りして、賑やかな場所だ。こうして人の気配が常にする場所に身を置いていると、村全体が雪に埋もれているなんて、忘れそうになる。
だから、顔を出したオットー>>303へ、いつものノリで突っ込みを入れた。]
夜に吹雪の中で、氷の妖精達と戯れていたお前がそれを言うとは、ちょっとどころじゃないくらい意外だぞ。
[普段と全く変わらないオットーと話をしているだけで、重苦しい空気が晴れて気が紛れるから、こういう場面で貴重な人材と評価している。*]
…覗くしかないな
[ 思考がショートした結果、出てきた言葉は公衆の場で呟くにはドン引きの内容であった
…と同時に誰かが居そうな時間には近寄ら無いことを決意した ]
でも、少しだけ、気にはなってるんだ
ゲルトが言ってたろ?2匹犬か狼がいるって
もしあの賢いわんこだった子の幽霊が見えてたら
普通は犬、って言いきらないかなぁってさ
……ゲルトは不思議な奴でな―
目を怪我してからなのか、時々
俺らが気づかない何かを気づくときがあるんだ
例えば、天気の変わり目だったり
例えば、がけ崩れがしやすい場所だったりさ
そんなゲルトが、犬ってだけじゃなく
どうして狼も、言ったんだろうって
……不安にさせたなら、ごめんね
[でも、俺はゲルトの発言を不思議には思うけれど。そこまで重要には思っていなかった。この時は、まだ
――ああでも嫌な予感はしていたんだよ
若しその声をおとぎ話の”狼”が聞いたら
真っ先に狙うのは、誰だろう、ってね
そんなこと、ゲルトの妹には言えない]
[食堂に顔を出したパメラの元へ駆け寄ると、そっと頭を撫でた。]
お帰り。お前が無事戻ってきて何よりだ。
今朝はオットーの看病をしたって、お兄ちゃんアルビンから聞いたぞ。お疲れ様、頑張ったな。だから、今日はもう疲れているんじゃないか?
フリーデルが風呂の用意をしてくれているし、厨房にはスープとパンがある。お前がしたいようにしなさい。
[普段ならば、まず食事!なにはなくとも食事!を勧める男であるが。
今はパメラが随分と疲れた顔をしているのが気になっているし、外から戻ったばかりで冷えた体を温めて貰いたいしで、ともかく本人が一番したいことを優先させられるよう、選択肢だけをずらずらと並べ立てた。
パメラが何を選んでもいいように。*]
[そんなことを話しているうちに、教会に着いて
鍵を確認した後――……一寸自分の部屋にと入って
戻ってきたときには1つのロザリオを身に着けていた
純銀製ではあるが少しばかりくすんでいるもの
先端が少し尖っていて、昔指を刺して
痛かったのでぎゃん泣きした思い出がよみがえる]
これ、じーさんの形見でな
どーせなら持っていこーかと思って
[何時もであれば夜であれ、月明かりを反射して
淡く美しい筈のステンドグラスだが
今日は雲に隠れたからか、ほの暗く
序にと持ってきたカンテラをつけて
之で帰り道も安心だとばかりに、笑みを向けた*]
……無理はしていないか?
[その際、尋ねる聲は密やかに
昔から頑張りすぎるきらいのある子であったから
今なら。人はいないから
ちょっと寒いかもしれないが、
此処でなら弱音も吐き出せるだろうかと思っての事]
ちっちっち、分かっていないね。
一度こうして集まったからじゃないか。
[友人の言葉にああやだやだ、と両の手を横へやって首を振る。
重苦しい空気なんかには、そもそもならないオットーではあるけれども。ディーターとの、会話は普段と変わらないに違いない。]
お互い顔を見られる場所にいる、美麗な顔を見られる場所にいる!
その事で明日がやってくるのじゃないのさ。
ああ、しっかりと見て貰わなきゃ。
ショーは観客が居なきゃ始まらない、そうだろう?
