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― 回想・聖神神殿 ―
[こちらの言葉に素直に謝る様子>>+0に僅か、目を細めたのは僅かな刹那。
いそがしくなる、と繰り返した後、裾を引く仕種>>+1に、ん? と首を傾いだ]
……どうしました?
[問いかけは、疾風の守護者たる少年の来訪により途切れ。
話が終わった後、改めて向き直った少女の表情は、先ほどまでとは違う輝きを見せていた]
ええ、そうですね。
彼らにのみ、全てを押し付けてはいけない。
[告げられた言葉>>+4に返すのは、頷きと肯定]
ただ頼るのではなく、支える事で同じ道を進む。
互いに手を取り、支え合う事で
[疾風の守護者とのやり取りが、タチアナに何を思わせたのか。
問う事はなかったものの、良い響きを得られたのだと、それは伝わって。
今はそれだけで、十分だと思えたから]
あなたにできる事、あなただからできる事は、必ずあります。
……皆の声を聞きつつ、それを探して果たして行ってくださいね。
[それが最もよい未来を招くから、とは口にせず。
今はただ、自らの道を見出した見習いの少女の姿に、微かに口元を綻ばすのみだった。**]
― 数日前・聖神神殿 ―
[下した命に返る、それぞれの答え。>>+12 >>60 >>70
それに対する安堵は心の内にのみ止める]
……どちらも容易い務めではありませんが……頼みます。
年若いものたちに危険を押し付けて、年長者がのうのうとしているわけにはいきませんからね。
[世界の行く末、という大事。
それは少年少女に託さねばならない現状に、思う所が何もない、という事はない。
そのような事態を招いた事への憤りは、常に神官長の内に秘められている。
……もっとも、それが表に示される事はないのだが。
まあ、助力を願う大国の使者相手にはちょっと滲んでいるかも知れないが、それはそれ]
[一先ずその場は解散となり、神官長も次の
それに先んじて、傍に控えていたタチアナが声を上げた。>>+6]
……どうしました?
[問えば返る、想いの綴り。
神官長は僅かに目を細めてそれを受け止める]
わかりました。
あなたがそれをなしたいというのであれば、私に止める理由はありません。
ただ、先ほども言った通り、人選はバルタザールに一任してあります。
まずは、彼の了承を得てきなさい。
[タチアナが自ら選んだ選択肢、それが拒まれるとは思わぬものの、そこは通すべき筋だから、と送り出し]
そうですか……わかりました。
[調査隊志願の結果を報告に来たタチアナの表情は、より強い輝きを帯びているように見えた。>>+8
顕著な変化、成長の兆し。
今のこの世界において何よりも強い活力となり得るそれに、自然、口許が綻ぶ]
それでは、あなたも出発のための準備にかかりなさい。
根側には、こちらと交流のない妖魔族や、魔界由来のモノなどの危険も多い。
準備は、しっかりと整えなさい。
……ああ、『言霊石』は、忘れぬようにね。
[霧を越えて言葉を届ける魔法具は、危険地帯に赴くのであれば必要になるものだから、と念を押して。
出発の準備のためにと退出する背を見送った。**]
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