[落下音は鈍いものではなかった。
背中につけていた蔦の塊の一部が地面に突きたち衝撃を和らげる。]
大丈……夫だ…!
[盾役はちゃんと果たせているようだ。あるいは筋肉を信じてくれたのかもしれない。鍛えていてよかった。
こちらに気を取られている隙をついてシルキー>>200が炎をまとった大槌で攻撃をしている。不意に頭を思い切り殴られたことでよろめていてる光竜]
あー、いってぇな…終わったら…ドラゴンステーキにしてやる
[内臓が痛いがこらえて、地面にしっかりと足をつけると、猛然と盾を構えて突進して、同時に前足に絡みついていた蔦が、芽吹き一気に成長する
急に足元から生え出た木に、よろめいていた光竜の体は傾き、それに合わせて体当たりをしかけた]