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……そっか。
力、貸してくれるんだ。
[風乙女の言葉に、手にした結晶体を握り締める。
突然呼び込まれた先で、色々と無茶な事を言われたりなんだりしているものの。
それらを全て自然体で受け止める少年は、風乙女の言葉もごく素直に受け取って]
んじゃ、これからよろしくな!
[にぱ、と笑って手を風へと差しのべる。
風が懐くように、その手の周囲をくるりと巡った。**]
あの、でも、ボクに出来る事は頑張ります!
[ けれど顔を上げ、告げる言葉と表情は、異界から来た少年からの影響を、どこかでしっかりと受けていた* ]
/*
自分用メモ
・>>0:330 何かあったっぽい欠片
・かーでぃの風の妖精に触れ損ねてるギャー
機会があれば織り込もう…
― 導き台頂上 ―
[登り始めてからどれくらい経ったか。
塔の壁側についた螺旋階段は、想像以上の距離を齎し、ステファンの体力を削った。
その道程を、時間をかけ、気力を振り絞ることでようやく走破。
ステファンの目の前には、外に出るための扉があった]
huh………huh………
っ、 けほっ、
──── よ、し。
[上がった呼吸を整え、早い鼓動を抑えようと深呼吸を何度かしてから、外への扉へと手をかける]
──────…………
[頭の上にある扉を押し開けて、吹き込む風を浴びながら身体を外へと滑り込ませた。
そうして目に入ったのは、煌々と燃え上がる大きな
Wow……great…marvelous……
[惚けるような表情で、燃える焔に目を奪われた。
視線はそのままに、螺旋階段から完全に外へと出て、ゆっくりと焔へと近付いて行く。
赤の中に揺らめく橙と黄。
それらは混じり合い、光のような色合いを生み出していて。
それに触れようと、ステファンは思わず手を伸ばした]
───っ!
[ゆらりと、うねるように蠢く焔。
伸びた手を避けるように形を歪ませた後、唐突に動きを変え、ステファンの手を呑み込む。
驚いて手を引いたが、手を包む焔は消えぬまま留まった]
…What? 熱くない!?
[反射的に焔を散らそうと手を振ったが、それでも消える様子は無く。
その中で全く熱さを感じないことに気付いた。
はたはたと瞬いていると、焔は徐々に掌の中へと収まり行く]
『これは……消えぬ情熱を抱きし御魂。
御主か、異界より喚び出されし者は』
[頭に響く声。
誰も居ない場所で響くその声が精霊のものであると、ステファンが理解するのは早かった。
これもゲームで良くあるパターンダ!と言う思い込みからではあるのだが]
キミが火の精霊カイ?
ボクはステファン、キミの言う通り『フラクシヌス』の外から来たヨ!
フフ、本当に精霊の声を聞けたヤ。
[声を聞けたことにステファンは嬉しげに笑う]
『この状況を見ても驚かぬか、面白い。
……御主が諦めずこの塔を登ってきたこと、しかと見届けた。
我は数多照らす焔、途示すもの。
猛く燃え上がり、途創るもの。
御主が望むならば力を貸そう。
だが……その情熱、絶やさぬと誓うか?』
[掌で燃える焔は揺らめきながら宣を紡ぐ。
最後に問いを向けられると、ステファンは何度か瞳を瞬いた]
───ボクが喚ばれたのは、ボクじゃないといけないからだロ?
ボクにしか出来ないなら、ボクはやる。
何があっても諦めない。
失敗したとしても、何度でも挑戦するヨ。
[少しの間の後、精霊へ答えを返す。
紡ぐ声ははきとしたもの]
それがボクに出来ることだモン。
『──その約、しかと聞き届けた。
なれば我が力の欠片、手にするが良い───』
[掌の焔が笑うように揺れ、徐々に形を縮めていく。
やがて、掌には赤と橙が絶妙に混じる、楕円の結晶が残った。
握り込めば、これまで感じられなかった精霊の力が確かに伝わってくる。
精霊の意志にも似たそれを感じていると、また別の声が頭に響いた]
『……翳りの中を照らし、
[願うような声、先の精霊とは異なり、どこか儚くも思えるもの]
……うん、約束するヨ。
[それが何なのか、漠然とだが理解をして。
必ず
……謝る事はありませんよ。
失敗したという事は、何事かに挑んだ結果がそれなのでしょうから。
結果はともかく、挑んだ事は、評価すべき所です。
[撃沈する姿>>12におやおや、と思いながらもこう言って。
それから、一つ、息を吐き]
そうですか……では、ウェルシュカーディ。
君は、自分がここに来た……呼ばれた意味は、わかっているのですね?
