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んん?人間?
めずら…しくは無いな。ここに住んじゃあいないが、外ではよく見る。
[譲葉には人間として存在している人間などは居もしないが。
青年の問い>>151へはざっくりと答る。もとより、小難しい説明は得意ではない。
太刀を鞘へ戻して、切り落とした髪を地面へ放り出した。小さな稲妻が幾つも舞って、落ちた土から
ルートヴィヒ。青年が口にしたその名>>153を、刻むように舌の上で転がした。
なんの味もない只の音の筈のそれは、不思議と懐かしい何かを思い出させる。甘ったるい、柔らかい、子供が好むような味の。]
では、ルート。
この浮島の外に、俺の領域がある。
あんまり使わんから他の連中のように立派な居城はないが、まあ休むのには問題無い。
距離は少しあるが──この、
[言いながら、ルートヴィヒと名乗った青年が差し出した手に>>153鼻先を寄せるハイイロオオカミをちょいと指差す。
狼のエメラルド色の聡い瞳が、じっとルートヴィヒを見上げた。]
ウル、が、ルートの足代わりだ。
兄弟達、ちょっと背を貸してくれ。御褒美はソレで足りるかい?
[緋色の獣に答えるように、二匹が遠吠えをする。地の上に撒かれた赤い髪が、稲妻となって狼達に纏い付き──、光が消えた頃、そこには人の身の丈を優に超えるであろう二頭の銀狼が、瞳を金色に輝かせていた。]
[ 花神の唇は、あくまで柔らかく青年の口を塞いだまま、彼が甘い塊を呑み込んでしまうまでは、離れない* ]
[蓮の上に倒された俺にのしかかるレンが、剥がれない]
わぁあああっ!? お前ほんとにやめっ!!
俺、そういうのっ そういうのはっ!!
[なりふり構わずに必死の抵抗を試みても、レンはピクリとも動かない。
白い指に顎を持ち上げられる、ぞくり、と恐怖か悪寒か別のものかわからない物が背筋をビリリと駆けて]
――――んっ … んむ!?
[花の香りが広がる。呼吸を奪われてピクリと四肢が硬直する。
唇の隙間から押し込まれた、花蜜の様に甘い塊]
[やだ、離せやだ!と混乱して暴れようとしても身体に力が入らない。
鼻を擽る花の香りが強すぎて、意識はくらくらと落ちそうで]
ふっ・・・ ん っく 。
[我慢が限界に達して。俺はその正体も分からない塊を喉奥に通してしまった*]
─ 異界門→雷華の領域へ ─
[ルートヴィヒの反応はどうだったか。
それには構わず、ガートルートは青年の身体を事も無げに抱え上げる。
身伏せてくれる狼の背へひょいと乗せると、もう一頭の方へ顔を向け。少し考えるような間の後、ルートヴィヒを乗せたウルの背へ自らも飛び乗った。]
『 ガァト、おもい、シヴにのったらいいのに 』
[迷惑そうな声に豪快に笑って、まあそう言うなと背を撫でてやる。
青年の背後に座り、背凭れ代わりにでもしたらいいとその銀髪を柔く梳いた。]
ルートは理解が早くて助かるな。
俺は小難しい説明は苦手だ。回りくどいのも面倒くさくて敵わん。
[己の為すべきことを、と請うた相手に>>154、はてどう説明したものかと頭を巡らし、三秒と持たずそれを放棄する。
従華として招かれた人間が、抵抗や逃避を試みるというのはよく聞く話だ。
それを四君子が力尽くなり謀略なりで従わせるのも。
しかし、ルートヴィヒはその気配すら見せない。人の反応としてはおよそらしくは無いそれを、しかし緋色の獣は折り込み済みとでも言わんばかりに気にした素振りは無かった。]
まあ、簡単に言えば代理戦争だ。
俺たち四人が直に争うには、世界の構造が脆くてな。
力を分け与えた人間を、互いに挑ませ勝敗を決める。勿論、受けて立つ以上人間達だけに任せる訳じゃ無いが。
[んで、殴り合いっこで勝ったやつが王様。
矢のように疾走する銀狼の背で、落ちないようにとルートヴィヒの胴を支えながら実にシンプルな説明をする。
傲岸な笑みを浮かべたまま、男は青年の銀髪を湛えた後頭部に顎を乗せた。]
…実はさ。
俺、コレに出るの初めてだから伝聞でしか知らんのだよ、ルールもなんもかんも。
まあ、知り合いもいるしなるようになるだろーくらいのつもりだったんだが…
[結構分からんままだな?
