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― 戦舞台 ―
[ どうやら、更なる説得は諦めたらしい>>255ハルトを連れて、戦舞台に足を踏み入れる。
花神の装いは、薄紫から濃紫へ、動く度に、ゆらゆらと流水のごとくに色を変える生地に、紅い蓮花を裾にあしらった唐衣。袖口と襟元には、金銀の蓮葉と茎を象った縫い取りが煌めいている ]
おや、御早いお付きだね、氷華の。
[ 『柊の氷華』が従華を伴って舞い降りたは>>262ほぼ同時か ]
我は翔る 夜闇舞う桜花のひとひらを乗せて
我は翔る 清けき水に集う蛍を乗せて
我は翔る 咲き誇る雷花の相を抜けて
我は翔る 静寂落つる凍てつく森を抜けて
我は眺む 新たなる唄紡がれし闘舞の舞台を
**
ふふ、忠告とは優しいことだね。
[ 揶揄するような言葉>>263には、怒りも見せず、花神は手にした錫杖を、とん、と己の右肩に置いた ]
リーン...
[ 涼やかな蓮鈴の音が戦舞台に響き渡る ]
(あの娘...)
[ ちらりと視線が氷の彫像じみた姿の従華を過ったが、その様に言及することはない ]
― 戦舞台 ―
[レンと共に戦舞台へ降り立つ。
おお、すげえ広いな。流石神々の王様決定戦の舞台。しかも荘厳だ]
げ。白貴族だ。
[そんな俺達と時同じくして訪れた四君子は、白貴族。
あの時いた、背筋撫でる様な悪寒と殺気が鋭く刺さりそうな方のヤバい奴。
間近で見て、しかもこっちに意識を向けられると尚更おっかないな]
[真正面から厳しい表情で俺達を見据える白貴族は、おっかないが]
…………っ、紺野。
[その向こう、白貴族の後ろに控える場所に、紺野がいた。
こうして彼女を再び見てみると、やっぱり紺野だと理解できるけど。
・・・?なんか変だな。もしかして見間違えた?*]
[後頭部に当たる固いナニカは、おそらく主の角であろう。>>200
少々痛い…が、耐えられぬほどではない。
そもそもが、傷つけようという狙いの攻撃ではないのだから、当然と言えば当然か。
投げかけた問いに対する答えには、ふむ、とひとつ考えを巡らせて。]
つまりは主も、そうそう命を脅かされることは無い、と考えてよろしいのですね。
[独り言のように口にした。
しかし、そうそう傷つけることが叶わないような相手と戦わねばならぬというのであれば、勝敗など初めから決まっているような気がする。
そもそも、ただ人の身で、人ならざる存在に届く可能性など、微塵も無いように思えた。]
[案ずるな。
そう言いながら、続けられた言葉>>201には、ちらり、と背後の気配を窺うようなそぶりを見せて。]
ありがたいお言葉ではありますが。
それでは、本末転倒と言うものでしょう。
[四君子同士の争いが、世界の存続を危うくする、それ故の代理戦争のハズだ。
それを、世界を灰にしてでも、などとは。
本気だなどとは欠片も思い至らぬものの、冗談と笑う事もせず。
淡々とした言葉には、やはり色が乗りづらかった。]
― 雷華の領域にて ―
[そう、魔が差したのだ。
口にしてから、その疑問を抱いてしまった事へ、僅かながら後悔がよぎる。
主が己を選んだ理由、そんなものは、選ばれた側が知る必要のあることではない。
仮にそれが気まぐれであったとしても、何らかの理由があったと同様、心身捧げることには変わりない。
しかし。
零れ落ちた問いかけは、無かった事にはできない。]
[一面に赤の咲き乱れる地へとたどり着いた狼は、そこで足を止める。
ふわり、と背後から支えてくれていた気配が消え、傍らに降り立ったのを知ると、自然とそちらと視線を向けた。
ざぁ、と流れる風が、状況はこんなにも非現実のようなことが立て続けに起こっているのに、リアルな感触を頬に流れる髪と共に贈ってくる。
