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― 回想 ―
[魔法の補助なく素振り1000回という根性を見せた大地の御魂。
その過程で彼と大地の精霊と守護者の間に得たものに、
未来の展望を見少し目を細めた。
ついでにその終わりに、先ほどの轟音が風の守護者によって
もたらされたものと知ったり。
この件で神官長にバルタザールから齎される報告は
『案外、地の2人の相性は悪くはないかもしれません』と。
また、別の日、火炎の御魂の彼が稽古を乞うてきたなら、
厭うことなく相手をしたのは、
彼と神官長のアレソレを知っていたからかいないからか。
こちらは最初から本気という訳でなく、手順を踏む形で]
[ともあれ異世界より勇者が召喚されて数日後。
神官長に呼び出されたバルタザールは]
謹んでその命お受けいたします。
[根側の事前調査の指揮の命を受け、深く頭を垂れた。
思いのほか8人へ与えられる試練へのスパルタに思うことはあれど、
どれほどバルタザールがその役目を変りたい
と願っても出来ぬことならば、
自分ができることで世界を支えたいとの決意は変わらない]
嗚呼、今から準備して向かうよ。
私がメレディスを護れないというのはそうだが、
私も君に癒してもらえないからな、お互い様かな。
[そして、神官長の元を辞して部屋の向かおうとすればかかる声。
お互い気を付けて任務を遂行しよう、と
続ければタチアナの名がでて、少し困った顔をした。
この時点で自由に選んでよいと神官長の言葉に甘えて、
バルタザールが選んだ中に彼女の名は無かったが]
最終的にどうするかは彼女次第と思っているよ。
[今までがそうであったように、受け入れる意思はあることは示す]
[そうメレディスに告げた辺り、噂をすれば影。
タチアナの姿に少し驚いた顔を見せ、けれど紡がれた願いには]
嗚呼、了解した。
[真顔で1つ了承の言葉を贈った。
唯、ふっと思い出したように]
けれど君は騎士となるとまだ決めた訳ではないのだから、
命の危険に晒された時は、まず自分の命を大事にしなさい。
[それが同行を許可する条件だと付け足した。
それに対して彼女はどう答えたか。
どのような流れでも準備が整えば、
彼女を含めた一団は根への調査に出発することとなる**]
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