[そんな2匹の獣の、普段通りの、会話。]
/*
男性陣皆素敵でこいつらまともじゃねえみたいな灰残して申し訳なかった。
神父様ありがとう……ありがとう……。
でもわたしレジーナさんが一番かっこいいと思うからレジーナさんの嫁に行くね……。
[謝るニコラス>>314にじと目を向ける。何となくその返答に誠意がかんじられないぞ、と。
だが貴重な人材と言われた途端、機嫌を直した。男は非常に単細胞である。]
それならいいけどな。
でも、パニックになりそうなときほど一人で何とかしようとするのは止めるべきだとは思う。
下手したら、事態がより手に負えない方向に悪化する可能性がなきにしもあらずだ。
[にかっと笑うニコラスへ、豊穣の村の村長を務めるヴァルターから聞きかじった知識を披露してしまった。
だから、内心のパニックには全然気付かない上に、よからぬ行為を連想する呟き>>317も聞き逃した。
男性が風呂を覗かれても女性よりはましとの思い込みも、それを助長する。
食べ終わったニコラス>>318が食堂をあとにする際は、手を振って見送った。*]
― 厨房 ―
[流し台に先客が一人>>313。]
あぁ、シスター。
洗い物なら僕がついでにやっとくよ?
こんな時だし、こういう家事仕事なんて分担しなきゃ大変だしさ。
[近づいて、ようやく気付く。
その目が濡れていることに。]
あー……
色々あったんだし、疲れてるなら休んでおいてよ?
いっそ眠るのもいいかもね?
お薬に頼ってでも。
眠れるお薬、持ってきてるから必要ならあげるよ。
[先に二階で見かけた様子>>209も考えれば、もしかしたら相当参ってるのかもしれない。
慰め方もろくに知ってれば、別の言葉をかけれたかもだが。
知らぬ青年は、薬師としてのアドバイスを。]
[パメラが戻る少し前、オットーが発した言葉>>323は思っていた以上に理にかなったもので。
男は反論しないどころか、逆に感心してしまった。]
言われてみれば確かに。
お前は不意にびっくりするようなことを言い出すから、ちょっと心配だったけど。それを聞いたら安心だな。墓下の両親も安心していることだろう。
[などと話しこんでいると、そこへシモンが顔を出した>>305。]
これか?ヤコブが作ってくれたスープだ。体が温まって美味しいぞ。
お前も冷めないうちに食べるといい。
[スープを盛った皿をテーブルに乗せて、どうぞと勧める。彼は確か、昨日宿屋に泊まらなかったから、ここまでの移動で体温が下がっているのではないかと気になったのだ。
自分が作ったものではないので、皿を置く動作は自然と控えめになる。*]
あ、ヨアヒムさん……。
[>>325来ていることに気付かなかった、というように。
振り返って、少し驚いたような顔を見せる。
濡れた目は跳ね返りの水だと誤魔化そうとしたけれど、腫れた瞳はどうにもならない。]
疲れているわけでは……
……いえ、疲れていますね。
いろんなことが、ありすぎて……。
[自身にとっては、起こったことがレジーナ関連のことだけではないし――とまで、言うことはなかったが。
休めと言われれば、素直に頷いた。]
助かります。
それでは、お言葉に甘えて食事を摂って参りますわね。
少し休んだら、お風呂に入って眠りますわ。
お薬に頼らなければならないほどではありませんので、大丈夫です。
ありがとうございます。
[二階での様子を見られていたことに気付かないフリーデルは。
一礼をして、食堂へ。]
分かった。
最高のショーの観客として、大いに期待している。
[二人だけで交わす獣としての会話も、大分板についてきたように感じる。
これならば、きっと今夜の襲撃も成功するに違いないと期待に胸を躍らせた。]
[食堂にいた人達へ会釈をし、肉を避けて器に入れたスープを頂く。
その後は、皆に遅れて浴室で体を温める。
運よくというべきか残念ながらというべきか、どきっ☆豊穣の村湯煙以下略は起こらなかったようだ。
脱衣室から少し多めに手拭いを頂戴して、誰かとすれ違えばおやすみなさいと挨拶してから、2-3号室へと*]
……お兄ちゃんはちゃんと食べた?
[そう聞いてから鞄を持ったままお風呂に行こうと]
おやすみなさい、お兄ちゃん。
[その場に他の人がいたなら他の人にも
いつものように笑顔でおやすみなさいと*]
[ただいまと挨拶するパメラ>>329の体から力が抜けかけたような気がして、慌てて顔を覗き込もうとしたら、食事はいらないと返答された。]
……。
そうだな、いつもだったら何はともあれ食っておけって煩いだろうにな?