差し出された両の手を、まじまじと眺め。]
え、あ
[抱き留められようとは、思いもよらずにただ、眺めていると、焦れた様子もないが主がこちらを再度抱き上げてしまう。
繰り返すが、鍛えた身体は決して軽い代物ではない。
しかし、それに対して何かを言おうとした唇は、半端に開いたまま音を紡がずに息を飲む。]
…はぁ。
[遅れて返された返事>>203を耳にして。
数瞬の間の後、間の抜けた声が零れ落ちる。
主と呼ぶこの人に、少なからぬ好意を抱かれている事には、気付いていた。
主であるという割に、男からしてみれば、扱いが随分と優しいものであった。
闘争の民、と名乗ったこの人は、男からしてみればきっと高次の存在…つまり、軍神のような物なのではないだろうか、と男は漠然と思っている。
軍人としては、誉れ高いことかもしれない。
…しかし。
男はそこで、何とも言えない面持ちを見せる。]
…主。
主を見下ろすなど、私にさせないでいただけませんか。
[遠回しに、降ろしてほしい旨を口にする。
主と呼ぶ相手を見下ろすこの姿勢は、いささか居心地が悪すぎた。
姿勢を保つため、主の肩に手を置かせてもらっている子の状況も、とてもよろしくない。
要求が聞き入れられたならば慎重に大地へと脚をおろすが、聞き入れられなかったならばそのままに。
ほんの少し、眉を怒らせて、男は付け加える。]
馬鹿げた、などと仰らないでください。
王を決める、大切な戦でございましょう。
[主であるその人に、王となってほしいなどと、対願ってしまうのは、理屈などではない、ただの性である。*]
― 戦舞台 ―
折角のご忠告なれど...我は其方を真っ先に落とすと決めている。
[ 笑みを消し、肩に置いた錫杖を、ひゅんと外向きに回すように振り抜けば、水飛沫が霧のように広がって、花神とその従華を包み、きらきらと輝きながら消えていく ]
[ 消えると見えて、その実は、水気は護りの膜となって、聖蓮の主従の身体に纏われていた* ]
[戦舞台へと着けば、主と同じく蓮魔の主従の姿が先ずは目に入ったか。
主>>262の数歩後方に控えるようにして、護花は足を止める。
よって自然、主は前に出る位置関係だった。]
……。
[色の無い冷ややかな眼差し、無言で蓮魔主従>>266>>268と主の方向へ視線を向ける侭。
姓を呼ばれても反応はせず。
護花も、主である氷華と同じく冷たい空気を纏わせており、背中からは透き通る氷の結晶>>219が幾つも生えている。
手には緩く槍斧>>235を持ち石突部分を地に付け。
主に必要か否かはさておき、その様は護衛と思しきものにすら見えたろうか。*]
― 戦舞台 ―
[氷華がその身に纏うのは、手首や足許までを覆う、動き回るには不向きと見える長い外套。
襟巻等、部分ごとに僅かな色合いの違いはあれど、全てが白。
唯一色を持つのは、左の胸元に飾られた柊の二葉のみ]
事が済めば、悠長に待つ理由もなかろう。
[繋がりを得るのではなく、ただ力を持って隷属を済ませたのみとは、素っ気ない言葉により知れようか]
不利な相手だから負けたなどと、言い訳されても敵わぬのでな。
[怒りもなく返される言葉と同時、響くのは蓮鈴の音>>266。
氷華は涼やかなるその音すらも、煩わしさを示すように眉を顰めた]
[蓮魔の眼差しは、一時こちらの従華の方を見る。
氷華はそれを気にすることもなく、ただ値踏みの眼差しで蓮魔とその従華を見た]
白貴族?
[さて、その従華の第一声>>267。
貴族とは何かと訝しむが、わざわざ問うことはせず]
[しかし従華はその恐ろしさよりも、後方に控える護花が気になるようだった>>268]
紺野?