[出来る事は頑張ります、と。
宣する少年>>17に、静かな口調で投げかけたのは、こんな問いかけ。*]
………で、今度は下りなきゃなんだネ?
[無事、精霊と世界のコエを聞くことが出来たが、もう一つの難関が待ち構えていたとか**]
[>>1其処に実体はなく、けれど何かがいるかのように盛り上がった水が精霊の存在を示す。
>>7謝罪したレオに満足したのか、これまでのさざめきは落ち着きを見せる。]
『……ふむ。
ちゃんと謝れる子は好きじゃぞ。』
[そう告げる声色は、先刻までとは違い和らいだもの。]
― 少し前/鍛錬所 ―
こんにちは、リート。うん、久しぶり。
[ 貴族然とした遠縁の少年>>9には、ウェルシュは意外に気後れすることなく接している。
裏庭での出来事を察していそうな口ぶりには、さすがにちょっと眉を下げたが ]
『――娘、何の為にこの世界に呼び出されたかは聞いていよう?
この世界は滅びる危機に瀕しておる。その運命を打ち破る為に其方達は呼ばれた。
誰でもよいわけではないのじゃ。
其方とこの世界には、前世に浅からぬ縁がある故に。』
[数瞬の間の後、紡がれる言葉には子を思う母の慈愛に似た思いが込められている。]
『――…流水の御魂を宿せし娘よ。
どうか妾の血を引く子に力を貸してやっておくれ。』
[凪いだ池の水面は濃い水の気を受けて瑠璃色に輝いていた。]
[まあ精霊が人間を喰う事はないと信じたい
トオルをがじがじしたそうなのも、愛情表現、あまがみだ。たぶん]
ああもう! そいつは菓子ではない!
良い所まで感応できておるのだから、出すもの出してやれ!
『まだー おかし ごはーん』
[幻聴の様に、トオルに魔力パスが通りつつあるのだけど。
だめだ。地の精霊は頑固に粘るのだ。
祝福なり力の結晶なりもらうには、トオルに一頻り甘えた後になるのだろうとこっそり溜息をついていた*]
また魔法失敗しちゃって...でも、良い事もあったんだよ。
[ 言って、にこりと笑う ]
今から神官長様に挨拶に行くから、また後で話すね!
[ またね、と、手を振って踵を返す。鍛錬場の騎士達はやっぱりかっこいいなあとか、ミーハー気分がひっそり騒いでいたのは、*内緒だ* ]
[ごく自然に声を返された事で、ぴくりと緩んだ意識を締めなおした]
同じ馬鹿ならなんの違いがあるというのだ。
[然し最初には自覚症状のないトオルに、溜息をついた]
……これが精霊と魔力の声。
同じ精霊の加護を受ける者同士にも伝わる、必要な感覚だ。
ふん。頭を空にするには、体力を限界まで絞りきるのが最善なのだ。
[…その意味では体力の回復など扱えなくて正解だったか。
最後にそんな誤魔化す様な言葉が小さく付け加えられていたが]
[少女は伯母―正確には何代か経た祖母に当たるのだが、本人の希望で一族は皆彼女の事を伯母と呼んでいる―とレオのやり取りを見守っていたが。]
ハイブキ様、私からもお願い致します。
お恥ずかしい話ではありますが、私では力不足なのです。
――どうか、貴女のお力を貸して頂けないでしょうか。
[そう言うと、真っ直ぐに粟藤色の瞳を向けた。**]
はい、理解してるつもりです。
[ 神官長の問い>>25に、ウェルシュは、はきと答えを返す ]
今は世界の危機。ボクたち守護の血脈を受け継ぐ者は、フラクシヌスを守護する力。
どこまで出来るかは判らないですけど、...願いを力に希望の風を吹かせるために力を尽くします。
[ それは、風の届けた言の葉のひとつ* ]
んん?