今日は特別だ、お前がしたいようにすればいい。
[特別も何も、いつだって妹に甘々じゃないかと突っ込まれそうな台詞を口にすると、少し困ったように眉を下げた。]
明日はお兄ちゃんが宝箱持ってくるから。飯もなるべく食べるように。
[妹とはいえ、もう20歳に近いのに。まるで幼子に言い聞かせるような口調で。
いずれパメラも嫁に行く、一緒にいられるのはそのときまでだとの思いから、いつまでも言動が改まらないのだった。]
大丈夫、俺はちゃんと食べたから。
おやすみ、風呂でしっかり温まるんだぞ。*
……ですよね、ごめんなさい。
[息を深く吐いた後の自分の声は
踏み締める雪に、時折吹く冷えた風によってより小さく聞こえた。
返ったのは予想通りの答えだ>>319何を改まって聞いたのだろう?
可能性の一つとして、有り得ないとは思っていたし
自分だってそんなものは見ていないのに。
全く持って馬鹿らしいことで大人に時間を取らせた──]
あっ── そっか、そうだった……!
[──そんな後悔だけでは話は終わらなかった。
語られた内容>>320に、思わず口を覆う。
もう一匹は何者か、それ以前の問題だったのだ。
幼い頃から一緒だった自分の家の牧羊犬を
気づけないどころか、犬と言い切ることすら出来ない。
そんなことが、有るだろうか。]
いいえ、ぼくは気づけずにいたことでした。
教えてくださって、ありがとうございます……やっぱり、あの子はいないんですね。
[兄にとってはあの子ではない何かがいるのだろうか?
彼の幼馴染の知る「不思議」には自分も覚えがある
しかし、これは二人が結論を見つけられる話ではなく。
明日には兄はケロッと何を言ったかも忘れている
その可能性がやはり多くを占めていた。
教会に着けば>>322話は終わり、
部屋に戻るジムゾンを戸口付近で待っていた。]
先代様の?これが……
[戻って来た彼が身に着けていたロザリオを見つめた
自分のものとは違って見える、銀だろうか。
ステンドグラスは仄暗く、月明かりの届かない教会は視覚からも寒々として見える。
だけど、カンテラをつけて笑う神父様が傍にいると不安は感じない。
先程羊舎で手伝って貰った時もそんな風に感じたものだ
口許を緩め、頷いた。]*
大丈夫です。
[躊躇い無く、直ぐに返したのは
六年分の成長と言えるかもしれない。]
確かに、……レジーナさんのことは、辛いですけど。
お風呂に入って、ゆっくり寝たら
明日には元気になっていますよ。
[同じように密やかでも、声色は柔らかい。
非常事態に誰より立ち回っていた
村唯一の教会の聖職者、頼られる大人の男性。
彼にこれ以上心配を掛けまいという気持ちは確かにあったが。
告げたのは紛れもない本心だった。]*
朝になれば、また少しは雪は弱まるものの、村外を歩くにはまだ危険を伴いそうだ。
当面は、このような天候が繰り返されることだろう。
[食堂を出て行くヨアヒム>>304に手を振る自分を思い返しながら、男は言動に抜かりはなかったかどうか考えてた。]
(先ほどの台詞、温暖な気候を求めて、豊穣の村へ移住した点に嘘はなさそうだ。)
[どうやら口をつぐんだことにも誤魔化しにも気付いてなさそうに見えたし、大丈夫だろうと判断する。
ヨアヒムと出会ったのは2年前、他の村人と違ってつきあいの日が浅いので、普段の言動に関するデータが少なく。非常時にどんな行動を取るのか、読みにくいのが難点だ。]
(今後も要観察だな。)
[男は一旦結論を出すと、食器を軽く纏めてから、食堂を後にした。
今日はもう外出するつもりはないが、玄関に回り、雪の様子を確かめるつもり。]
→ 宿屋玄関 ―
[問いかけに応えてはやれない。
その答えが、きっと明日に出ると予感がしているからだ。
それでも俺の温もりを知っている。
忘れないでと声を掛けてくれたシスターに
返す言葉を探す。
これしか無いのが。
掌に載る位の、温もりを渡せば。
きっと……ではなくなるだろうけど]
― 自室 ―
[お風呂でさっぱりしたけれど
泣いた後はすごく疲れた気がする]
これからどうなっちゃうんだろ。
[レジーナがいなくなった
初めての雪は冷たくて、怖くて]
……しっかりしなきゃ、ね。
寝て、起きて…ちゃんと…。
[みんなの為にとそう願う
疲れたのか猛吹雪にも関わらず深く深く寝てしまっていたり*]
ま、こんなに一気に色々あっちゃね……。
身体も心も、疲れるのが普通だろうね。
僕だって、今はお腹が膨れたからちょっと落ち着いたけど、それでもやっぱしんどいしね。
[シスターの抱えてる事情>>327なんて青年は知る由もないけども。
吹雪と、それに伴う避難と、突然の訃報、青年が知れる3つの事柄だけでも疲れる理由には十分に思って。]
って……食事摂ってなかったの?