――嗚呼、護花はそういう名であったのか。
[名など気に留めぬ、とばかりに言い放つ。
蓮魔の従華は、少女の異変にも気付いた様子であったが、説明する気もなくただ一瞥を送る]
― 戦舞台 ―
[開口一番、水の護りを張り、俺の魔神様はガン飛ばした]
はっ!?レン、まじで!?
いや確かにこの白貴族もすげえ冷たそうで
情緒しらなそうな見るからボッチ候補だけどさ!?
なんか恨みありそうなのわかるけどさ!?
ええ!?真先にコイツ!?
[聴き様によらなくても凄い無礼な口を放っちゃってるけど。
まさかレンがここまで好戦的になるとは思わず、つい、な]
[ばちばちと、鋭い闘志を交差させる四君子同士はおいといて…]
……なあ。紺野。だよな?
俺、覚えてるか?ほら、小学校でいた水梯だけど。
……おい、紺野。聴いてる?
[うわあ。何このすげえ無骨な武器。氷は綺麗だけど寒い>>276。
というのも、紺野の様子が余りにも様変わりしすぎていて、俺としてはホントに紺野なのか、思わず見極め損ねた位だ。
声を掛け様と、紺野に歩み寄ってみる]
……ほう?
[蓮魔の宣>>275に、氷華は疑問符と共に一瞥を送る。
そう決意するに至った理由を、こちらは与り知らぬ]
[笑みを消し振り抜かれた錫杖、輝く水飛沫が主従の周囲に撒かれて消える]
何故そう定めたのかは知らぬが――我らはただ一勝を収めるのみ。
[呼び出された氷の細剣が、氷華の手に握られる。
切っ先を地に着けば、氷点下の冷風が、氷華と護花の周囲に渦巻いた*]
煩いぞ。
[主の定めた対戦相手が不服なのか、喚く従華>>280へ一瞥くれる]
主の意に逆らうとは、躾がなっていないのではないか?
[口にされた無礼な評価は聞き流し、態度への非難は主へ向ける]
[しかし、やはり蓮魔の従華の興味は護花の方へあるらしい。
歩み寄り声を掛ける>>281のを目に留めるも、何も言わず好きにさせた*]
― 戦舞台 ―
[主>>279が護花の元の性を口にするも、当の護花もまた主と同じくそれに関心は無いに等しい。]
お初にお目に掛かります。
私は、柊の護花。
此度の王華の選で戦う
[形ばかりの冷たい微笑を蓮魔の主従に向ける。
ハルトの声>>281は聞こえてはいるだろうが、反応を返す必要は無いと判じているのか、個人へ向けた返事は無い。*]
― 戦舞台 ―
そう、其方は知るまいな。
先の永き冬の内に、幾多の花が枯れ果てたかなぞ。気にも止めてはおらぬだろう。
[ それは「この」氷華の為した業ではない、だが、花神にとっては同じことだった ]
一勝を収めるのみ、か、
物を考えぬ氷頭め。
[ ふん、と顎を軽く仰け反らせて言い返すも、花神はすぐには動かずに、ハルトが「紺野」と呼ぶ柊の護花に話しかけるのを>>281見やっていた*]
[紺野の様子がやはりおかしい、そこにまた冷たい白貴族の言葉が聞こえたから>>279
っあんたなあ。
自分の従華だろ?
女の子なんだし、せめてもう少し気にかけてやったらどう…
[イラ付きもする。というのも紺野に対する扱いが気に障る。
後寒いの嫌いなのと、レンがこいつ嫌いなので遠慮がない。
と、抗議しようとした所で]
[明らかに無関心や不安定を通り越して、紺野と思しき彼女の言葉>>284]
………… ………… …………。
[真顔で白貴族に向き直る。結構本気で怒ってるかも。
やだな。何とか戻せないものか。例え紺野と似た誰かだとしても明らかにおかしい。
それで俺は、自分を護花と名乗る彼女から離れて、レンの隣に戻った*]
おお?
その反応は予想して無かったぞ。
分かり切ったことだったかそうかそうか!