カラカラ立てた笑い声にルートヴィヒが反応する頃には、すぐ前方に道続きの浮島──雷華の領域が、見えつつあった。*]
[ ハルトが塊を呑み込んだのを確かめると、花神はようやく、顔を上げ、塞いだ唇を解放する。ヒトの身たる青年は、窒息寸前だったかもしれないが、神たる身は息も切らせず、微笑んで ]
美味しいだろう?特別に蜜で包んでおいた。
それは私の種だ。
ふふ、ヒトの子種とは違うよ。花神たる私の力を凝縮した種だ。
それが、お前の内に根を降ろし、私の力をその身の隅々に分け与える。
[ 言いながら、そっと白い指が青年の喉元を滑り降り、心臓の上を優しげに撫でる。
丁度その位置から、熱い何かが広がっていくのを青年は感じるだろう。それは灼熱の夏の太陽のような熱だ ]
[ その熱は一時青年の身内に火傷のような痛みを与えるが、痛みは長くは続かない、まるで身体が熱にすっかり溶かされたように、痺れるような陶酔が襲い、やがて徐々に冷えていく ]
[ 涼やかな、澄んだ水が血液の代わりに身体を巡るような、そんな心地が最後には残るだろう* ]
[首から手を離せば、少女の身は力なく蹌踉めく>>164。
既に意識は朦朧とした様子で、儀を施さねば生命すら危ういかもしれぬ>>165。
そう思い、手を伸ばした矢先]
――ほう。
[血色の失せた青白き指が、氷柱の一つを掴む>>166。
振り回されたそれに、氷司る神の身を傷付けるほどの強度はなく、左腕にて受け止めれば容易く砕け散った。
しかしそれでも、その一撃には、確かな意志が乗っていた]
[這いつくばり、それでも身を動かす少女>>167。
その向かう先は無意識的にか、柊の樹がある方向。
氷落としたその葉は雪の中に在りても常緑で、僅かにではあるが生命の気配めいたものを感じるだろう。
そして、白き花より漂う木犀と似た甘い香りも、落ちる寸前の恍惚とした意識へ届いたかもしれず]
そうか。
[先回りし、頭の近くへ屈み込んだ氷華へ、白き呼気と共に吐き出された言葉が届く]
言い残すは、それだけか?
[うつ伏せに倒れた少女の、足元から這い上るように、氷の結晶がその身を覆っていく。
それは奪うためでなく与えるための氷、常識に反し少女の命を奪うことはしない]
[そして、内面にはまだ、氷の力は及んでおらず。
その内に残る少女自身の意志を確かめるように、顎に手をやり顔を上向かす*]
[塊を呑まされたのを確認して、漸くレンは俺から離れた]
・・・・はっ・・・・た・・・・たね・・・!?
[お前なんつぅ物なんつぅ方法でのませんだよこのエロ神。
花神て"そっち"の花神なのか騙されたわこのバカミサマ。
言葉がまともに出せたらそういう文句が百でも二百でも出たろうが。
窒息で朦朧した意識に、変化は追い討ちをかけてきた]
は・・・・ぁづぁ!?
[灼けつく様な熱が、心臓で爆ぜた]
な、んだよ あつ あづ・・・!!
やめっ・・ これ つら
うぁ ぁあああああああっ!!