ちゃんと食べなきゃ……ね?
てか、ヤコブのスープ、美味しいかったし、あれは食べなきゃ勿体ない。
[真顔を作ってうんうんと頷いて。]
ん、お風呂入ってさっぱりしたら、それだけでも眠りやすくなるしね。
ともあれ、ゆっくりしてね。
[なるべく明るい表情を作って見送ってから、腕まくり。*]
― 夜更け/2-3号室 ―
さあ。
はじめましょう。
[吹雪の音>>#5を気にする様子もなく。
ベールを脱ぎ、首にかけていたロザリオを外して左手首に掛ける。
机には、皆の名を書かれた紙>>238
その真上に、ロザリオの先端を浮かせた。
右手には、清潔な手拭いで拭いた紙切り用ナイフ。]
[聞こえた小さな声は、どこかか弱くも聞こえた
不安を孕めど、違うと思いつつも
何処かそうであればいいのにと思うような
そんな希望が否定された時の落胆にも似ていたものだから
つい、自分の考えを喋ってしまった
それからもし狼であれば――と、
仮定した場合に彼女の兄がどうなるのか
までは、行きつかなさそうではあるが]
自分の家族みたいな存在を
言い切れないのはやっぱり、ないんだろうなとね
……だとすればその2匹ってのは一体何なのか
それもあってな、少しばかり宿から離れたかったのもある
宿の外にいるっていうのなら追い払えばいいと思って
……実際、外にはいなさそうだったけどな
[100年も昔の、吹雪――……お伽噺の再来の様なこの天気が
嫌な予感を加速させてゆく]
な、
――は、――――や……。
[とくとくと、紅が零れ落ちる。
痛い。吐き気がする。
気を失いそうだ。
けれど、見届けなくてはならない。
これまでに一度も成功することのなかった、儀式の成否を――*]
見えればよかったんだがな
俺にはゲルトみたいな直感のようなものはないから
[神様を信じていないからこそ、
自分に奇跡とやらはおこらないのかもしれない
まぁ、きっと気のせいだろう
明日になれば吹雪もやんで、積もった雪
雪下ろしが大変そうだなぁと教会の屋根を見遣った]
― 断章 ―
「なんて素晴らしいの!」
「お前がいてくれれば、タートザッヘ家は安泰だ!」
[20年以上も前のこと。
成人の男女が、幼い子供を前に喜びの声を上げた*]
そう、じーさんのもの
銀でできてるんだとさ。魔除けにいいかなって
獣にも効きそうじゃないか?
[戻ってきた自分のつけたものはくすみつつも
淡い光と共に胸元にある
口元を緩めて、頷く彼女と連れ立って
宿に戻ろうとするだろう――ああ、そうそう]
知ってるか、あの宿は風呂1つしかないんだ
男女が鉢合わせしたらまずいことになるかもしれん
さっき伝えるの忘れてた、誰かに入浴してます看板を、
作ってもらおうって思ってたんだが
[なんて、帰り道に話したかも、しれない]
おやおや、もう寝てしまうのかい?
まだまだ夜はこれからだというのに。
[つまらなさそうに呟く。
相も変わらず女性陣に愛の言葉を囁いていたオットーだったが、流石に遅くなりすぎた。
皆が2階へと上がっていくのを見届けると、寝る前の挨拶。]
麗しきレディ達、レディを守ってくれるみんな。それじゃあ
そっか……なら、いいんだ
でも、人の死ってのは
その人の喪失を受け入れられるまでには
やっぱ時間もかかるしさ
時折、感情が制御できなくなる時もあるかもしれん
その時は、いつでも尋ねておいで
神父としてってより、ゲルトの幼馴染として
カタリナの事はちーさな頃からしってるし、
やっぱ心配は、心配だしね
元気になるのを見らればそれが一番だけど
[ま、ヤコブのスープとかもあるし
彼女の兄もいるのなら――きっと
乗り越えてゆけるのではないだろうかと、思った
兄を支えると1人決めて、懸命にこの6年
強くあろうと生きてきた子だから
柔らかな声音に、微笑んで。ぽんぽんと頭を優しく撫でた]*
やあ、ゲルト。僕だよ。
入ってもいいかい?