[好きだと言ったその言葉を冗談と捉えたらしい青年>>273に、呵々と笑う。
その『はぁ』は、『今更何を言っているのか』の意味では無かった筈だが、ガートルートの生涯通してあまり活躍する機会の無い脳味噌は、実に都合良くポジティブにその二文字を解釈した。
主を見下ろさせるな、と困ったような言>>274にもでれでれと目尻を下げるばかりで、当の本人はその噛み合わなさを全く意には介していなかった。]
はは、
気を遣わんでもいい、お前はそのへんの獅子より重くは無いし、これは俺がしたくてやっている。
[その辺の獅子、がどの辺の獅子なのかは人間である青年には全く伝わらなかったかもしれない。
抱き上げた身体を、自分に押し付けるように抱き締める。おとがいや頬に銀の髪が触れると、また鼻先を擦り寄せた。
そのまま、青年の希望などお構い無しに建物の方へと足を向ける。]
馬鹿げているさ。
戦は争う理由がある者が代理を立てれば立てるほど、面倒臭くややこしく、悲惨になっていく。
俺は自分の手で殴り合って得るものでは無い王座には、然程興味は無いんだ。
[僅かばかり不満げに動いた表情に、男の瞳が喜色に染まった。
覗き込めば、青年と言葉を交わすこと自体が嬉しくて仕方が無い、というのが容易く読み取れたであろう。
首だけで振り返ると、二匹のハイイロオオカミはすっかり元のサイズで、どこかへ連れ立って行った。]
縄張り警備だ、そのうち戻る。
[二匹の動向に触れてから、雷花の群れの中に青年を降ろしてやる。
見下ろす位置に戻った彼の銀を帯びた青い双眸を見詰めて。]
それでも、代理として喚ぶ以外に、生身のお前に逢う方法が見付からなかった。
王座に興味は無いが、──そうだな、
[指先で、ちょい、と額にかかる銀糸を掬い上げて。]
そんなに言うなら、ルートヴィヒ。
お前が俺を王にしろ。俺の従華として敵を薙ぎ払え。
[なにせお前に会えて、俺のヤル気ゲージはもうゼロだ。
冗談めかして言って、傲岸に笑う男の琥珀には、けれど確かに闘争の悦びが灯っていた。]*
― 戦舞台 ―
力なき花が枯れた。
それだけの話であろう?
[>>285先代の『氷華』が為した『永き冬』。
己には関係ないことと否定はせず、ただ『氷華』として、思うままの答えを返す]
考える必要などは感じぬな。
王華となる以外の意味合いを、この選に持ち込んで何になる。
[復讐だか何だかは知らぬが。
何であれ、戦いそのものに意味を持たすことなど、氷華には理解の出来ぬこと]
そなた自身に思う所あるならば、従華の手を煩わせずとも良かろう?
[しかし、奇しくもこの従華には。
既に戦う意味合いが齎されたらしかった]
何故だ? 性別に何か意味でもあるのか?
所詮は一刻隷属させるだけの存在、戦いを負わせる相手に気に掛けるも何もなかろう。
[苛立ちと共にぶつけられる抗議>>286。
氷華は動じず、平然と答える]
[しかし、それより何より――
護花に与えた変質が、蓮魔の従華に怒りを覚えさせたらしい>>287]
何だ、護花の有様がご不満かね。
戦に相応しく心身を変えたに過ぎないのだがな。
[それっきり無言にて、護花から離れ蓮魔の許へ戻る従華。
相手が如何なる感情を覚えようが、関係ないというように、氷華は表情変えずただ眺めた*]
[ああ、この澄ました顔をした白貴族の顔を歪ませてやりてえ>>130。
正直、神様視点からのこの世界の理とかは難しい話だから俺にはどちらがどうとかは、主観はあれどそれ以上口にはしない。
だが俺にもこれ以上ない位、俺の意思で喧嘩する理由が出来てるみたいだ]
…………いいぜ。その喧嘩、乗ってやる。
[表情を変えずに、凍った瞳の白貴族を睨んで、そう言い放ってやった。
戦いも、もうすぐだ。王華を決める、戦いは**]
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