[火傷の痛みどころか、それは内側から身体を燃やされてる様な苦痛だった。
朦朧する意識の中で、なんども胸を掻き毟ろうとしたけど止まらなくて。
悲鳴に似た叫び声が意識せず漏れる]
[熱の痛みが感覚をなくして、ピリピリと身体を痺れさせたのは何時頃だろう]
・・・・・・・・はっ・・・・・はっ・・・・
[あれだけ燃えた熱が冷えていく。ピリピリと心臓が痺れる。
俺が今どうしているのか、どうされたのか、そんな事もわからない。
心地よいといわれた陶酔も、薄れる意識の中の酩酊にも似た夢を与えて。
涼やかに身体中を流れる水が、俺の意識を蓮に包まれる様に陥れていって]
[とろりと混濁した俺の瞳が、虚空をみてレンをみていた]
・・・・・・・・・・・・・
[ああ。結局、これが人をやめて、隷属する儀式なんだ。
意識を手放す直前にようやくそういうことに気がついて。
勝手で横暴で、正直印象は最悪なはずの神様なのに。
混濁した瞳でレンをみるとどこか綻ぶ落ち着きを感じて。
・・・そこで限界が来た様に、俺の意識は解け落ちた*]
[この場に柊の氷樹は幾本あったのだろうか。
樹に背を叩きつけられた後、氷柱を振り回し、這った先は冬神から逃れようとする方向。
其れとも、逃げようとして、唯一の命と思しき場所へ戻って来たのだろうか?
うつ伏せに、まるで氷像の様に霜付き斃れ、顔だけを斜めに反らし頭上を見上げた。]
(嗚呼、この木……、)
[ぼやける視界の中、緑だけが見える。
そうだ、ここに来る前に指先をチクリ刺した、柊の木。
意識してなければ、それが柊の花の薫りとすら普段も気づかなかったろう。
白い花は見えないが、薫りすら凍り付きそうな中なのに、何故か不思議と甘い芳香が漂う。]
…き…すれば良い。
……、…………は、…から。
[好きにすれば良い。でも、望み通りにはならないから。
罅割れた唇が紡ぐ、そんな捨て台詞のような最後の言葉は冬神の耳に届かずとも。
最後まで、顎を掴んだ冬神>>175を睨みつけて、白さも消えゆく呼気を吐き出した。*]
/*
はっ!?気付いたら、こんな時間じゃないか。
わーん、ごめんね、十六夜さん><
後は、さくさく締めておきましょうね。
[ 青年が痛みに喘ぎ、熱に解け、やがて意識を混濁させて、虚ろに見上げてくるのを、花神は微笑んだまま見つめていた ]
ハルト...
[ やがて、疲れ果て、意識を落として目を閉じた従華の乱れた髪を撫で付けて、どこかうっとりとした声音で、その名を呼ぶ ]
/*
闇桜さんとこのソフトタッチいちゃいちゃが眼福です
しかし柊さんちのリリちゃんがどストライクです可愛いほんとかわいい
柊さんは良いドSですね、今後絆されるんです??(超期待の眼差し
[ 聖蓮の池の中央に、再び大きな蓮花が花開いたのは、それより少し後のこと。
蓮花の中央には、今やヒトならざる身の従華となった青年の眠る姿と、その傍らに立つ花神の姿 ]
ふむ、これも少々細工が要るな。
[ 花神は青年の手から一度奪った拳銃を眺め、傍らで実を結んでいた固い蜂巣をぽきりと手折って、蓮の実を掌に零した ]
/*
脳筋タイプがはじめてでして、口調やらロルが安定しなくて申し訳ない
長考タイプがバトル村は浅はかだったでしょうか…みなさまに大変たいへん申し訳…土下座…
[説明不足、を詰るは勿論、不服に思う事も無いままに、端的に返された言葉>>170に、なるほど、と頷きを一つ。
しかし、そんなことよりも。]
……アマリリス…
[まるで主の髪の化身のようにして、花開く紅の花。
自国での、その花の愛称を呟いて、ふと思い出すのはここへ至る直前の事。
死ねない、理由。
敗者の抱いた正義を喰らった以上、勝者は勝ち続けねばならない。
より強い光放つ正義に喰らわれるまで…
そう、かつて己に説いたのは、王を討ち取ったばかりの養父であった。]
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