[それは皆が寝静まった頃。
こんな夜中に、とゲルトも不思議に思いつつ扉を開けた事だろう。]
やあやあありがとう。実は君と話したい事があるんだ。
[扉が開かれた先にいたそいつ。
目が不自由であるゲルトはほんの違和感くらいしか感じ取れなかった。
だが、普通の人物であれば、一瞬にしてその異様な光景を見てとる事ができただろう。
そこには、一匹の白い獣が佇んでいたのだから。]
何さ、話ってのは簡単な事だよ。
[狭い部屋の中で相対する青年とオオカミ。
それはどこか不釣り合いで、幻想的にすら感じられる。]
君はさっき、犬や狼がいるって言っただろう?
僕はもっと詳しく知りたいんだ。
[とうとう人間じゃなくても良いほど見境が無くなったのか、とゲルトが思ったのかどうかは定かではないが、本人も深くは考えていなかった事だ。
2、3言葉を交わせば、それで充分だっただろう。]
そうか、そうか。
[はははと笑う獣の側で、感覚の鋭いゲルトはやがて疑問に思うだろう。
すぐ側で、濡れた犬のような匂いがすると。
その疑問を口にしたのであれば。]
覚えてはいないのかい?
前にもあったじゃないか。こんな事が。
[声色も、口調も、オットーのそれだというのに。言葉の端々に肉食獣の唸り声が混じり始める。]
[ゲルトが視力を失ったあの日。記憶の欠けたあの日。
森で何があったか。
それは奇しくもオットーの両親が亡くなったとされている日でもあった。]
僕としては、あの人達も君の事も嫌いじゃないからねぇ。そりゃあ、まだその時じゃなかったからさ。
けれども、見つかっちゃ話は別だからね。
[森の麗しい香りに高ぶる感情に、土から湧き出る野生の音に、つい尻尾を出してしまった。
それを見た彼らは何を思ったか。もしかすれば、密かに気が付いていたのかも知れない。
念願の第一子が誕生したあの日、何よりも愛するべき宝が忌々しい何者かと入れ替わっていた事に。
彼らは銃口を向けた。]
[その日は疲れていたからだろう
風呂に入ってパジャマに着替えてすぐ布団の中
ぐっすりと、深い深い眠りについて
――夢を見た、幼い頃の夢だった]
[酷い言葉だ。
それ以上に、彼はひどい。ずるい。
だって、そんな酷い言葉を、そんな顔で言われたら。]
(――忘れられるわけないじゃない)
[その言葉は、ぐっと呑み込んだ*]
[土地が味方し、辛うじて2人を打ち倒した獣は、その様子を呆然とした様子で眺めていたゲルトに気が付いた。
後を追い爪を振りかざしたが、こちらも命からがら。
誰かが近付いてくる物音に、止めをささずに退散するのだった。]
君は、幸せ者だよ。
[そう言うと、人ならざる力でゲルトを壁に押し付けた。
声を出せぬよう、力任せに喉元を潰す。]
これから始まる素晴らしき劇の幕開けを告げる事ができるのだから。
さあ、笑っておくれ。君は最高の役者だ。
[ゲルトがいくら暴れようとも、獣は動じない。
氷柱よりも鋭く冷たい牙をゲルトに突き立てた。]
[細かに痙攣を始めるゲルトを、獣は見下ろす。
その血濡れた口元は釣り上がっていた。]
分かるかい? 君にも。
サナギが蝶へと羽化するその瞬間のように、この吹雪の一夜こそが僕が真に美しくなる瞬間なのさ。
[そして止めの爪を、ゲルトの胸へと突き立てた。]
さあ。ここに、また新たな芸術が産まれた!
