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『…あのね。ワタシたちも役に立ちたいの』
だから、何かできることがあれば言ってよ。
『ヨセフのためにがんばるわ』
ロヴィンのためにもね。
[長耳をぱたぱた揺らし、上目遣いに熱意を向ける。
…もっと情報を得るためには、護られる側だけじゃあ、ダメだから。
そうして双子は――次のお仕事に向かうヨセフを見送った*]
『どうか……お願いがございます。』
なんだ、言ってみろ。
[女の願いに、魔は寛大な態度で応じた。
女も、この場で願いを述べるむなしさを承知していただろう。だが、それでも。抵抗も能わず、逃げることも叶わぬ中で女は儚い願いを述べた。]
『私の命は差し上げます。どうなっても構いません。』
『けれど子どもたちを──…息子たちを、どうか……』
『どうかお助け下さいませ。お願いでございます。』
己の命を差し出しても、か。
ふ……どうなっても構わんのだな?
[非力な獲物を甚振るように魔が笑えば、女は身体を震わせて、それでもこくりと頷いた。]
『子どもらを、お助け頂けるなら──…』
………ふん。
[下らんことだとは思う。無意味だろうとの感想すら抱く。
だが、その願いには興味をひかれた。
かのモンテリー王の言葉にも似た、他者を案じる心に興味が動いた。
魔の口元が、にやりと弧を描く。]
良かろう。我はお前の子どもらに手出しせぬ。
[断言すると、目に見えて女の顔が、ほ。と緩んだ。
けれどそれも束の間、続く言葉で再び絶望へと突き落とす。]
…だが。
残念ながら、子どもらはここにはおらぬ。
つい先ほど魔王様に献上されてな。
[女の顔が恐怖に歪む。
それを、ごく面白いもののように魔の瞳が覗き込んだ。]
く、くく。
無事に戻れば、我は約定通りに手出しはせんよ。
その目で確かめてみるがいい。
無論それを、お前が見ることが叶えば。な───…
[ざくり。と、何の前触れもなく女の腹に刃が突き立てられる。
女の瞳は、絶望の色を浮かべたまま宙に凍り付いた。
首を裂くのは良くない。どうにも見た目が宜しくない。
死体の首から上が、歩く都度かくかくする。
だから傷つけるのは胸よりも下がいい。
そうして確実に死を、さりとて素早すぎぬ程の緩やかな死を。
残念ながら、子どもらはここにはおらぬ。
つい先ほど魔王様に献上されてな。
[女の顔が恐怖に歪む。
それを、ごく面白いもののように魔の瞳が覗き込んだ。]
く、くく。
無事に戻れば、我は約定通りに手出しはせんよ。
その目で確かめてみるがいい。
無論それを、お前が見ることが叶えば。な───…
[ざくり。と、何の前触れもなく女の腹に刃が突き立てられる。
女の瞳は、絶望の色を浮かべたまま宙に凍り付いた。
首を裂くのは良くない。どうにも見た目が宜しくない。
死体の首から上が、歩く都度かくかくする。
だから傷つけるのは胸よりも下がいい。
そうして確実に死を、さりとて素早すぎぬ程の緩やかな死を。]
………見たくば足掻くが良い。
強く生を願ってみせるがいい……
[耳に囁きを吹き入れる。
事切れる前に女の唇が動いて、子と、もう一つの名を呼んだ。
……ヨセフ様。と呼んだのは、かのモンテリーの王族の名か。
悪くない。魔は再び小さな笑みを浮かべた。]
[早足に通り抜けながらも、使えるものを頭に入れてゆく。
と、ロー・シェンは今ひとりの将官と合流した。
モンテリーの王弟。親しいはずもないが、存じ上げてはいる。
再会の間隔からすれば、ロー・シェンとよりもっと近くすらあるのだ。
彼が浮かべた表情を見て、把握されたと察した。
避ける色はみせず、会釈だけしておく。]