[アイルリート>>30が話している何か、へ視線を向けて]
はは……食いもんのことばっか。
お前そっくりだな。
[常にお菓子片手のアイルリート向け、揶揄うように笑みを向ける]
食うか? 美味いかどうかしらねーけど。
[どうせ抵抗も出来ぬからと、大の字のまま精霊の甘噛みを受ける。
そういえば、地の力がどうのと言っていた?>>5と、今更ながら思い出すこともある]
『まもり ささえるもの』
『ゆるぎなき心』
『ここにはあるか?』
[無邪気な声の合間に聞こえた問い。
ん、と男は、喉の奥で頷く]
そんな大それたもんじゃねーけど。
気合いと根性なら誰にも負けねえ……!
[その言葉を証明するように、指の先まで使い果たしたはずの力を振り絞り、何かを掴むように手を伸ばす*]
[水精が謝罪を受け入れてくれたことには安堵するが、
続けられる言葉>>29に思わず顔を歪める。
精霊の存在を信じていなかったから、
無責任に『本気でやる』などと言っていられたのだ。
家族との関係すらまともに処理出来ない自分が、
他の誰かを救える存在になれるとは到底思えなかった]
でも、……私、ただの中学生なんですよ。
世界を滅びの運命から救うとか、そんなこと――。
[――出来っこない。
かろうじて言葉を飲み込んだのは、水精の言葉に宿るいろのせい。
母の子に向けるにも似た想いを無碍にすることは、玲緒には出来ない]
目的のための馬鹿なら許される。
[溜息つくアイルリートに堂々と返し]
精霊……? これがか?
じゃあ、第一の課題はクリアしたってところか……。
[どうやら魔法的な力が自分にも備わったらしい、とようやくそこで自覚する]
お、おう。お前の読みは当たったのか。
[最初はとんでもない無茶振りだと思ったが、結果はオーライだったようで]
……そうですか。
[はきと返された答えと、それに続く宣。>>33
対して浮かぶのは、満足げな笑み]
希望の風……それは、今の世界に必要なもののひとつ。
それを導くために力を尽くす覚悟がある、というのであれば、十分。
[静かな口調で告げた後、小さく息を吐いて]
……君に……否、君たちになしてほしい事については、後ほどお話しします。
部屋を用意してありますので、まずはそこでゆっくりと休みなさい。
[告げるのは、これまで対面した血脈たちへのものと同じく今は移動の疲れを取る事を優先しろ、という旨の言葉]
……事始まれば、寝台でゆっくり休む、などできなくなりますからね。
今の内にしっかりと休みなさい。
[その後にこう、付け加えたのは。
二つの世界の風、それが交差している感触を僅かなりとも感じたから……かもしれない。**]
へっ、体力絞り切られるなんて久々だぜ。
なんつーか……悪くない気分だ。
[今の部活動は、体力づくりと称した無茶苦茶はないけれども、だからこそついていけない自分は体力だけは持て余し気味になっていたから。
とはいえ、当分自力で動けそうにないことに、変わりはなかった]
[ 充分、と告げられた言葉>>37に、ほっと息を吐く。同時に、その覚悟を心に形と為してくれた出逢いに感謝の念が湧いた ]
あ、はい。ありがとうございます。
[ 今は休むように、と告げられれば>>38頷いて...付け加えられた言葉に、ごくりと喉を鳴らす ]
うわあ...やっぱり大変そうだなあ...
[ 神官長の前を辞し、ぽてぽてと宛てがわれた自分の個室を目指しながら、ふう、と息を吐く ]
『そうね、大変そう』
もう、セインはひとごとだと思って。
『あら、私たちにもひとごと、なんかじゃないわよ?フラクシヌスが滅びちゃったら私たちだって無事では済まないもの』
......やっぱり滅びるかどうかの瀬戸際、なんだね。
『わたしにも、わからないけど、そうかも』
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