[再び辺りは静かになり、外よりの吹雪の音だけが響いていた。
惨劇に染まった部屋に佇む獣。
雪よりも白く見る者を見惚れさせる毛並みは深紅の色へと姿を変えていた。]
あ あ 、 美 し い 。
僕 は 、 な ん て 美 し い の だ ろ う。
[そして壁に血文字で書き示す挑発するかのような一言。
ショーの始まりだ
その横に刻まれた、牧羊犬の倍はある前脚の痕。
人は牙を持たない。獣は文字を持たない。
人でも獣でもない、何か。
その存在を指し示すには充分だったはずだ。]
[やがてゲルトの部屋から抜け出ると、物音一つ立てずに隣の部屋へと帰って行くのだった。
途中、階段の上のほうへと笑いかけて。*]
ああ、ありがとう。
ヤコブが作ってくれたのか。
なんだかんだと料理上手い奴多いよな。
[野菜を作る上手さと料理の上手さは比例するのだろうか。
一口含めば温かさが喉から胃から染み渡る]
自分で作るより他人に作ってもらうからかな。
より旨く感じる。
[誉め言葉がそれで合っているのか問題があるが
俺なりに考えたつもりだ。
少なくとも俺より旨いのだから誉め言葉だろう]
[そんな出来事、今日一日の疲れ
身体に伸し掛かる倦怠感のような重さに従い、眠りに落ちるのは早かった。
瞼の裏に、耳元に蘇るもの
雪道を歩く男性の姿、二人だけのやり取り
頭を撫でる優しい手の感触
彼の胸元で淡く光るロザリオ──
「だとすればその2匹ってのは一体何なのか」
何故かその言葉だけが酷く鮮明だった。]*
[自宅から運んできたものは、酒瓶が1(2x1)本に芽キャベツの酢漬けが4(4x1)、貯蔵品の芋が一箱――それと、リュックの中にくくり罠と鉈。
各戸を巡りながら自宅へ戻り、更にそこから宿屋の裏口へ食料品を置きに行ったとはいえ、後から思えば一度で運ぶ量じゃなかった]
[それでも何とか、日が落ちきる前には戻る事が出来た]
勿論!
パメラこそ、まっすぐ帰れよ…!
[パメラ>>311にもそう告げた通りに、彼女が風呂へ向かった>>331後位に玄関をくぐる。
伝言>>259の中に肉屋>>207へ向かった事は入っておらず、先に水車小屋へ向かっていたものだから、パメラは寄り道をしていたのだと勘違いしていたのだけれど――どうやら彼女も戻っていると知れば、安堵の息を吐いた]
[父と母が宣教師としてあちこち旅をしている
ぱかぱか、馬の蹄の音がする
――草原の草の音が、優しく耳を擽って
頬を撫でるそよ風がもう直ぐ季節が冬を告げることを
ぼくに、教えてくれる]
とーさん、かーさん
次の村は、どんなところ?
[尋ねながら、俺は2人に笑う
旅は好き。帰ってくる場所があるからこそ
待ってくれるじーさんがいるからこそ
1人じゃないからこそ、親と一緒にでかけられるのが
何よりも嬉しかった、幼い日]
[両親の死因が、流行り病というのが
うすうす嘘だと知っている
だって。隣村で流行して、その生存者が
自分がいた村に、やってきて
病気が蔓延しないなどということがあるのだろうか
ぱかぱか、蹄の音。帰りの馬車、1人だけ
ちらちら舞う粉雪が
己をあざ笑うかのように天から降っている]
――……かーさん、とーさん
嘘つき、かえってくるって、いったのに
[ほろり、ほろりと零れ落ちる雫
揺れる馬車の車輪ががたり、と石を踏むたびに
空に散る、涙]
一人は、やだよぉ
[あんなに好きだった。親との旅の記憶を
思い出を、頭の底に封印して
忘れてゆく、帰ってきたこの村で暮らして
この村で生きて死ぬために、忘れてゆく
―― 何も知らずにいれば しあわせなんだと
唯、居場所を定めて、其処で暮らしていれば
きっともう1人にはならないと
小さな頃の俺は愚かにも信じていたんだ*]
[洗い物やその他諸々厨房の片づけをして、風呂に入ったなら、青年もやがて自室へと。
ぱたり、寝台に倒れ込んだ。
窓の外で鳴る風を煩く思いながらも、目を閉じたらそのまま*眠りの底へと*。]
旨い旨い。
[パクパクと肉も何もかも皆胃袋の中。
食べられるものがあるだけで良い事なのだと
綺麗に平らげた]
あ、風呂は俺最後でいいぞ。
傷あんまり見たくないだろ。
[誰かが風呂の話を始めれば、あらかじめ
最後に入ると断って、食事の片付けくらいは
出来ると、危なっかしい足取りと手付きで
厨房へと持っていく]
― 宿屋玄関 ―
[玄関から外を覗いた途端、再び外に出られないほどの猛吹雪>>#1:5。
顔に激しく叩きつけられる風雪に耐えかねて、慌てて扉を閉める。
既に外出していた人々は全員宿に戻ってきたとはいえ、この天候の悪化には驚かされた。]
とりあえず、今は部屋に戻って一旦休むか。
[そんな独語を呟き、2-7号室へ。]
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