聞け 闇に彷徨い出し魂よ
我は汝を 死の楔より解き放つ者なり
我は汝に 永劫なる生を与える者なり
我は汝をとらえ 再び放つ者
暗黒の神の加護を 希う者なり
我は我が生の力をもって
永劫の安寧と苦痛を 汝に授けん
………応じよ。我が屍なる僕よ。
[ ヨセフの答えに、そうですか、と、頷く ]
話によれば、アレは、殲滅兵器...前に在るもの全てを消滅させるものだと聞きました。
ならば、使う時は前に出て来る筈だ。
大軍団を用意しておいて、それを諸共に消滅させる程、魔王も暇ではない...と信じたいとこですが。
[ 相手が人間ならば、それはほぼ確実視していい話。けれど、相手は魔王だ。正直何を考えているかは、判らないから、言葉尻は曖昧になった ]
/*
自分で、「使って良いよ!」ってぶん投げてたから仕方ないけど、予想以上に使われてて色々忙しくなる気しかしないw
私の家族がどうなるのか楽しみすぎる←
/*
そういやこの魔王、なんだかわりと肉弾戦特化みたいな気分でいたけれども、何か遠距離攻撃あった方がいいかな。
その方が自分で砦を攻撃したくなった時に、かっこいいよね。
ちょっと考えておこう。
攻城兵器については一時置こう。
今は手強いと連絡を受けている軍団をどう相手取るか、だ。
硬さと膂力を持つ闇ドワーフと、機動力のあるオークのウルフライダー。
巨大蜘蛛を操るゴブリンもいる。
どれも一筋縄ではいかない。
策を弄するにも、砦へ退避するにも抑える部隊は必要だ。
前線部隊だけでは持つまい。
私が出よう。
[昼の時のように前へ出ることを進言する*]
[ 話しながら、ヨセフの視線がディークを捉え、表情が変わるのを見る。対するディークは相も変わらず会釈などして涼しい顔だ ]
あ...ああ、ディーク。剣を預かってくれてたんだったな、すまん。
[ やっぱり説明は難しいなと思いながら、彼の持って来ていた剣に気付いて、礼を告げ、受け取ろうとする。
わざと親しげな口調を使ったのは、多分ディークには気付かれただろう ]
/*
もうすぐ更新ですな。
うむ。野球やろうぜ、はよくわかる。
……が、立場を変えて逆も何回かやったことがあるから、あまり強くは言えない魔王……
/*
魔軍の皆さんが色々仕掛けてるから、ヨセフは前に出てもらうべきなんだろうかねー。
向こうの考えてるタイミングはここなのかどうか?
/*
ヨセフ・トネール・ド・モンテリー(36)(※RKヨセフ)
モンテリー王(※薔薇の下テオドール・40代後半)の王弟であり、軍を束ねる将軍の一人。
最前線であるマルサンヌ砦で指揮官をしていた。
王の名代として各地視察や隣国訪問をすることが多い。
同い年で貴族出身の妻(※C&Dヴェルザンディ)と2人の息子(長男(※薔薇下ロヴィン)15歳・次男(ベルティス)8ヶ月)が居る(砦崩壊時は王都に居住)。
長男の乗馬訓練の際、長男が騎乗していた馬が暴走、森に迷い込んだ時にシャドウに助けられ、以降屋敷に招くなど交流がある。
ロードの兄とは親友。
装備:クレイモア、プレートメイル
(魔法なしの物理型、騎馬可)
ロード:隣国皇太子。稽古をつけたりと親睦がある。
シャドウ:長男の友。長男を助けてくれた恩がある。
にしても先生がご機嫌ってことは
『お城がうごいているのね、きっと』
あーあ、ボクらも見たかったなあ。
『もう少し待てば此処にくるわ。もうすぐよ』
そうだねローズマリー。
[そろそろ夜の――魔の時間だ。
ニンゲンは今度はどんな風に慌てふためくだろうかと
そんな想像をするのも楽しかった]
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